「とるだけ育休」(育休を取得中に育児・家事をほとんどしない男性)の記事
を見かけたとき、「何しにとってんねん」「育休ちゃうわ、バカンスやろ」と突っ込みは入れたくなったが…
←まぁとりあえず家に帰ってみたらなんかいいことあるかもよ。
その一方で、「時代は進んだ」とも思った。つまり、昔、うちの子たちが赤ん坊だったころは、もっと強い意思を持って育児する、というか、妻が復職したとか病気とかであるのに預け先がなく、自分が育児しなかったら子どもが育たないという必然性を持っている男性しか取らなかったわけだから。
もっと気楽に、じゃ休もうかなでとれたりするようになったというのはそれはそれで進歩といえるかもしれない。
当時は女性の育休ですら今ほど普及していたわけではなく、産休明けから保育園にやっと入れるまでをなんとかかんとか育休でつなぐ(ことができればラッキーな)イメージ。
そうするとなんだか「真面目」が求められるイメージになってしまって、あれはよくないよね、育休取ってるからって、育児と家事を、今でいうワンオペで、完璧にこなさなければいけないような呪縛。
赤ん坊と上の子の育児、家事を全部やるのは相当な無理ゲーであるうえに、夫は家のことを妻に任せきりで残業し放題、さらには宴会や趣味まで自由に出歩き、帰ってきたらば「なんで1日家にいたのにこんなに散らかってるの?」なんて言おうもんならそりゃキレられる(^^;
よしぞうはそこまで極悪な人ではなかったが(幸い)、残業するのと、家に帰ったらごろごろするのは当然だと思っていたフシがある。
それで、一度でキレた私は、第二子のつなぎ(入園までの)育休を夫に交代させたわけだが、すると
私は残業しないで帰るし、帰ったらごはんも作るし赤ん坊の世話もするし、
まぁ要するに夫は「ワンオペタイム」には無理して家事はしない。
「ツーオペタイム」に回せばいいやってことである。
このほうがずっと健全なので、じゃ第三子も同様にということでそうなった。
しかしなんで、妻が育休取るのと夫が育休とるので不均等な状況になってしまうのかって話ですね。
・家に赤ん坊いるのに男性をなかなか帰さない会社
・家に赤ん坊いるのになかなか帰らない男性
・帰っても家事・育児をしない男性
・帰った男性に家事・育児をさせない(してといえない)女性
「全体でなんとなく」一致団結してそういう状況を作っているんだけれども、それに風穴を空けていくには、単にぼんやり休む夫がいてもいい。会社の仕事に穴を空ける経験を積む(それでも仕事は回っている)というのも案外その後の人生に効いたりする。育児や家事だって、実際にはあんまりやらなかったかもしれないけど、見るもの聞くものは、会社にだけいたよりも違うものがあっただろう。
そして、社会も(会社も)、「赤ちゃんが生まれたから家にいる男性」を見慣れる。結局そんなところからようやくじわじわと、世の中が動いていくんじゃないかと思う。
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「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
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もっと気楽に、じゃ休もうかなでとれたりするようになったというのはそれはそれで進歩といえるかもしれない。
当時は女性の育休ですら今ほど普及していたわけではなく、産休明けから保育園にやっと入れるまでをなんとかかんとか育休でつなぐ(ことができればラッキーな)イメージ。
そうするとなんだか「真面目」が求められるイメージになってしまって、あれはよくないよね、育休取ってるからって、育児と家事を、今でいうワンオペで、完璧にこなさなければいけないような呪縛。
赤ん坊と上の子の育児、家事を全部やるのは相当な無理ゲーであるうえに、夫は家のことを妻に任せきりで残業し放題、さらには宴会や趣味まで自由に出歩き、帰ってきたらば「なんで1日家にいたのにこんなに散らかってるの?」なんて言おうもんならそりゃキレられる(^^;
よしぞうはそこまで極悪な人ではなかったが(幸い)、残業するのと、家に帰ったらごろごろするのは当然だと思っていたフシがある。
それで、一度でキレた私は、第二子のつなぎ(入園までの)育休を夫に交代させたわけだが、すると
私は残業しないで帰るし、帰ったらごはんも作るし赤ん坊の世話もするし、
まぁ要するに夫は「ワンオペタイム」には無理して家事はしない。
「ツーオペタイム」に回せばいいやってことである。
このほうがずっと健全なので、じゃ第三子も同様にということでそうなった。
しかしなんで、妻が育休取るのと夫が育休とるので不均等な状況になってしまうのかって話ですね。
・家に赤ん坊いるのに男性をなかなか帰さない会社
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・帰っても家事・育児をしない男性
・帰った男性に家事・育児をさせない(してといえない)女性
「全体でなんとなく」一致団結してそういう状況を作っているんだけれども、それに風穴を空けていくには、単にぼんやり休む夫がいてもいい。会社の仕事に穴を空ける経験を積む(それでも仕事は回っている)というのも案外その後の人生に効いたりする。育児や家事だって、実際にはあんまりやらなかったかもしれないけど、見るもの聞くものは、会社にだけいたよりも違うものがあっただろう。
そして、社会も(会社も)、「赤ちゃんが生まれたから家にいる男性」を見慣れる。結局そんなところからようやくじわじわと、世の中が動いていくんじゃないかと思う。
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