アフガン・イラク・北朝鮮と日本

黙って野垂れ死ぬな やられたらやり返せ 万国のプレカリアート団結せよ!

当ブログへようこそ

 アフガン・イラク戦争も金正日もNO!!搾取・抑圧のない世界を目指して、万国のプレカリアート団結せよ!

 これが、当ブログの主張です。
 詳しくは→こちらを参照の事。
 「プレカリアート」という言葉の意味は→こちらを参照。
 コメント・TB(トラックバック)については→こちらを参照。
 読んだ記事の中で気に入ったものがあれば→こちらをクリック。

コロナ禍2年目のお花見

2021年03月27日 15時59分08秒 | 身辺雑記・ちょいまじ鉄ネタ

今日は公休日で桜が見頃を迎えていたので、また近くの天王寺公園にお花見に行って来ました。但し、緊急事態宣言が解除されたとは言え、まだまだコロナが猛威を振るっていますので、短時間で密を避けながらのお花見となりましたが。

まずは、天王寺公園の横にある慶沢園(けいたくえん)の「逆さハルカス」の写真から。慶沢園は、元は住友財閥の邸宅内にある日本庭園でした。それを住友が大阪市に寄付して市設の庭園となりました。今では150円の入場料さえ払えば誰でも中に入る事が出来ます。最近は、近くの超高層ビル・あべのハルカスの姿が庭園の池に逆向きに映る「逆さハルカス」の撮影スポットとしても有名です。ここには今年の冬にも来た事がありますが、この時は風が強くて撮れませんでした。幸い今日は風も穏やかで、きれいに撮る事が出来ました。慶沢園の隣には洋風建築の大阪市立美術館が建っていて、桜が見頃を迎えていました。

庭園の池の周囲には散策路が整備されていて、小さな滝もあり、とても都会の中の庭園にいるとは思えません。周囲にはあずまや風の休憩所も2か所あり、そのうちの1つでは新婚さんと思しきカップルが記念撮影をしていました。池の周囲では写生している方の姿も大勢見かけました。

庭園の中にある長生庵という茶室も、以前来た時には平日で閉まっていましたが、今日は週末という事で、伝統工芸作家による和風のアクセサリーや着物、陶器の展示会が開催されていました。

この後、慶沢園を出て、隣の茶臼山古戦場に移動しました。茶臼山は標高26メートルの低山です。その成り立ちについては実は今もよく分かっていません。以前は古墳の跡だと言われていましたが、今では奈良時代に和気清麻呂が排水路を整備しようとして失敗し、工事を放棄した後に出来た山だという説が有力です。当時の大阪平野は、上町台地以外は辺り一面、低湿地でした。山の前にある河底池(かわぞこいけ、通称・ちゃぶ池)も、その時の排水路の名残だと言われ、池にかかる赤い橋には和気橋という名が付けられています。

ここは戦国時代の古戦場跡としても有名です。1614年の大阪冬の陣では徳川家康が、翌年の夏の陣では真田幸村がここに陣を構えました。山頂には大坂の陣や真田幸村の武勲を称える解説板が設置されています。河底池の噴水の周囲も桜が見頃を迎えていました。ここからは、あべのハルカスだけでなく通天閣も望む事が出来ます。あべのハルカスも通天閣も、ともすれば大都会の真ん中にある繁華街の象徴のように思われて来ましたが、そのすぐ近くには、こんなにも自然の風景がまだ残っているのです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする