7歳の小学生を襲った悲劇、安全という国で繰り返されている。これを防ぐため見守り活動が行われているが、限界があることを再認識した事件だ。防ぐためにはスクールバスの導入が必要だ。
スクールバスというと米国の黄色いバスを思い出す。1970年代グアム・サイパンへクルーズ船を仕立て、年始年末に観光した。当時サイパンには観光バスは少なく、黄色いスクールバスをチャーターし、ガイドも先生だった。黄色いスクールバスに気は止めなかったが子供の安全を考えてのことだと今更ながら思い出した。
何年か前、バンコックに旅行したとき、小学校の前で車やバイクがあふれているので聞いたところ、子供の送り迎えは親の責任と言われた。その後、欧州でも小学生の送り迎えを大人が引き連れているのを見かけた。送り迎えをしないのは日本ぐらいで、安全神話がまかり通っている。
先ずは低学年からでも通学はバスか、大人が引率する集団登校か対策を早急に取ることが必要だ。もう悲劇は見たくない。