アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

モツコン5日間完成(←するわけないけど)1日目

2021年05月31日 | ピアノ
今週末はモーツァルトのピアノ協奏曲第23番第三楽章の本番があるので、なんとかそこまでに自分的ベストに持っていきたい、と…

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←当日は、おおらかに弾いてもおおまかにうまくいくって感じで弾きたいよね

前に、本番前日に、「間違えやすいところ(分岐とか)」を楽譜にぐりぐりマーキングしてよーくよく確認して(テスト前夜的な)わりとミス防止に役立った、ってなことがあったのですが
「そういうことはせめて一週間前までにしておくものだ」
と諭されたような記憶が

つまり、「間違えやすいところ」を確認しておくのはたいへんよい…が、それを確認して(意識して)正しく弾いて馴染ませるというか身につける、そういうことにある程度の時間/期間必要でしょう。ということなので、今回はなんと!! 一週間前に。

定期テストで、そんな計画的な行動をとったことがあっただろうか。いやない。

第三楽章まるまる、ミスタッチなしで弾けるとかもちろん思ってないけれども、大事故を避けるという観点で考えると、
単に指が正確なところへ行かなかったというミスよりも、
ありゃ(頭で)勘違いしてたわ、というミスのほうがヤバい。

なので、今日はメトロノームに合わせて弾きながら、たまたま指が間違えたというところはともかく、うっかりした、あるいはしそうになったというところをチェックしていった。

似た音形のところで、一回目は

左手が、3小節目のシから同じ高さのシにいくところ、

二回目は

左手が、1小節目のミからオクターブ上のミに行くとか。

予定と違う指使いで突入しちゃうとハマる(その先が弾けなくなる)ところは、ぐりぐりとでかい数字書く。

それと、アルペジオ連続のところはどうせハズすものとして(←どうなのか)ハズしたら次の塊へ飛べるように、音は覚えておく。楽譜うろうろ見てる暇ないから。
というか、何しろモーツァルトだし、何度も弾いてる曲なので、別に楽譜見なくても次の音はわかるはずなんだけど、つい習慣で、特に間違って慌ててるときだと楽譜で確かめたくなっちゃうんですよ。そこをあえて、いや見る時間取らないほうが早いでしょ、見なくても大丈夫でしょ、って自分に納得させる練習。

ま、そんな日でした。

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西洋音楽史(8) バロック時代の声楽における歌詞と音楽

2021年05月30日 | ピアノ
あれ? 飛んでね?? と思った方へ、えぇそうなんです。部屋の改装にかまけて聴講が遅れていて…

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←だんだん器楽の存在感が増してきてますよ

でも第七回まで聞いた前提で中間課題を出さないといけなかったもんで、
ちゃちゃっとテキストめくって答え埋めて出しちゃいました(←あかんやつ)

これじゃ意味ないんであとで戻りますけどね…

とりあえずは、続きの第八回が、だんだん興味あるエリアに入ってきたんでそのまま進んでしまいました。

なにしろ、第八回にはヘンデルのオラトリオ「メサイア」とか出てくるんですよ。いよいよ。
実のところオラトリオ自体ほとんど知らないんですが、「ハレルヤ」はさんざん歌いましたからね。

ヘンデルさんはドイツ出身だけどイタリアで勉強して、ロンドンへ渡ってイタリア・オペラでぶいぶいいわしてたのですが、オペラが廃れてしまって、オラトリオに転身したんですって。オペラとオラトリオ(レチタティーヴォとアリアの交代を中心として構成され、劇的な歌詞によって宗教的な内容を歌う)はまぁそのくらい、似ていると。

そもそも「バロック」って何かといえば、「大げさな対比・対称や過剰なまでの装飾を用い、劇的な性格を持つ」(テキストより)ということだそうだけどなんかピンとこない。しかし「通奏低音」で特徴づけられる時代といわれるとそうかなと思う。

ゆかりちゃんの追っかけなので古楽オケを聞きに行くと、ゆかりちゃん(チェンバロ)の担当ポジションが「通奏低音」だとか、それでこの言葉はよく目にするようになって、だから耳で聞く音としては「こんな感じ」と思っているけど、実は言葉の意味がよくわからない。ベース音(だけ)を弾いているという意味ではないようだし…?? 室内楽の中のピアノの役割とはどう違うの??

それで今回の授業では通奏低音の説明があって「おぉ」って感じ。楽譜を見ると、ベース音(だけ)が書いてあってそこに数字が書き入れてある。数字がないところもある。数字の意味は、ベース音に対して何度の音を足すかということで、数字がわざわざ書いてないときは3度と5度、6と書いてあれば3度と6度を足す。足すといっても和音(ドミソとかの)白玉弾きをしろという意味ではなくて、その音を参考にして即興で弾く(o_o;;

つまり、歌+通奏低音の楽譜であれば、二段譜になってて下のほう(ベース音が書いてあるほう)にはちょこちょこ数字が書いてある、と。そう思うとCメロ譜を見て即興伴奏するポップス系の人みたいだ。

通奏低音はチェンバロがやるとは限らず、いろんな楽器が、あるいは複数の楽器が担当することも多かったようで、しかもそれはその都度違っていたりする(指定がないからね)

ともかくこういう音楽が盛んになったことで和声の理論書なども出て(ラモーさんの「和声論」)、「終止形」というものと、調性が確立することになった。これってすごいことだよね。結局ココの上に私たちが楽しんでる音楽のほとんどが成立してるわけで。

ヘンデル「メサイア」の中で、有名な「ハレルヤ」の直前は、弦楽合奏と+通奏低音で伴奏されるアリアで、まぁ歌というのはもちろん言葉が意味を持っているわけだけど、このへんになると器楽が奏でる音も意味があるというか細かく情景描写をしていて、とても劇的。続くハレルヤでは、まずトランペットの活躍しやすいニ長調…王とか統治者のイメージね。そうやって神を讃えつつ、各声部で同じ旋律を受け継いでいくフーガ形式が「神による統治が不変であることを描く」(テキストより)。

ほぉ~こてこてに盛られていた(フィグール: 音型、文彩)んですね。考えたこともなかったよ。


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速く弾くにはゆっくり弾くこと

2021年05月29日 | ピアノ
今年の私の目標は「速い曲を嫌がらない」ってことでした。最近忘れてたけどw

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←亀の歩みでも「歩く速さ」のうち(!?)

「喜びの島」とかモツコンの3楽章とかやってるので、少なくとも嫌がってはいない、やれやれ目標クリア、ってまぁそれはそうなんだけど、速い曲を速く弾けているかというとなかなかそうはなりません。

数年前に比べればよくなってるとは思うんですけど。亀の、いや、カタツムリの歩みで(←遅い)。

今日の記事タイトルにした「速く弾くにはゆっくり弾くこと」は、ヤマハで習ってたときの先生の言葉です。「(子どもと違って)大人はゆっくり弾ければ速く弾ける」も言ってました。

当時、なんのこっちゃと思っていたんですが、最近になって、あぁもしかしてこういうことを言いたかったのかなと…

おゆき先生のレッスンの中では、「ゆっくり練習するときから、速く弾くときの動きで弾く」という言い方をされます。つまり、最初はゆっくりしか弾けないわけで、ゆっくり弾くのはいいんですが、そのときに、そのままの形・動きでは速く弾けるはずがないような無理・無駄の多い弾き方をしていてはいけないということです。

せっかくゆっくりで何度も練習することで、速く弾くことが不可能な動きをじっくりしっかり身に付けちゃうとむしろ困るわけですね。

不要な縦揺れやハイジャンプがNGなのはもちろん、
ゆっくりな動きの中でも
「早めに準備しておいて、指で弾く」
を基本にすることが重要です。

もしもきちんとそうやって、あるべき動きをじっくりゆっくりから練習することができれば、すんなりと「速く弾く」に繋がっていくのです。

「練習は必要ですけどね」(←最近、おゆき先生が強調してること)

どういう動きで弾けば、きれいな音で、望む表現をしつつ、速く弾くことができるのか
それがストンと納得できて身に付いていれば、あとは基本動作について単に速くすることというのは(たとえば、手を横移動する、指を曲げるなど)大人ならできるでしょう。ピアノ以外の場面では既にいろいろなことを上手にこなしているのですし。

ということですね。

なので、ヤマハの先生が言っていたことはそれと通じるというか、同じことだったのかもしれないですけど、でも初心者には、「ゆっくり弾きつつ、速く弾くときにはどういう動きが最適か考える」なんてことはできないじゃないですか? だから実際には役に立っていなくて、

それが、おゆき先生に習うようになってから、いちおうの方針がわかるようになったことで少し前進したと思います。

さらに今年は、あるべき動きを考えつつじっくりゆっくり練習したとして、そこからメトロノームを1ずつじわじわ上げていくような練習方法よりも(といいつつ、そんな練習滅多にしてませんでしたが)、ゆっくり弾いたり、ちょっと欲張った速さで弾いたり、行ったり来たりして練習するようなことをしてみています。

速く弾くことで、今計画している動きが、速くても大丈夫なものかどうかなんとなくわかるだろうし、
またゆっくりに戻ることで、確実性とか納得性が上がるんじゃないかな、という感触です。

そんなこんなで、今年の終わりごろには、速い曲でもあまり苦にならないな、となっているといいと思うんですけど…

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奥行16cmの棚

2021年05月28日 | 生活
今日は大車輪で整理しましてだいたいの本を収めました。

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まぁ、ほんと入れただけで、分類とか順序とか、あんまり考えてないですけど、もうとにかく大きさで収めた感じです。
ひたすら部屋に運び込んだときは「これ、入るんか??」とやや疑心暗鬼になりましたが(設計時には何も計算してないんで)、余裕でした。

というか、余裕は「奥行30cmの棚」のほうにありまくりで、
「奥行16cmの棚」のほうはかなり埋まってます。ここからじゃんじゃん買っちゃったら「あっ」ちゅう間に埋まりそうです。

「奥行16cmの棚」は、文庫・新書・コミックスを入れるイメージで作りましたが、実はハードカバー本などのほとんどが入ります。
青チャート「ベートーヴェンを “読む”」とかにちょうどよいサイズ感です。なんなら「ゲーデル、エッシャー、バッハ」もしまえます(微妙にはみ出てるかも)


窓の下は文庫を並べています。


漫画専用の棚ができた


CD置き場も作りました。これでタイトルが一覧できる…いや、床近くじゃ字が細かすぎて

ということで、「奥行16cmの棚」に入らないものは、雑誌類、映画のパンフレット、写真集など「見る」系の本など、割と限られているので、「奥行30cmの棚」まだあまり埋まってません。

…作業用物置きスペースになってます。

本棚はすべて高さ調節可能にしてもらったのですが、それがこんな:

金属レールがあって、そこに「フ」の字みたいな金具を差し込み、板を乗せる形式になってます。

なので、レールの分は隙間ができますし、この金具の差し込みもなかなか、うまくはまらなかったりイラッとしますのでよい感触ではないです。ダボ穴がきちんと埋まっていて、円筒形のダボを差す形式のほうがかっこいいですけどね。たぶん、レールつけるほうがだいぶ安くつくんだと思います。

まぁいったん高さを決めてしまえば、そうしょっちゅう動かさないと思いますし、実用上は問題ないですけど。


今日は、スマホで音楽聞きながら作業していたのですが、それを見て、よしぞうがお古のBluetoothスピーカーをくれました。

うん、確かにスマホそのままで聞くよりはいいけど、ドンシャリ系でたいした音じゃないね。ちゃんと音楽聞けるようにするかどうか迷うなぁ(邪魔かな)


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自分に聞こえる音と客席に聞こえる音

2021年05月27日 | ピアノ
今日はとても雰囲気のよい、歴史あるホールで練習会。

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建物に入ったところ。階段上がった先がホールです。


ホールの天井が芸術的な美しさ。

ピアノはふつうにヤマハなんですけど…
天井高いは七難隠すといいますし(←言うよね?)
しかもその天井が木なのでこれはもう

素敵な演奏にならざるを得ません。

ということで、みなさん熱演揃い、大曲が並びました。
そしてとても優しい響きがします。

…客席で聞いてるとね。

いざ自分が弾いたとき(だいぶ後のほうの順番だった)、
なんかイメージしてた響きと違ってて焦りました(o_o;;

弾いたのは
スカルラッティ/ソナタK.466
スカルラッティ/ソナタK.449
ショパン/舟歌
リスト/愛の夢第三番(途中まで)

いろいろやらかしたのは、焦ったからというより単に仕上がった状態にないからですが

スカルラッティその1はかなり思い出しました。あと少しで解凍完了
スカルラッティその2はなかなかぴしっとキマりませんねぇ。速い曲難しいです
舟歌は、いろいろ間違えてるうちに疲れて、最後は集中力切れましたね。
愛の夢は、中間部があと少しで終わるってとこまで来て「忘れた」ってなりました(←譜めくりの都合で部分的に暗譜)

何が疲れるって、間違えたときになんとか弾き直ししないで先に行こうと
昔より、「片手になってでもそのまま進む」とか比較的できるようになったんですが
やっぱり板についてないから疲れるんですよね。で、そのうち集中が切れるという

それと、今日のホールの「落とし穴」として照明に癖がある(明るさ? 色味??)ということがありました。
楽譜ガン見しようとしてもうまく焦点が合わず、ぼんやりしか見えないんです。
同じようなお年頃の方々から複数、同様の証言をいただいたので私だけじゃないです。

楽譜置いてもいいんですけど暗譜してあれば「あっ、ピントが合わない」ってときにガタガタしないで済みますよね…

そして、家に帰って録音(客席に録音機置いてた)を聞いてみると、案外きれいに響いているんです。
弾くとき聞いた感じと、客席で聞いた感じがけっこう違うホールだったみたいです。

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