アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

二台ピアノと連弾と

2024年07月30日 | ピアノ
ソロ曲だけ弾いても楽しいピアノライフ…

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←録音と合わせるのと「生」は断然違う

でも、アンサンブルするともっと楽しい!

ということで、ピアノ同士のアンサンブルとして「連弾」「二台ピアノ」がありますが、これ、似ているようでいてちょっと、というかハッキリ違う…

連弾
・「ひとりでれんしゅう」が難しい。合わせてみないとつまらない、ということもあるし、「いっしょにれんしゅう」しないとわかりにくい部分が多いからというのもある。
・練習場所の確保が比較的楽。ピアノが一台あれば練習できる。
・1stが簡単で2ndが難しいとか(生徒と先生パターン)、難易度にかなり差がある場合も多い。

二台ピアノ
・一人で練習しているときも、それなりに音楽になるというか、なんなら1stだけでもソロとして成立しているものもある。
・練習場所の確保が難しい。ピアノ二台必要。
・1stも2ndも両方難しいことが多い。

たとえばピアノコンチェルトをピアノ二台版で弾く場合に、ピアノパートが最上位クラス(プロにとっても見せ場なくらい)なのはもちろん、オケパートも音がみっしり立て込んでいて難しいのがふつう。

とはいえ、私が今回やろうとしている二台ピアノはギロックで、そんなに難しくはない、というかまぁ、一般的なピアノ曲からすればずいぶん簡単なほう。しかも今回合わせてみたところ(いっぱい間違えていたけど)とても楽しい、かわいい曲で、これはイイですね

前にやったグルリットも、今回のギロックも、二台ピアノの入り口として、アンサンブルを余裕もって楽しむにはほんとお勧めです。


ギロック ピアノ連弾作品集【CD付】
1台4手、1台6手、2台4手、2台8手が混ざって入ってます。今回やるのは、2台4手の4曲全部。

2台ピアノは、それぞれの人が「ひとりで練習」しておいてえいやと合わせればまぁだいたいうまくいくんですが、
連弾は、「ひとりで練習」ももちろん大事だけど、合わせてからがまた、手が立て込んでくると、上になる下になるみたいな話とか、同じ鍵盤を二人の人が連続で打鍵するときはちょっと早くその鍵盤を放して去らないといけない(でないと次の人が打鍵できない)なんてのもあって、かなりしっかり合わせ練習しないとうまくいかないものが多いのです。

めるちゃん会で、ちょっと久しぶりの連弾(マメールロア)して、おぉそうだったそうだった、また弾いてみたいなぁと。面倒なところもあるけれどまた別の「味」があって、いいんですよね。

---- 今日の録音
ギロック「パリの並木道で」(2ndのみ、練習用…1stのみの前奏部分は含まれていません)

にほんブログ村 ピアノ  ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 その他日記ブログ 50代女性日記 ←こちらも参加しています


「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)


「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

めるちゃん会、真夏でも!!

2024年07月28日 | ピアノ
遮光・遮熱ロールスクリーンを導入し、みんなで集まっても涼しいリビングが実現できたので、七月だけどめるちゃん会やるぞー!!

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←今日はカリンバまではとても手が回らなかった

っていう私の思いつきで、めるちゃん会をすることになりました。

しかし…

屋外を涼しくすることはできなかった、ゴメン

みんな到着したときは結局汗だく。せめて冷やしたおしぼりを配りました
「ひゃ~」(首筋を冷たいので拭くとちょっとスッキリするよね!)

さて気を取り直してお昼ごはん。そのあとはもう早速交代で合わせ練習です。

事前に希望曲目を募ったところ、誰さんと誰さんで連弾、誰さんと誰さんでバイオリンソナタ…あれこれ挙がってこれかなりせっせと練習しないと時間足りないやん

めるちゃん会は、ほとんどピアノも弾かずにまったりするときもありますが、今日はかなり真剣に「ハイじゃあ次」って感じで練習しましたよ。

それからお茶会を経て、「本番」(というつもりで)いちおうお辞儀して拍手します。

ラヴェル マメールロア1,2
エックレス ソナタ 
ピアソラ アディオス・ノニーノ 
いい日旅立ち、タイスの瞑想曲
フォーレ ドリー「スペインの踊り」
シューベルト 軍隊行進曲第一番
ギロック パリの並木街、パリのポートレート
ギロック ウイーンのロンド、リオのカーニバル
シング
モーツァルト Vnソナタk304の1、2楽章
涙そうそう
ラフマニノフ=クライスラー 祈り(Pコン2番楽章) 
コーヒールンバ

盛りだくさんになりました。今日ここで初合わせというものがほとんどなので、クオリティとしてはいろいろ難ありですが、それぞれ良さが出ていたと思います。これからもうちょっと真面目に仕上げるつもりの曲目も。

「涙そうそう」は私ですが、今日は「マサさんの…」シリーズのいつもの「涙そうそう」の楽譜を使い、オカリナで吹きました。

最初は、オクターブ違う二つのオカリナを使い、「歌」部分を大きいオカリナで、「間奏」部分を小さいオカリナで吹こうとしたんです。そうすると音の高さとしては「楽譜どおり」になるんですが…

間奏部分が、小さいオカリナではしっとり吹けず(弱音、やわらかい音が出せない)どうにも合わないので、そこはオクターブ下げで大きいオカリナのほうのままにして、「二番」に戻ってきたとき小さいオカリナで吹いてみました(味変というか…)。これはこれでおもしろいかも。しかしオカリナは音程つくるのも難しいです。

やはり私の鉄板ネタは鍵ハモです。いい日旅立ち、タイス、コーヒールンバはいい感じでいけました。コーヒールンバ、どこかで披露したい。

今日の「コーヒールンバ」



にほんブログ村 ピアノ  ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 その他日記ブログ 50代女性日記 ←こちらも参加しています


「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)


「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Ohtematic@くにたち

2024年07月27日 | 生活
小さいころ(10歳くらいまで)は国立市に住んでいた。「こくりつ」ではなくて「くにたち」である。

     にほんブログ村 その他日記ブログ 50代女性日記へ ←商店街みて栄枯盛衰を感じるなど

ときどき「国立音楽大学」を「こくりつ」と読んでる人いるけど、「くにたち」です。国立じゃなくて私立だし

「国立」という市名/駅名は「国分寺」と「立川」の間だったからと聞いたことがあるけどそうなのかな? 安直なネーミングだねぇ
元々、何もないところを切り開いて新しい街を作ったからそうなるんだろうね。

国立に住んでいたころの記憶はかなり曖昧で、そこの小学校は卒業したわけではないのでほとんどの人間関係は切れてしまっていて、今でも年賀状やりとりしているのは一人だけ。

その一人というのが男子で、確か小学校一年生くらいのときは毎週(!)決まった曜日に遊んでいた記憶がある。
なぜそんなことになったかというと(当時、今より強固に、男の子は男の子と、女の子は女の子と遊ぶ習慣があったと思うが)、親同士が気が合ったらしく、私は母の自転車のうしろに乗って「水曜日の放課後」に遊びに行っていた。たぶん水曜日は母がレッスンお休みの日だったのだろう。

母同士がおしゃべりをしている間、私は大寺くんと遊んでいたわけだけど、それが不思議とこちらも気が合って、毎回楽しみにしていたように思う。

遊びの中で、大寺くんが自由帳にいろいろ描いて「漫画雑誌」(的なもの)を作っていたのを見せてもらった記憶があるんだけど…なんかおもしろいところがある、フツーではない、感じがした。学年末に作られる文集も、私の作文は「とりあえず達意の文章である」だけのたいへんつまらないシロモノであるのに対し、大寺くんのはかなりぶっとんだ内容で、勢いとオリジナリティーがあった。

そして結局、大寺くんはほんとにイラストレーターになったわけで、これはすごい。

ずいぶん前に、東京で個展をやったときには見に行った記憶があるけど、大寺くんは鹿児島に住んでいるのでふだんは見に行けない。ところがこのたびなんと「国立」で開催してくれるというので行ってきた。しかも二人展で、もう一人(岡本くん)も私のクラスメイトであった、らしい(ごめん記憶にない)。

会場に行くと、二人の略歴と、子供のころいっしょに写っている写真が貼ってあったが、その中に遠足の集合写真があった。確かに、大寺くんと岡本くんと、そして私も写っていたので同じクラスであったことは間違いない。

今回の二人展にはよしぞうと二人で行った。見た中で、よしぞうと私が二人ともすごく気に入って、部屋に飾るにもよさそうな絵があったので購入することにした。あと、大寺くんの著書も買った。


オーテマティック 大寺聡作品集

国立には、小さいころ住んでいたほか、結婚直後にも二年間住んでいたので、そういう意味でも思い出の地である。最近は中央線で国立駅を通過することはあっても降りることはなかったので、「へぇ~こんなになってたのか」驚きがたくさん。

「ロージナ茶房」は記憶にあるまま。


特徴ある形の駅舎は現在の駅舎本体から切り離されてちんまりと建っている。駅舎の縫いぐるみも売ってたw



にほんブログ村 ピアノ  ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 その他日記ブログ 50代女性日記 ←こちらも参加しています


「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)


「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

熱い夏がやってきた!

2024年07月23日 | 生活
正しくは「暑い夏」ですけど…

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←オール譜読み状態

今日、仕事から帰ってくるときなんて(午後2時すぎ)、遮光の日傘をさしていても、熱くなったアスファルトからアホほど熱気きて、もう何がなんだかわかんなくなるくらいでした。
今週は連日仕事で、まぁ仕事はいいんですけど帰りがめちゃ暑くて消耗します。行きはそこまで暑くない(午前8時まえ)

帰ったら真っ先にシャワー浴びて、アイス食べたりとかw なんやかやあって人心地つくのはもう夕方

生産性の低い時間をまたーりと過ごしておりますので、しばらく(要するに小学生の夏休みが終わるまで)ブログの更新は途切れ途切れになることが予想されます。

ピアノ弾きたいけど、というか多少は弾くんだけど、リラックスのためにちんたらちんたら弾く感じで、せっせと真面目に譜読み(指使い検討したりとか)する感じにはなかなかならんです。今、オール譜読みフェーズになっちゃってるので、ここで「ちんたら」してたら練習会いっても弾くものないけどな(またベルガマスク弾くか?)

ところで「熱い夏」といったら受験生の夏期講習というイメージですが、私は六年生を持っていませんのでそんなにカリカリガツガツな雰囲気はありません。コツコツ真面目に勉強してる子もいるし、親にいわれて来てるけど友だちとつるんで騒ぐほうが楽しみという子もいます。

夏期講習では、通常クラスの子たちを教えるわけではなく、いろんな知らないクラスを渡り歩いて教えるので、一期一会というか、「このクラスはどんな進行にするのが合うのか?」「この子はどんな声かけが効くのか?」瞬発力が試されます。

問題解くのが停滞してぽかーんとしてる子に、途中まで丸付けしてあげて「ここまでできてるよ!」というと再開できる子もいるし、そういうの嫌がる子もいるし…
どういう方向からの説明で「わかった!」になるかは子どもによって違うし…
どのくらいの強さで叱っても大丈夫かはクラスにより子どもにより違うし…

うまくいったと思うこともあるし、あれはよくなかったと思うこともあるし、まだまだ新米なので、いろいろですが、いい感じに「響く」と「おー、やった!!」と幸せな気持ちです。これはこれで、今年度に受験するわけじゃなくても「熱い夏」かな。


やる気のある子ばっかりじゃないよね

現在譜読み中の曲は:
モーツァルト/ピアノソナタK.333
坂本龍一/Tong Poo
カプースチン/8つの演奏会用練習曲「プレリュード」

にほんブログ村 ピアノ  ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 その他日記ブログ 50代女性日記 ←こちらも参加しています


「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)


「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ピアノ沼にはまるきっかけとなったモツソナ

2024年07月21日 | ピアノ
さて、ベルガマスク組曲に区切りをつけ…

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←オペラっぽい三楽章

次に何を弾くかという話なのですが、11月末をひとつ大きな本番にしようとしているので、まっさらの大曲に手をつけてもちょっと間に合わないだろうと。

一度弾いたことのある曲で心残りのある曲(今弾いたらなんかいいことありそうな曲)にしようと思いました。それで候補が

モーツァルト/ピアノソナタK.333



シューマン/子供の情景

となり、どちらもすごく魅力的なので迷いに迷ったのですが、11月末の会のほかの方の曲目とのバランスなども考えて

モーツァルト/ピアノソナタK.333

にしました。

この曲は思い出の曲、というかひとつのターニングポイント的な…


私は、次男が年長さんになるときにヤマハでピアノを習い始めたのですがそのときはまだそんながっつりピアノ弾きたい的な気持ちではなく、
練習せずにレッスンのときだけ弾く感じで映画音楽とかちょこっと弾いていました。

それが、ブルグミュラー18の練習曲集をお勧めされて(「見開き2ページ完結で、忙しい生活の中でも弾きやすい!」)
いくつか弾いてるうちに…ってたぶん
「大雷雨」「ゴンドラの船頭歌」
を弾いたあたりから、「クラシックっておもしろい」になって

だんだんいろんなクラシック曲にチャレンジするようになったんだけど、このときはまさに「チャレンジ」というか、なるべく難しい曲の音を並べるってところが目標だったんですよね、なんとなく。それに対して、先生はもっと何かしらの「表現」をするようにあの手この手で誘導してくれたと思うんですけど、先生の勧める方法(妄想)が私には合っていなくて、嚙み合わない…うまく進まない…

そのときに、初めて「妄想して弾くとおもしろい!」というのが体験できたのがこの曲なのです。

「妄想」の中身については前に書いた記事があるのでそちらをご覧ください。

妄想つき演奏事始

ちょっとへっぽこな王子様が、かっこつけて進んでいく感じ(オペラっぽい)

今は「妄想」じゃなくてもいろいろやりたいことがあるようになったし(おゆき先生のおかげ!)、ピアノを弾く技術も当時に比べればずいぶん上がったわけで、なにかもっといいことがあるんじゃないかと。

昔、昭和のピアノ教室ではよくモツソナ、ベトソナ弾かれていたけどなんだか一楽章ばっかりしょっちゅう弾いていませんでした? それが、二楽章以降もおもしろいんですよということを教えてもらったのもこの曲だったような。二楽章がとても好きです。


にほんブログ村 ピアノ  ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 その他日記ブログ 50代女性日記 ←こちらも参加しています


「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)


「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする