西成区釜ヶ崎(あいりん地区)から住之江区への転居については一旦キャンセルします。
当初考えていた住之江区の1Rへの転居ですが、初期費用の安さの裏に2年縛り(最低2年間居住しなければ家賃数ヶ月分の違約金徴収)や不当請求(退去時に経年劣化も賃借人の不注意とされ賠償請求される)の可能性がある事が分かりました。
他にも、駅近の割には変に家賃が安かったり、初期費用の安さやキャッシュバックなどで顧客を釣る物件については、事故物件の可能性や、ヤクザ・隣人とのトラブルが潜んでいる事が多々あります。住之江の当該物件についても、その可能性が出てきました。
今のホテルなら、もしその様なトラブルに見舞われても、部屋替え等で比較的容易に対応できますが、2年縛りの物件で賃貸契約を結んでしまったら、その間、嫌でもトラブルと向き合わなければならなくなります。
それ以外にも、もし私が病気などで入院しなければならなくなっても空家賃を払わされるリスクや、転居に伴うランニングコスト上昇、あいりん地区の物価の安さや交通の便を考えると、たとえ隣人との騒音トラブルがあったとしても、あいりん地区から転出しない方が得策との結論に至りました。
その為、先程、不動産業者に当該賃貸契約の解除を通告しました。まだ正式に契約書を交わしていない今なら、まだ間に合いますので。
隣人との騒音トラブルについては、同じ地区内での系列ホテルへの転居で対応しようと思います。その方が通勤最寄駅(地下鉄動物園前駅)や行きつけの弁当屋にも近いので。
この転居見直しを強く私に勧めたのは、昨日9月22日に治療に訪れた先の鍼灸師さんです。その鍼灸師さんには、不動産業者の患者さんも多い為、業界の裏情報も数多く集まります。
当初考えていた住之江区の1Rへの転居ですが、初期費用の安さの裏に2年縛り(最低2年間居住しなければ家賃数ヶ月分の違約金徴収)や不当請求(退去時に経年劣化も賃借人の不注意とされ賠償請求される)の可能性がある事が分かりました。
他にも、駅近の割には変に家賃が安かったり、初期費用の安さやキャッシュバックなどで顧客を釣る物件については、事故物件の可能性や、ヤクザ・隣人とのトラブルが潜んでいる事が多々あります。住之江の当該物件についても、その可能性が出てきました。
今のホテルなら、もしその様なトラブルに見舞われても、部屋替え等で比較的容易に対応できますが、2年縛りの物件で賃貸契約を結んでしまったら、その間、嫌でもトラブルと向き合わなければならなくなります。
それ以外にも、もし私が病気などで入院しなければならなくなっても空家賃を払わされるリスクや、転居に伴うランニングコスト上昇、あいりん地区の物価の安さや交通の便を考えると、たとえ隣人との騒音トラブルがあったとしても、あいりん地区から転出しない方が得策との結論に至りました。
その為、先程、不動産業者に当該賃貸契約の解除を通告しました。まだ正式に契約書を交わしていない今なら、まだ間に合いますので。
隣人との騒音トラブルについては、同じ地区内での系列ホテルへの転居で対応しようと思います。その方が通勤最寄駅(地下鉄動物園前駅)や行きつけの弁当屋にも近いので。
この転居見直しを強く私に勧めたのは、昨日9月22日に治療に訪れた先の鍼灸師さんです。その鍼灸師さんには、不動産業者の患者さんも多い為、業界の裏情報も数多く集まります。
その鍼灸師さん曰く、格安の賃貸物件が集中する地域は限られています。大阪市内で言えば、日本橋や昭和町、住之江などです。それらの地域は、いずれも難波や天王寺の繁華街に隣接しています。住之江も、南海本線の沿線で只の下町のイメージが強いですが、海側に下れば住之江競艇場があります。いずれも、繁華街や賭博の掠りで生きているヤクザの集住地域です。
ヤクザの集住地域に格安の賃貸物件が集中し、駅近とは思えない低家賃や初期費用割引、入居祝い金名目でのキャッシュバック支給で、不動産屋が賃貸契約を結ばせようとするのは、ヤクザとのトラブルで退去する人が後を絶たないからです。
それに対して、あいりん地区は、根っからのヤクザは兎も角、一般の日雇い労働者や野宿者については、たまたま落ちぶれて心が荒んでいるだけで、根っからの悪人はいない。多少ガラは悪くとも、ヤクザと比べたらはるかにマシだそうです。
それは、私も、あいりん地区に住んで感じます。私も住んでみて初めて分かったのですが、意外と住みやすいのです。それは、物価の安さや交通の便の良さだけに因る物ではありません。他の大阪の下町に賃貸物件の下見に行った時に感じた場末感、疎外感(裏寂れた陰鬱な感じ)を、あいりん地区では感じなくて済むのです。
その理由の一つは、外国人観光客の存在が、あいりん地区に華を添えている事があるでしょう。もう一つは、住民全員が貧しい為に、皆んな貧乏を恥じていないのです。生活保護バッシングなんて、この地域にはありません。バッシングしようものなら、逆に住民の総反撃に遭います。それに加え、地元の労働団体、野宿者支援団体によるサポートもあります。だから、一見ガラは悪くとも、本当は差別とは無縁の街なので住みやすいのです。
確かに、初期費用ゼロの元ドヤ住まいで、入居審査も無く住み続けている人も多いので、メンヘラ(精神的に不安定な人)に遭遇する確率は他地域よりは高いかも知れません。しかし、そんな人も、住民全体からすれば、ごく僅かです。もし運悪く、そんな人と巡り合わす羽目になっても、あいりん地区なら「ドヤ」の部屋替えだけで対応できます。2年縛りで賃貸契約を解除できない格安物件よりも、はるかにリスクは少ないです。
しかも、他地域の格安物件では、契約の2年縛りがある為に、もし私が将来、病気や怪我で長期入院しなければならない羽目になっても、2年間は空家賃を負担し続けなければならないのです。
それに、格安と言っても、家賃に含まれるのは精々、水道代だけで、電気代・ガス代は自分で負担しなければなりません。物価も、あいりん地区よりは高いです。これでは確実に足が出ます。あいりん地区に住んでいる今でさえも、貯金を食い潰しているのに、これでは生活して行ける訳がありません。
そういう諸般の事情を考慮して、今回はあいりん地区からの転出を見送る事にしました。
釜ヶ崎夏祭りで買った、このTシャツ。表には釜ヶ崎の昔の活動家の遺した言葉「黙って野垂れ死ぬな やられたらやり返せ」、裏には「釜ヶ崎解放」の文字。赤・黒の2色でS・M・Lの3サイズあり、いずれも2千円で売っていました。着心地が良く、洗っても縮まないのが魅力。
このTシャツを着て共同浴場に行っても、必ず1回は声を掛けられます。他の下町では、こんな事絶対に無いでしょう。このフレンドリーな所も、あいりん地区の魅力なのです。
あいりん地区の住民は、よそ者には他地区以上に警戒心を露わにしますが、一旦打ち解けたら、簡単にフレンドリーになります。世間が長期の休みに入る盆・暮れの時期にも、ここでは夏祭りや越冬祭り等のイベントが目白押しで、全然退屈しません。見廻りや炊き出しもあり、炊き出しでは具沢山のカレーや餅も振舞われます。カレーは、野宿者の人はタダで食べれて、それ以外の一般人も100円で食べられます。硬貨以外に、「釜マネー」と称するアルミ缶も通用します。(アルミ缶1kg?=100カマー=100円)
ここでは、生活保護バッシングや、障がい者バッシング等の弱い者イジメや差別もないので、貧乏人や生活弱者も、疎外感を味合わずに生活できます。それが釜ヶ崎の魅力です。
鈴木さん、コメント有難う。取り敢えず、今回はそういう事で、あいりん地区内にある同じ系列のホテルへの部屋替えで対応します。今度は冷蔵庫付きの部屋を紹介してくれと、既にフロントにもお願い済です。それでまた万一、同種のトラブルに遭遇したら、その時はその時で考えます。