アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

ピアノの経年変化

2012年12月27日 | ピアノ
最近、ピアノを弾くといったら消音だからあんまり気にならないのだが、たまに生で弾くと「あー、調律しなきゃ」って感じになってきた。

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まだ調律して半年経ってないくらいなのだが。昔、8年くらい前? のときは年一回調律に来てもらっていて、来る少し前からは「あー、調律しなきゃ」って思いつつ弾いていた。それが、まぁ半年で調律してればいつも快適だってんで、贅沢に半年ごとに来てもらうようになって…

半年ごとに調律していれば常によい状態で弾けてたと思うんだけど。今回や前回あたりは、半年になるよりちょっと前から音が「くたびれた」感じになっている気がする。

音の高さという意味ではそんなに狂っていないんだけど…もともと、私は音程にそんなにうるさくないほうで、前にクラスコンサートのときに弾いたひどいピアノみたいに、「どのラに合わせます??」ってレベルでなければまぁ。でも音程というよりは音色だよね。

音が、へちゃげているというか、いかにも古いピアノみたいな音(べべん♪)。あるいは、複数の弦の音の高さが微妙にずれているのか、割れたっぽい音。それで、調律してもらうとリフレッシュ。ちゃんと調律してあるときの音は、「古い」感じはしなくてなかなかいいんだけどね。

これが半年もたなくなってきたというのは、ピアノの老朽化か? 部屋環境(湿度など)の問題か? 使用頻度…は、少なくともここ一年くらいは少ないはずだからそのせいではないと思う。

我が家のピアノは、ヤマハのアップライトで、現在23歳くらい。若いとはいえないけどピアノの寿命というともっとずっと長いだろう。

ただ、いろいろぐぐってみると、「寿命(響板?)」としては長いにしても、「消耗品」はあってオーバーホールがどうとか。30年とか35年とかすると、そのまま調律だけして使うのはつらい状態になってくるものらしい。音が狂いやすいというのも症状のひとつかな??

あと数年~10年かするとオーバーホールをしたくなるってことでしょうか。そうすると何十万かかかるんだよね。アップライトのオーバーホールをした経験のある方いますか?

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クリスマス・ディナー♪

2012年12月26日 | 生活
はなひめがサンタさんに頼んだのは、音楽プレーヤーだったんですけど、サンタさんは、「そりゃ受験終わってからにしたほうがいいだろう」と譲らなかったので…

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サンタさんのプレゼント資金(どのみち、プレーヤーを買うにはだいぶ足りない)は、はなひめの夢資金に追加しておき、受験が終わってから自分で選んで買うことになりました。

クリスマスの朝、枕元に届いていたものは、鎌倉のガイドブックと、Suicaペンギングッズセット(^^)
はなひめは、クリスマスそのものには何も来ないと思ってたんで大喜び。意外性が大事ですよね♪
ペンギングッズセットというのは、「Suicaのペンギン新幹線Year アニバーサリーお楽しみBOX BOOK」というもので、新幹線停車駅のご当地イラスト満載、とってもかわいいんですよ~。つまりサンタさんの今年のテーマは「旅」だったのですね。というかサンタさん忙しくて本屋しかいっとらんね(爆)

クリスマスイブの日も、クリスマスの日も、夜は塾に缶詰なので、ピアノの先生ご夫妻が25日昼に、クリスマス・ディナーを持ってきてくれました。

まるごとチキン!! あと、混ぜ寿司とかコールスローとか。

そしてもちろんケーキ(^-^)

安納芋って知ってます? なんか、味がいいので毎年取り寄せているとかで、それで作ったグラッセを乗せたケーキです。これがむっちゃおいしくて、甘すぎずに深い味~

しかも。生クリームが苦手なはなひめ用には、別途にかぼちゃパウンド。


これがまた絶妙な甘さと、かぼちゃの自然な甘みとぽくぽく感を生かしたパウンドで、すごくおいしい…んだけど、はなひめはあんまり分けてくれなかった(笑)

いやー幸せです。はなひめは例年、クリスマスシーズンにはクッキーハウス教室でピアノの先生のうちに行ってるんだけど、今回は行けなくてがっかり。でも、このかぼちゃケーキと、紅白二本のシャンメリーですっかりご機嫌は直った模様です。

私はねー、先生のケーキが好きで、作るほうにも興味があるといえばあるんだけど、ケーキに手を出すと道具やら材料やら、台所(収納)の複雑さが一気にステップアップしちゃうから無理かなーと。でもパウンドだけならなんとかならんかな??

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混ぜるな危険!?

2012年12月25日 | 生活
R25(12/06号)に葉加瀬太郎さんのインタビュー記事があって、なかなかおもしろかった。その中に、ロンドンでの生活についてのコメントが。

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「日本だと、オフでも取材が一本入ることがある。と、もうダメなんです。"取材の間だけヴァイオリン置けばいいじゃん"ということではなく、一日音楽室にこもることが大切。そこで思索したりスコアと格闘したり、なんならヴァイオリンを磨いてるだけでもいい。ロンドンにいると、一人でヴァイオリンと向き合う固まった時間をとることができるんです」

なにかしら「創造」をする仕事の人というのはそういうものなんだろうな、と思う。混ぜたらダメ。「なんならヴァイオリンを磨いてるだけでもいい」というような、他から切り離された、純粋な時間。

私の場合、「一日なにもすることがなかったら」…といってもまぁ、そういうことは滅多にないんだけど(^^;; そのまんま、なんにもできないし何も浮かばない。別に楽しくもない。時間があったら読みたいと思っていたはずの本も読まない、ってことになっちゃう。

混ぜないと、なにも生まれない。

朝、弁当を作ってブログを書いて出かけ、電車の中では本を読み、午前中はだーーっと仕事を片付け、昼を外食して、銀行とか買い物とか用事を済ませて帰ってきて、家でほっとひといきコーヒーとお菓子。子どもが帰ってくるまで二時間。そんなときだったら、すごく集中してピアノを弾いたり、何か思いついたり、突然棚の中を大掃除したり、まぁそんな感じ。

昔、若いころ、自分は専業主婦になるんだと思っていたけれど、それが明確に破綻したのは、またろうを産んで育児休業に入ったとき。

一日、ほとんど日本語もしゃべらず、ぷよぷよした赤ん坊と二人っきりでいたら、発狂しそうになった。

またろうが、手のかかる赤ん坊だったからではない。またろうは、よく飲んでよく寝る、その後とは違って(?)手のかからない、優良乳児だった。私はとにかく、毎日が「一色」で塗られていることに耐えられないのだ。と、いうことに、退職する前に気づいてほんとによかった…

温度差があるものを混ぜれば、発電できる。これが私の生活ポリシー…そんなものがあるとすればだが…だけれど、これはたぶん、ほんとうに何か新しいことを創造する人のスタイルではなくて、アレンジとか、コーディネートとか、そういうのが得意な、というかそういうことしかできない人向き。まぁそれでいいじゃないの、と今は思っていて、それが「不惑」ってものかなと思ったり。

ただ、今ちょっと「混ぜすぎ危険」って感じなんだけどね。注意力総量の限界。

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ランチタイム弦楽四重奏コンサート

2012年12月19日 | バイオリン
勤務先のビル、一階ロビーで、今日のお昼休みは弦楽四重奏が聞けたんです(o_o)

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けっこう広いロビーがぎっしり埋まってて、200人とかは聞いてたかな? もちろん、それぞれ時間の都合があったりするから曲ごとに入れ替わりもけっこうあったけど。私は30分ほぼ丸ごと聞きました。

しばらく前から、コンサート告知のポスターは見てたけど、とにかく四人とも美女揃いで(笑)、んー顔採用かな? なんて失礼なことを考えていましたが、ちゃんとうまかったですよ。

そういう気軽な無料コンサートなので、クラシックファンでなくても知っていそうなものを並べていました。パッヘルベルのカノンで始めて、ジブリメドレー、クリスマスメドレー、サウンドオブミュージックメドレー、チャルダッシュ、〆は情熱大陸とかね。

おもしろいと思ったのは、最初から最後まで譜面ナシだったこと。

確かに、譜面台を置くとなるとセッティングもごてつくし、譜面をめくったりも余分な動作といえばそう。全部暗譜なら進行も舞台もすっきりするわけ。

そして動きが自由になるから(チェロ以外の人は立って弾いている)、今目立つ旋律を弾いている人がぐっと前に出たり、二人の旋律が絡むところは隣へ移動していったり、メンバーどうし、あるいはお客さんとのアイコンタクトも。

ビジュアルまで含めて、とても表情豊かになるんですよ…

でもふつう、アンサンブルもので暗譜ってあまり見ませんよね。まぁこの場合、コンサート時間も短いし、お馴染み曲ばっかりだからできるんだろうけど、パフォーマンスとして全体よく練られていて、すごいなと思いました。

アマチュアのアンサンブル発表会なら、短い曲一曲だけだし、暗譜でできるかなぁ??(少なくとも私にとっては、ピアノソロ曲よりだんぜん実現性あり) 合図出し合ったりとかはむしろ譜面台にしばられるよりスムーズに行きそうだけど。ただ、素人の場合は「目のやり場」とか「照れ隠し」とか、譜面は見る以外の役割もあるしでなかなか難しいかな? 堂々とやったらかっこいいけどね~

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ピアノやバイオリンをやってなかったころに

2012年12月16日 | ピアノ
大学にいたころ、バイオリンはまだ気配すらなく、ピアノは小さいころやったことがあるとはいえ、沙汰やみになっていた。

   にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←とにかく楽しいことだらけだったんだよね。今でも楽しいことはいっぱいあるけど

でも、音楽をやっていなかったのではなくて、フルートは吹いていて、「フルート同好会」と「室内楽の会」という二個所に顔を出していた。

フルートという楽器のいいところといえば
・持ち運び簡単
・すぐ(それなりのところまでは)うまくなる
というところだろうか。とりあえず気軽に楽しめる楽器(奥が深いのはもちろんだけど…)。

フルートをやっている/やりたい人はやたらたくさんいて、一方、オケで必要なのは極わずか、ということで、そこで激烈な競争(?)を潜り抜ける気(と実力)のない人はぞろぞろとフルート同好会に(^^;;

基本、フルートだけでアンサンブルをする。ピアノ伴奏なら音大のピアノ科の人とか来るから(フルートでは初心者だったり)つけてもらえる。ま、そんなとこ。

社会人になってからの習い事でも、フルート+ピアノ伴奏という形態で発表会に出るなどのことならふつうだと思うけど、やっぱり学生ならではの醍醐味だった(今から考えると)のはフルート四本、五本でどんどんアンサンブルできたこと。

曲が偏っていて、古いところ(ボワモルティエとか)と、いっそかなり新しいフランスものとかしかないのが難点といえば難点だが、それなりにたくさんの曲があって、四本とか五本合わせると楽しいのだ。

フルート同好会では合宿もあって、メインは飲み会…のような気もするけど、昼間は暇して過ごしているので、よく譜が読める人をツモって四人で一部屋にこもって初見大会をやってた。四重奏の曲の楽譜を山に積んでおいて、一冊ずつ崩してかたっぱしからぜんぶ吹いていく。

楽譜の管理が悪くて、パート譜が散逸しているときがある。スコアひとつを四人が一列に並んでみることは難しいので、「逆さからでも初見ができる人」(注: 私のことではありません)が机の逆側から見る。

そんなふうに楽しんでいて、もちろん文化祭などのコンサートでは演奏をするんだけど、その他、メンバーの親がやっている喫茶店で演奏したりしてた。素人が演奏させてもらうんだからお金払ってもよさそうなもんだけど、タダで演奏させてもらってコーヒーもタダで飲ませてもらった。

室内楽の会でもたくさんアンサンブルをやったし、バッハの管弦楽組曲二番という、フルートがめちゃおいしい曲まで体験できて、幸せ~♪

ピアノは弾いてなかったといったが、何をトチ狂ったか、コンサートでラベルのマメールロア全曲を連弾したことがある。合わせてくれたのは、前にアップしたフランクのバイオリンソナタ(を、フルートで吹いた演奏)のとき伴奏してくれた人。この人が超絶うまいので、主観的には成り立っているように聞こえたのだけど、よく考えてみれば弾けてたはずはない。若気の至りというか。

あれやこれや、膨大な時間を費やして無料または格安で体験できるんだから学生時代はほんと天国だよね。

このときの経験があるから、大人になってからピアノ弾いてもバイオリン弾いても、譜読みもアンサンブルも困らない。困るのは楽器がうまく弾けないってことだけだ。はは。

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