アフガン・イラク・北朝鮮と日本

黙って野垂れ死ぬな やられたらやり返せ 万国のプレカリアート団結せよ!

保健所の増員求めるネット署名の紹介

2020年12月15日 17時50分17秒 | 新型コロナ・アベノマスク

ブログで呼びかけるのが遅くなってしまいましたが、下記ネット署名の拡散・協力をお願いします。

1997年の保健所法改悪で全国の保健所数はほぼ半減。大阪府の保健所数も52からわずか18に。大阪府知事の吉村が鳴り物入りで宣伝している「大阪コロナ重症センター」も、病院職員の増員・待遇改善なしに他の病院から人を引っこ抜きプレハブ病棟にかき集めただけ。

GO TOに回す金があるなら保健所・病院職員の増員に回せ!今まで散々、保健所や公立病院の統廃合を強行しておきながら、今頃になって通天閣の赤信号点灯や雨ガッパ集め、イソジン・ワクチン宣伝なんかの「やってる感演出」で誤魔化すな!自民も維新も、医療崩壊招いた責任をちゃんと取れ!

 

地域住民の命と健康を守りたい!保健師、保健所職員を増やしてください。

発信者:大阪府関係職員労働組合 宛先:大阪府知事 吉村洋文 、1人の別の宛先

「コロナ感染で軽症と診断され、自宅療養中の方々のサポートをしていますが、症状が急変する方も後を絶たず、救急車を呼び、何軒もの病院に直接連絡し、ベッドが確保できるまで何時間もかかります。真夜中にタクシーで帰宅し、明け方に緊急の電話でたたき起こされることも。身も心も休まりません。」

「残業と休日出勤が続くうちに、子どもが学校へ行かなくなっていました。わが子のことも心配だけど、過労死ラインを超えて働き続けている同僚を助けなければと思うと、家庭は二の次にならざるを得ません。」

これらは、コロナ禍の中で「地域住民の命と健康を危機から守る」という保健所に課せられた使命を果たそうと、必死に踏ん張っている保健師と保健所職員から寄せられた声です。

私たちの一番の願いは、保健師と保健所職員を増やしてほしいということです。国や府の方針に従って、保健所も保健師も職員も減らされ続け、専門性を有する保健師が圧倒的に不足し、保健所を必要とする人に十分に寄り添う時間が取れないことに心を痛めることもしばしばあります。計画的な採用によって、これまで培ってきた専門性が継承されれば、これからも地域住民の命と健康を守る力を発揮し続けることができます。

私たちは長い間、声をあげることができませんでした。声をあげても届かないとあきらめていました。「公務員は優遇されている」「公務員を減らしたほうがいい」という声に躊躇していたのかもしれません。しかし、コロナ禍の中、私たちが声をあげなかったことで、救える命が救えなかったり、余計な苦しみや困難を与えることにつながってしまったのではないか…そんな思いが後悔とともにこみ上げてきます。

私たちは、この先もずっと、保健所が大阪府の地域住民の命と健康を守る拠点となるように、保健師の計画的な採用と増員、職員数の増を求めます。また、同時にこれまで都道府県の保健所機能の低下を進めてきた国に対し、保健所の機能強化を行うよう求めます。

保健所の仕事は、新型コロナウイルスをはじめとする感染症対策だけではありません。心の健康を支える精神保健福祉業務(自殺の予防など)、医療体制の向上、食品や医薬品の管理監督など、当たり前の生活を支えるのが仕事です。しかし、コロナ禍の今、その「当たり前」を維持することが困難となっています。

新型感染症はもちろんのこと、公害や薬害、医療機関のトラブル、放射線事故、自然災害など、あらゆる場面で私たちの健康は危機に晒される可能性があります。この危機を乗り越えるためには、人手も専門的な能力や経験も予算も必要です。保健所の危機は地域の健康の危機です。地域に住む人々の現在と将来の健康を守るという保健所の役割を果たすために、あなたの力を貸してください。

【私たちの求めること】

・大阪府職員の定数を増やし、保健師の計画的な採用と増員、保健所職員の定数増を求めます。
・都道府県の保健所の数と機能を強化するための施策を求めます。

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