goo blog サービス終了のお知らせ 

アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

ピアノトリオ体験会のbefore/after

2025年04月25日 | ピアノ
ピアノトリオ体験会の録音を聞き直しました。

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←チェロが入るとぐぐっと厚みが出て幸せ感マシマシ

レッスン(40分)の中で、最初に通した一回と最後に通した一回を切り出してみました。

レッスン最初(繰り返しあり)

レッスン最後(時間の関係で繰り返しなし)

聞き比べてみると、最初のほうのもそんな極端にやらかしてるわけじゃないので地味な違いではありますが、最後のほうのがやっぱりよく合っている…よく聴いている感じになっているかなと思います。

ヴァイオリン、チェロの先生方も遠慮せずノリノリで弾いていますね。チェロがぐいぐい来るときの響きの豊かさがたまらない

レッスン中いわれたことも改めて聞き直してみたところ

・音のバランス、全体的にはよいが、冒頭の刻みはもっと「イメージでいうと空気にちょっと色をつける程度で、弦は聞こえてはいたけどもっとニュアンスまで聞こえるくらいに どういうビブラートしてくれてるのかなとか」程度に抑えて

言われた直後に部分的に弾いたときはわりとそう弾けていたのですが、後半についてごちゃごちゃやって、最後に通すときには最初のことがふっとんでましたね。だいたい「てんぱる」と、小さくきれいに弾くのは難しいって話でもありますが。

・(チェロの先生のコメント) 「ピアノがちゃららーらららーってやるとどっちかっていうと私たち海の底にいる感じがしちゃってせめて海の上を自分の力で漕いでいくみたいな」「ピアノの音量ってこんな感じ? もっとわーっといくんじゃなく? 内向的な感じでいいの?」

海の上とかちょっと抽象的すぎてよくわかんない(^^;; ピアノの先生が助け船出していや今の感じでよかったんじゃない? 気にしないでとかいってくれていましたが、チェロからするともっとピアノが盛り上げるところはぐわっときてほしいと思っていたみたいです。

しかしこういう曲ですので「ちゃららーらららー」とかはお互いでしゃばるくらいでいいのかもしれませんね。なので最後の通しのときは押し出し強めで行っています。


この曲は「ちゃららーらららー」いっぱい出てくる↑

逆にチェロがぐいぐい来たときの気持ちよさはハンパないですね。

実り多い体験会でした。いつか本番会もやってくれる、らしい。あるいは自分で企画しよう。

にほんブログ村 ピアノ  ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 その他日記ブログ 50代女性日記 ←こちらも参加しています


「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)


「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自分の伴奏に不満がありつつバイオリン

2025年04月24日 | ピアノ
「新しいバイオリン教本2」にあるコレッリのガボットを弾こうと思ったのですが

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←伴奏の達人への道のりは遠い

伴奏が意外と弾きにくい、そのうえダサい(練習してまで弾く気にならない)

やたらオクターブあって音多くて和音の連続なんです。
それで、音減らしちゃおって思って楽譜コピーにバツバツつけていったのですが、消す音多すぎて見た目がぐちゃぐちゃでわけわかんなくなって
仕方なく、清書しました。



まぁ、たまには楽譜書くソフト(MuseScore)使わないと、使い方忘れるし
ちゃかぽこ…(入力中)

2ページ分の楽譜、すぐできました。いやーこういうの気軽にできるようになったのいいわ

それで、作り立てほやほやの楽譜みて伴奏録音(録画)しようとしたのですが、なんかまだ弾きにくいわ…改善の余地ありそう…

何度か失敗ののち、なんとかかんとか撮り終えてYouTubeアップ
それに合わせてバイオリンを録画。

すると…合わせにくい…

テンポキープできてない。それは、比較的速い(といっても八分音符だけど)のところにきて、あれ? 私このテンポでバイオリン弾けないかも、って迷いが生じてちょっとゆっくりしちゃったところなんだけど、そんな微妙な余計な忖度されても合わせにくいだけなんだわ。

それと、最後rit. するの忘れた。

楽譜入力は、最低限音符だけ入れたのでrit. とかそういうの写し忘れた。写し忘れたら、やるのも忘れた(笑)

いろいろ言いたいことはあるがなんとか一人二役録音できました。

【一人二役】コレッリ/ガボット

一人二役アンサンブルも、アンサンブルのひとつには違いないけど、一方通行であって伴奏側が受け取るものがないのでちょっとつまらないかも。いったんこれ(ピアノを先に録画)をやってみたあと、バイオリンを先に弾いて録画して、それに合わせて伴奏をしたらちょっとよくなるかなぁ?

あと、編曲というほどでもないけど伴奏楽譜の手直しをなんかうまいことやるっていうのを誰かに習いたいなぁ。何がわかればわかったことになるんだろう?

--------
松任谷由実=清塚信也/春よ、来い(ピアノソロ)
2025年4月18日@スイングホール

にほんブログ村 ピアノ  ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 その他日記ブログ 50代女性日記 ←こちらも参加しています


「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)


「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゆっくり練習!? けん玉で??

2025年04月22日 | ピアノ
ピアノ弾きの方はみなさん、弾けないところを取り出してゆっくり練習とかされるでしょうけど

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←この手があったか! って感じ

ゆっくりにすることで頭の回転が追いついて、こうしてこうしてこうよ、という「あるべき動き」がわかり、
理解すればわりとすぐ速くしても弾ける場合もあれば、
わかったけれどめっちゃ忙しいので徐々に徐々にテンポを上げていかないと無理、ということもあるわけです。

ピアノであれば当然、ゆっくり練習をすること自体は可能なんですけど
フルート(息を使う楽器)とかバイオリン(弓を使う楽器)とかの場合、あまり遅くすると同じことができない…息できなくて死ぬとかありますのでピアノほど自由にゆっくり練習できないことはあるかもしれません。

ところで先日「沼にハマってきいてみた」の「けん玉沼」の回を見ていたところ、びっくりしたのが「けん玉」のゆっくり練習です。

けん玉はなにしろ、玉が重力定数に支配されて動いてしまうので、人間の都合でゆっくりすることができません。うまい人の技を見ると目にも止まらぬ速さで、何をやってるのかさっぱりわからん…ごめんちょっとゆっくりやってみせて、といわれたって困りますね。

それが、バーチャルリアリティーを使ってなんと「ゆっくり練習」ができるシステムを作っちゃった、という話なんですよ

けん玉できた!VR
このサイトに貼ってある動画、3分ちょいですごくおもしろいのでぜひご覧になってください。

ゆっくりからだんだんテンポアップしていくと、今までできなかった技が短時間でマスターできちゃう(大半の人が)

これだけを取り上げると、まぁピアノのメトロノーム練習的なものかなと思いますが、
もう一つおもしろいのは、その技ができている人の動作をVR空間に取り込んでいるところです。

つまり、現実にはできない「ゆっくりやってみせる」が実現されているということ、
そしてそれだけでなく、
いったんやってもらってVR空間に取り込んでしまえば、学習者は遠慮なく何回でも動きを再生できますし、
好きな角度から観察することもできて、
さらには自分とお手本を重ねることもできてしまう(!)



ピアノの場合、レッスン内で先生に「ゆっくり弾いてみせてもらう」ってことはありますが、
それをおうちに持ち帰って何度もそれと自分を重ねて練習できてしまう(テンポ設定自在で)というのはいいかもしれません。

ピアノよりむしろ、初心者のバイオリンの上達とかによさそうな気もする。弓の角度や動かす幅とか、自分視点でお手本が見えたら捗るんじゃないでしょうか。
にほんブログ村 ピアノ  ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 その他日記ブログ 50代女性日記 ←こちらも参加しています


「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)


「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ピアノトリオ体験会 弦の響きに包まれて

2025年04月20日 | ピアノ
今日は「ピアノトリオ体験会」というイベントというかレッスン会に行ってきました。

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←弦の響きってやっぱり幸せ

自分がピアノを弾くわけですが、バイオリンとチェロのパートにはプロを据えて、盤石のアンサンブルです。

これまで、プロにお願いしてピアノトリオを弾いてみたことはあるのですが(メントリ二楽章)、
今日はそこにさらに、ピアニストもついてアドバイスしてくれるというわけです。なんとゴージャス。

私がお願いした曲は
ラフマニノフ/ヴォカリーズOp. 34 No. 14 (Arr. J. Conus for Piano Trio)
です。Conusさんがどんな人か知らないんですけどわりと最近の人らしいです。つまりラフマニノフ自身のアレンジではないんですけど、でも聞いてみて弾いてみた感じでいうと、音の厚み、重なりがとてもラフマニノフっぽいというか、納得の編曲です。要するに難しいんですが(o_o)

難しいことは最初からわかっていたのですが、それでもまぁゆっくりの曲だからなんとかなるんじゃない? ってことで(そりゃまあメントリ一楽章よりは)、この曲に決めて練習を始めたのですが、途中何回か「モーツァルトのほうがよかったか?」と頭をよぎり(^^;;

モーツァルトのピアノトリオ第一番一楽章って聞いたことありますか? 私は知らなかったのですが、聞いてみてそこまでそそられなかったのと、なにしろモーツァルトをぱりっとかっこよく弾くのってそれはそれでずいぶんハードルが高いじゃないですか。それで腰が引けたというのはあるのですが、それでもラフマに比べればずいぶんわかりやすかった(弾きやすいとはいってない)。

ラフマは練習してもしてもなかなか通るようにならなかったのですが、おゆき先生レッスンで指使いや音減らしの相談に乗ってもらい、中川先生レッスンで合わせの経験を積んでようやくギリなんとかなりそうな状態で当日を迎えることができて…

最初とおして弾いたときはまぁミスもありましたけど音楽を止めることなく、わりと無事にアンサンブルできました。

先生も「おぉいいじゃないの」という感じでレッスン始まりましたが、「せっかくだからもっとテンポ揺らしたりとかラフマニノフっぽくしてみたいですか?」と聞かれてハードモードにのってみることに(笑)

音量でももっとめりはりをつけるということでそのポイントを確かめたり、
テンポはここでちょっとゆっくりになって…ここで取り戻す、とか

弦をききながらrit. とか合わせるのは得意ですできます
しかし「巻く」ほうはね!? ソコで早くするとココ弾けないわけよ、すんごい難しいところだもん

でも先生は「いいからいいから。音ちょっと違ってても気にしないで」いや気にしないでといわれましてもものには限度があるだろうから

いちばん難しい部分は

ここです。盛り上がるうえに弦のほうでルバート自在に入れられちゃったりするので超危険個所です。

「ここらへんまで一気にテンポゆるめないでいく感じじゃないですか?」と弦の先生がいうのを
「そうだけどね。いや本当にほんとに難しいのよここ」とピアノの先生が私に代わって言い訳してくれたりして

だけど難しい後半を重点的に練習したので(先生に指揮してもらって合わせるとやりやすいね!)、最後に通したときはかなり音楽に集中して弾けました。弦の音色、響きが気持ちいい!!

レッスン終わってから先生に、「何かアンサンブルやってた?」と聞かれて「ピアノは30年くらいブランクがあるのですがその間、学生時代はフルートやってたりとかピアノそのものよりアンサンブル経験が多いです」といったところ、「やっぱりね~あのややこしい曲でほんとしっかり周り聞けててすごい」といわれました。そうなんですよ、あとはピアノがうまけりゃかなりいい感じになりますけどね。

自分の枠が済んだあともいくつか聞いていたのですが、その中で、「ピアノも弾くけどバイオリンも弾く」という人がヴォカリーズやってて(!) その人がバイオリンパート弾いて先生がピアノパート弾いてたんです。それ聞いて、そうなんだよ! そう弾きたかったんだよ!! と思ったりしてました。



にほんブログ村 ピアノ  ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 その他日記ブログ 50代女性日記 ←こちらも参加しています


「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)


「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ファツィオリで下駄を履かせる演奏

2025年04月18日 | ピアノ
今日はゴージャスに、ファツィオリのあるホールで練習会でした。

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←ピアノに慣れるまでがちょっとかかるけど

しかも新しいピアノらしく、艶々と黒光りする圧倒的な存在感(弾かないうちから)



弾いてみると、弾きにくくはないし、タッチも重くはないんだけれどしっかりした手ごたえがあって、思ってるんと違う重厚な響きが出てくるとビビッてしまってもぅ~ヨレヨレになりました。いろいろヨタヨタと事故りつつ矢代秋雄を弾いて、

フォーレもあちこち躓きつつ、あぁでもないこうでもないと

でもときどき、そうそう! こう弾きたかったんだよね、とめっちゃ気持ちよい瞬間もありつつ
全体としてはコントロールし切れない、もちゃもちゃした感じになってしまいました。

さらに「春よ、来い」の最初1ページ分は、まったく予定にないほど間違えまくったのですが、そこで、いやいや、こうじゃなくて、と突然スイッチが入り、

深呼吸ひとつして「春よ、来い」の冒頭から弾き直しました。

そしたらなんだか、こう弾きたいというアイディア(めるちゃんを弾いているときとは少し違う)が次々湧いてきて、とても楽しく弾けました。

低音から高音まで、さすがの高級感ある豊かな響き、たとえば一般的なスタインウェイに比べると、美しい音から汚い音まで幅広い音色が出せる感じで、やれることがたくさんあるんです。音がちゃんと頭に入っていなくて(身についていない曲で)それがやろうにも万全にできない部分が多いのがもったいない。

曲の最後のグリッサンド(←苦手)もやりやすくて、ほぼ思ったとおりに入りました。弾き終わると、聞いてくれていた人たちが「おぉいい曲だ」という雰囲気に包まれていて、たぶん頭の中には羽生結弦さんの踊りが浮かんでいる模様。

一巡目はそこまでにして、二巡目にはもう一度フォーレを弾いたのですが、さっきよりずっとピアノを活かして弾けて、まぁ細かいところいろいろ弾けてないんですが(最近、ラフマとか「春よ来い」とかばっかりやっててフォーレちょっと忘れちゃった)、曲の魅力があちこちで伝わったと思います。

「今の曲は何ですか」三人くらいから聞かれた。

今日の練習会は、会場がいいピアノだからか、うまい人が多くてがっつり名曲を弾いていたのですが(バッハ、ベートーヴェン、ショパン、シューマンの難しいやついろいろ)、私の弾いたフォーレと松任谷由実はピアノとの相性もよく、「下駄を履いた」状態だったと思います。いいなぁこのファツィオリ。弘法じゃないので筆を選びます。

【一巡目】
矢代秋雄/ピアノのための24のプレリュードよりNo.1,2,3
フォーレ/ノクターン第1番
松任谷由実=清塚信也/春よ、来い
【二巡目】
フォーレ/ノクターン第1番(途中まで)

にほんブログ村 ピアノ  ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 その他日記ブログ 50代女性日記 ←こちらも参加しています


「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)


「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする