いいピアノが目の前にあれば、そりゃ、触りたいよね!? でも、自分一人じゃなくて、そこに大勢人がいたら…
←単にだんだんツラの皮が厚くなったというのもある
だいぶ前だけど、楽器店のショールームの中、防音室があって、スタインウェイ、ベーゼンドルファー、ベヒシュタイン、ヤマハのグランドがあって、そこに一人で!! 45分間こもらせてくれたときがあった。しかも、どれも気合の入った調整がされてて、コンディションも素晴らしかったし。あれは天国だったねぇ~
日曜日にあった工房コンサートのときは、並んでるピアノがもう、そういう「素晴らしいけどふつうの高級品」である新品ピアノではなくて、そんじょそこらにはない貴重なピアノなのだから、それはもうとてもとても弾いてみたい。この機会に是非!! けれど、そこにいるのは自分一人じゃない、それどころか、ピアノにものすごく詳しそうな濃いぃお客さんが30人以上。
特に時間枠があるわけでもなく、順番があるわけでもなく、ずずずぃっと踏み出して触るかどうか。
という状態になると、やっぱりまず弾いてたのは、プロ級の方ばかりでした。
弾き始めると、それはもう聞いてるほうにもピアノのことがよくわかりますし、悪くないんだけど、それでけっこうまとまった時間弾いてるでしょ? そしたら、ピアノうまくない人まで一人頭何分というふうには、回らないじゃないですか、物理的に。
こういう場合は、もうあきらめて遠慮するという人が多かったと思うのだけど、
でも素人だって参加者としては平等(音楽の前に人は平等でないという話もあったがそれはそれとして)
30秒から1分くらいは弾かせてもらうとすれば、何をどう弾くか。
ふだん、私は暗譜で曲を弾くことは一切ありませんけど(暗譜してる曲がありません)、
こういう場合、楽譜をもたもた広げている間がもったいないというか、気が急きます。
なので、楽譜がなくても弾けるもの…これまで私は、馬鹿のひとつ覚えで、バッハの平均律最初のプレリュード「ドミソドミソドミ…」を弾いてました。
これなら楽譜がなくても弾けます。しかもどんな状況で緊張してても自信持って弾けます。これは大きい。
しかしこれだと(これだけだと)、ふだん弾いてる曲を弾くとどんななのか、わかりにくいというか一部のことしかわかりません。さすがに偏っています。
そこで今回、「こんなこともあろうかと」さっと試弾するレパートリー…レパートリーというほどのものじゃないですが、何なら楽譜を見ないでも自信を持って弾けるのか、家で実験してから行きました。
その結果、
・モーツァルトのピアノソナタの一番有名なやつ「ドーミソシードレド」の冒頭部分
・ショパンエチュード「エオリアンハープ」冒頭部分
いずれも1ページずつだったらイケることを確認しました。
そしてこの組み合わせなら、コロコロと音階を弾いたらどんな感じかということと、ショパンの響きがどんなふうになるかということが試せます。なかなかバランスのとれた試弾セットです。もーちょい時間があればこれに
・バッハのインベンション第一番の冒頭部分
半ページ分くらいを追加します。
このくらいあるとそこそこ、そのピアノのキャラクターがつかめると思います。
こんな感じで、ピアノフォルテ(レプリカ)と、1928年のベヒシュタインを弾いてみることができました。特に、ベヒでエオリアンハープ冒頭を弾いたときは、ビビビッてきました(^^;;
私が弾いたあと、持参した楽譜を立てて、プロじゃなさそうな人も試弾していました。
ふだん暗譜で弾く人は、「ご試弾どうぞ」にも自在に対応できるからいいよね。
楽譜かじりつきタイプで「ご試弾どうぞ」に「楽譜持ってこなかったぁ~」って悔しい思いをしたことがある人は、ぜひおうちで何曲か、好きな曲を試してみて、冒頭…じゃなくてもいいけど特徴的なところ1ページ分ずつくらい。自信を持って暗譜で弾けるように確認してみて。
なるべくキャラクターの違う曲で、2~3種類。
暗譜でも試弾できるレパートリーに、エオリアンハープが加わったら、なんか経験値を1upした気がしましたよ。
これでアナタも、「ご試弾どうぞ」にビビらない人!!(^-^)v
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←またろうがイラストを描いた本(^^)
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(今回もイラストはまたろう)
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だいぶ前だけど、楽器店のショールームの中、防音室があって、スタインウェイ、ベーゼンドルファー、ベヒシュタイン、ヤマハのグランドがあって、そこに一人で!! 45分間こもらせてくれたときがあった。しかも、どれも気合の入った調整がされてて、コンディションも素晴らしかったし。あれは天国だったねぇ~
日曜日にあった工房コンサートのときは、並んでるピアノがもう、そういう「素晴らしいけどふつうの高級品」である新品ピアノではなくて、そんじょそこらにはない貴重なピアノなのだから、それはもうとてもとても弾いてみたい。この機会に是非!! けれど、そこにいるのは自分一人じゃない、それどころか、ピアノにものすごく詳しそうな濃いぃお客さんが30人以上。
特に時間枠があるわけでもなく、順番があるわけでもなく、ずずずぃっと踏み出して触るかどうか。
という状態になると、やっぱりまず弾いてたのは、プロ級の方ばかりでした。
弾き始めると、それはもう聞いてるほうにもピアノのことがよくわかりますし、悪くないんだけど、それでけっこうまとまった時間弾いてるでしょ? そしたら、ピアノうまくない人まで一人頭何分というふうには、回らないじゃないですか、物理的に。
こういう場合は、もうあきらめて遠慮するという人が多かったと思うのだけど、
でも素人だって参加者としては平等(音楽の前に人は平等でないという話もあったがそれはそれとして)
30秒から1分くらいは弾かせてもらうとすれば、何をどう弾くか。
ふだん、私は暗譜で曲を弾くことは一切ありませんけど(暗譜してる曲がありません)、
こういう場合、楽譜をもたもた広げている間がもったいないというか、気が急きます。
なので、楽譜がなくても弾けるもの…これまで私は、馬鹿のひとつ覚えで、バッハの平均律最初のプレリュード「ドミソドミソドミ…」を弾いてました。
これなら楽譜がなくても弾けます。しかもどんな状況で緊張してても自信持って弾けます。これは大きい。
しかしこれだと(これだけだと)、ふだん弾いてる曲を弾くとどんななのか、わかりにくいというか一部のことしかわかりません。さすがに偏っています。
そこで今回、「こんなこともあろうかと」さっと試弾するレパートリー…レパートリーというほどのものじゃないですが、何なら楽譜を見ないでも自信を持って弾けるのか、家で実験してから行きました。
その結果、
・モーツァルトのピアノソナタの一番有名なやつ「ドーミソシードレド」の冒頭部分
・ショパンエチュード「エオリアンハープ」冒頭部分
いずれも1ページずつだったらイケることを確認しました。
そしてこの組み合わせなら、コロコロと音階を弾いたらどんな感じかということと、ショパンの響きがどんなふうになるかということが試せます。なかなかバランスのとれた試弾セットです。もーちょい時間があればこれに
・バッハのインベンション第一番の冒頭部分
半ページ分くらいを追加します。
このくらいあるとそこそこ、そのピアノのキャラクターがつかめると思います。
こんな感じで、ピアノフォルテ(レプリカ)と、1928年のベヒシュタインを弾いてみることができました。特に、ベヒでエオリアンハープ冒頭を弾いたときは、ビビビッてきました(^^;;
私が弾いたあと、持参した楽譜を立てて、プロじゃなさそうな人も試弾していました。
ふだん暗譜で弾く人は、「ご試弾どうぞ」にも自在に対応できるからいいよね。
楽譜かじりつきタイプで「ご試弾どうぞ」に「楽譜持ってこなかったぁ~」って悔しい思いをしたことがある人は、ぜひおうちで何曲か、好きな曲を試してみて、冒頭…じゃなくてもいいけど特徴的なところ1ページ分ずつくらい。自信を持って暗譜で弾けるように確認してみて。
なるべくキャラクターの違う曲で、2~3種類。
暗譜でも試弾できるレパートリーに、エオリアンハープが加わったら、なんか経験値を1upした気がしましたよ。
これでアナタも、「ご試弾どうぞ」にビビらない人!!(^-^)v
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(今回もイラストはまたろう)