アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

「一歩間違えば」の「一歩」はどこにあったか

2018年08月31日 | 生活
1994年の「現代化学」9月号に、アンソニー・トゥーという毒物の専門家による記事「神経毒の分子メカニズム 猛毒「サリン」からフグ毒まで」が掲載された。これは、松本で起きた事件で「サリン」などとそれまで聞いたこともない物質で死亡者が出たことから急遽関心が高まって執筆依頼されたものだった。

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この記事は非常にわかりやすく優れた内容であったらしく、日本の警察はこれを見て、トゥ氏に「土壌からサリンの分解物を検出する方法」を問い合わせている。結果として、オウム拠点のそば(上九一色村)から分解物が検出され(1994年末)、これは事件解決に向けての大きな一歩になったのだけれど…

しかしオウム施設の強制捜索には至らず、3月には地下鉄サリン事件が起こることになる。

トゥー氏は、オウム事件解明に貢献したことで旭日中綬章を受賞している。多大な貢献をしたのは確かなんだけれど、これには逆の面もあって、実はその「現代化学」の記事が非常に優れたものであったため、それを読んだ土谷(オウムの化学担当者)がそれまで難しかったVXの製造に成功してしまったのだった。トゥー氏は、悪用されないようにぼかして書いたつもりだったそうだが、それだけのヒントでも十分だった。

まさに、「知は力なり(どちらの陣営にとっても)」…

そういうようなことがいろいろと明らかになったのは、トゥー氏が中川死刑囚と15回にも及ぶ面談をして詳細に聞き取りを行ったからで、この内容は「サリン事件死刑囚 中川智正との対話 」に詳しくまとめられている。

私がこの本を読んで一番強く感じたのは、いろんな偶然というか運命のいたずらで、ちょっとした違いが結果として無茶苦茶大きな違いを生むということと、それから結局のところ麻原が実務上あんまり優れた指導者じゃなかったために辛くも東京が助かった、いや実際に亡くなった人がいるので助かったとはいえないがもっとずっと大きな被害が出てもまったくおかしくない状況だったということだ。

だいたい、オウムは化学兵器を製造・使用する前に元々は生物兵器を使用するつもりで、というか実際にかなりの分量をばらまいたのだが、それがうまくできていなくて誰も死ななかったということがあった。生物兵器の製造を担当していのは遠藤という獣医だが、専門はウイルスで、菌は大腸菌の培養くらいしかしたことがなかったようだ。彼は無毒の炭疽菌を元に遺伝子組み換えで有毒のものを作ろうとしていたがそこまでの技術はなかった。なくて幸いだった。

一方、化学担当の土谷のほうはめちゃくちゃ有能で、文献調査を元に、サリン、マスタードガス、VXなどの化学兵器から、幻覚を起こさせる薬、爆薬とかまでいろいろ「実際に使えるものを」製造している。しかも実験室的に作るだけではなく、大量製造できるプロセスの設計までやっている。大量に作り、実際に使うとなれば、仕入れのしやすさ、製造のしやすさから、製造中の安全、「足のつきにくさ」まで、考えなければいけないことは多岐にわたる。土谷の問題解決能力の高さはほんとに…これが真っ当な形で生かされたらほんとうによかったのに…

サリンの大量製造にもきちんと成功していたが、ただしそこで近くの土壌からサリン分解物が検出されたことが読売新聞にすっぱ抜かれ、警察に踏み込まれることを恐れていったん廃棄したのだ。ただしサリンの一歩手前の中間生成物が大量に捨てられず(処分できず)残っていたので、地下鉄サリンはそこから急遽されることになったが、

・土谷は別件で忙しく、中川・遠藤(化学が専門ではない)が作成を命じられた
・麻原がたいへん急いでいたため、不純物が多い状態のまま使用された
・松本のときと異なり、散布ではなくビニール袋を破る方式
・サリンであることの判明が早く、解毒剤もあった

という条件から、地下鉄という閉鎖空間であり、量もずっと大量のサリンが撒かれたわりには死者数が少なかった。

もし遠藤が有能で有毒の炭疽菌が製造できていたら…
もしトゥー氏の助言がなく土壌からサリンの痕跡が検出できていなかったら…
もし純粋なサリンを大量生成するのを待って散布していたら…

麻原の意図(予言)どおり「ハルマゲドン」クラスの事件となり東京壊滅だったかもしれない。

こういう事件の再発防止って何だろう?

やはり小規模な事件が起こったときに、きちんと糾明して団体を解体しておくしかなかったと思うんだけど。
松本サリンのとき、被害者の近所の人に疑いをかけたり、弁護士一家が殺害されたときもなかなか事件として扱わなかったり、せっかく土壌からサリン分解物が検出されてもオウムに踏み込まなかったり…

残念なターニングポイントがいくつかありましたが。そういうときにどうするか? ということしか考えようがないかな。

…さらにさかのぼっていえば、土谷とか中川みたいに優秀な人が「娑婆(教団の外)」で幸せになれなかったというとこがなんか間違っている(もったいない)気がするのだけど…


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突然のピンチからの一夜漬け練習

2018年08月30日 | ピアノ
昨日はバイオリンのレッスン日。それで心がけの(珍しく)良かった私はその前夜にチョビくん(バイオリン)を取り出しました。

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エックレスのソナタを見てもらう予定だったので、それを一とおり弾いて指使い・弓使い(前回教わったもの)をおさらいしておこうと思ったのです。

ところが。

弾いてみると、左手親指の付け根が痛い(o_o;; バイオリンを弾くとき、左手の親指というのは弦を押さえる役目を持っていませんが、バイオリンのネックを支える助けをしています。

かかる力は持ち方によっても変わりますが…もともとバイオリンを弾くほうに余裕がないのであまり力のかからない弾き方を続けることができません。イテッ。。

しばらく粘っていたのですが、だんだん痛みが強くなってくるようだったので、これはやってるとあかんやつ。と思って諦めました。

それで急遽、中川先生にメール。「バイオリンを弾くと指が痛いので、明日はピアノ弾くほう(伴奏)のレッスンをお願いしてもいいですか?」
つまり、相手をするのは中川Vn先生なので変わりはないけれど、バイオリンのレッスンと違ってピアノが使えなくちゃいけないというわけです。幸い、OKとのことだったので

消音やまちゃんで夜なべ(笑)でエックレスのソナタ(伴奏パート)を練習…

ゆっくり系の楽章(1, 3)は楽譜ガン見でなんとかなりそうなくらいに練習できたけど、
速い系の楽章(2, 4)はひとりで落ち着いてゆっくり弾いてどうかってくらい

これで伴奏すると崩壊することは経験上わかっている。

はい。

それで、昨日実際に伴奏してみたところ、そのような結果になりました。

速い曲は一日にして成らず(←名言風にいってみた)

2, 4楽章は合わせ練習にもたいしてならない感じなので、1楽章と3楽章を中心にやって、
2, 4楽章は最終目標の速度をチェック。

でも、昨日格闘してみて思ったんだけど、何年か前にこれを伴奏してみたときとぜんぜん違います。格段に弾きやすくなりました。今回はちゃんと速い楽章は速く弾いてもらえると思います。前は、中川先生にかなりありえないテンポで弾いてもらわざるをえなかったからね…


ところで、指が痛いというのは(そしてピアノはずっと弾いてるというのは)どういうことかというと、しばらく前に、なんか手を変にぶつけて突き指っぽくなったんです。でも、ピアノを弾くときの力の方向だと痛くなくて、稀に指をすごく広げるとか前後の関係とかでちょっと痛い場合もあるんだけど、それは弾く角度ちょい変えるとか指使いちょい変えるとかで問題なくなって、

そのことが意識からすっかり抜けてました(^^;;

ピアノ弾くのに支障ないプロブレムは、私にとってノープロブレムだったもんで。
(バイオリン弾くのが「たまに」すぎる…)


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混ぜるな危険!? 練習する曲

2018年08月29日 | ピアノ
まだまだ続く発表会/コンサート…

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←ひとつ済んでからまた次。

発表会/コンサートの進行:

六月: シューベルト 楽興の時5,6、アヴェマリア(伴奏)、死と乙女(伴奏) (←済)
七月: ベネット スキップとセイディ(連弾) (←済)
八月前半: モーツァルト ピアノソナタK.V.533第二楽章 (←済)
(八月半ば: 合唱「COSMOS」「走る川」「怪獣のバラード」) (←済)
八月後半: シューマン 子供の情景 (←済)
九月: 吉松隆「プレイアデス舞曲集」より「過去形のロマンス」「多少華やかな円舞曲」「静かなる雨の雅歌」「アレルヤの季節」
十月: ロッシーニ Di tanti palpiti(伴奏) (←追加)
十月: ショパン 舟歌
十一月: エックレスのソナタ全楽章(伴奏)、Sento nel core(伴奏)
十二月: メンデルスゾーン無言歌よりNo.9、No.10(仮。無言歌の中で迷い中)

自分でも「しまった、入れすぎた!!」と反省して(?)上記一覧表を作ったのち、シューベルト祭りから「子供の情景」まで、5つの本番が終了しました。

振り返ってみますと、「危機感」を感じて「少しは脳みそ使って練習しよう」と心を入れ替えて(←おぃ)からのこの5つの本番は、やりたいことがほぼ出せた、現状で考えられる範囲ではかなりベストに近い演奏が出来たと思います。自分的にはかなり満足です。

ちなみに、満足のハードルはめちゃ低いです(^^;; 幸せの沸点低い
(だって、以前はもっと本番で大幅に「やらかして」いたからね)

「脳みそ」を使って前と変えた点は、

・練習期間は長くとる
・本番直前はほかの曲を練習しない

という二点です。

この二点は、まぁともすれば矛盾するというか(ここまで立て込んでいると…)
なので難しいんですけど、

たとえばシューベルトを練習しているときには、すでにスキップとセイディ、モツソナ、子供の情景、プレイアデス、舟歌は「練習会で弾ける程度に(*)」音が並べてあって、そこからそれぞれ本番まではかなり長い期間があることになります。

そうすると、ずいぶん多くの曲を併行して抱えていてごちゃごちゃ練習していくことになるんですが、しかし本番前の一週間は他の曲を極力さわらないようにしました。

で、その一週間は、危険個所の洗い出しとその対策をまじめに考えます。

多くの曲を併行して練習していくスタイルは、私がどれも暗譜しないことが前提だから可能なのであって、要するに自分の頭で覚えておらず、楽譜を見てどうこうという部分で練習しているということなのだろうと思います。暗譜しようとしていたら絞らないと無理でしょう。

それに対して、本番前の一週間の「危険個所の洗い出しとその対策」というのは、要するに楽譜かじりつきだとうまくいかない部分を頭に入れていくということなので、「混ぜるな危険」なんです。曲を絞ったほうが断然スムーズです…ということがようやく実感としてわかりました。

ほかの人はどうしてるのかなぁ?? 別に私だけが無謀なスケジュールを立てているわけではなくて、土曜と日曜で違う曲を弾くという猛者もいるようだし…

まぁそんなことをいったら、プロはリサイタルともなれば二時間分とかの曲目をいっぺんに仕上げているんだけれど…そりゃ私の想像の及ぶところではありません。


(*)この判断が激甘であることは特に否定しない


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尊い和音

2018年08月28日 | ピアノ
合唱祭で聞いた曲の中に「推しが尊い」という曲があったんですが
こんなの→女声合唱のための『推しが尊い』作詞 みゅーら 作曲 森雄太 女声アンサンブルノイエ・ブルーメンが歌ってみた
(注: 合唱祭で聞いたのは混声)

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最後、とてもきれいな響きで、いかにも「あぁ推しが尊いんだな」って感じにふわっと上昇の気分で終わっているでしょう?

いわゆる、じゃん、じゃーん(←おじぎ和音)でどっしり落ち着いて終わる感じではない。

これって、どういう和音だから崇高な感じになってるんでしょうか。

私、ドミソ・ドファラ・シレソくらいのだったらあの、ローマ数字でⅠとかⅣとかⅤとかふるやつ(和声分析)できると思うんだけど、実際自分で弾こうとする曲がシューマンやラフマニノフやバルトークだとなんだかさっぱりわからないの。いつもわからないままで弾いてます。

ただ
「ここ、終わった感じ」
「ここ、終わりそうで終わらなかった」
「ここ、いったいどこに行くのかわかんない感じ」
とか、それだけ(←あんまり分析とはいわない)

それでいくと、「推しが尊い」の最後は、いちおう終わった感じではあるけど、ふつうの「じゃん、じゃーん」とずいぶん違うふうに聞こえる。

楽譜も公開されていますが
『女声合唱のための「推しが尊い」』


自分で見てもわからなかったのでまっしぐらにartomr先生に聞いてみました(artomr先生は「推しが尊い」の作曲者の元同級生だそうだ)。

そしたら、最後二つの和音の進行としてはふつう「Ⅴ-Ⅰ」なんだって(そうなの!?)
でも「Ⅴ」は根音省略、属9の和音
そして「Ⅰ」は二度が付加された和音

…飾り(9まで!!)をつけたあげくに根音省略とかされたらさっぱわからん~(o_o)
二度を付加とかそんなこともあるのね。

ちなみに「余談ですが二度じゃなくて六度を付加すると(ドミソにラを足す)マーラーやセヴラックが永遠を喚起するために曲の終わりを完全に終わらせないために使った和音になります」とのことで、

結局のところ、ローマ数字のいくつが来るかだけじゃなくて、足したり引いたり、どう展開するかでぜんぜん感じが変わってくるということですね。

「子供の情景」の第1曲の最後も、あんまりきちっと終わった感じに聞こえないけど、ちゃんとⅠはⅠで終わってて、ただ一番下に来ている音が根音じゃない。

そうやって、自分が聞いた「感じ」はいったい何から来ているのか考えてみるのもおもしろいと思う…
(知らなくても別に弾けないわけじゃないけど)

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発表会プログラム製作メモ

2018年08月27日 | ピアノ
9月8日は「ピアノ練習会発表会」です。なんのこっちゃという名称ですが、「ピアノ練習会」がコミュ名で、それの発表会。

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今回はそのプログラム製作を担当したのですが、「一枚ペラ」じゃないプログラムの製作(印刷まで)は初だったので、いろいろと「おぉそうか!!」と思った点をメモしておきます(次回やるとき絶対忘れてるからね!!)。

もし同様のものを作る必要に迫られた人がいたら役に立つ…のかどうかわからないけど

製作したのは、
本文が12ページ…A4二つ折り両面印刷なので3枚
表紙…A4二つ折り、カラーコピー用紙で
ビラ…A4



こんな感じ。下左、プログラムのオモテ表紙、下右、プログラムのウラ表紙
上がビラです。

表紙とビラはMicrosoft Officeのパワーポイントで作っています。これは慣れてますのでちょちょいのちょい(配置するだけ)ですが、イラストを自力で準備する画力がないので市販品の利用:
かわいい手作り素材集 森の動物たち
こういう素材集いろいろ出てるんで、趣味に合うものをひとつ買っておくとこれを使うだけでデザインセンスのなさをカバー(笑)

本文にもミニイラストや枠線など活用しています。使用したのはMicrosoft Wordです。Wordは私の言うことを聞かない子(^^;; なので極力使いたくありませんがページ数が多いものの作成にはしかたがない

何も考えないで作ると味もそっけも色気もないものができるので、前述のイラストを活用したり、
フォントやスタイルをちょっとだけ工夫



曲紹介の部分と自己紹介の部分を違う体裁にしたかったんですが何人ものコメントを体裁つけるのにアクション数が多いと面倒なので設定した範囲を勝手に青い線で上下囲ってくれるスタイルを使いました。その既存のスタイルを選び、フォントとかを変更したら、それを「スタイルの作成」で名前つけておいて繰り返し使えます。便利。使ったことなかった(ふだん色気のないものしか作らないから)

そしてもうひとつ、今回初めて使った機能は二つ折り両面印刷でした。

要するに、一枚のA4に、1ページ目と12ページ目(オモテ)、2ページ目と11ページ目(ウラ)というふうに印刷するわけでしょ。これを手で割り付けるとかありえないのでなんかそういう機能を…どこにあるんだい


そしたら、「印刷」を選んだときに出てくるもろもろ設定画面の下にちーいさく「ページ設定」という文字があって、そこをポチッとして「余白」タブの「印刷の形式」というのがありますからこれで「本(縦方向に谷折り)」を選択します。

それで印刷するときには「両面印刷 短辺を閉じる」。以上でOK

…それにしてもわかりにくい(-_-;;

ということでWordとの格闘は終了、印刷して

次なる課題はホチキス止め。二つ折りの真ん中を閉じるのって、うちにあるふつうのホチキスじゃできませんが、これが止められるホチキスがあることは前に星座のパンフ製作の手伝いをしたときに知っていました。でも近くの店になくて…夜毎屋さんが貸してくれたんでそれでもよかったんだけど、なんかのとき用(どんなとき?)に自分で持っておこうと思って結局密林ポチで買いました。

マックス ホチキス ホッチキス タテヨコ ホッチくる

最初、検索ワードがわからなくて「ん??」と思いましたが平綴じ? 中綴じ?? 中綴じで正解だったらしい



こんなふうに「くる」って回って針の向きが変わるので、折りの上をきちんと止められます。よくできてるね

さて、無事40部製作完了しましたので

…あとは練習するだけ(o_o)

---- 告知です:
「第7回ピアノ練習会発表会」
◆開催日:9月8日(土)開場12:15 開演12:30
◆会 場:サルビアホール 3F音楽ホール( http://www.salvia-hall.jp/ )
      JR京浜東北線・鶴見線「鶴見」駅 東口から徒歩2分
      京急本線「京急鶴見」駅 西口から徒歩2分
◆入場料:無料

◆プログラム
<第一部>
     久石 譲/Cinema Nostalgia
     フランシス・レイ/映画音楽メドレー
     ピアノ即興詩人かわせひろし/オリジナル作品メドレー
     ハーバート・クレッツマー、シャルル・アズナヴール/She
     フランク・プゥルセルとポール・モーリア/I will follow him
     植松 伸夫/FF7 PIANO COLLECTIONS ゴールドソーサー
     植松 伸夫/FF9 PIANO COLLECTIONS Eternal Harvest
     吉松 隆/「プレイアデス舞曲集」(Op.35/50)より
     「過去形のロマンス」「多少華やかな円舞曲」
     「静かなる雨の雅歌」「アレルヤの季節」
     ショパン/ワルツ第12番(Op.70-2)
     ヘンリー・マンシーニ/映画「ひまわり」より 愛のテーマ
     エバンス/I will say goodbye
     ショパン/ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調第4楽章(Op.58)

<第二部>
      バッハ/平均律クラヴィーア曲集 第二巻20番 (BWV.889)
      シューマン/子どもの情景より 10番 むきになって (Op.15-10)
      シューマン/こどものためのアルバムより 22番 ロンド (Op.68-22)
      シューマン/幻想曲三楽章(Op.17)
      シューベルト作曲/グラーツ幻想曲(D 605a)
      チャイコフスキー/四季(Op.37a)より 狩りの歌
      チャイコフスキー/サロン風ワルツ(Op.51-1)
      シューマン/ノベレッテ 第1番(Op.21-1)
      ドビュッシー/夢
合唱    マイバラード、大地讃頌

<第三部>
      プーランク/即興曲第15番ハ短調 エディツトピアフを讃えて
      ドビュッシー/ロマンティックなワルツ
      ショパン/ワルツ5番 (Op.42)
      ショパン/ノクターン13番 ハ短調(Op.48-1)
      ショパン/プレリュード 嬰へ短調 (Op.28-8)
      ミシェル・ソニー/追憶
      ショパン/プレリュード(Op.45)
      ラフマニノフ/プレリュード (Op.32-5, Op.23-7)

16時 終演予定
------

なかなかバラエティー豊かなプログラムでしょ。私は吉松を弾きますが、あと合唱も出ます。


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