自分史 物怖じしない国際人を育てるヒント集

近現代史に触れつつ自分の生涯を追体験的に語ることによって環境、体験、教育がいかに一個人の自己形成に影響したか跡付ける。

東日本大震災/原発大事故/放射能汚染情報

2011-03-28 | 子育て

このブログは子育てに関わっている、あるいは子育てにこれから関わる人をメインターゲットとしている。
原発大事故シリーズは、体験は知識に優る、というスタンスを後ろに下げて知識を全面に押し出したい。
今は応急手当てが求められている。生き方、考え方ではない。
私も大勢のサッカー部員の安全を預かる立場から広く原発に関する情報を集め整理しなければならない。
今回からは今日までに蒐めた情報をお届けしたい。
まず情報処理術から・・・。
主な情報源はTV,新聞であろう。
ただこれはメディアが原発タブーに屈して来たことを割り引かねばならない。
タブーに触れるゲストは敬遠され言動は消される。
次に当事者東電の発表は、発表したいことだけを発表して、人々が求める情報は、調査、発表を怠るか、隠蔽している。
3月24日に原発内現場で被曝した「協力」会社の従業員は安全管理外に放置され、その所属会社名はプライバシーを理由に隠蔽された。
重大発表のたびにTVに出て来る原子力安全・保安院は2001年に新設された。
下記の理由で信用が置けない。
それまで総理府のもとに原子力委員会(推進部)と原子力安全委員会(規制部)があった。
御用機関でもじゃまだということで経産省のもとに安全・保安院を設置した。
安全・保安院が実態である。
名称にだまされてはいけない。
原発施設認可権を握る経産省の機関つまり推進派の奥の院はここだ。
このとき親友Mをはじめ多くの原子力科学者が原子力安全委員会の弱体化を心配し内閣府による安全管理の一元化を求める提言書に署名したが無駄だった。
案の定安全規制は緩められ今日に至った。
ではより信頼度の高い情報をどこにもとめるか?
推進派がTVで流す圧倒的な情報を参考にしながらWEBサイトで検索するほかないであろう。
そこにはタブーに挑んだ異端専門家のリアルな発言がいくつも出ている。
武田邦彦 http://takedanet.com 
小出裕章http://hiroakikoide.wordpress.com
今中哲ニ http://www.youtube.com/watch?v=9U1FKpWiVmg
広河隆一http://sumisumirinjin.blogspot.com/2011/05/blog-post_15.html  
私は小林圭二の講演を23日に聴いて来た。
大阪府の辺境熊取に京大実験原子炉がある。
小林たちは万年助手の肩書きのため俗に熊取六人衆と呼ばれている。
後日かれが推進派名誉教授と対談した記事を参考のために追加する。
http://blog.goo.ne.jp/humon007/e/c2b0e642644c3a6fb13cf4beda9ca27a