映画版 銭形平次

大川橋蔵の『銭形平次』と言えば、昭和４１年（1966年）から18年間フジTV系列で放映され、18年間・888回は
一時間番組としては、ギネスブックにも記載される程の大人気番組でした。
橋蔵の弟分と自他共に認める、舟木一夫もTVには数回ゲスト出演しておりますね。

かねがねこのDVDがあったら良いなあと思っていたら、「㈱デアゴスティーニ・ジャパン」という会社が、
『東映時代劇DVDコレクション」と銘打って、2009年1月から隔週で発売してました。
ただ いつどの作品がいつ発売されるかが、出版元に確認しても判らず、同社のHP上でチェックしながらヤキモキしてました。

昭和30年代～40年代初めの、東映時代劇と言えば、映画の黄金時代で、作品も夥しいほどありまして、
主役クラスでも、片岡知恵蔵、月形龍之介、市川歌右衛門、大友柳太郎、東千代乃介、中村錦之助、
近衛十四郎、里見浩太郎、大川橋蔵など多士済々、いつになったら『銭形平次』の出番になるのか手がかりがありませんでした。

やっと6月22日に発売と解り、ようやく購入する事が出来ました。
映画はTV放送が始まった翌年の、昭和42年の作品で、舟木一夫も、平次の危機を救う謎の美剣士役で、ゲスト出演しております。
東映時代劇全盛期に、歌手で出演してたのは、美空ひばりと舟木一夫くらいではないでしょうかね。（ひばりは主演もしております。）
舟木も他に東映では、藤純子との共演で、『一心太助江戸っ子祭り』にも主演してますね。

平次と言えば、恋女房のお静が有名で、TVでも八千草薫、香山美子が演じていますが、
この映画では平次は独身で、しかも最初は目明し（岡っ引き）ではなく、鳶職人であります。
平次の親父さんも目明しで、平次は父親に反抗して跡を継がなかったのですが、
幼い頃から父親に捜査の手ほどきを受け、あの投げ銭も父親から教わったのだとか…。

主な出演者は、鳶の親方に河野秋武、その娘で後に平次の妻となるお静に水野久美、
平次の上司の与力に大友柳太郎、平次の幼馴染で今回の下手人の１人に小池朝雄、
子分の八五郎に大辻伺郎、三輪 （みのわ） の万七親分はTVと同じ遠藤辰雄、
そして平次の危機を２度にわたって救う謎の美剣士　（実は与力大友柳太郎の甥で密偵）　に我らが舟木一夫であります。
さすが東映の時代劇、作りも丁寧で面白いですよ。オールスターキャストの『忠臣蔵』や『新撰組』も欲しくなっちゃいました。

6月25日(金)のつぶやき

23:45 from web
Wカップ、南米勢とアジアの日本・韓国が大健闘ですね。岡田監督も選手も、対デンマーク戦に勝つ事に必死で、韓国の事など考えてる余裕は無かったと思うが、ファンとしては、韓国より長く南アフリカに留まって居て欲しいと思っていたので、少しホッとしています。
by yoidoreotoko on Twitter