アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

靴クリーニング

2009年10月31日 | 生活
私の足は甲高幅広なので、履きやすくてかつおしゃれな靴というのもそうそうない。

履いているとどこか痛くなってきたり、痛くならないまでも、あ~早く脱ぎたい~なんて「靴を履いていることを忘れられない」靴は、たとえデザインが気に入っていても、出番はあんまりない。そんな、履き心地より見た目を重視したいなんてシーンも(というか根性も)滅多にないわけなので、いつもなんだか同じ靴を履いてしまう。

だから、気に入った靴はどんどん傷むし、気に入らない靴はいつまでもとってもきれい。

特に、足に吸い付くような履き心地の茶色のパンプス。これは、あまりに気に入って履きまくったので、だいぶヨレてきてしまった。つま先やかかとの皮はこすれて色が落ち、かかとの皮の一部はめくれて、全体の汚れもかなり気になる。

そこで、行きつけのクリーニング屋さんで見かけた「靴の丸洗い」に出してみた。全体をクリーニングして汗やにおいもすっきりとれるとのこと。併せて修理もしてくれるらしい。修理の具合で値段が変わるので、事前には値段がはっきりいえないとのことだが、ともかくこの靴を復活させたい一心で、お願いすることにした。

丸洗い・中敷交換・かかとの皮のめくれ補修・かかと張替え・色落ち部分塗装

で、生まれ変わった靴。じゃーん



おーすっきりしました。またヘビロテ靴として復活です。これで3900円!!
はなひめが、「それなら安いね!! 買うよりだいぶ安いし、仮に新しいのを買ってもなかなか気に入るのがないんだったら直すほうがお得だよね」。
えっ。母の靴の値段なんて説明したこともないのになんでそんな的確なことを言うのかねこの子は(o_o) ええ確かに一万数千円だったので直すほうが安いし、ここまで気に入るものも滅多に出会えないのでお得ですけど。

気に入った靴をいい状態にしておけるのなら、実際にはほとんど履かない靴をずらり靴箱に並べておいてもしょうがない。何年も経ってやっぱり履かない靴(実際に履くと疲れる靴)は結局これからも履かないんだろうから、思い切って(ぜんぜん傷んでないところがくやしいけど)処分して、ほんとに使う靴だけ並べておいたほうが気分いいよね。スペースも限りがあることだし。

というわけで、次はお気に入りの革スニーカーをクリーニングに出そうと計画中。
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バイオリンレッスン(6): 弓の着地

2009年10月30日 | バイオリン
習い始めてまる二ヶ月が経とうとしている。ピアノと違って一ヶ月でも明らかに向上するところがいい(^^;;

今回は「リゴードン」から。G線の練習なので、自信を持って弾く私。一回でOKもらって「いいですね~4の指もばっちり決まってるし」。4の指、G線なら別に問題ないんだよね。D線は「やや問題」、A線は「すごく問題」。この差は??

次のページはひたすら「付点音符の練習」という、弓の速さを変えたりする練習。例えば、「ラシド」がスラーで「レ」だけ離れている場合、音の長さは3:1なのだが、この「1」だけで「3」の分を戻ってこないとつじつまが合わない。

それで弓を超速にするわけだが、素直に弾くとそこだけべらぼうに強調された音になってしまうので、軽く弾く。ところが速く軽く弾くと風みたいな音になりやすいので…

「むしろ、速いところはぐっと強めに弾きだして弦をしっかりつかまえるように」

で、修正してなんとか。このページの後半は、このページのテーマ(弓の速さやリズム)ではなくて、「ミ(A線の4の指)」という問題でつまづく(-_-;; さっきまでもう少しちゃんと出ていたのだけど、急に押さえられなくなった。指先の調子が微妙(*)。

気を取り直して、「狩人の合唱」に。だいぶスムーズに弾けるようになって、「よくなりましたね~」とほめてもらう。主な改善点は、移弦のときの余分な音のカット(本人比1/3)ですかね。

そして残る問題は、休符の処理と最後の重音。重音が決まらないと聞いている人も「ズコッ」となるので、先生の秘策「もしちゃんと出なくても、途中でやめないでくださいね。落ち着いて、ラの音だけでも長く鳴らせば曲になりますから」…あ、そうですね。つい慌てちゃって。

「それから、ここはテンポどおりいかないほうがかっこいいので、ゆっくり」「ゆっくりするときは、そのままだとどのくらいゆっくりするかわからなくなっちゃうので、裏拍を感じるようにします。ドッラララ(ん)ラ(ん)、ミラー」。そうなのだ。ピアノでなら当たり前にわかってることが、バイオリン持ったとたんに頭からすっとんでるんだよな。

休符の問題は、要するにぶちっと切れないように余韻を残して前の音をすっと終わらせ、スムーズに次の音を出すということ。今回、「すっと終わらせる」ところを練習してあったのだが、次の音の着地が。。

「次に弾くのが隣の弦の場合は、もう、弓を弦から離さないままですっと終わってこう」「一本おいて隣だと、離さなくちゃしょうがないですけど、早めに次の弦のすぐ上1ミリくらいにぐっと準備して、やさしく弾き始めてください」

弓を持つ手は力を抜かないとという意識が強いのだが、空中を飛んで次の弦の1mm上に待機するときなんかは「ぐっと」力が必要だという。それで、弾き始めるときに脱力。

…先生がやると魔法みたいにうまくいくんだけど…


(*) 指先の状態について。家で練習していたとき、ちょっと途中で台所仕事して、手を洗った後、拭き方がいいかげんで(つまり指先がしっとりしていて)弾いたら嘘みたいに4の指クリア(o_o) なんか塗ります??(^^;;
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またろうの作り方: 学習成立の黄金期(四年生)

2009年10月29日 | 高専生活
三学期になると、四年生として学校へ行く日も残り少なくなりカウントダウン体勢に。五年生になるときは必ずクラス替えがあることはわかっている。

=== 先生から
またろう君と別れるのがつらい毎日です
=== 母から
親としてもすっごくさびしいです。M先生-またろうのコンビみているととってもいいかんじなのにね
=== 先生から
へへへ、とにかく波長が合うんです。
=== 先生から
今日は提出もOK、集中もできています。私が焦ったり動揺というか気にするのがマイナスなんですね。ある意味親と同じなんでしょうね
===

ウマが合う先生といっしょに、(またろうにしては)落ち着きを持って過ごせて、学習面でもきちんといろんな課題に取り組めていたようだ。

=== 先生から
またろう君には、今の算数のペースはゆっくりすぎるのですが、じっくりコースを選んだので。
=== 家から
またろうにとっては最適なコースだと思います。「億」「兆」を作った話(*) などイキイキとしていました。計算練習なら家でも塾でもできますけど、ホントぜいたくな教育ですよね。ありがたいことです
=== 先生から
よかった。そういっていただいて。

=== 先生から
都道府県は今覚えてます。漢字だし、苦労しています。
=== 家から
「鉄はのびる」と自信を持っていっていました。「石は?」と聞いたら自信なさそうに「のびない…かな??」
=== 先生から
ガスバーナーの使い方OK、楽しそう。「石?」とお聞きになるところがいいな。頭のやわらかなところですね。

=== 先生から
川の工事はとても楽しかったようです
=== 家から
作文は相変わらず短いしわけわからないけど、おもしろいと思ってみていたらしいことは想像できました。
=== 先生から
小数が10進数だというところ、いっぱい意見が言いたかったようです。全部あてなかったら、ちょっと残念がっていました。

=== 家から
またろうが「四年生であと学校いくの10回くらいなの!?」カレンダーみて驚いていました。
=== 先生から
そうなんです。あせっていますが、子どもたちにはゆっくり接したいと思います。

=== 先生から
放課後、いつも7時間目8時間目と楽しくやってます。今日からは文集の作文です。にこにこしながら、作文の残りやってます。手より口の方が多くて、つい私ものってしまって。清書は友だちとの約束があるから家でやるとのことです。月曜日、私がみてもいいです。
=== 家から
清書ひととおりは書きましたが、修正はしていません。喧嘩になりそうでつい避けてしまいました。すみません
=== 先生から
朝から二人で清書です。去年のことを思うとずいぶん早く推敲できています。
=== 家から
頼もしさとかわいらしさが同居しているいいクラスですね、とても楽しかったです。
=== 先生から
いつも励まし協力してくださってありがとうございました。これからもまたろう君と私はいいカップルでいたいです。また、声をかけてくださいね。
===

名残惜しく終わった四年生。このまま先生は、こじろう卒業まで(つまり、またろうとこじろうの受験終了まで)この小学校にいて、遠くからまたろうを応援してくれたのだった(「××な子ほどかわいいといいますから」参照)。


(*)億、兆を作った話…「大きな数」の学習。方眼紙を使って、「1mm×1mm」を1として、「1mm×10mm」を十、「10mm×10mm」を百…として、「100mm×100mm」を万あたりまでは各自ノートに貼って作る。それから共同で教室の床で…さらに校庭に出て行って、大きな数を作って実感する授業。
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またろう、徹夜体験の後始末

2009年10月28日 | 高専生活
ロボコン地区大会が終わったその日、またろうは帰ってくるなり今度は次の週末の文化祭のための準備にかかった。

文化祭では、一年生が作るロボットの相撲かなんかがあるらしく、その準備が今、またろうの手元にある紙ペラに走り描きされている設計図…えっ?? 間に合うの??

ソリッドワークスとかいう、立体モデルを作れるソフトがあって、それにその紙ペラを見ながら入力を始めたが、入力してみると手描き設計図の間違いに気づいたり、それで入力のし直し…がまた、ソフト操作も不慣れなためよくわかんなかったりして、たいそう手間取っている。

よしぞうがいくつかアドバイスしたりしてたが、とても終わらないので親は二人とも寝てしまった。

またろうは、そのあとずーっと一人で奮闘していたらしい。翌朝の月曜日、私が起きていくと、リビングに倒れているまたろう(-_-;; 「でも四時ごろに寝た」といっていたがともかくへろへろで使い物にならない。遅刻気味でなんとか学校へ押し出したが、学校でも授業中寝たりとか意味なく気持ち悪かったり散々だったらしい。

家に帰ってからも、何もやることができず、夜ごはん前も寝ていて、なんとか起こしてごはんは食べたが、公文も、リーダーの小テストの勉強もやらないでまた8時過ぎに寝てしまってそれっきり。

公文はともかくとして、小テストの勉強はやらないとまずいと思ったので、当初の案では「夜ごはんの後、一時間くらい寝かしたら、たたき起こして小テストの勉強と風呂」と思っていたのだが、まぁよく考えてみれば、そんな状況で苦手の英語が頭に入るわけがないので、あきらめて放置してしまった。

その代わり、8時に寝たんだから朝はすごく早く目が覚める可能性もあるかと思って、私は、A4サイズの紙に太いマジックで
「またろうおはよう Reader書いて練習!!」
と書き、まず、リビングに入ってくる廊下の床に一枚、またろうがごろんとしそうな畳の上に一枚、またろうがゲームでもと思ったときに手を伸ばすアンプのスイッチを覆うように一枚とべたべた貼り、食卓の上をきれいに片付けてReaderのテキストとノートだけを麗々しく置いてみた。

ところが、そこまでしたのに、翌朝火曜日、私の方が先に起きてきてしまい、力作のビラは無効になってしまった。結局、いつもより遅いくらいにようやく起こして、なんとか学校へ。

高校生くらいになれば、勉強やゲーム(^^;; などで恒常的に夜更かしする習慣になってる子もいるだろうし、ゲームにはまっちゃって朝になっちゃったなんて体験がある子もいるかもしれない。でも、またろうはこれまで、理由がなんであれ夜中までがんばったことはなくて、遅くても11時過ぎくらいには寝ていた。逆に、朝五時起きして鬼のいぬ間にゲーム三昧してたことならあるけど(笑)

やることがあって「夜中から時間を借りて進めた」という場合、しんどいにしてもそのまま次の日のやることもできる人もいるかもしれないが、自分は全然だめだということがよくわかっただろう。結局借りた時間を全部、即返済しちゃったら意味がないではないか。

ところで気になる小テストの結果だが…対訳ノート作りは母と何日か前にやってあって、あとは覚える「だけ」だったので、昼休みにちょこっと準備して、なんとか満点クリアした(^^) 「先生が答えを言ったとき、sがついてたからヒヤッとしたよー。でもそこはなしでも正解にするって」だそうである。危ない危ない。
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またろうの作り方: 遺伝

2009年10月27日 | 高専生活
同じ両親から生まれ、同じ保育園、同じ小学校で育っても、こうまで違う三人が出来上がることを考えると、持って生まれた性質というのは、ほんとにおもしろいものだと思う。

またろうが、数や空間の感覚に優れ、物と時間の管理ができなくて、漢字と英語が覚えられなくて字が超下手(-_-;; というようなことを考えれば、それはもちろん、メインの性質を色濃くよしぞうから受け継いでいることは一目瞭然。

だから、長らく私は、「またろうはよしぞうのコピー」と思っていて、到底理解できないあんなことやこんなこと(-_-# をやらかすのとか、学校でいろんな困ったことが起きるのは、
「私のせいじゃないからね」
と思っていた。

しかし、またろうが小学校高学年くらいになってくると、よしぞうとまたろうがだいぶ違うということも否応なしにわかってきた。

例えば、よしぞうがやはり授業中にシャーペンを分解組み立て分解組み立て…果てしなくやってたというエピソードがあるが、またろうと違う部分は、そうやって授業をまったく聞いていないようにみえるときに、「はい、よしぞう君」といって指せば、何事もなかったかのようにぱらぱらと教科書の当該部分を開いて読み始めたということである。

自分が興味を持ったことには邁進し、勉強では決して見せないような集中力を見せることは、同じといえば同じなんだけど、よしぞうのほうがそういう勢いが強く、またろうの集中力は持続せず、比較的薄いという感じがする。

ぶっちゃけ、よしぞうは中学受験ができ、またろうはまったく無理だったわけで、いざとなったときの集中力と勝負強さみたいなものは、だいぶ違うようだ。

大まかにいって、またろうのほうがより、まったりぼんやりマイペースという度合いを強く持っている。これはいったいどこから…??

そこで、ずーっと「棚に上げて」いた自分のことをおろしてみると、実は幼少時、「生活偏差値の低い子」といわれていたことをようやく思い出した。つまり、ほっとけばいつまでもじーーっと本を読んでいる子で、どこかから帰るときには必ず忘れ物をしている。動作もゆっくりで、ともかく日常的なことにはおしなべて気が利かないというのである。

まぁ確かに、ランドセルを忘れて学校に行ったこととか、ランドセルを学校に忘れて帰ったこととかもあるし、生涯になくした傘は数知れず。なんだか、手に持っていたものを、ふと無関係なところで手放してしまい、あれどこにいったんだろう…という性質を持っていた、いや持っている。

でも私、友だちとの待ち合わせにも遅れないし、役所に提出する書類もちゃんと書いて出せるし、近年では大事なもの(財布や定期や携帯など)をなくしたこともないし。ぜんぜん違うよ!?

違うことは違うのだが、そのような性質はむしろ大人になるときに獲得したものであって、自分の持って生まれた行動のパターンをベースにしていても大きな失敗をしないように、日常生活の工夫(バッグを固定して使うなど)を重ねてきた成果といえる。こういう後天的なものは遺伝しない(笑)

というわけで、どうやら、能力的なベースはよしぞうから、それに輪をかけてまったりのんびりしてしまったのは母のせい!? というのが定説になったのである。

しかし、父からは「勝負強さ」を除いて受け継ぎ、母からは「要領のよさ」「語学センス」を除いて受け継いだら…そりゃ困るに決まっている(^^;; しかしその分、またろうオリジナルの「味」が生まれたということで。
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