前回記事で紹介したレジ袋有料化反対署名の中で、趣意書(請願趣旨)の記述を一部改めました。下記がその趣意書の改訂版全文です。
7月1日からレジ袋が全面有料化され困っています。それまでゴミ袋に使っていたレジ袋が使えなくなりました。仕方なくゴミ袋を買いましたが、スーパーで売っているゴミ袋はどれも大容量。一人暮らしのワンルームには大き過ぎます。おかげで、捨てるのは数日おきとなり、その間ゴミは室内に滞留。不衛生極まりないです。
しかも、大容量のゴミ袋なので、室内に置けるのは精々1枚まで。これではゴミの分別も出来ません。以前なら、ストックしていたレジ袋で、ゴミの分別もある程度出来ました。しかし、今は卵の殻も、雑誌も、ペットボトルも、空缶も、鼻を噛んだ後のティッシュも全て大容量のゴミ袋の中にぶっ込みです。
その上、新たにレジ袋を買おうとすれば1枚に付き5円レジで余分に払わなければなりません。まさに消費税増税に勝るとも劣らない貧乏人虐めではないですか。
それでもプラスチックゴミ削減に結び付くなら、まだ諦めも付きます。しかし、紙製や布製のエコバッグなんかよりレジ袋の方がよっぽどエコである事を知り、ますますレジ袋有料化に反対せざるを得なくなりました。
(1)レジ袋(ポリ袋)は製油所の副産物(ポリエチレン)なので、廃棄するよりリサイクルで使う方がエコ。ダイオキシン等の有害物質も出さない。
(2)レジ袋はゴミ全体の1%未満、プラスチックゴミの僅か0.3%。
(3)レジ袋は紙袋より遥かにエコ。製造コストは紙袋の7割、輸送コストは7分の1、水使用量は25分の1。
(4)レジ袋は紙袋より嵩張らず、ゴミ袋等に再利用される。(以上、化学品メーカー清水化学工業のホームページより要約、上記写真参照)
一般庶民は皆、困っています。国民のリサイクル意欲を減退させ、貧乏人虐めでしかないレジ袋有料化なぞ、今すぐに中止して下さい。そして、もっと実効性のある、もっとまともな環境政策を行って下さい。