サロンエスプリのクリスマス会できーちゃんさんが演奏したバッハパルティータ第三番、プレリュードが耳について離れない。
←来年こそはもうちょっとバイオリンを弾こうっと。と去年も言ったかも
有名な曲なので、これまでも録音だったら何度も聞いたことあった。
→こんな曲(by ヒラリー・ハーン)
かーっこいい♪
すんなり聞いてる分には、この疾走感に乗って最後まで一気に終わって、さわやかな曲だな~って感じなんだけど。
生で聞いた(見た)のは初めてで。それで、
「そんなふうに弾いていたのかぁーーっ!!」と驚愕。とともに、納得。
ピアノだったら、ひとつの高さの音を弾くためのキーはひとつ、しかない。
バイオリンでも、初心者にとっては、まぁひとつしかないようなもんだが(笑-1stポジション前提という意味)
ポジション移動できるならば、いくつかあるということになる。
ちなみに、私もポジション移動します。ちょっと。
どういうときにするかというと、1stポジションではどうやっても出ない高い音が必要なときに、
つまり必要に迫られて、えぃ、と動く。
ということは、バイオリンにある四本の弦があるうちの、一番細い弦(E線)でのポジション移動しか用がないということになる。
しかしこの曲では(動画で0:25くらいから始まるフレーズ)
丸なしはE線(一本目の線)で
赤丸はA線(二本目の線)で
青丸はD線(三本目の線)で
線が違うと、音の高さが同じでも音色がちょっと違うので、
和音のそれぞれの音に、それぞれの音色が割り振られていると思えばいい。
音色を保持したまま、じわーっと和音が変化していく。
すごーい。だから、こういうふうに聞こえてたのか。
謎が解けたら、さっそく試してみたくなって…この曲、難しすぎて到底私には弾けないんだけど、超ゆっくり(ハエがとまるレベルで)1ページ分を鳴らしてみると、いろんなことがわかった。
ややこしい左手に気をとられて、右手(弓)の動きが失速すると、ぐちゃっとなる(^^;;
移弦が下手(笑)
左手の形が合理的に整理されてないと、次の音形に隙間なく変わることができない。
弦の押さえ方がちょうどよくないと、とても情けない音になる。
隣の弦を半端にさわっちゃってると、金属的騒音になる(爆)
開放弦を鳴らすところがないまま長めに複雑に動いたあとは、音程がずれているorz
要するに、ふだん、そんな難しくない曲であれば、無理やり弾いててなんとかなってる課題が、いちいちなんともならないということがわかるわけだ。
いやー、いい曲だなぁ。
ふつう、私くらいの技量でこの曲を練習する人はいないけれど(難しすぎる)、でも未練たらたらでしばらく弾いてみたりして。
「いつか君がバッハを練習するための練習曲として、一番ちょうどいいのはバッハだからね」
(「船に乗れ! 2:独奏」藤谷治より)
にほんブログ村 ピアノ ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 ヴァイオリン ←こちらでも
にほんブログ村 中高一貫教育
←来年こそはもうちょっとバイオリンを弾こうっと。と去年も言ったかも
有名な曲なので、これまでも録音だったら何度も聞いたことあった。
→こんな曲(by ヒラリー・ハーン)
かーっこいい♪
すんなり聞いてる分には、この疾走感に乗って最後まで一気に終わって、さわやかな曲だな~って感じなんだけど。
生で聞いた(見た)のは初めてで。それで、
「そんなふうに弾いていたのかぁーーっ!!」と驚愕。とともに、納得。
ピアノだったら、ひとつの高さの音を弾くためのキーはひとつ、しかない。
バイオリンでも、初心者にとっては、まぁひとつしかないようなもんだが(笑-1stポジション前提という意味)
ポジション移動できるならば、いくつかあるということになる。
ちなみに、私もポジション移動します。ちょっと。
どういうときにするかというと、1stポジションではどうやっても出ない高い音が必要なときに、
つまり必要に迫られて、えぃ、と動く。
ということは、バイオリンにある四本の弦があるうちの、一番細い弦(E線)でのポジション移動しか用がないということになる。
しかしこの曲では(動画で0:25くらいから始まるフレーズ)
丸なしはE線(一本目の線)で
赤丸はA線(二本目の線)で
青丸はD線(三本目の線)で
線が違うと、音の高さが同じでも音色がちょっと違うので、
和音のそれぞれの音に、それぞれの音色が割り振られていると思えばいい。
音色を保持したまま、じわーっと和音が変化していく。
すごーい。だから、こういうふうに聞こえてたのか。
謎が解けたら、さっそく試してみたくなって…この曲、難しすぎて到底私には弾けないんだけど、超ゆっくり(ハエがとまるレベルで)1ページ分を鳴らしてみると、いろんなことがわかった。
ややこしい左手に気をとられて、右手(弓)の動きが失速すると、ぐちゃっとなる(^^;;
移弦が下手(笑)
左手の形が合理的に整理されてないと、次の音形に隙間なく変わることができない。
弦の押さえ方がちょうどよくないと、とても情けない音になる。
隣の弦を半端にさわっちゃってると、金属的騒音になる(爆)
開放弦を鳴らすところがないまま長めに複雑に動いたあとは、音程がずれているorz
要するに、ふだん、そんな難しくない曲であれば、無理やり弾いててなんとかなってる課題が、いちいちなんともならないということがわかるわけだ。
いやー、いい曲だなぁ。
ふつう、私くらいの技量でこの曲を練習する人はいないけれど(難しすぎる)、でも未練たらたらでしばらく弾いてみたりして。
「いつか君がバッハを練習するための練習曲として、一番ちょうどいいのはバッハだからね」
(「船に乗れ! 2:独奏」藤谷治より)
にほんブログ村 ピアノ ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 ヴァイオリン ←こちらでも
にほんブログ村 中高一貫教育