昨日、仮申し込みしていたUR団地の内覧(部屋の下見)に行って来ました。仮申し込みしていた物件は、駅から徒歩約10分の団地9階にあります。昭和40年代後半に建てられた住宅公団(現・都市再生機構=UR)の団地を耐震補強しています。3.5畳のキッチンと6畳和室がセットの1DKで、家賃は月2万円台、共益費は3千円弱。三年間の期間限定で基本的に更新無しのURライト(定期借家)です。定期借家とは言え、このクラスの家賃で畳敷きの部屋やベランダもあるのは有り難いです。さすがは元・公団住宅。民間の賃貸物件ではまずあり得ません。
しかし、実際に私がメジャーで測った寸法と間取り図の寸法が余りにも違いすぎます。例えば、間取り図では23.5メートルとなっている和室6畳間の幅が、私が部屋内部で測ったら、約10.5メートルしかありませんでした(上図参照)。もちろん、私の方はメジャーで測ったと言っても、部屋の内部から適当にメジャーを当てて測っただけで、大工さんのように水準器を使って正確に計測した訳ではありません。また、外寸と内寸の違いによっても差が出ます。そういう事も考慮に入れれば、この程度の差は出て当然なのでしょうか?
以上、取りあえず気になった点を上げてみました。では、団地と部屋の内部を順に紹介して行きます。
まず、外観と1階駐輪場から。
エレベーターと廊下。1階に駐輪場があるものの、有料で収容台数も限られているので、多くの住民の方は、玄関前の廊下に自転車・バイクを置いておられるようです。
部屋の入口と玄関の土間。
ここで周辺環境についても少し書いておくと、駅の周囲には商店がパラパラとある程度で、商店街はありません。各駅停車しか停まらない駅なので、そんなものなのでしょう。少し離れた所にはスーパーもあるようですが。コンビニは駅前に一軒と団地に向かう途中に一軒あります。他に駅から団地の途中にあるのは、郵便局、整骨院、喫茶店、銭湯とコインランドリー、ホカ弁屋ぐらいです。幹線道路が団地までずっと続いているので、決して寂しい所ではないのですが、町全体に余り活気がありません。団地1階にもテナントが入っていますが、営業しているのは散髪屋、整骨院の2軒だけで、後の店はずっとシャッターが降りたままです。まあ、単身生活をまかなうだけなら、これだけ商店が揃っていれば、もうそれで十分ですが。
台所3.5畳の水周りと奥の和室6畳間。
水道・電気・ガスなどのライフラインは現在閉栓中なので、実際に入居してから、自分で業者に電話して開栓の手続きを進めなければなりません。最初のうちは、出来るだけUR定休日の水曜日以外の日をシフト休日にしてもらえるように、会社と交渉しなければならないかも。しかし、入居初日から、そんなに何もかも出来る訳がありません。では、入居初日の夜は、最悪、懐中電灯だけで夜を過ごさなければならないのでしょうか?何か出て来そうで怖いなw。
流しの下には引き出しと戸棚が、上にも戸棚があります。今はまだ何もないので広く感じましたが、キッチンの広さはたったの3.5畳。ここに冷蔵庫や洗濯機、電子レンジに炊飯器などを置いていくと、食事用のテーブル・椅子を置くスペースが果たしてあるだろうか?
浴室とトイレ。ユニットバスとセパレートのちょうど中間ぐらいの造りです。浴槽は思ったよりも広かった。
固定電話機と、洗濯機用の水道元栓と思しき配管。
和室と押入れ。
この家賃価格で畳敷きの和室が確保できるとは有り難い。やっぱり寝る時は和室の方がくつろげます。でも、ブログを書く事を考えたら、より机や椅子になじむ洋室の方が良いかも。
そのブログの時にお世話になるインターネットですが、部屋は9階なので、今までのプロバイダのように、電柱から光ファイバーの線を引く事は出来なくなります。しかし、サービスの悪いフレッツ光に今さら変える訳にも行きません。多分、インターネットの方は、ケーブルテレビ利用に落ち着くでしょう。
起きたら布団はたたんで部屋の隅っこに置いとこうと思っているので、押入れは特に必要ないかも。取りあえず押入れは、衣装ケースの物入れとして使用する事にしましょうか。
ベランダ。物干し場として使う為には、ベランダの床にこびりついた鳩の糞の跡を何とか消さねば。と言うか、そんな事は耐震補強工事の時に、ついでにやってもらえなかったのでしょうか?
内覧は30分程度で済ませてくれと言われていたので、調べられたのはここまでです。部屋の鍵を返した後も、本当は現地の案内センターで色々話を聞きたかったのですが、途中で急にオシッコがしたくなり(今はまだ閉栓中なので部屋のトイレは使えない)、もう話を聞くどころではありませんでした。