今回の中間試験、「これまでと比べて」私はあんまり面倒見ていないが…
それは、こじろうが今までよりしっかりしたからではなくて、母が別のことに気を(時間を)とられていたから。
こじろうの試験期間中になっても、私はホームコンサートの余韻に浸っていたためいつもより少し熱心にバイオリンやピアノの練習をしたり、平日夜や休日の外出が多かったり、それから日中会社にいるときもほとんど電話チェックを入れなかったり、家にいてもまたろうの試験勉強フォローをしていてこじろうを見る暇がなかったりと。まぁ平たくいって、こじろうの試験勉強に対する関心が大幅低下していたということだ。
その結果どうなったかというと、親がいない時間は日中も夜も勉強なしでゲームや囲碁三昧。試験期間中は学校にいる時間が短いからたっぷり遊べて楽しいなぁという具合。土曜の朝には、これから試験範囲の英語の問題集(新中問)も幾何の問題集(新Aクラス)も、まっさらから全部やらなくてはいけないという状態に。
もちろん、それにプラスして理科(第一分野)や地理の暗記もあるのよ~どうすんの。
こじろうの見積もりによれば、「集中して取り組んだ場合で」英語に6時間以上、幾何にも同じくらいかかるという。それは、「集中」すれば土日の二日間で終わるだろうし、だらだら遊んでいたらもちろん終わらない。
土曜日の午前中、とりあえず母監視のもと、「新中問」を始めたが、はなひめをからかったり、ぼわーっと宙を眺めたり、歌をうたったりでちっとも進まない。このペースではまったく終わらないね、という明らかすぎる結論に達しそうになったところへ、救いの手が現れた。
こじろうの試験が終わっているものと勘違いしてかかってきた、遊び(外出)のお誘いである。母が、「当然、いえまだ試験期間中なんです、しかもやること全然終わっていないんです、といって断るよね!?」というと、こじろうは「ダメっ、それじゃぜんぜんやる気でない、余計進まない!! やることすませるから!!」
そこで母は日曜午後の外出を許可し、こじろうは猛然と課題に取り組み始めた。「まず一時間集中する」といってタイマーをセットし、「お母さんもピアノ弾くなら消音でやってね」「はなひめなるべく別の部屋にいてね」と邪魔を排除し、カリカリカリカリ…。
ピピピ、と一時間経ったときは、今までとは比べ物にならない進み方。確かにこれなら、六時間経てば終わるよね。その後も、短時間の休憩をとって、またタイマーセット。
めでたく土曜日のうちに英語が終わり、日曜日には途中で外出も挟みながら、幾何も終わりましたー!!
受験中を思い出すねぇ。結局、こじろうは最後まで自主性だの本気だのを出すことなく、ただ母が毎日の課題を区切り、その課題が済むとゲームができるというニンジンに支えられて、細かく集中するという方法で乗り切ったのだった。中学生になってもおんなじ。
あれ?? でも、英語と幾何が終わっただけで、理科と社会が手付かず。どうするの?? と思ったときには既に日曜夜の10時半過ぎ。
しかたがないので、「とにかく理科のノートと教科書を持ってきてお母さんに範囲を教えて」というと、しぶしぶこじろうは持ってきてパラパラ…「ノートここからここまで。けっこうあるなぁ…」
「まずノートをぱらぱら見て、暗記しなきゃいけないところに赤印をつけるのだけやってみて」と母。こじろうはノートをめくりつつ印をつけつつ約5分間。「今回の範囲でいちばんまだ覚えてないところはどこ??」と聞くと「元素記号かも」
「じゃ、『水兵リーベ…』ってやってどの元素記号が書けるかどのくらい覚えなきゃいけないか確認して」というと、こじろうは、「あーそれなら実はいいものがあるんだよ(^-^)」といってプリントを持ってきた。
それは、ブランクの周期表フォームで、「この印がついたところだけ覚えればいいって先生がいってた」。そんないいものがあるのにやらないで行こうとしてたんかい(-_-# 見やすく書き込みやすく、しかも何度も練習できるように四枚同じものがコピーしてある。これだけやったのに覚えてきてくれなかったら先生泣いちゃうよ。
そこで、印のところだけ記入させ、赤ペンで直しをさせて約5分間。「うーん、でも半分以上書けた」…赤いところは明日朝覚えてね、絶対。
合計10分の勉強でも、しないよりマシか。。
っていうかこの漕ぎ方じゃ中学受験時代とまったく変わらん。母は次回こそ、自主性探しの旅に出ます(-_-;;
それは、こじろうが今までよりしっかりしたからではなくて、母が別のことに気を(時間を)とられていたから。
こじろうの試験期間中になっても、私はホームコンサートの余韻に浸っていたためいつもより少し熱心にバイオリンやピアノの練習をしたり、平日夜や休日の外出が多かったり、それから日中会社にいるときもほとんど電話チェックを入れなかったり、家にいてもまたろうの試験勉強フォローをしていてこじろうを見る暇がなかったりと。まぁ平たくいって、こじろうの試験勉強に対する関心が大幅低下していたということだ。
その結果どうなったかというと、親がいない時間は日中も夜も勉強なしでゲームや囲碁三昧。試験期間中は学校にいる時間が短いからたっぷり遊べて楽しいなぁという具合。土曜の朝には、これから試験範囲の英語の問題集(新中問)も幾何の問題集(新Aクラス)も、まっさらから全部やらなくてはいけないという状態に。
もちろん、それにプラスして理科(第一分野)や地理の暗記もあるのよ~どうすんの。
こじろうの見積もりによれば、「集中して取り組んだ場合で」英語に6時間以上、幾何にも同じくらいかかるという。それは、「集中」すれば土日の二日間で終わるだろうし、だらだら遊んでいたらもちろん終わらない。
土曜日の午前中、とりあえず母監視のもと、「新中問」を始めたが、はなひめをからかったり、ぼわーっと宙を眺めたり、歌をうたったりでちっとも進まない。このペースではまったく終わらないね、という明らかすぎる結論に達しそうになったところへ、救いの手が現れた。
こじろうの試験が終わっているものと勘違いしてかかってきた、遊び(外出)のお誘いである。母が、「当然、いえまだ試験期間中なんです、しかもやること全然終わっていないんです、といって断るよね!?」というと、こじろうは「ダメっ、それじゃぜんぜんやる気でない、余計進まない!! やることすませるから!!」
そこで母は日曜午後の外出を許可し、こじろうは猛然と課題に取り組み始めた。「まず一時間集中する」といってタイマーをセットし、「お母さんもピアノ弾くなら消音でやってね」「はなひめなるべく別の部屋にいてね」と邪魔を排除し、カリカリカリカリ…。
ピピピ、と一時間経ったときは、今までとは比べ物にならない進み方。確かにこれなら、六時間経てば終わるよね。その後も、短時間の休憩をとって、またタイマーセット。
めでたく土曜日のうちに英語が終わり、日曜日には途中で外出も挟みながら、幾何も終わりましたー!!
受験中を思い出すねぇ。結局、こじろうは最後まで自主性だの本気だのを出すことなく、ただ母が毎日の課題を区切り、その課題が済むとゲームができるというニンジンに支えられて、細かく集中するという方法で乗り切ったのだった。中学生になってもおんなじ。
あれ?? でも、英語と幾何が終わっただけで、理科と社会が手付かず。どうするの?? と思ったときには既に日曜夜の10時半過ぎ。
しかたがないので、「とにかく理科のノートと教科書を持ってきてお母さんに範囲を教えて」というと、しぶしぶこじろうは持ってきてパラパラ…「ノートここからここまで。けっこうあるなぁ…」
「まずノートをぱらぱら見て、暗記しなきゃいけないところに赤印をつけるのだけやってみて」と母。こじろうはノートをめくりつつ印をつけつつ約5分間。「今回の範囲でいちばんまだ覚えてないところはどこ??」と聞くと「元素記号かも」
「じゃ、『水兵リーベ…』ってやってどの元素記号が書けるかどのくらい覚えなきゃいけないか確認して」というと、こじろうは、「あーそれなら実はいいものがあるんだよ(^-^)」といってプリントを持ってきた。
それは、ブランクの周期表フォームで、「この印がついたところだけ覚えればいいって先生がいってた」。そんないいものがあるのにやらないで行こうとしてたんかい(-_-# 見やすく書き込みやすく、しかも何度も練習できるように四枚同じものがコピーしてある。これだけやったのに覚えてきてくれなかったら先生泣いちゃうよ。
そこで、印のところだけ記入させ、赤ペンで直しをさせて約5分間。「うーん、でも半分以上書けた」…赤いところは明日朝覚えてね、絶対。
合計10分の勉強でも、しないよりマシか。。
っていうかこの漕ぎ方じゃ中学受験時代とまったく変わらん。母は次回こそ、自主性探しの旅に出ます(-_-;;