アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

ブルグミュラーリレー(誰でもピアノプロジェクト)

2024年06月29日 | ピアノ
今日は「だれでもピアノプロジェクト」(@東大和市ハミングホール)というイベントに行ってきました。

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ストリートピアノを実現したい、という発想の企画で、その第一歩で今日のところはホール内ということだそうです。
しかし私は筋金入りのインドア派なのでホールのほうが助かります(^^;;

ピアノの状態も格段に良いですしね! (ベヒシュタイン)

そしてホール内だけれど、ふらっと立ち寄って気軽にピアノが弾けるように、いろいろ工夫が凝らされていました。

午前中はブルグミュラーリレーコンサートでした。
前方の座席に「1. 素直」から「25. 貴婦人の乗馬」までそれぞれ札がかけられ、自分が弾きたい曲のところに座って出番を待ちます。
途中で会場に到着した人も、空いている席を選んで座ればその輪に加われるというわけです。

そんなゆるい感じで進めると、埋まらない曲とか出てきそうですが、そこは先に演奏が終わった人が、またすぐ弾ける番号の曲を選んで座ることが多いので、途切れずにリレーがつながっていました。

私も、最初は「えー、ブルグミュラーでも、練習してないと弾けない」と尻込みしていたのですが、わりとゆるい感じでリレーされていくのにつられて何曲か弾きました。
昨晩練習した「貴婦人の乗馬」がたいして弾けなかったので、予習なしの前半の曲のほうがマシだったかも。
まぁでもそんなことは関係なく、いろんな人が(老若男女)いろんな技量で、自分のブルグミュラーを楽しそうに弾いてるのはほんと、聞いてるほうも楽しいです。多様性、気楽さ。プロがびしっと弾く演奏とは違う魅力、しかしこれも魅力です。

空いている席に貼られた札を確認して、「え、○番…?? どんな曲だっけ? 弾けるかなぁ」などといいつつ、なんとか「こんな曲デショ」というのがわかる感じに弾く。なんだか超速で弾く人も、おっとりのんびり弾く人もいて、それぞれマイペース。

ブルグミュラーが終わると、次は5分ずつ区切って交代で弾いていくコーナーになりました。これも、弾き終わったら次に残っている番号札をとってきてよいというシステムで、私はなんと都合三回弾いたのですが

ベルガマスク 月の光 ←5分ぴったり
ベルガマスク プレリュード ←5分ぴったり
ベルガマスク メヌエット ←最後ほんのちょい欠け

プレリュードとメヌエットはまぁまぁふつうに弾いたけど、月の光はなんだか「なぜここで!?」というくらいふつうのところで音がわからなくなった。そんなに緊張していたかな??

ほかの人の演奏は、ほんと幅広くおもしろく、補助ペダルをお母さんがびしっと調整して子供が上手に弾いていたのや、かなり年配の女性が「乙女の祈り」を弾いていたのや、若い男の子がなんか私の知らない曲(クラシックでない曲)を弾いていたのが印象的でした。ともかくふだん参加する練習会とかより、多様性の幅が二倍くらいなのよ…

事前予約要で15分枠もらってアンサンブルするコーナーでは、きばこさんに伴奏してもらって
「異邦人」「涙そうそう」「いい日旅立ち」「情熱大陸」を弾きました。
響きのいいホールで鍵ハモ吹くのほんと気持ちいい。幸せ。

盛りだくさんな一日でした。


↑ この空間に向かって吹くの最高

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安いと高いは何が違う?

2024年06月27日 | 生活
書道レッスンに行くと、帰りに「街の本屋さん」に寄るのが通例になっている。

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今はほぼ見かけないけど、昔なら商店街に一つはあった、小さな本屋さんがちゃんとあって、その中では人も本もイキイキしているから。

で、入るとつい何かいらない本を買ってしまう…

前回行ったときに買ったのは「くらべる値段」という本で、



たとえば表紙にあるように「盆栽」だったら、まぁ誰が見ても右のほうが高いのかなと思う。
幹が太くて、いかにも「年輪を重ねた」という風情で、緑がみっしり「密」だ。

左は10年もので、右は50年ものだそうだが…そういわれてみると50年丹精込めて育てて50万か…別に高くないのかもしれない。いや私はいらないけど。

値段の違い、というと、テレビで「芸能人格付けチェック」というのをやっていて、バイオリンならストラディバリウスと入門用の楽器を比べたりするが、ストラディバリの値段というと億の単位で、もう比べるも何も、骨董品の値段だからわけがわからない。それにあまりうまくない人が弾くならたぶん実際にストラディバリより100万くらいの楽器のほうがいい結果になるかもしれない、という感じでややこしい話になる。

この本に出てくる対比は、同じメーカーや店で取り扱っている商品であることが多く、つまり「ストラディバリ」的なものを比べるわけではない。ちゃんと理由があって値段が違う、いわば「ふつう」の範囲で違っている。



たとえば楽器についてこの本で出てくるのは「ギター」だが、大量生産体制で作られた4万円のギターと、職人の手作りである60万のギターが紹介されている。
写真だけをじっくり見てもどちらが高いかは当てられそうだし、
ギターを弾けない人でも何か楽器やってる人が、ボロンと鳴らしてみたらば百発百中どちらが高級品かは当てられるだろう。そういう質の違いがある。

一方で、同じ店のうな重で3600円と4200円の違いは、というと…安い方は1匹分、高い方は1.5匹分入ってます、なんてずっこけるようなものもある。同じく「量」の違いであるケースとしては、たとえば「胡蝶蘭」。60輪あるのが5万円、30輪あるのが3万円となっていて、「贈られた側がその胡蝶蘭の値段を推しはかりやすく、返礼する際の金額を気にする企業間のやりとりで重宝された」とか(o_o)

値段で質が違うタイプで納得の商品といえば、Yシャツ、畳、おろし金、羽根布団、靴など。まぁ上質のものがようございますが、予算とかありますよねやっぱり…物が違うなということは思いつつ、安いものでいいやと妥協することは多々あると思います。こういうものについては、何については「高いもの」を買うのかという…そこが個人の価値観ということになるでしょうか。

握り寿司とかになると、高いほうがやや量が多い(11貫に対して14貫)ことのほか、ネタが違う。マグロが蓄養か天然か、エビはブラックタイガーか車エビか、光り物はアジかコハダか。このへんになると、いや別にアジ好きだしなー、とか、5000円より2000円でいいかと(たぶん十分おいしい)

食品はいろいろ出てくるが、明らかに高いほうがおいしい場合と、好みによる場合がいろいろと混じっている。

ちょっとおもしろい比較だなと思ったのが、ミヒャエル・エンデ「はてしない物語」。ハードカバーが2860円、ソフトカバーが1600円。ふつう、両方あるならソフトカバーのほうを買いがちですよね? いずれにせよ読めるんだし、軽いから。でも…この本だけは、物語冒頭で描写されている、「表紙はあかがね色の絹で、動かすとほのかに光った…」に合わせた装丁ということに意味がある気がして、これだけはハードカバーで買いたくなりますよね(というか、持ってます)

ということで、値付けの背景を知りつつ、自分の価値観について振り返る本でした。

----- 今日の録音:
【毎コツbefore/after】ベルガマスク組曲「パスピエ」3~4ページ目

【26日目】100日で譜読みするカプースチン「8つの演奏会用練習曲」プレリュード
一曲続けて弾いてみた

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昼なお暗きリビングにグランドピアノ?

2024年06月26日 | ピアノ
うちに来たことある人はわかると思うけど、マンションなのにやたら開口部(窓)が大きい作りで…夏は暑い。

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天気がいいと、そして大勢集まったりすると、エアコンせっせとつけてもどうにも暑い。

というのをなんとかしたいと思うのがひとつと、それから
日が当たるのって、めるちゃんにもよくないんじゃ? と思うのがもうひとつ。


昼はこんな感じ ↑ カーテン越しでも暑い

当たるといっても直射日光ではありません。ロールカーテンは常に下ろした状態で生活しているのですが、そのロールスクリーンが、下げていても日中は電気がいらないくらいの明るいやつなんで、まぁたぶんピアノ的には当たりすぎですよね。

実際のところ、めるちゃんがどう思ってるかわからないですけど、
少なくとも、今の季節とかに、日のあるうちにピアノ弾いてると「じわっ」と暑くて、ほんとやってらんないですわ。

窓は、二重サッシで断熱性能はけっこう高いらしいし、ガラスもなんとかいう紫外線カット効果の高いやつですが、
断熱性能って、暖まった室内の空気が冷えないってのはともかく、
光として室内にふりそそいで空気や床を温めてしまうというのは別の話なわけですよね。

で、寒い季節になら今のロールスクリーンはいいとして、
暑い季節にはもっとバーンと遮光するほうがいいんじゃないか…

そういえば、リビングに息子が泊るときに、今だとすんごい朝早くから明るくなってしまうので、遮光カーテン閉めるほうがよさそうですね。

そんなこんなで、今あるロールスクリーンはそのままにして、
もう一枚重ねて遮光のロールスクリーンを取り付けたらどうかというのを思い立ちました。

今日、店に相談しにいったら、単に遮光というだけでなく、遮熱をうたっているロールスクリーンもあるとか。遮光も要するに光は通さないわけでそのうえ遮熱というのはどういうことかというと、なんか見た感じ少しテカっていて(外側が)光を遮断するだけでなく跳ね返すのですね。そうすればロールスクリーン自体もそんなに温められないで済むというような。

さて効果のほどはどれくらいでしょう。順調にいけば来月末のめるちゃん会ではちゃんとエアコンのよく効いた状態で皆様をお迎えできます。その代わり、「昼なお暗き」リビングにグランドピアノが置かれているということで…ちょっと不気味な感じの家になりますけど…背に腹は代えられないというかまぁ涼しいほうがいいよねたぶん

----- 今日の録音:
【毎コツbefore/after】ベルガマスク組曲「月の光」中間部

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ピタゴラスイッチで迷子になる(アンデス)

2024年06月25日 | ピアノ
「アンデス」買ったらやっぱこの曲でしょ…

「ピタゴラスイッチ」
みなさんご存知ですよねこの曲

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で、メインの旋律吹くのはまぁ問題ないんですが、アンデスソロとはいってもせっかく複数の音が出る楽器ですから、ちょっと「伴奏」つけたいじゃないですか。

アンデス買ってすぐのとき「魔笛」からこんなのを吹いてみましたが
モーツァルト「魔笛」より(アンデスソロ)
こんな感じの音数でまとめたいなと思って…

ちなみにこの「魔笛」編曲はほとんど何も考えずにできた思いつきで、
楽譜を参照したり、改めて楽曲を聞いたりもしていません。
ただ、頭の中にあった音楽からのなんとなくの耳コピです。

そんなふうに「ピタゴラスイッチ」も吹きたかったのですが、途中、なんの音を合わせればしっくりくるのかさっぱりピンと来ない…

栗コーダーカルテットで出している(つまり上記音楽そのものの)楽譜を持っているのですが
栗コーダーカルテット楽譜集 2 (リコーダー・アンサンブルまたは身近な楽器のための)


これはソプラノ/アルト/テナー/バスの四本で吹く楽譜になってて、
たとえば、メロディーと、バスの二人分だけ鳴らせばそれなりに聞こえるんじゃない、とか思いますが(そのようにピアノで弾いてみればまぁそう)
バスリコーダーですからアンデスの音域には収まりません(当たり前)。

それでオクターブ上げたりとかすると…

これがめっちゃ変になるんですわ。

バスに限らずアルトやテナーにある音も選択肢としてよさげな音を拾おうとしてもどれもしっくりきません。

YouTubeを漁ると、いろんな人がいろんな編曲の…ご親切に楽譜まで公開したりしてくれてるんですが、いずれも
ピアノ用だったり…中にはトイピアノ用というのもありましたが、アンデスに引き写そうとすると変

ばっちり、アンデスデュオ用という楽譜もあったのですが(鈴木楽器さんご提供)
この編曲がぜんぜん気に入らなくて…いやデュオで吹くにしても音多すぎ。もっとすっきりしたほうがきれいだよ?

で、今日はあぁでもないこうでもないと、試行錯誤して結局こんなふうにまとめました
ピタゴラスイッチ(アンデスソロ)

オクターブずらして(音域に)入れればいいってもんじゃない、ってよくわかりましたわ
あと、音域似てるし音色もまぁ似てるっちゃ似てる(かわいい系)だしトイピアノ用編曲ならそのまま行けるんじゃないと思ったら案外そうでもない、とか…

難しいね。

ぜんぜん違うこんなのとかおもしろかった→JAZZYなピタゴラスイッチ

---- 今日の録音:
【毎コツbefore/after】ベルガマスク組曲「パスピエ」前半

【25日目】100日で譜読みするカプースチン「8つの演奏会用練習曲」プレリュード

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こちゃこちゃしてるところが難しい(メヌエット)

2024年06月24日 | ピアノ
昨日の練習会ではベルガマスク組曲の(ほぼ)全体を弾いたけど、

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わりと自信を持って弾けるのは「プレリュード」と「月の光」
とはいえ、おとといの練習会では「月の光」があちこち「くちゃっ」となったし
昨日の練習会では「プレリュード」がヨレヨレ始まったんだけど(頭の中が「情熱大陸」モードだったため)

…えー自信とは…

ともかく「メヌエット」と「パスピエ」のほうが危険がいっぱいであるには違いない。

「メヌエット」も、後半の壮大な感じになってくるところとかけっこう好きで、気持ちよく弾いてるけど
スタートがね…特に緊張しますね。

こちゃこちゃしてるし、重音てんこもりだし

なので今日の「毎コツbefore/after」はそこいらへんにしました。

【毎コツbefore/after】ドビュッシー/ベルガマスク組曲より「メヌエット」(前半)

こちゃこちゃしてるところ、片手ずつとかゆっくりとか、いろいろやってみたけど
改善してるようなしてないような

まとめて何度も弾いたから多少マシになった気もするんですが、これって寝て起きたら戻ってる程度のものですかね。


何回か同じところをやったほうがいいかもしれない


練習のお供 今はごきげんめるちゃん

----- 今日の録音もうひとつ
【24日目】100日で譜読みするカプースチン「8つの演奏会用練習曲」プレリュード
4~5ページ目を続けて。5ページ目はまだまだ謎

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