アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

本番あとはビールがうまい!! カルメン本番と打ち上げ

2010年05月31日 | 合唱
ゲネプロは時間も押して、みんなぐったり。おなかすいた~

昼休みは楽屋に戻って、まずはごはん。しっかり食べとかないとね!!
そして昼休み後半は、みなさん念入りにメイクです。舞台用にくっきりはっきりのマスカラや、超長の塗るつけまつげなどいろんなアイテムが机にあふれ、情報交換・雑談しながら華やかな空気が盛り上がってまいります。

目元がきりっとすると、ぐっと雰囲気が変わるんですよね。でも私は、結局ふだんまったくのノーメイクが多いまま、ここまで進歩なく暮らしています。一度もやったことないメイクに挑戦するのも怖すぎます(^^;; ので、ファンデと口紅だけ、まぁこれでもまったくしないよりかは舞台に敬意を表したっていうか(?)

そしていよいよ時間になり、舞台袖に向かいますと、ちらっと見えた客席はどんどんとお客様で埋まっていきます。入りはなかなかよさそう。そしてオルガン席の裏に待機してしまうと、舞台の様子はまったく見えません。ただ、スピーカーがあるので音はわかるようになっています。

講談師さんの口上が始まると、きりりと引き締まる様子が感じられ、こちらも「いよいよだ!!」という気持ちが高まってきます。でも、ピアノの発表会の孤独な緊張とは違って、いい感じです。事務局をやってたアルトのNさんが、冗談を豊富に飛ばしてあおると、みんなの気持ちもどんどんハイに…

ほんと、本番ハイっていうか、みんなであんまりくだらないこと言ってたんで、どんな冗談いってたかあらかた忘れました(^^;;

階段を急いで上り下りするのはやっぱりヒヤヒヤしたんだけど、みんな本番の勢いがあるからゲネプロよりは速やかに移動できましたね。大事故もなくてよかったです(小事故はあったみたい…)。

「たちのぼるけむり…」。ぎっしりのお客様の前で第一声を出してしまったらもうあとはいくしかない。みんな練習よりはずっとノリノリで、演出意図に合った動作をしています。自分がどういう性格の女性で、どう男性に誘いをかけて、結果どうなる…というような詳しい設定を独自にたてている人もけっこういたみたいで、自律的に動いているのがこの、オンデマンド合唱団の特徴ですね。

ただちょっと、靴音がうるさかったのはどうもね。オケの人は弾いていて嫌だったと思います。黒い靴、というのが指定なんだけど、私はちょっと高さのあるかかとで、しかもゴム!! というのを持っていたのでわりとどたどたせずにいけたんです。でもふつう、硬いヒールの靴を履くでしょ…それでものすごく急いで出入りしなきゃいけないんだから(しかも、舞台の床はめちゃくちゃ響く!!)がたがたさせないってのが無理というもの。

さて、出と出の間は、かなり暇な時間もあって、生の音を聞きたいんだけどそういう場所がなくて。しかたなくモニターで見ていました。だからかなりの部分、スピーカーごしの、けちょい音しか聞いてないところが残念だけど、オケの鳴りはやっぱり、かなり冴えているように思いました。ミカエラさん(合唱といっしょに出るシーンがない)の歌声もすばらしかったわ。

フラメンコを踊るシーンは、特に生で見たかった!! 小さいモニターに鈴なりに張り付いてみてました(昭和の街頭テレビみたい、って誰かがいってましたが)。踊るなんて話はまったくなく募集された合唱団から、よくぞここまで!! フラメンコダンサーズは、私たちと違うスペシャル練習を積み重ねて、ずっとやってきたんです。すごい!!

闘牛のシーンになると、みんな華やかな衣装に着替えたり、少なくとも小物をプラスしたりして着飾ってました。私も髪に(百均で買った)花をつけ、スカーフの巻き方を変えてスタンバイ。こまたろう母さんから花束のプレゼントをいただいたので、それも持って出ることにします。

←きれいでしょ(^^)

「形」が華やかになると、なんだかテンションもどんどん上がってきて、「ヴィヴァヴィヴァみごとだ砂が血に染まる…」とかもう走る走る、みんな指揮なんかぜんぜんみちゃいないし、超速で飛ばしていきます。

指揮者さんをみてみると、指揮者さんは「走る」合唱団のほうをみながら、「しょーがねーなー」の表情。全力で合わせてくださっている様子です。そーですか。それなら、「走る」ほうで合わせってことで。いきまっせ!!

終わるあたりの、合唱団のテンションの高さはもう半端なかったです。終わってみて、みんな「あっという間だった~」といってました。そう、終わってみるとほんとすぐ、なんです。

急いで撤収して、近くの打ち上げ会場へ。本番のテンションの残りが持ち込まれて、すごい盛り上がりです。

乾杯の発声もないうちからあっちこっちでもう飲んでます。なので私たちのテーブルもフライングで飲むことにします。私はふだんビールを飲まないんですが、「とりあえずビール」という感じでセッティングされていたので、そのまま飲んでみました。すると、「おいしい!!(^-^)」めっちゃおいしいんです。歌のあとはビールがうまい。

今回、ここまでやるカルメンなんだと最初からわかってたら、私は参加してなかったと思います。それが、「演奏会形式」という言葉にだまされて(^^;; 思い切って参加して、途中から引くこともできずこうやって勢いで最後までくることができたわけです。そう思うと、最初から言われなくてよかったという見方も(笑)

ここまで来る中で、こういった舞台を作り上げるまでどんだけたくさんの人の労力がかかっているのかというのを間近で見ることができました。表に出るのは指揮者さんや歌い手さんだけだけれど、副指揮者、練習ピアニスト、さらに裏にはびっしり台本に書き込みをしたスタッフさんがいて、ちょうどのタイミングでドアを開けてスタンバってくださったりしています。

そして、気が遠くなるほどたいへんそうだったのが事務局の方々です。オケだけでも大人数いるのですが、さらにそこへ寄せ集めの人たちが60人近く。連絡調整だけでもたいへんなことで、会場手配から資料作成から集金から、その事務量は並大抵ではありません。

事務局のNさんは、本番中もみんなを盛り上げてましたが、さらに打ち上げでのトーンはすごい!! 海実さんは「この会社の人ってこうなの??」とびっくりしてましたが、そんなことないですよ、あそこまでの方はかなりめずらしいです…それにしても、獅子奮迅の働きぶりにはほんとに感服しました。ありがとうございました。

そして、会場まで足を運んでくださったお客様にも感謝の気持ちでいっぱいです。オケ定演歴代二位の動員数だったそうですよ(関係者が増えると動員も増える道理だが)。


今日の弁当

写真は、よしぞうの弁当箱。昨日買ってきた。
鶏ピーマン焼き、こんにゃくきんぴら、プチトマト、昆布豆、煮物(にんじん、しいたけ、れんこん)
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ピアノWeb発表会: インデックス・ページ

2010年05月30日 | ピアノ
ピアノWeb発表会2010
~見開き2ページの世界~
期間: 2010年6月1日~6月30日


   にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←多数のご参加をありがとうございました。

ページの右カラムにWeb発表会紹介を入れました。これで、どの記事を見ていても、Web発表会へジャンプできます。

ぜひお聞きになり、発表者のページに感想を書いてあげてくださいね(^-^)

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No.1 でごさん 2010.6.1
哀愁の○○○さん (でご編曲)
* でごさんは、たくさんの録音をアップしていらっしゃいます。クラシックも多いのですが、編曲や作曲がなかなかおもしろいので、あえてこちらを紹介させていただきました(本人から発表曲のご指定がなかったので)。
他には、スクリャービンの前奏曲 op.16-1などもお奨め。

No.2 かーたん^^さん 2010.6.4
前奏曲第1集~亜麻色の髪の乙女 (ドビュッシー)
* かーたん^^さんは、ちゃんとこのWeb発表会用に紹介文を書いてくださいました。みんなで読みに&聞きにいこう!!

No.3 アンダンテ 2010.6.5
ハイドンの名によるメヌエット(ラベル)
* ちょっとおしゃれで、風変わりなメヌエット。マイピアノで弾きました。

No.4 ミケ子さん 2010.6.5
Prelude No. 4 in D major, BWV 936 (J.S.Bach)
* 「息子と夫が公園に遊びに行っている間に」さらりと録画してくださいました!! 休日のゆとりが感じられる優雅な演奏です。

No.5 karinneさん 2010.6.7
インヴェンション第四番 (J.S.Bach)
* 丁寧に練習を重ねてこられたことがわかる好演です。あと、個人的にはkarinneさんちのおいしそうな「ごはん」写真がお奨め。

No.6 モアイさん 2010.6.7
子犬のワルツ (ショパン)
* 直メッセージで説明をいただいています↓
(3)ピアノ歴 小2のときから始めて1回やめているので約5年です。
(4)曲の解説 ショパンの名曲、子犬のワルツは、小犬が自分の尻尾を追い掛け回している姿をヒントにして作られたといわれています。中盤の高く短い音は
子犬がつけている鈴の音なんだとか。
(5)その他 この曲を選んだ理由は私が幼稚園児のとき先生がよく弾いていた思い出の曲だからです。音質が悪いですが聴いてください☆

No.7 またろう 2010.6.9
あさごはんをたべるうさぎ (大辻ゴン)

No.8 はなひめ 2010.6.9
うさぎ、つかれて寝る (大辻ゴン)
* 以上二つは親子連弾です。

No.9 おちゃさん 2010.6.9
トロイメライ 「子供の情景」より Op.15-7 (シューマン)
* おちゃさんは、大人になって再開してからは独学でピアノを練習なさっています。発表する場がなかったところへこのWeb発表会があってよかったといっていただけて、私もうれしい(^^)

No.10 イエネコさん 2010.6.10
プレリュードOp28-11 (ショパン)
* かーたん^^さんとイエネコさんはご夫婦です。いいなぁ、おうち連弾ができますね(^^) プレリュードは「曲調も難易度も様々でしかも1曲1曲が短い!自分に合う曲がきっと見つけられます♪」とのことで。ほんとにそうですね!!

No.11 マダムコミキさん 2010.6.11
Etude Op25-1 「エオリアンハープ」 (ショパン)
* このWeb発表会をきっかけにピアノ音源を初アップということで、ありがとうございます!! 企画の狙いのひとつが「演奏をアップしてくれる人を増やす」なので(^^)v

No.12 私はタワシさん 2010.6.12
マズルカ第3番 変ロ長調 (ドヴォルザーク)
* この企画意図を読み取って、「大作曲家が書いたあまり有名でない小品」とジャストな選曲をしてくださいました。マズルカのノリは難しいですが、タワシさんうまく表現してます。

No.13 そらさん 2010.6.12
「別れのポロネーズ」変ロ短調(遺作)(ショパン)
* こちらもあまり知られていないポロネーズ。若いころのショパンが書いた曲で、ダイナミックな感じとエレガントな感じが合わさっています。チョコのCMに使われていた曲ですって。

No.14 さくらこさん 2010.6.14
インヴェンション11番 (バッハ)
* この曲の「宗教的な雰囲気が好き」とのことで、言われてみるとなるほど~。動画での参加です。

No.15 さっちゃんさん 2010.6.15
アメージンググレース (作者不詳)
* さっちゃんさんは、大人になってまっさらからピアノを始めたそうです。さっちゃんさんが片手でメロディー、普段はギターを弾くだんな様がピアノで弾くコード伴奏という素朴な連弾(→こちら)を見て、音楽をする幸せがストレートに表現されていることに感動して、お誘いしました(^^)。そのあと急遽両手を練習されての登場です。

No.16 さおりさん 2010.6.15
クリスマスの魔法のうた (バルトーク)
* バルトークって、難しい曲のイメージが強いんですが、子どものための作品をかなり書いているんですね。でもきれいに弾くのは案外難しそうで…さおりさんは「元」ピアノ講師だそうで調子よくこなされてますよ。

No.17 ゴンさん 2010.6.16
星ぞら (大辻ゴン)
* ゴンさんが自作曲で登場です。またろうとはなひめが弾いたのはかわいくてわかりやすい曲ですが、これはロマンチックな曲です。がんばってくれた、はやぶさに寄せて。

No.18 Oto麻呂さん 2010.6.23
Close to You~セナのピアノⅡ
* Oto麻呂さんは、大人になってピアノを始めたそうですが、とてもなめらかでやさしい雰囲気の演奏です。お庭のバラも素敵ですよ。

No.19 Rayさん 2010.6.23
ノクターン No.20 in C sharp minor(ショパン)
* まだ足台がいる年齢でもって、このムードたっぷりのノクターン!! 私はRayくんのファンで、日本のコンクールに出てくる子どもたちよりずっと自由に音楽してる感じが好きなんです。ブログを書いているのは親御さんです。説明をコメントでいただきました↓
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(3) ピアノ歴 3年半くらいです。
(4) 選曲理由、曲の解説
しっとりと落ち着いた、このノクターンをRayなりにどこまで表現できるか!?という大変大きなチャレンジだったような気がします。音の響き、休符の大切さを少しは学べたような気がしています。また、ぜひ弾いてみて欲しい素敵な曲です。^^
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No.20 emikaさん 2010.6.26
星に願いを (Leigh Harine)
* emikaさんはブログ名「再出発のピアノ」とあるとおり、昨年ピアノを再開したそうです。おしゃれな和音がいっぱい並んでなかなかやっかいな編曲を、心こめて演奏しています。

No.21 ゆかりさん 2010.6.27
【J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集2巻より9番プレリュード】
(3) 12年ほど
(4) E durで動機をこだまのようにまねっこしていく曲です
(5) 学校の試験で弾く曲です。仕上がっていませんが、2ページの曲にはちょうど良いと勝手に思いました。

【J.S.バッハ:インヴェンション13番】
(4) インヴェンションの中で私が最も好きなa mollの曲です。中間部分の和音の移り変わりがかっこいいと思います
(5)インヴェンションは2声しかないですが、どう歌おうかとちゃんと考えないとあっという間に流れていってしまうので案外神経を使うな、と最近ようやく気づきました。

【F.ハイドン:クラヴィーアソナタ34番より第1楽章】
(4) モーツァルトのような聴いていて心地よくなるような曲ではなく、典型的なソナタ形式の格式ばった曲です。
* 我が家のホームコンサート常連のゆかりちゃん、一挙三曲をひっさげての登場です!! ブログがないのでここで直接ご紹介します。

No.22 mifomifoさん 2010.6.29
ウイーンの謝肉祭の道化より intermezzo Op26-4(シューマン)
* 「シューマン・イヤーだから」ということで、この曲!! かっこいいわ~私も弾いてみたい(^^) mifomifoさん、なかなか生ピアノが弾けない中でがんばっていますね。なめらかに弾けてます。

No.23 ぶた子さん 2010.6.30
ハープシコード組曲第3番ニ短調 よりAllegroとAir (ヘンデル)
* ピティナのコンクールでものすごく忙しそうなので、どうかなと思っていましたが、ぎりぎりで参加してくださいました!! ふだん厳しい先生にきっちり鍛えられているだけあって、自力で練習したというこの曲もとてもきれいですね。

No.24 ラズベリーさん 2010.7.12
湯山昭 作曲 夜空の舞踏会 ~ 蜂蜜は甘いレガート ~ バウムクーヘン
* ピティナのステップでのライブ録音です。

この会のWeb発表会総括のページはこちら
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「場当たり的」という言葉の意味を知るカルメンゲネプロ

2010年05月30日 | 合唱
さて演奏会当日、「合唱団は九時集合です。すぐに場当たりを行います」とのこと。

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「場当たり」って、私のボキャブラリーにはなかったんですが、要するに、これまで本当の会場ではないところで練習していたので、実際にどこからどこまでどんな速さで移動して拍におさまるかとかぜんぜんわかってないわけです。それを、現場合わせしていくということ。

しかし実際に会場に入っていくと、椅子並べの真っ最中。

オケ全員分の椅子や譜面台を並べていくんだから大変です。これを邪魔しちゃいけませんので、客席のほうに移動してとりあえずざっと発声練習からいきます。


指揮者さんはいつもよく変な個性的なTシャツを着ています。今回のは「一音入魂」と書いてあります。


講談師さんはマイクテスト中。「最大ではこのくらいいきます…」「ささやくようにいうところもあります…」といってそれぞれ、ボリューム最大と最小の該当個所を読んでいきます。


からっぽの客席。1800席あります。ここにぎっしりお客様が入る!?

椅子並べも落ち着いて、「場当たり」開始。指揮者さんが口三味線で場面展開のキュー出しをしながら、実際に動いてみます。この会場は、舞台正面にオルガンがあって、高い位置にあるオルガン席から、舞台に降りてくる階段があります。ここを使って立体的に演出していこうというのが指揮者さんの基本アイディア。

しかし、舞台裏に回ってみると、オルガン席に行ける通路がどこなのかわかりません。しばしみんなでぐるぐる…舞台上でオルガン席に上がってみて、逆に裏に回って降りてみるとようやくわかりました。迷路みたいです。

通路がわかったところでみんなでぞろぞろ降りてみると、ぜんぜん時間が足りません。これじゃ全員が舞台に下りて歌い始めるべきときに間に合わないことになります。

それで、「もっと急いで!!」とか、一部はオルガン席によけておき、他の人が降り終わってからついていくとか、音楽の流れのどこをきっかけに降り始めるとか、細かいところを決めていきます。

その中で、「はい、戻って戻って。急いで!!」ととにかく急いで階段を駆け上ったりまた下りてきたり、何かの体育会系トレーニングですか的な様相を呈してきて、みんなぜこぜこです。

さらに、舞台からオルガン席に上ってハケるときが問題で、滞りなくさっとハケるようにといったって、階段が超狭くて渋滞するし、長いスカートをハイヒールで踏みそうで怖いし、みんな困ってます。そこへ指揮者さんから「もっと速くハケて!!」などと声をかけられますが「できないよっ!!」「危ないって!!(-_-#」

ほんと危険です。オルガン席に向かう階段と、舞台袖と二手に分けてハケたらどうかというもっともな提案もあったのに、指揮者さんは「オルガン席上方がタバコ工場」という設定が頭にありますから譲りません。

ま、そんな調子で、駆け足で(この場合、文字通り駆け足)「場当たり」を済ませてゲネプロの開始です。

オケの演奏が始まってちょっとびっくりしたのですが、練習のときとは別人のような音色、音のそろい方です。「納期にはつじつまを合わせる弊社社員の底力」を見たような気がします。本気度が違うんですかね。

このクオリティーのオケをバックに歌えるなんてほんと幸せです。

歌は歌で難しいところ、気になるところもあるのですが、ゲネプロ中に気になるのはなんといっても動きです。カルメンさんの前に立ちはだからないように、指揮者さんが見えるように、立ち位置と角度を工夫するのがやっかいです。オケの前、舞台の隙間は案外狭くて、合唱団の人数からいってすぐぎゅうぎゅう詰めになってしまいます。

プロの歌い手さんも、位置取りにはなかなか苦労しているようで、迷いが見えます。指揮者さんは全体のコンセプトを指示しますが個々の人の動きを指示するほど暇じゃないので、周囲と話し合いながら個人個人が自分の動きを詰めていきます。なるほどこれが「場当たり的」ということなのだな。なにしろ急ごしらえの感がぬぐえませんから、大事故の危険もあります。
(歌詞間違いくらいを小事故として。エスカミーリョさん、「歌わせてやるぞ牢屋で」を「廊下で」って歌ってませんでした?? ゲネプロのとき。)

それと、何より心配なのが階段部分の駆け足です。実際かなり危険だと思いますが(怪我という意味でも)、舞台進行上も、女工が階段から転げ落ちたら台無しでしょう。ひたすら無事を祈りつつ、そして出待ちの間に体力温存と称して裏にあるソファーで足を休めながら、ゲネプロ終了。

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カルメンさんの風邪が治ってよかった(リハ)

2010年05月29日 | 合唱
ところで、月末なんです。

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いつもは、一か月分の結果をまとめてなんだらかんだらで、月初が忙しいんですが、今月は、GWがあったり、その他の事情がからんで、今月分のノルマが済んでないんですわ。。

オケでビオラ弾いてる、私をカルメンに誘いこんだMさんは、今や私と同じチームで仕事してるんです(誘われたときは違った)。それで、Mさんといっしょに、「今月あと何件やんなきゃいけないの??」なんて愚痴りながら作業に励み、そのあげくに二人とも会社を早めに出たわけです。「月曜日までは五月だよね!?」…そう、月曜日に残りすべてをかけてますよ…

会社から練習場所まではえらく遠くて、たーっぷり電車に乗りました。私が着いたのはぎりぎりで、オケの音出しを頼りにすれば紙を見る必要もなく部屋に到着。今回は前回と違って、衣装着用じゃないので、会社帰りのスーツ姿だったりします。スーツ姿のジプシーってのもね、あんまり感じがでないんですが。

でも、もうみんな相当ノッてきてますから、動きもむしろ前回より自然なくらいでした。それはいいんですが、どうも難しいのが、立つ方向です。

オケの位置、指揮者の位置、そしてお客さんがこちら。というのがあって、それで、そのときカルメンの方を注目するとかいう演技上の都合がある。舞台の上でどの辺に立つかは、そのときの練習場所の形や集団のなりゆきで変わってしまいますから、その都度迷うんですね。

カルメンを注目してたら指揮者を見られない角度になっちゃったり。かといって、こうかな? こうかな?? ってあんまりぐるぐるしてたら変ですしね。指揮者見てない人が多かったけど、やっぱそれってまずいような気が。

オケもそうだし、合唱まで含めてぴしっと縦線が合っててなんぼだと思うけど。たぶん、当初の予定どおり(?)演奏会形式で歌っていたら、今頃はそういうところをぴしっと決めることに心を砕いていたと思うんですが。なかなかあれもこれもは難しいです。楽しい舞台にはなりそうですけどね。

家に帰ってみると、私が頼んでいったとおり、またろうが夜ごはんを作ってみんなに食べさせといてくれたんです。それはいいんだけど、私は「細かいおかずがいろいろあるし、豚肉と白菜でスープか重ね蒸し、または豚肉とピーマンで炒めるだけとか簡単でいい」といっておいたにもかかわらずまたろうはカレーを作り(それはおいしかったそうなのだが)、作るのに時間がかかったし疲れたから今日の勉強は一分たりともしなかったというあるまじき事態に(-_-;;

カレーが理由になるかっつの!!

明日のお弁当(運動会用)頼もうと思ったけどやめます。逃げ道(料理…)を作ったらいかん。
(テストは火曜日から)

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今日の弁当:

運動会弁当、はなひめとよしぞう分。運動会の弁当はおせんべいの空き缶に詰めてます。箱自体が光ってしまい写真はなんだかわからなくなっていますが。
お握りと、ゆで卵、プチトマト、アスパラベーコン巻き、アメリカンチェリー。
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こじろう、もうすぐ定期テスト…のはず

2010年05月28日 | 中学生活
本人たちからその気配が感じられないのですっかり忘れそうになるけれども…

こじろうの中間テストは月曜日から。またろうは火曜日から。
気配がないなら、作らないとね!!

そこで、おととい(←テスト5日前)こじろうに、「まずは試験時間割を見せて」というと、「あれー、お母さんに渡さなかった??」と来た。「見てません」ときっぱりいうと「うーん、持って帰らなかったかな??」とうろうろ。そりゃー、持って帰ったつもりも出したつもりもなくて適当に言ってただろ(-_-#

そしてきのう、「試験時間割を見て、勉強の計画表を作って持ってきなさい」といったら、こじろうがしぶしぶ書いてくれたのは、こんなの↓

------------
木曜~土曜 代数
日曜 幾何
期間中 社会、英語
------------
か、簡潔すぎる(o_o;;

「理科がないよ??」「あ、今回は理科ないんだよ」
じゃ、それはいいけど。ていうか、この、「期間中」っていうのの並びがよくわかんないんだけど、時間割書いて。

するとこじろうは、「時間割のプリント、学校にあったよ。でも持って帰り忘れた」なぁに~!? 「ちゃんと見たんだよ。時間割。なんだっけえーと」…どう「ちゃんと」だっつの(-_-#

そもそもこの「計画表」、中身が抜けてませんか。君が一番苦手な国語というものはどこへいったのかね。

すると、「今回漢字は出さないんだって。だからぁ…」と、漢字以外の国語の勉強をするつもりがなかったことを露呈。中身をしつこく聞いていくと、しぶしぶ、「期間中」の欄に「百人一首」というのが追加された。しかしこじろうが最も苦手とする読解問題関連は、ハナからやる気がないらしい。準備のしようがない実力問題がひとつ…これはしかたがないとしても…授業でやった題材がひとつ。これもこじろう的には「やる必要なし」に分類されてるらしい。いや、「お手上げ」かな(^^;;

あと、重大な問題として、英語が前夜+当日朝でまかなわれることになってるのはなぜ。毎度毎度あの大騒がせの「新中学問題集」はどうした。とてもそんな時間じゃ終わらないでしょう。

「あ、新中問はね…今回は提出じゃないって
…提出じゃなければやらないつもりでいた!!(-_-##
それで、この前日「ちょろ」で何を勉強するつもりだったの??
「単語の確認とか…」
確認も何も、あんたふだんから、書き取りの練習そのものをしてないでしょう。イチから覚えることを「確認」とかいわないの。

それで、母が勝手に修正版:
------------
木曜・金曜 代数
金曜 新中学問題集(英)
土曜 幾何・英語教科書本文
日曜 社会・英語単語書き取り・百人一首
期間中 翌日と当日の科目
------------

昨日(木曜)は、母が帰ってくるまでは当然何もやっておらず(部活がないのはなんのためだと思ってるんだ!!)、ごはん前は母がばたばたしており、ごはん後に話し合いを始め、そしてようやく勉強を始めたのはすごく遅かったので、代数の進捗ははかばかしくありません。

今日(金曜)は、代数と新中学問題集をゼッタイ終わらせるんだよ!!
こじろう「無理だよぉ…」
母「無理ってことはナイわよね。今からやるのが無理なんだったら、とーおぜん、もっと前からやっておくはずだものね。今まで大事にとっておいたってことは、自信があるんでしょう(^-^)←ゴゴゴ、って感じで読んでください

さぁ、このバトルはどこへゆく。今晩母はカルメンリハで帰ってこない。ということは、勝敗はすでに見えたか!? 次回、後編へつづく。かも。

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今日の弁当

鶏つくね、しゅうまい、ゆで卵、昆布豆、アスパラハム炒め、かぼちゃコロッケ、こんにゃくひじき煮

はなひめ昨日の勉強
塾で理・算
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