今練習しているモツソナ、K282の第一楽章は、しょっちゅうころころと「ピアノ」「フォルテ」が切り替わる曲です。
←ちょうどいい具合にするの難しいわ
それも、ピアノからだんだんクレッシェンドしてフォルテという感じではなくて、いきなり大いきなり小ってやつです。
そういうのよく書いてる人いますね…ベトソナあるあるです。
でも、ベトソナの「ぐわっ」というのとはちょっと違うような。モツソナの場合はそんなにどぎつくなくやるんじゃないかと、どうも加減がよくわからないでおりました。レッスン前録音は、まぁなんというかやり方に迷ったあげくわりと平板に弾いてるかも(^^;;
で、レッスンですが…
「急にフォルテ、急にピアノ」を助ける微妙なルバートを提案されました。
ピアノとフォルテ、やわらかくつける…というのは、大小が極端じゃないということもあると思うんですが、
変わり目のところの拍をほんのわずか拡張して、切り替えをしやすくする。
ルバートと強弱の同期。これを、ほんのちょっとだけやる。
…あぁ、それだったら、おゆき先生のいう、「突然ピアノにするのに時間がかかる」ってやつと同じ感じだと思います。
なんか、前にartomr先生に別のモツソナ(というかソナチネアルバムにある、ドーミソシードレド)を見てもらったときに、非常に厳格に「テンポどおり」ゆらさない弾き方を習ったんですよね、極端なくらい…もちろん、意図的にルバートするところは(少しだけ)あるんだけど、それ以外はほんとに正確に弾いて、特に二楽章。そんな感じで、(当時の私にしては)かなりうまく弾けたことがありました。
それで、今回も自主規制(?)というかかなりストレートに弾いてたんですけどね。
先生の考え方も多少変わったらしいし、説明の仕方も少し変えたらしいし、私の弾き方も多少変わったと思うし、もちろん(同じモーツァルトとはいえ)曲も違いますし、そんなこんなでずいぶん違う方向のインストラクションになりました。
冒頭、一小節目と二小節目の境のところも、上昇、ほんの一瞬のびる、というのがアリだということで…
今日は昨日聞いたことを思い出しながらだいぶ軌道修正してました。
今日の録音: モーツァルト/ピアノソナタK282第一楽章
いろいろ考えすぎて、というか試し過ぎてちょっと不自然なところもありますが、落ち着いてくればいい感じになるかと思います。
あとペダルですね。私もまったく踏んでなかったわけではないんですが、響きがちょっと欲しいときにその音の中で踏んでいた程度で、手を離したあとに残るほど踏んでいなかったと思うんですが、もっと踏んでいいと。
上の楽譜でいうと4小節目に休符がありますが、これを「音価どおり」休符のときに右手の音がまったく残らないようにしてしまうとけっこう寂しいというかそっけない感じになります。
自然な残響が残る程度にはペダルを踏みたい、と。
これ、スカルラッティ/ソナタK.466のときにも思ったんですが、いくら離鍵を丁寧にしても、そこで残響なく完全に切れてしまうとなんかうまくないんです。やはり上手にペダルを使ったほうがいい…もちろんスカルラッティさんはペダルなんて書いてないですけど、スカルラッティさんは現代ピアノで弾いていたわけでもないので、そもそも条件は違うんですよね。
チェンバロではないですけど古いピアノ…うづらさんちにあるショパン時代のプレイエルなんかを弾くと、鍵盤を離した瞬間に現代ピアノほどぱきっと完璧に音が切れるわけじゃないと思うんです。もうちょっと曖昧な…現代ピアノはぱきっと割り切れすぎなんですたぶん。その分を、ペダルで補ってやってもいいじゃないかという…
上に貼った録音では、ペダルはそんなに前と変えてません。ペダルは一日にして成らず(o_o)
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それも、ピアノからだんだんクレッシェンドしてフォルテという感じではなくて、いきなり大いきなり小ってやつです。
そういうのよく書いてる人いますね…ベトソナあるあるです。
でも、ベトソナの「ぐわっ」というのとはちょっと違うような。モツソナの場合はそんなにどぎつくなくやるんじゃないかと、どうも加減がよくわからないでおりました。レッスン前録音は、まぁなんというかやり方に迷ったあげくわりと平板に弾いてるかも(^^;;
で、レッスンですが…
「急にフォルテ、急にピアノ」を助ける微妙なルバートを提案されました。
ピアノとフォルテ、やわらかくつける…というのは、大小が極端じゃないということもあると思うんですが、
変わり目のところの拍をほんのわずか拡張して、切り替えをしやすくする。
ルバートと強弱の同期。これを、ほんのちょっとだけやる。
…あぁ、それだったら、おゆき先生のいう、「突然ピアノにするのに時間がかかる」ってやつと同じ感じだと思います。
なんか、前にartomr先生に別のモツソナ(というかソナチネアルバムにある、ドーミソシードレド)を見てもらったときに、非常に厳格に「テンポどおり」ゆらさない弾き方を習ったんですよね、極端なくらい…もちろん、意図的にルバートするところは(少しだけ)あるんだけど、それ以外はほんとに正確に弾いて、特に二楽章。そんな感じで、(当時の私にしては)かなりうまく弾けたことがありました。
それで、今回も自主規制(?)というかかなりストレートに弾いてたんですけどね。
先生の考え方も多少変わったらしいし、説明の仕方も少し変えたらしいし、私の弾き方も多少変わったと思うし、もちろん(同じモーツァルトとはいえ)曲も違いますし、そんなこんなでずいぶん違う方向のインストラクションになりました。
冒頭、一小節目と二小節目の境のところも、上昇、ほんの一瞬のびる、というのがアリだということで…
今日は昨日聞いたことを思い出しながらだいぶ軌道修正してました。
今日の録音: モーツァルト/ピアノソナタK282第一楽章
いろいろ考えすぎて、というか試し過ぎてちょっと不自然なところもありますが、落ち着いてくればいい感じになるかと思います。
あとペダルですね。私もまったく踏んでなかったわけではないんですが、響きがちょっと欲しいときにその音の中で踏んでいた程度で、手を離したあとに残るほど踏んでいなかったと思うんですが、もっと踏んでいいと。
上の楽譜でいうと4小節目に休符がありますが、これを「音価どおり」休符のときに右手の音がまったく残らないようにしてしまうとけっこう寂しいというかそっけない感じになります。
自然な残響が残る程度にはペダルを踏みたい、と。
これ、スカルラッティ/ソナタK.466のときにも思ったんですが、いくら離鍵を丁寧にしても、そこで残響なく完全に切れてしまうとなんかうまくないんです。やはり上手にペダルを使ったほうがいい…もちろんスカルラッティさんはペダルなんて書いてないですけど、スカルラッティさんは現代ピアノで弾いていたわけでもないので、そもそも条件は違うんですよね。
チェンバロではないですけど古いピアノ…うづらさんちにあるショパン時代のプレイエルなんかを弾くと、鍵盤を離した瞬間に現代ピアノほどぱきっと完璧に音が切れるわけじゃないと思うんです。もうちょっと曖昧な…現代ピアノはぱきっと割り切れすぎなんですたぶん。その分を、ペダルで補ってやってもいいじゃないかという…
上に貼った録音では、ペダルはそんなに前と変えてません。ペダルは一日にして成らず(o_o)
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