行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

柳瀬首相秘書官の疑惑を深める答弁

2018-05-11 23:13:37 | 政治
柳瀬元首相秘書官参考人国会での答弁、予想どおりの内容で、加計学園とは3回会ったが、全て自分の判断で首相には何も話してない。首相からの指示もない。当に官邸の思惑どおり、自民党はこれでお終いにと言っている。証人喚問だと首相とのやりとりで嘘はつけないのでどうしても参考人招致でなければならなかったということが見え見えだった。
 
愛媛県の職員とのやりとりで「首相案件」という焦点の表現も否定するだけでなく、会合そのものや、名刺交換も些事で記憶が定かではないとぼやかした態度は愛媛県知事を怒らせた。首相秘書官と官邸で会うということは県の職員にとって通常ではあり得ないことで、緊張し、秘書官の言葉を一字一句漏らすまいとメモを取った様子が目に浮かぶ。
 
国会質疑の中で首相秘書官の経験のある江田氏の指摘、「秘書官は首相と一体で柳瀬元秘書官の首相には報告してないという答弁はあり得ない」も疑惑を深めさせた。
加計学園理事長との関係では首相と一緒にバーベキューしたり、ゴルフをしたことが明らかになり、三者間の親密度の深さがわかった。私のような老いぼれにも改めて加計学園獣医学部設置疑惑が深まったことが判る。
 
今後柳瀬元秘書官、加計学園理事長、愛媛県知事の証人喚問が必要だ。
 
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