NHKスペシャル 子どもの“声なき声” 第2回 “不登校” 44万人の衝撃というのを録画で見たんだけど、こういうのってなかなか冷静に見られなくて心臓バクバクしちゃう…
←こじろうとはなひめの中学校生活は羨ましいくらい
私自身、たった半年通った公立中がほんと、だいたいがたいへん苦しい時間だったし…いや別に人生すべてが快適・楽しい・うきうきわくわくじゃなくてもいいと思うけど、何か甲斐のある苦労とかそういうものではなくて、ただ切って捨てたいくらいの半年。ただし、実際に不登校したわけではない。
我が家で公立中に通ったといったら、私のほかはまたろうだけど、これまた「いじめ」から来る不登校…この番組を見てもわかるように、不登校の理由なんて人それぞれ、わかりやすいものばかりではないけど、またろうの場合はかなりわかりやすいケース。
不登校(長期欠席)と、不登校予備軍(保健室登校など、学校にはなんとか来ていても不適応なケース)を合わせて44万人というのが番組タイトル。これで十分、数として巨大なインパクトがあるけれど、たぶん実際のところそんなんじゃ収まらないんだろうな。
世の中、戦乱とか、食糧不足とか、そういう解決しにくい問題からくる不幸というものがいくらでもある中で、学校という場の性質から、無駄に大量に生産されている不幸、苦しみ。
なんとかならないんだろうか、いったい??
元々、子ども本人のために通うものでしょ。中学校って。
それが、果てしなく苦痛な授業に耐え、不安で重荷な人間関係に耐え、誰のための何のための我慢?? 得している人は誰もいない。
昔と違って、今はあちこちフリースクールなどが作られているのは知っていたけれど、番組で「おぉ」と思ったのは学校内フリースクールみたいなスペースがあったこと。何時に来て何時に帰ってもいい、自分で選んだ勉強をしていい、先生が一人とサポートの人が一人ついている。
もちろん、そういう場があったからといって、そこにも通えない(通わない)子もいるんだけど、あえて学校の中に、そういう選択肢があるというのは大きい。
番組中、そこなら通える子として出てきた中三の男の子がいた。彼は、計算はすいすいできるけど字の読み書きに難があって、それをからかわれたりするうちに教室に行けなくなり、でもこのスペースにはコンスタントに通っている。彼をバカにする子がいなくて安心できるし、苦手な読み書きにも、自分のペースで取り組めて、先生からも「ちょうど」合わせたサポートがもらえるから。
え? 計算はできて字の読み書きが難しくてちょっとほかの子からバカにされるポジション。なにそれどこのまたろう、って感じ。というか雰囲気(笑顔とか動作特性とか)、見れば見るほどまたろうに似てるんだけど。
彼は、このスペースではイキイキと生活してて、弁当を持ってこれない子がいるとお米といでごはん炊いておにぎり作ってあげたりしている。ナニソレどこのまたろうくん。かわいい(笑)
またろうの行ってた公立中にももし、こんなスペースがあったらよかったのに。またろうは、教室にいると怖い(何かしらいじめが飛んでくる)休み時間、よく図書室に避難していたけれど、図書室もまったく安全というわけにはいかないし、またタイミングを見て教室に戻らないといけない(それでまた、タイミングを見るというのがまたろうは苦手なわけで)。
彼は高校にも合格して、無事卒業式を迎えた。フリースペースの常連の子たち、先生方の心からの祝福に包まれて、誇らしげでうれしそうな表情を見ていたらなんかもらい泣きしてしまった。
教育委員会の人が視察してたオランダの学校は、もう教室自体が、異年齢混合、思い思いの場を占めて、本人が決めた学習をしている状況で、まぁ日本での例でいえばトモエ学園(隣のトットちゃん)みたいな。
これも、やればできること。一斉授業をすることは別に決まりではない。と、番組ではいってた。
そういう学校があって、「ふつうの(今のふつうの)」学校があって、選べたらずいぶん前進かな?
番組前半で取り上げられていた学校での(不登校が増えていることに対する)取り組みはこれと逆で、びしっと管理して秩序正しくあいさつ、掃除(私語禁止で)という感じで、ひーーー怖(o_o) 不登校もいじめも増えるでしょうよこれは…何を考えてるんだ。というか、これは許可もらって取材してるわけで、よく恥ずかしくないね?? 不思議。
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私自身、たった半年通った公立中がほんと、だいたいがたいへん苦しい時間だったし…いや別に人生すべてが快適・楽しい・うきうきわくわくじゃなくてもいいと思うけど、何か甲斐のある苦労とかそういうものではなくて、ただ切って捨てたいくらいの半年。ただし、実際に不登校したわけではない。
我が家で公立中に通ったといったら、私のほかはまたろうだけど、これまた「いじめ」から来る不登校…この番組を見てもわかるように、不登校の理由なんて人それぞれ、わかりやすいものばかりではないけど、またろうの場合はかなりわかりやすいケース。
不登校(長期欠席)と、不登校予備軍(保健室登校など、学校にはなんとか来ていても不適応なケース)を合わせて44万人というのが番組タイトル。これで十分、数として巨大なインパクトがあるけれど、たぶん実際のところそんなんじゃ収まらないんだろうな。
世の中、戦乱とか、食糧不足とか、そういう解決しにくい問題からくる不幸というものがいくらでもある中で、学校という場の性質から、無駄に大量に生産されている不幸、苦しみ。
なんとかならないんだろうか、いったい??
元々、子ども本人のために通うものでしょ。中学校って。
それが、果てしなく苦痛な授業に耐え、不安で重荷な人間関係に耐え、誰のための何のための我慢?? 得している人は誰もいない。
昔と違って、今はあちこちフリースクールなどが作られているのは知っていたけれど、番組で「おぉ」と思ったのは学校内フリースクールみたいなスペースがあったこと。何時に来て何時に帰ってもいい、自分で選んだ勉強をしていい、先生が一人とサポートの人が一人ついている。
もちろん、そういう場があったからといって、そこにも通えない(通わない)子もいるんだけど、あえて学校の中に、そういう選択肢があるというのは大きい。
番組中、そこなら通える子として出てきた中三の男の子がいた。彼は、計算はすいすいできるけど字の読み書きに難があって、それをからかわれたりするうちに教室に行けなくなり、でもこのスペースにはコンスタントに通っている。彼をバカにする子がいなくて安心できるし、苦手な読み書きにも、自分のペースで取り組めて、先生からも「ちょうど」合わせたサポートがもらえるから。
え? 計算はできて字の読み書きが難しくてちょっとほかの子からバカにされるポジション。なにそれどこのまたろう、って感じ。というか雰囲気(笑顔とか動作特性とか)、見れば見るほどまたろうに似てるんだけど。
彼は、このスペースではイキイキと生活してて、弁当を持ってこれない子がいるとお米といでごはん炊いておにぎり作ってあげたりしている。ナニソレどこのまたろうくん。かわいい(笑)
またろうの行ってた公立中にももし、こんなスペースがあったらよかったのに。またろうは、教室にいると怖い(何かしらいじめが飛んでくる)休み時間、よく図書室に避難していたけれど、図書室もまったく安全というわけにはいかないし、またタイミングを見て教室に戻らないといけない(それでまた、タイミングを見るというのがまたろうは苦手なわけで)。
彼は高校にも合格して、無事卒業式を迎えた。フリースペースの常連の子たち、先生方の心からの祝福に包まれて、誇らしげでうれしそうな表情を見ていたらなんかもらい泣きしてしまった。
教育委員会の人が視察してたオランダの学校は、もう教室自体が、異年齢混合、思い思いの場を占めて、本人が決めた学習をしている状況で、まぁ日本での例でいえばトモエ学園(隣のトットちゃん)みたいな。
これも、やればできること。一斉授業をすることは別に決まりではない。と、番組ではいってた。
そういう学校があって、「ふつうの(今のふつうの)」学校があって、選べたらずいぶん前進かな?
番組前半で取り上げられていた学校での(不登校が増えていることに対する)取り組みはこれと逆で、びしっと管理して秩序正しくあいさつ、掃除(私語禁止で)という感じで、ひーーー怖(o_o) 不登校もいじめも増えるでしょうよこれは…何を考えてるんだ。というか、これは許可もらって取材してるわけで、よく恥ずかしくないね?? 不思議。
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