アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

「風呂がリフレッシュ」のあと

2025年01月14日 | 生活
去年の春、風呂リフォームをしました。→過去記事「風呂がリフレッシュ」

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で、実際リフォーム後に使ってみてどうだったかという話、誰得かわからないですけど書いておこうと思います。

新しくなって気分が良い、ということのほかに、期待していたことは
・掃除がしやすくなる?
・(シャンプーボトルなどの)収納がしやすくなる?
・ガス代が下がる?
・(微妙に)広々する?

というようなことなのですが、ひとつずつ見ていきますと

・掃除がしやすくなる?
ほんと、これは一番大きかったです。前の風呂でいちばん掃除しにくかったのは壁のタイル目地で、これがもうカビやすいしカビがつくと取れにくい。床に近いあたりの目地はもうどうやっても取り切れなくなっていました。

現在は「目地」がなくなってすっきり(^^) 壁のパネルは汚れにくいし、汚れてもざっと拭けばさっと落ちます。ただ、タイルではないといってもパネルとパネルの間には結局目地というかコーキング部分がありますので、ここはいつかカビがついたら落ちにくいのではないか? と思わなくもないです。ただ現在のところ、防カビ剤が強力なのかなんなのか、変化はまったくみられません。ちなみに、日ごろからマメにそこを掃除しているという事実はまったくないw

そして床…床は水はけの都合上、それとすべりにくさということもありますが、「つるり」とまっ平な床材というものはないわけですよね…凸凹はやはりあります。というか凸凹が細かくなって、どちらかというと掃除しにくくなりました。でもそれがそんなに気にならないのは、汚れがつきにくいからだと思うのですが、なぜつきにくいかというと、材質も何か違うのかも? それと、実は換気の違いが大きいですね。

これは事前に気づいていなかったのですが、換気扇のスイッチパネルも変わったので、「24時間換気」という設定にできて、風呂に入るときは「1時間切」のボタンを押せるというふうになっています。つまりみんなが入り終わったのに換気扇をつけ忘れるということがなくなり、いつも一日が終わると風呂場内の乾燥ができている(つまり前はよく換気をつけ忘れていたということ)。カビの増え方に、これは効きます。

そして髪の毛とか溜まりがちな排水溝ですが、これは髪の毛をさっとまとめて拾える構造になっているのと、外して洗うのもやりやすいので大幅改善しました。

・(シャンプーボトルなどの)収納がしやすくなる?
これまで風呂場の床にワイヤーラックを置いてそこにシャンプーなどを並べていたのですが、それが触るたびにグラグラする華奢な感じのものだったのであまり使い勝手がよくありませんでした。今は壁にマグネットがきくようになったのでラックというかポケットを壁付けしてます。ばっちり強力についてて、使いやすいです。必要に応じて足したり減らしたりもしやすい。床にラックおいてあるよりすっきりしますし、床の汚れが溜まりにくくなってよいですね。

マグネットポケットは、ダイソーで買いました。さすがに100円ではなく700円商品でしたがふつうの店よりはお安いですね…デザインもすっきりしていてダイソーでも何も問題ないです。



・ガス代が下がる?
これはどういうことかというと、風呂桶の形が変わって、前のは単純な形でしたが今のは体にもうちょっと沿うというか…平たくいうと、少な目のお湯で温まれるようにできています。使うお湯が減るのでガス代いや料金はともかく使用料が減るはずでしたが、まぁ減ることは減ったのですが思ったほどは変わりませんでした。実は風呂場に溜めるお湯よりもそのほか(ガスコンロと、洗面所/台所/シャワーで使うお湯)のほうがずっと多かったようです。たぶん夫婦二人になった暁にはすごく減ると思うんですけどね

・(微妙に)広々する?
ユニットバスのサイズは変わっていないのですが、浴槽がちょびっと広いタイプを選びました。ほんとちょびっとの話です…フチが(比較的)細いというような。しかし、広くなった部分は「足がつかえない」という方面のことであって元々そのへんが気にならない背の高さである私にはあまり関係ないようです。私としては洗い場の広さのほうが気になり、なんか体感的に狭くなったような気がするのですが…そんなことあるかな? そういえば元の風呂場の「内のり」を測っていないので正確には比べられません。

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巳年のゆる年賀状製作

2024年12月17日 | 生活
今日は書道レッスンでした。ここんとこ毎年、12月のレッスンでは年賀状製作をしているのですが

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事前にネットで検索したりしてみても、なんかピンとくるデザイン(のお手本)がなく…

なんか、ヘビって形が単純すぎませんか? 映えないというか…(なんて勝手に干支に選抜されたうえ文句いわれてもヘビも困るだろうけど) 「巳年」の「巳」のほうも同様で



12年前、どんな年賀状を作っていたのか見てみると
(私ではなく、またろうが描いたイラスト)

ヘビではなく「ツチノコ」でしたw

大きめの本屋さんでいろいろ探してみたところ、この本のテイストが気に入り

筆ペンで書くゆる文字 季節のあいさつ保存版: 十二支の年賀状と、気持ちを届けるはがき
これをお手本として持っていきました。書道レッスンに行くのに「筆ペン」用の本を持っていくふざけた生徒は私だけかもしれない

最初はいちおう真面目(?)な字も書いてみたのですがこれを活用して「いい雰囲気」のデザインに落とし込むことができず

結局、「ゆる文字」の本を参考に書くことに。

しかし、一見「自由」「気楽」に見えるこちらのデザインが、真似して書くとなんだかさっぱりサマにならなかったりして
これはこれで難しい…

先生は、まったく専門外であるにも関わらず、「ゆる文字」がかっこよくなるように、太い細いのめりはりのつけ方、筆遣い、余白とか具体的にアドバイスしてくれて、何枚も書いてようやく形になってきました。

二案あるうち、投票(その場にいた人の意見)で一方に決定~

ボツ原稿はこちらです。


OK原稿は年賀状スタイルに加工して、一月一日のブログに貼ります

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いろんな字体で書いてみた(書道)

2024年11月20日 | 生活
今日は書道レッスンで、次回は年賀状用の作品を書きますから何かそれにつながる感じがいいかなと

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いうことで、前回に引き続き近代詩文を。

持って行ったのは「石飛博光書道入門」。この本にある字、好きなんですよね。

今日は「つめたい雪のラムネが湧く」という言葉をいろんな字体で書いてみました。

四種類それぞれ、何度も練習したりしないでとりあえずざくざく書いてみます。どれがしっくりするか…




で、上の二つを練習することにして、先生に赤入れしてもらいます。

私が書いたこの4枚は、それぞれ元となる(お手本にした)ページがあるのですが、それに似ているところがあったり、違っているところがあったりするわけです。先生はそこから、元のお手本が持っている「イイタイコト(?)」と、私がそこからはみ出てしまった部分(意図はあったりなかったり、というよりはたいてい不可抗力的に)の両方を汲み取って、ここはこれでもいいとか、ここはお手本のようにしたほうがいい(余白、太い細い)とか、あるいは第三のアイディアを言ってくれたりします。

変化をつけることと、バランスを取ること、この二つの引っ張り合いみたいなところがおもしろいです。

いろいろ試行錯誤して、自分でまぁこんな感じ、とまとまったのがこれ:



そしてさらに、トイレに飾る用(笑)にきれいな紙に書いたのがこれ:



今回のは、平仮名、カタカナ、漢字がまざっているところもおもしろかったし、「つめたい」とか「雲」とか「ラムネ」といった言葉の感触と字体の響き合いみたいなのもおもしろくて、とてもよい題材でした。近代詩文にも少し慣れて収束が早くなったし…(譜読みが早くなったようなもの?)

さて年賀状の題材をどうするかだけど…なんか、「蛇」ってかわいくするの難しくない?


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2020年の「ショローの女」

2024年11月04日 | 生活
弾かないレッスンの話でご紹介した「ショローの女(伊藤比呂美)」ですが

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伊藤さんは2018年度から三年間、早稲田大学で教えていたんです。詩を書く授業と、ジェンダー論。
その三年目は「2020年」。

春は、こんな感じ:
三月二十五日は早稲田の卒業式のはずだった。今年卒業する子たちがあたしのクラスにもいる。研究室に入り浸っていた子たちもいるのである。あたしは一張羅を着て、彼らを力いっぱいハグして送り出してやりたかった。でもキャンセルされた。新学期も、今のこの調子じゃいつ始まるかわからない。

そして、四月に入っても休みは続く:
一週間にいっぺん飛行機に乗って東京に行って早稲田に行って学生たち、延べにしたら五百人くらいの子たちと会ってしゃべってかれらの書いたものを読んで話を聞いて、ときにサイゼでおごってやって、ねこちゃん(注: 泊めてくれる友人)のごはん食べて、飛行機に乗って帰ってきてという生活で、自分の仕事する時間がぎりぎりまで削られていた二年間だった。今はここ、熊本の自宅に居っぱなし、時間はあるのに、なんでだろう、心がしょぼしょぼしている。

五月の途中からはリモート授業が始まる。伊藤先生は初めてのやり方の授業のため、演劇制作やってた(つまりコロナ禍で失業中の)卒業生を個人的に雇い、TA(授業サポートをする大学院生)二人と合わせてチームを作った。そのチームでzoomの授業のやり方を徹底研究して、繰り返しテストして、満を持してzoom授業本番…
も・の・す・ご・く、おもしろかった。学生はあたしの顔が見えるが、あたしには学生の顔が見えない。ところがそこにチャット機能がついていて、あたしがしゃべるそばから三百人の考えがどんどん流れてくる。その見かたにはコツがある。流星雨を見るとき、ぼーっと空全体を見るのがコツのように、視界を広げてチャットの流れを見ていると、おもしろい意見が次々に見えてくる。三百人とその瞬間瞬間を共有する。

つまり、今までとは違う側面を持つリモートコミュニケーションのおもしろさにハマって、テンション上がった。

しかし…二年生以上は大学というものにも慣れているし、zoomの授業で対話するのもいいが、一年生はまだ大学に一度も行っていない。

普通のときなら、大学生になると、サークルに入ったり、友達や恋人を作ったり、セックスをし始めたりする。町にもくり出す。飲んで吐く。失恋して泣く。目に浮かぶ、キャンパスの人混み。早稲田の駅前の人の流れ。高田馬場の駅前の混乱と喧騒。今年の一年生はそういうのを知らない。

そして、彼らが書いてくるリアペ(リアクションペーパー、授業後に感想を書く)には「だれにも会っていない」「一人ぼっちで授業を受けている」「実感がわかない」「昨日は母の前で大声で泣いてしまった」などの言葉が溢れてくる。

伊藤先生は、授業最終回で「雨ニモマケズ」をみんなで朗読するという試みをする(zoomだけど)。それと、何人集まるかわからないけれどオフ会をして互いに知り合ってもらおうと計画する。(後者が実現したのかどうかは書かれていないのでわからない)

伊藤さんは、大学で教えるほか、NHKラジオの「飛ぶ教室」というのに出ていて、五月六月七月はずっとリモートで収録していた。その間は、音質悪いのにもだんだん慣れて、これでもいいなーと思ってさえいたそうだ。しかし夏になると「NHKの規制が緩和され、スタジオのゲストが二人までOKになった」。

それで8月14日には久々、NHKに出向いて、スタッフの人にも対面で挨拶と雑談し、スタジオに入って対談相手と話し始めた。

源一郎さんとは向かい合いではなく隣り合っていたし、あたしたちの間にはアクリル板があって、マスクもあった。でもほんとうにすごかった。生身の人間と関わるということ。生身の源一郎さんがいて、生身の脳で考えることがあって、生身の声が体から出てきた。源一郎さんが生きてる、生きてる人間の生きてる反応にあたしも生きてる反応を返す。そこがオンラインと同じなのに、ぜんぜん違って、あたしは、源一郎さんの生きてる生きてる生きてる存在にすっかりおぼれた。快感だった。

* * *

思い返すと、私もまったく流れは同じ。まず問答無用で人とのつながりが断たれイベントがキャンセルされ、不安に過ごしていたところへ、リモートでのコミュニケーションの新しい魅力を知り、テンションあがる。だけどしばらくして「やっぱりこれなんか違う」となって、人と人が直接会うことのすごさを再発見するのだ。



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応用力あるといわれたが…(書道)

2024年10月16日 | 生活
今日は書道レッスンでした。書道はほんと、家ではまったくさわりもしないで月イチレッスンというペースですが、そのペースでけっこう長く続いていますね。

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「まじめに」取り組んでいる生徒さんは、その月によって決まっている課題を仕上げて提出して、級とか段とか上がっていく仕組みですけど、私はまったくそれに参加せず、気の向くままに先生の専門分野すらも離れて書きたいものを書いています。

今日は、「近代詩」ジャンルのお手本を、先生のところに溜まっている書道会機関紙から探すところから始めて、書きました。
近代詩を書くのに向くと思われる筆を新調していったので、一枚目からそんなに悪くない出来でした。

書道の腕はたいしたことないって場合、多分に筆の書きやすさによって作品の質が左右されますので、
やはり大人はお金で解決というのがセオリーです。(まぁ音楽も同じか?)

数枚書いて先生に見てもらうと、
「お手本どおり書くとすれば(臨書のように)」どこに気をつけて書くべきか

ということのほかに、

細い太いのバランス、余白の取り方、配置…一般的にどうすれば美しく見えるか

ということも的確に言語化(+朱筆)で教えていただけます。

何枚か書いて直して、こんな感じ


このとき既に、元のお手本の臨書のようではなく、少し自分流の字形になっていますが、でも配置は元のと似ています。

それから、文房具屋で仕入れてきたきれいな紙に清書(←トイレに飾る用)したのがこれ



紙の大きさや形、墨の染み込み方とかが違ったので同じにはならず、いろいろと変えました。

先生はこれを見て「応用力がありますよね。紙に合わせてバランスが取れていて、きれいです」

書道のときは、「こうしたらどうかな」「こうしたい」が力まず自然に出てきて、それがとても楽しいです。音楽のほうがずっとキャリア長いしたくさんのことを学んでいるはずですが、なかなかそうならないんですよね。なんか、うまく思われたいとか、こうしたら音楽的に間違いと言われるか? みたいな邪念から自由になりきれないというか…中学生のときからたくさん英語を学んできたはずなのにしゃべれない人みたい(いや私もだけど)。

書道は、自由にのびのびやれてます。欲も知識も技術もあんまりないところがいいのかも。

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