それで、一度は真面目に、自己流ながら分析をすることで曲の理解を深め、まっとうな暗譜に一歩近づいた私だったが。
←理詰めで考えるのって実は苦手。
…たった一曲で終わり(^^;; だってめんどくさいんだもん。
こんなこといちいちやってられっかーー!! ってのもあるし、自分で分析できる程度にシンプルな曲ってのが限られているからってのもあるし。
で、一回で終わっちゃったわけですが、たったそれだけでも、イイコトがありました。
それは、くさぴあさんがいってくれたように、そして自分でも感じたように、和音を考えながら弾いたらいつもの自分より何がしか「イイ感じ」の演奏ができたということです。
私は、どの和音が何かをせっせと楽譜に記入したりしましたが、だからといってどこをどう弾くべきかということはわかりませんでした。和音がどうであることと、弾き方というのは結びついていなかったんです。少なくとも意識の上では。
でも、実際にはナンカあったんです。今まで、なーんとなく、音だけ並べてるのと、和音を意識して弾いたのと、無意識的に弾き方はかすかに変わったんです。何がどう変わったというのでしょう。
このあたりの疑問をもやもやと持ちつつ、いろんな曲を弾いていましたが、いちいち楽譜に書き込まないにしても、いっぺんやったのでまぁ…ここはこうだなということは前よりちょびっとわかりました。で、だから何なのか?? それと演奏はどうつながっているのか?
そんなこんながもやもやぐつぐつふつふつとしたところで、「エウレカー!!」と叫びだしたくなるような自分的発見があったのは、はなひめが中学入学して初めての参観があった五月です。
そのときの模様は「妄想しなくても表現はできる」で書きましたが:
---- 再掲
娘の学校の授業参観、音楽で。
ソプラノ、メゾソプラノ、アルトに分かれて、生徒たちが
S: ソーラーソーソーソー
M: ミーファーミーレーミー
A: ドードードーシードー
と歌うんです。カデンツァですね。
私が教室に入った瞬間、ちょうど聞こえたその歌声も、まぁまぁ音程揃っていて特におかしなことはなかったのですが、そこで先生が、各声部を別に歌わせて「メゾソプラノさんは、レからミに行きたい気持ちで」「アルトさんは、シからとてもドに行きたい気持ちで」みたいなことをちょいちょいと指示。
それでもいっぺん合わせて歌わせると…
ぜんぜん違う(o_o)
ちょうど居合わせたこの出来事が、「和声進行を意識して弾け」という、わかったようなわからんような気持ちで聞き流していたこととビビビッとつながって、ほんとに違って聞こえるんだ、という、ヘレンケラーの「ウォーター」体験。
-----
暗譜チャレンジから、この音楽の授業で、ビビビとつながって、
「和音わかって弾けばちゃんと違うんだ」
「和音のつながりを多声的進行として把握することがミソなんだ」
ってなふうに思うようになったの。
そしたらがぜん、ピアノを弾くのがおもしろくなって(いやその前からおもしろくはあったんだが)、
いやー素晴らしい授業だわー(別に親のピアノのための授業ではない-笑)
ということで、まっとうな方向で「大人の暗譜」に挑戦したことはたいへんよかったんだけど、
それで結局、暗譜できるようにも、暗譜するようにもならなかったって話(爆)
えーー!? ここまでひっぱっといてソレ??
いや、でも、ブログをいつもお読みになってる方は、私が暗譜できてないの知ってるでしょ?
よもや期待して読んでませんよね??
まぁけど、この話、まだもう少し続きがあります。
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…たった一曲で終わり(^^;; だってめんどくさいんだもん。
こんなこといちいちやってられっかーー!! ってのもあるし、自分で分析できる程度にシンプルな曲ってのが限られているからってのもあるし。
で、一回で終わっちゃったわけですが、たったそれだけでも、イイコトがありました。
それは、くさぴあさんがいってくれたように、そして自分でも感じたように、和音を考えながら弾いたらいつもの自分より何がしか「イイ感じ」の演奏ができたということです。
私は、どの和音が何かをせっせと楽譜に記入したりしましたが、だからといってどこをどう弾くべきかということはわかりませんでした。和音がどうであることと、弾き方というのは結びついていなかったんです。少なくとも意識の上では。
でも、実際にはナンカあったんです。今まで、なーんとなく、音だけ並べてるのと、和音を意識して弾いたのと、無意識的に弾き方はかすかに変わったんです。何がどう変わったというのでしょう。
このあたりの疑問をもやもやと持ちつつ、いろんな曲を弾いていましたが、いちいち楽譜に書き込まないにしても、いっぺんやったのでまぁ…ここはこうだなということは前よりちょびっとわかりました。で、だから何なのか?? それと演奏はどうつながっているのか?
そんなこんながもやもやぐつぐつふつふつとしたところで、「エウレカー!!」と叫びだしたくなるような自分的発見があったのは、はなひめが中学入学して初めての参観があった五月です。
そのときの模様は「妄想しなくても表現はできる」で書きましたが:
---- 再掲
娘の学校の授業参観、音楽で。
ソプラノ、メゾソプラノ、アルトに分かれて、生徒たちが
S: ソーラーソーソーソー
M: ミーファーミーレーミー
A: ドードードーシードー
と歌うんです。カデンツァですね。
私が教室に入った瞬間、ちょうど聞こえたその歌声も、まぁまぁ音程揃っていて特におかしなことはなかったのですが、そこで先生が、各声部を別に歌わせて「メゾソプラノさんは、レからミに行きたい気持ちで」「アルトさんは、シからとてもドに行きたい気持ちで」みたいなことをちょいちょいと指示。
それでもいっぺん合わせて歌わせると…
ぜんぜん違う(o_o)
ちょうど居合わせたこの出来事が、「和声進行を意識して弾け」という、わかったようなわからんような気持ちで聞き流していたこととビビビッとつながって、ほんとに違って聞こえるんだ、という、ヘレンケラーの「ウォーター」体験。
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暗譜チャレンジから、この音楽の授業で、ビビビとつながって、
「和音わかって弾けばちゃんと違うんだ」
「和音のつながりを多声的進行として把握することがミソなんだ」
ってなふうに思うようになったの。
そしたらがぜん、ピアノを弾くのがおもしろくなって(いやその前からおもしろくはあったんだが)、
いやー素晴らしい授業だわー(別に親のピアノのための授業ではない-笑)
ということで、まっとうな方向で「大人の暗譜」に挑戦したことはたいへんよかったんだけど、
それで結局、暗譜できるようにも、暗譜するようにもならなかったって話(爆)
えーー!? ここまでひっぱっといてソレ??
いや、でも、ブログをいつもお読みになってる方は、私が暗譜できてないの知ってるでしょ?
よもや期待して読んでませんよね??
まぁけど、この話、まだもう少し続きがあります。
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