もの皆上がる今日この頃、ヨーカドーからコスパの優れたワンコインワインが発売された。グラン・アンデスのプライベートブランドで赤がカベルネソーヴィニヨン、ピノノワール、シラー、白がシャルドネ、ソーヴィニヨンブランのラインアップでその真剣さが判る。
チリのセントラルバレー産だ。「チリ・セントラルヴァレーは、日中は南米の太陽がさんさんと降りそそぎ、夜はアンデス山脈と太平洋から冷たい空気が流れ込む為、寒暖差が大きく、凝縮感のある果実味豊かなブドウを産出することで有名です」ということでセントラルバレーは多種の葡萄が栽培されてる広大な産地で、以前にコノスル18を取り上げた。
ヨーカドーのプライベートブランドではカリフォルニアのヨセミテロードがある。600円台で赤はカベルネソーヴィニヨン、白はシャルドネと800円台のスパークリングだった。これを更に下回る500円台でしかも種類を増やした。
とりあえず、カベルネソーヴィニヨンとシャルドネを試してみた。
カベルネはカシスやブラックチェリーのアロマがあり、辛口で味もきちんとし、バランスが取れている。ディリーワインとしてワンコインで買えるとは驚きのコスパだ。日常飲んでいる800円台のイエローテールカベルネと較べても遜色なし。手摘みし、オーク樽で熟成するチリワインの面目躍如だ。
シャルドネはフルーティで、辛口としているがヨセミテロードのシャルドネと較べるとやや甘いぐらいで味はこれまた遜色なし。いずれも年金生活者には有り難い。メルシャンと組んでいるようだが企業努力の見本だ。ちまたでは某食品大メーカーが便乗値上げをしていると噂されているがこのインフレ下で経営者の姿勢が判ってくる。