週末を原村で

非日常性のユッタリした時の流れを信州は原村で。音楽を聴きながら星を眺め!最近は海外の旅の記事もアップします。

§ 私の中で自然とは(砂漠編)

2017年09月27日 20時55分20秒 | たわごと(少し硬派に振って)
先日の自然に関する問いかけした命題の自分自身の考える自然の中での砂漠編です。
天邪鬼の偏屈者の意見である事を認識の上、読むもよしと言うことで。

自然と聞くと緑多き地を想い浮かべます。
木々が生い茂り、清らかな水が流れる小川が有れば自然豊かな地なのでしょうか

反対に砂と少しの灌木が細々と茂る不毛の地は自然ではないのでしょうか。
そんな地球の自然の多様性を思い今回は、対極にあると思われる砂漠編です。
本来的に自然の対極は人工的ですが、緑も無く水も無い生産性のない不毛の地で思い浮かぶ砂漠です。

私達が住むこの惑星である地球は嬉しい事に回転軸が23.5度程傾いて自転しています。
それと太陽の周りを公転しています。
その為、太陽は傾きと同じ北緯&南緯23.5度までしか頭上に来ません。
24時間で太陽に向ける面も変えて、温暖で一部分が極端に高温にも低温にもならずにすんでいます。
それでも赤道直下は太陽からの輻射熱は多くなります。
赤道付近で大気が熱せられて上空へ。
上昇した大気はどこかで下降してきます。
大気の対流です。
これも地球の素晴らしい自然現象の大気循環です。

大気(空気)が熱せられて上昇すれば温度は低下していき雲を造り雨を降らせます。
反対に大気が下降すれば温度は上昇して空気は乾燥します。
その為に地球上は砂漠地帯が生じます。
その場所が中緯度高圧帯なのです。
でも、同じ中緯度高圧帯でも標高も異なり地形も異なりますから単純ではありません。
偏西風の影響も、貿易風の影響を受け且つ、山脈などの影響が大気の流れにも雨量も影響を与えます。
地球は凸凹だらけの地表をしているから、同じ中緯度高圧帯でも一律に砂漠にならずに変化の多い地形になている。
それば生物の多様性にも貢献しているのである。

砂漠は一見すると、本来不毛の地にの様ですが、自然豊かな地だと思うのです。
豊は動植物が豊かと言う意味ではありません。
人間の手が入らない本来の地球の姿だと言う意味です。
砂漠も自然だと思う私は異端児でしょうか。


モロッコにお邪魔した時、サハラ砂漠の端のメルズーガ大砂丘に4WDに乗りその後はラクダの背に揺られて行きました。


コメント
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