チケット二枚もらったからいっしょに行きませんかとお誘いいただいて昨日はサントリーホールに
←オケの中の一楽器としてのピアノを見ました
で、お誘いのときに
「大トロからビーフシチューみたいなコンサートなんですけどいいですか」
といわれ、なんのこっちゃと思ったら
サン=サーンス/交響曲第三番「オルガン付き」
ベルリオーズ/幻想交響曲
だった。確かに、大トロからビーフシチューみがある(笑)
このコンサートは、プロオケのコンマスや首席奏者たちを日本のあちこちから集めてきたみたいな
ジャパン・ヴィルトゥオーゾ・シンフォニー・オーケストラ
が演奏するのですが
いろんな楽器が、それぞれ数多く出演できる曲ってことでこの二曲なんでしょうか。
ステージがこんもりみっしりするくらいの大編成です。
オルガンがついている交響曲というのも珍しいですが、この曲、「ピアノ付き」でもあります。ピアノ協奏曲の場合はピアノとオケが対等になりますが、この交響曲では楽器の一つとしてのポジションです。実際音量的にはオケに埋もれてしまうくらいの「ピアノ一台」ですが、ピアノの音色が効果的に使われています。これまで知らなかったのですが、ピアノは一台ですが連弾するのでピアニストは二人必要です。
この曲は、中学生のころにFMエアチェックして持ってた中にありましたので何度も聞いていますが、聞いただけで、「見た」のは初めてです。舞台の横っちょの二階から見下ろすような席だったので、たくさんの人がどうガンバッテるのかつぶさに見られてすごくおもしろかったです。ここで持ち替えて…ここで準備して…
(ところで、オルガンの人は指揮者に背を向けていますが、どうやって合わせているんでしょうね?)
知らなかったといえば、この交響曲が二楽章構成(しかし各楽章が二部に分かれている)であることも知りませんでした。
サン=サーンス交響曲の壮大なクライマックスの興奮冷めやらぬ中で早速次はベルリオーズ。
さっきよりさらに舞台上がみっしりしているようです。
新しいアイディアてんこもりの曲で、イメージ的にはかなり後の時代の作品のように思ってしまいますが、なんとベートーベンの死の三年後に作られたとのことで驚きです。
ベルリオーズさんは、ずいぶん変わった…というかアブない人のように聞いておりますが(「マリーとその母とカミーユ・プレイエルを殺して自分も自殺しようと、ベルリオーズは婦人洋服店に急いで行き、女装するために婦人服一式を買い、ピストルと自殺用の毒薬を持参してパリへ向かう馬車に乗り、そのままローマを出発した。」ウィキペディア)昨日のプログラム・ノートによれば「文筆家としても活躍し、政府からの作曲依頼にも応えた彼のバランス感覚を思うと、エキセントリックな本作も実は一流の職人的な所産であり、経緯などの逸話はプロモーション的なものと言えなくもない」
…いや実際どうなんでしょうね? プロモーションのために炎上狙いとしたらずいぶん現代的な感覚のような…
断頭台へ向かうワクワク感から狂乱のクライマックスへ、尋常じゃない盛り上がり。
演奏しおわったオケの人たちがもう、なんだかとっても楽しそうで、ふだん別々のオケにいる人たちが一堂に会して演奏できるお祭りみたいなものなのかな? 見てる(聞いてる)ほうも楽しかった。
なのにかなり空席あってもったいない(7割埋まってるくらい?)。一般販売したものではなくて、NTT DATAの関係者への配布+無料で抽選の1100名という感じだとチケット持ってても何かちょっと都合変わって来ないとかが増えるからなのかも。
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だった。確かに、大トロからビーフシチューみがある(笑)
このコンサートは、プロオケのコンマスや首席奏者たちを日本のあちこちから集めてきたみたいな
ジャパン・ヴィルトゥオーゾ・シンフォニー・オーケストラ
が演奏するのですが
いろんな楽器が、それぞれ数多く出演できる曲ってことでこの二曲なんでしょうか。
ステージがこんもりみっしりするくらいの大編成です。
オルガンがついている交響曲というのも珍しいですが、この曲、「ピアノ付き」でもあります。ピアノ協奏曲の場合はピアノとオケが対等になりますが、この交響曲では楽器の一つとしてのポジションです。実際音量的にはオケに埋もれてしまうくらいの「ピアノ一台」ですが、ピアノの音色が効果的に使われています。これまで知らなかったのですが、ピアノは一台ですが連弾するのでピアニストは二人必要です。
この曲は、中学生のころにFMエアチェックして持ってた中にありましたので何度も聞いていますが、聞いただけで、「見た」のは初めてです。舞台の横っちょの二階から見下ろすような席だったので、たくさんの人がどうガンバッテるのかつぶさに見られてすごくおもしろかったです。ここで持ち替えて…ここで準備して…
(ところで、オルガンの人は指揮者に背を向けていますが、どうやって合わせているんでしょうね?)
知らなかったといえば、この交響曲が二楽章構成(しかし各楽章が二部に分かれている)であることも知りませんでした。
サン=サーンス交響曲の壮大なクライマックスの興奮冷めやらぬ中で早速次はベルリオーズ。
さっきよりさらに舞台上がみっしりしているようです。
新しいアイディアてんこもりの曲で、イメージ的にはかなり後の時代の作品のように思ってしまいますが、なんとベートーベンの死の三年後に作られたとのことで驚きです。
ベルリオーズさんは、ずいぶん変わった…というかアブない人のように聞いておりますが(「マリーとその母とカミーユ・プレイエルを殺して自分も自殺しようと、ベルリオーズは婦人洋服店に急いで行き、女装するために婦人服一式を買い、ピストルと自殺用の毒薬を持参してパリへ向かう馬車に乗り、そのままローマを出発した。」ウィキペディア)昨日のプログラム・ノートによれば「文筆家としても活躍し、政府からの作曲依頼にも応えた彼のバランス感覚を思うと、エキセントリックな本作も実は一流の職人的な所産であり、経緯などの逸話はプロモーション的なものと言えなくもない」
…いや実際どうなんでしょうね? プロモーションのために炎上狙いとしたらずいぶん現代的な感覚のような…
断頭台へ向かうワクワク感から狂乱のクライマックスへ、尋常じゃない盛り上がり。
演奏しおわったオケの人たちがもう、なんだかとっても楽しそうで、ふだん別々のオケにいる人たちが一堂に会して演奏できるお祭りみたいなものなのかな? 見てる(聞いてる)ほうも楽しかった。
なのにかなり空席あってもったいない(7割埋まってるくらい?)。一般販売したものではなくて、NTT DATAの関係者への配布+無料で抽選の1100名という感じだとチケット持ってても何かちょっと都合変わって来ないとかが増えるからなのかも。
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