アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

バイオリンメンテナンスでモチベアップ!!

2011年09月29日 | バイオリン
あ、ちなみに、「モチベアップした」という記事ではなくて、「モチベアップするぞ」という話です。紛らわしくてすみません。

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なにしろ、立て続けにピアノの練習会とか、バイオリンつながりのはずだけどその実、ピアノのほうに気合が入ってしまったクラスコンサートとかやってるうちに、すっかりピアノ気分になってしまった私。特にこないだの、三部屋にグラピがあったあの会、ピアノがよかったのもあるんだけど、いろんな人のいろんな曲のいろんな演奏を聞くうちに、あれも弾きたいこれも弾きたい…

なんかピアノ曲のことばっかり考えてしまうの。重症です。

それに追い討ちをかけるように、行かなきゃ行かなきゃと思いつつなかなか行けないでいたバイオリンメンテナンス。クラスコンサートの直前に弓張替えってのもどうよと思ってパスしたら、どうやらある一線を越えたらしく、どんどん音が悪くなってしまった。

そうすると、よけいなんとなく弾かなくなってよけい音が悪くなる(私が、です)という悪循環で、クラスコンサートのときは結構危ない状態でしたよ。

でもまぁ、とにかくコンサートは終わった。ここはもう、休みを取ってでも行って来ないとね。

弓の張替えも、当日じゃなくてできれば一泊、と言われてるうえ、今回は「バイオリンの中にラベルを貼ってもらう」という課題もあるのでやっぱり預けと受け取りで二回行かなきゃいけない。そうすると、土曜預けて日曜受け取りってのもしづらいし(なにしろそしたらまったく弾かないことになりそうですからね)、この日は都合悪いだのなんだのいってるとほんとに行けない。

それで、今日の午後、えいやと休んで行って来ましたよ。

預けたあと、やっぱりモチベアップには憧れ曲でしょう~ということで、バイオリン楽譜を物色。

ああでもないこうでもない…初心者向きアレンジってのは「燃えない・萌えない」し、かといって、一生弾けないのが明らかなような楽譜買ってもねぇ、リアリティがないし。なかなか、難しいのだ。

ようやく決定:

バッハのドッペルです。これなら、文句なく憧れの、ほんとに弾きたい曲だし、一生弾けないってこともないでしょう(というか、弾きようだ)。見た目重視で、ヘンレ版。

それで、もう一冊下に見えてるバッハは…パルティータ…あ、もちろんピアノです。えっ、ピアノ?? ピアノ楽譜は山ほど持ってるからもう買わないはずじゃ…

それが、バッハのパルティータは、こないだ「音楽の星座」のとき気に入って、憧れリストに入っちゃったんですよね。だからほしいと思ってたんだ。ま、いいや。

現実路線の楽譜も買いました。

これは、ソロ+ピアノ、デュオ+ピアノの両方の曲が入っていて、難易度的にジャストな感じです。3ポジまで使います。クラシックから久石からカリプソから入っていてなかなか幅広くて楽しい。

さーバイオリンが戻ってくるのが待ち遠しい(明日は行けないから土曜日ですけど…)

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ピアノWeb発表会の選曲♪

2011年09月28日 | ピアノ
さてさて、クラスコンサートも終わったので、楽しく悩ましく選曲に取り掛かりますよ~

   にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←楽譜やさんができそうなほど溜まってます

みなさん、曲は決まりましたか?? いやいや、言いたくなければ言わなくていいですよ。でも、早めに宣言しておいて、ほかの人が重ならないようにしてほしい、って人はそれもOKです。

今日の記事を「宣言用」としてリンクしますので、曲を「確保」したい人はこの記事にコメントつけてくださいね。
(別に、重なったってかまわないんですけどね。どのみち、弾き方は人それぞれだし。)

それから、
・ピアノWeb発表会って何?? という人はこちら→募集要項
・録音&アップのやり方がわからないんだけど挑戦してみたい人はこちら→私の方法のご紹介
・弾きに行くから録音&アップしてほしいと思う人はこちら→録音会のお知らせ
どうぞよろしく~

まずは、私の棚にすでにある、今回のテーマに合いそうな楽譜を全部出してきました。
・チャイコフスキー こどものためのアルバム
定番ですね。サンプルに使いましたが、まだまだ素敵な曲がたくさん。
・シューマン 子供の情景
これまた有名です。聞くのはとても好きですがシューマン弾くのは苦手です。
・ブルグミュラー18番
ピアノ再開のときに心をわしづかみにされた、エポックメイキングな曲集。
・フォーレ ドリー
連弾が有名ですが独奏用の楽譜を持っています。
・ギロック こどものためのアルバム
あんまり弾いたことがありません。持ってるだけで未開拓。
・カバレフスキー 2つのソナチネ
発表会で印象に残ったので買いました。やたら上手な子が弾いてた。
・湯山昭 日曜日のソナチネ
楽しい曲です。中学生くらいのとき遊び弾きした記憶が。
・中田喜直 こどものピアノ曲
これは、ほんとに子どものころ弾いた曲。書き込みもそのまま。
・中田喜直 こどものための連弾曲集
「汽車は走るよ」という、とってもノリのいい曲があって、るんちゃんママと弾いたことある。
・大辻ゴン おとながひだりでこどもがみぎ!
これは、「見開き二ページの世界」がテーマのWeb発表会のときにアップしました。

あ、連弾もアリです。ソロと連弾、二つでエントリーしてもいいですよ。
連弾するには相手が必要だし、さすがに録音でやりとりしてリモート合わせってのもつまらないというか難しいですよね?? でも、ニコ動とかにはそういうのもたくさん載ってるし、やれる人はやれるかなぁ。誰かチャレンジしてみます??

私は、録音会のときに来る人のどなたかに頼めば連弾も可能ですね。ふふ。

こうしてまとめて眺めてみると、なんといっても一番思い入れが深いのは「中田喜直 こどものピアノ曲」ですね。自分で弾いたのがはっきりしているのは「小さなお花のバレー」「悲しいワルツ」「土人のおどり」です。どうしてはっきりしているかというと、先生の書き込みがあるから。

昔はコピーとかも気軽にできなかったので、この楽譜は私の母の生徒にも貸し出されたりしていたのですが、母の書き込みは乱雑で(^^;; 私の先生のはきれいですからすぐわかります。

「らんぼうにならない」「ここはおぼえる」などの練習上の注意もありますし、それから、「すわっている」「たつ」「うごきだす」のようなイメージについての書き込みもあります。バイエル+αで終わってしまった、私が子どものころのピアノ学習歴ではありますが、音楽の初等教育として必要なことは丁寧に教わっていたんだな、という様子が伺えます。

この曲集の中で、YouTubeあたりにいちばんアップされてるのはなんといっても「エチュード・アレグロ」ですね。短い中に変化があって、名曲だと思います。発表会映えもします。でも私よりずっとうまい子どもが達者に弾いているので私はやめときます(^^;;

ということで。私は中田喜直「夕方のうた」「時計のはぐるま」仮押さえで、でもまだしばらくいろいろ弾いてから決めます!!

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「ハイ、次本番いきます」のクラスコンサート(録音有)

2011年09月25日 | バイオリン
今日はクラスコンサート。同じ先生に教わる生徒(かつ大人)が私を入れて五人集まるという、ちょこっとしたもの。

   にほんブログ村 クラシックブログ ヴァイオリンへ←「さくら」はほんとによい選曲でした

   にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←グリーグの「ホルベルク」、弦楽でもやりたいね

…なんだけど、だから
・私+先生でバイオリンのデュオ
・ピアノソロ
・先生の伴奏
・みんなでカノン
と、出番たっぷり。

この中で、心配事の多い順に並べると
・先生の伴奏
・ピアノソロ
・私+先生でバイオリンのデュオ
・みんなでカノン
となります。ほんとアンサンブルはいいよね。

とにかく、私は人見知りならぬ「ピアノ見知り」が激しいので、本番前にピアノを触れるかどうかは重要なところ。ちょいと早めに言ってさわってみると…案の定、こもった音でごもごもして弾きにくく、さらに調律は狂っていてオクターブでうなる、というとんでもない状態(いちおうグラピです)。

蓋を開けさせてもらって、ちょいとマシに…

ピアニッシモで弾こうとすると、音がほんっとに内側から出て行かない感じで、音楽じゃなくなっちゃうので、あまり小さく弾かないことにする。

そんなこんなであぁだこぅだとピアノの練習してたら、急に人が揃って始まるよってなことになり、バイオリン出してもなかったから慌てる。しかも、私のバイオリンにしてはめずらしく「ペグ戻りの呪い」までかかっていてさらに焦る。こういうのはいけないよね…

それで、演奏順はしょっぱなで「さくら」を弾き始めたら、どうもなんかのろく弾きはじめちゃって、弓が足りなくなったりなんだりであれこれうまくいかず、ぷるぷる病から抜けられなくなる。あちゃー。

で、それはNGテイクということにして(笑)
演奏順が一巡してから、「ハイ、じゃー次本番いきます!!」ってことでリベンジさせてもらった録音をアップします。
「さくら(森山直太朗)」
私が、録音の編集してたら、よしぞうが「2ndずいぶんうまいねぇ。誰?」って聞いてきました。先生のほかの誰に聞こえるんだ~。ほんとに、2ndがうまいデュオってのは、いいものです。

私のほかにも、バッハのガボットを弾いた人が再度挑戦をしていましたが、びっくりするほどよくなりました。音の伸びがぜんぜん違うんですよ…私もそうなんですけど、「アンサンブルで」(←ここたぶんミソ)パッヘルベルのカノンを一度やっておくと、ウォーミングアップとしてとってもいいようなんです。なんだか音が出しやすくなって、響きがぐっとよくなります。不思議です。

先生の伴奏は、ほんと、いいたかないけどぐだぐだで、あんまりだったのでこちらも再度弾かせてもらいました。でもただ再度弾くだけじゃ能がないんで、提案して、「先生に自分のバイオリンを弾いてもらいたい人」と募って、試してもらいました。

「先生が弾くと、このバイオリンでこんな音が出るんだな、って思うと、練習するときにもいいイメージでできますよ」と宣伝すると、じゃあ私も、ってな具合で、結局それから、次々先生はリクエストで「魅惑のワルツ」とか「ユーモレスク」とか「愛の悲しみ」とか(さっき生徒が弾いた曲)を弾くことに。

伴奏はどうしたのかって?? 楽譜はそこにあるんですが、伴奏は先生がやってたので、練習してある人はいません。でも、さっき「ユーモレスク」を弾いた方が、なんか初見であらかたの流れがわかる伴奏をちゃかちゃか弾いてました。なんだ私より弾けるじゃん…クラスコンサートの伴奏は私がやるって決める必要なかったんだ。でもやらせてもらえればまたやるけど。

それから、喫茶店に移動してみんなでおいしいケーキを食べながらおしゃべり。楽しかった!!(^-^)

あ、それで、グリーグのホルベルク組曲ですが。私としてはまぁまぁに弾けたと思います…でもボタン押し損ねましたんで録音はありません。録音するほどの演奏じゃなかったからいいけど(ピアノも)。弾くときに、来年のハッピーアンサンブルでガボットやりたいってリクエストしてあるんでもし実現したらよろしくって宣伝しといた。気に入ってもらえたかな。

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録音アップ方法のご紹介

2011年09月24日 | ピアノ
ご自分の演奏を録音してYouTubeにアップしてみたいけどやり方がわからない人へ…

   にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←録音&アップは上達の一助となることでしょう(たぶん)

私がやっている方法をご紹介します。

…ただし、私はこういうのに詳しくないんで、別の条件や環境でやってみてうまくいかないとき、尋ねられてもほとんどわからないと思います(^^;; あくまでご参考まで。あ、トラブったらいちおう聞いてみていただいてもかまいません。私がわかればお答えします(…よしぞうに聞いてみたら解決するかもしれないし、とこっそりいってみる)。

(0) YouTube アカウントを作成
YouTubeに動画アップする場合は、ってことですけど。YouTubeの画面で「アカウントを作成」というところを押すといろいろ聞いてくるんで登録してください。

(1) 録音する。
録音しなきゃ始まりませんね。私の使っているキカイは
SONY PCM-D50 Linear PCM Recorder
というものです。ごついです。よしぞうの趣味でこういう選択になっていますが、ふつう機械好きでない人は買わない(?)高級機種らしいです。音はいいです。

別にもっと安いキカイでかまいません。録音すると、さしてあるメモリーカードに*.wavというファイルができてます。

(2) パソコンに取り込む。
ファイルをパソコンにコピーします。

(3) 編集する
このステップはなくても可です。えいっと録音したままのファイルを使って次の動画作成に進んでもかまいません。けど、曲の前後を切ったり、ボリューム調整したりができたほうが絶対便利なので、「えっ、インストール…面倒だなぁ」と思っても、クリアしたほうがのちのち良いです。お奨め。

編集用ソフトとして、私は
SoundEngine Free
というのを使っています。フリーソフトですから検索したら無料でダウンロードできます。ほかのを使ったことがないので比較はできませんが、大丈夫キカイ音痴でも使えます。

選択した範囲を削除できますんで、曲の前後の余分なところを切ります。あるいは必要な部分をコピーして、新規ファイルにペースとします。これができれば、録音のときにいちいち回したり止めたりを繰り返さなくても、回しっぱなしにしておいて、OKテイク取れたと思ったときに止めて、必要なところを切り出せばいいわけですね。らくちんです。

録音レベルが小さすぎるときは、「音量」メニューから「ノーマライズ(正規化)」を選ぶといいです。最大レベルのところがちょうど収まるように、音量アップしてくれます。逆に、音量が振り切れちゃって、フォルテッシモのところの音がつぶれちゃってる場合は、そりゃちゃんと録音できてないってことで、ここでいじっても調整不可能です。

編集できたら、わかりやすい名前をつけて別名保存するとよいでしょう。私は「20110923ホルベルクガボット練習.wav」ってな具合に録音の日付と内容で長々しくつけてます。録音の日付を頭につけとくってのは、その順番でソートできますから便利です。

(4) 動画を作る
私はWindows Live ムービーメーカーという、Windows 7についてたものを使っています。これは、なにか細かい設定とか一切できないんですが、簡単に作成+アップまでできるから初心者向け。

なんでもいいんでピアノの写真とか、風景写真とか、使いたい静止画(*.jpgなど)を点線の大きい四角の中にドラッグ&ドロップします。そして「音楽の追加」を押してさっき作った音楽ファイル(*.wav)を指定して、それから「プロジェクト」タブで「音楽に合わせる」を押せば出来上がり。

「ホーム」タブに戻って、YouTubeボタンを押して、「ムービーの解像度を指定してください」のところで画面のサイズを選びます。サイズは、絵に気合が入ってるわけじゃない場合(録音のほうが重要な場合)は小さめで問題ありません。私はいつも480x360でアップしてます。それからYouTubeのログイン画面が出てきますので、登録したUserIDとパスワードを入れれば、アップロードしてくれます。


説明がごちゃついてるんでうんざりするかと思いますが、いったんやってみればもうどうってことはないので、そんなにおっくうな作業じゃなくなりますよ。レッツトライ!!

誰か補足説明を思いついたら、コメントつけてくれないかなぁと思いつつ。特に、動画を作らず、録音だけをそのままアップするやり方でやってる人お願いします。

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ルイ・レーリンクのベヒシュタイン&プレイエル弾き比べ

2011年09月23日 | ピアノ
先日のらぁ~めん会の会場となったユーロピアノは別にCD屋さんではないのだが、いくつかのCDが置いてあって…

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それぞれのCDには、どういうピアノで演奏したものかという説明書きが添えてある。つまり、あくまでピアノ目線なのだ。ここでは。

それで、つらつらと見ていくうちに、ルイ・レーリンクさんのCDが目に留まった。これは、1枚のCDでベヒシュタインとプレイエルの演奏が聞き比べできるというお買い得。曲ごとに、ベヒシュタインで弾かれたり、プレイエルで弾かれたり交互にしているが、最後の二曲は両方のピアノで弾いたものが収録されている。

やっぱりここで買うならこれでしょう、と買って帰った。

一曲目は、ドビュッシーの「沈める寺」。これがいかにもベヒシュタインという感じの澄み切った音の響きで納得の演奏、いきなりハートをぐわしっと鷲掴みされる。

この先は、ショパンのポロネーズのような「ふつうの」選曲もあるけれど、特徴的なのがラフマニノフのヴォカリーズをコチシュが編曲したような、歌の編曲ものが多いのが特徴。アルバムタイトルにもなっている「夢のあとに」は、フォーレ作曲の歌曲を、フォレンティーノが編曲したもの。ベヒシュタインとプレイエルの両方で弾かれている。

こういう曲っていうのは、というか、こういう旋律というのは、ピアノで弾くのは難しい。歌や弦なら音を大きいまま続けることも、さらに大きくすることもできるけど、ピアノはどうしたって減衰していってしまうわけだから、それでもってたっぷりゆったり「歌い上げる」ってのはなかなかできない。

ピアノのために始めから書かれた曲ならもっと「音が混んでて(?)」ピアノで歌いやすいんだけれど、歌曲の旋律をそのままピアノで弾くのって、盛り上げにくいというか、つなぎにくいというか、ぽつぽつ? ごつごつ?? とにかく何の工夫もなく弾くと音楽っぽくならない。

それが、わざわざこういう曲をたくさん並べているのだから、これはレーリンクさんがこういう曲に特に自信を持っているのか、あるいはピアノの弾き比べにこういう曲が適切だと思われたか、どっちかだろう。私はレーリンクさんのCDを買ったのはこれが初めてだし、前者はどうなのかわかんないけど。音の伸び方、消える瞬間とかはピアノの特徴のひとつかもね。

両方のピアノで弾いているのは、「夢のあとに」のほか、ショパンノクターン遺作。これまたずいぶん旋律的な曲で、難しくないけど難しいってやつ。

それで結局のところ、同じ曲を両方のピアノで聞き比べてどうかというと…
確かに違うんだけど、どっちも捨てがたい~
というか、甲乙つけがたいと思うから弾き比べにこれらの曲を使ったんだろうけど。

「夢のあとに」を聞いたときには、でもわずかにベヒシュタインのほうが好きかな。と思った私。
ところが、
「ノクターン遺作」を聞いたときには、あ、でもプレイエルがぐぐっと。と思った。

どっちやねん。レーリンクさんの解説によれば「プレイエルはショパンの魂が入っているピアノです。美しく響くだけでなく、ショパンの感じた悲しみや喜び、彼の心のままを自然に語ってくれる楽器です。」だそうだから、そんなこともあるかも。こうなってくると、音色といっても物理現象を超えて、なんだか観念的になってきますね。

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