行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

雪に弱いJR

2010-02-02 18:24:40 | Weblog
2月に入り雪が降ったといっても、ここ多摩地方ではせいぜい5センチくらい。それなのに昨日は中央線一時ストップ、本日も青梅線が一時ストップ・・・いずれも架線事故とのこと、先日はJR東海新幹線が架線事故で大騒ぎ、私は都心に出るのに回り道でも私鉄を利用しだした。

いずれも初歩的なミスとかメンテナンスが悪いか、雪対策がお粗末かといった恥ずかしいことが原因のようだ。
新幹線の場合はボルトの閉め忘れで嘲笑を買っているが大事故につながるケースだけに乗っていた人はせすじが寒くなるだろう。JR東とか東海はここのところ大事故がないので油断しているとしか思えない。

多摩地方は私が子供の頃、30センチぐらい積もることがあったが、電車がストップすることはなかった。雪の夜は徹夜でメンテナンスをやっていた記憶がある。

最近は車両も、システムも電子化し、けっこう信号機のトラブルや車両故障もある。いずれも人災で日頃のメンテナンスがしっかりして無いせいだ。多少のトラブルは仕方ないと思うことが大事故につながる。

迷惑な雪だが雪景色はすばらしい。本日朝、電車の遅れをものともせず昭和記念公園に足を運んだ。雪の造形はひと味違う。曇っていて墨絵のようだった。

  
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1 コメント

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やはり人間の質力ですね (ガゼータ)
2010-02-03 17:10:37
どんなに科学技術が進んでも安全や心の問題を救い守るのは、人間の力で決まるのでしょう。そう思います。
昔小田急線を利用していた頃、小雪が散らつきだすと、夜通し線路の下を温めていました。残業帰りにチロチロと赤い炎がたくさんゆれているのを見て妙に感激して、現場の人に心の中でがんばれとつぶやいたものです。
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