アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

2台ピアノでスターウォーズ!!

2015年08月30日 | ピアノ
「音楽の星座」のとき、重い録音機を持っていきながらもメモリーカードが刺さっていないという失態により録音できなかったのですが…

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(詳しくいうと、それでも本体メモリーに録音すればよかったはずなのだが、そちらがメモリーフルで削除の操作がわからなかったという失態)

くさぴあさんご厚意により録音を入手しました♪

当日録音:2台ピアノでスターウォーズ

いいよね~このアメリカンな景気のよさ。どんでんどんでん。

派手な音づくりだけど、聞いた感じほど難しくはありません。
音がクラシックものと違うので、最初掴むまでは時間がかかったけど、わかっちゃえばわりと安全です。

ストールを「しゅっ」て取ろうとしたのに引っかかって取れなかった、というトラブルがあっても
パニックにはならないで済む(笑)くらいにね…

たいへんよくできた編曲でした:
「連弾&2台ピアノ 中上級 シネマ・イン・デュオ ~レイダース・マーチ~」

もしこれを演奏するときにはね、指のよく動く方のほうを1stにしてください。

というわけで、ねこさんを1stにしたんでばっちりです。

この曲の最後のページで、2ndがお休みになって1stがひとりでファンファーレっぽいの弾くところがあるんですが、最初それ、ねこさんはオトナシク弾かれていたので、もっとバーン!!と行け~ってみんなで煽りまくりました。本番とっても堂々と響いていてよかったと思います。

2ndはどんでんどんでんするところをシッカリ出さないといけません。

下の方で、バーンとオクターブで鳴らすところ、両手弾きしたりして自分なりに工夫しました。

ラストの「どんでんどんでん」は「ソレソレソレソレ」でソよりレが5度高いってのが元の楽譜ですが、ソより4度低いほうのレに変えるともっと「どんでん」するってのがshigさんの発案で、そういうふうに変えてみたらいい感じでした。

他の人が真面目にクラシック弾いてるので目立ちましたしね(^^)


あーこの爽快感、クセになりそう~また2台やりたい。

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直接使わないからって無駄な知識と思うのは

2015年08月29日 | 生活
…その人の人生観・価値観がザンネンなのかなって(笑)

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某知事が恥をさらした会見の報道を見て思いました。

県庁で行われた教育会議で高校教育について「高校で女の子にサイン、コサイン、タンジェントを教えて何になるのか」「社会の事象とか、植物の花とか草の名前を教えた方がいい」と述べたのがネットで大きく取り上げられ、

釈明してるんだけど「たまたま女性を結びつけて、口が滑った形でしゃべった」「数学を専門にする理科系の人は違いますよ」だって。恥の上塗り。

女性蔑視の本音が、口を滑らせると出てきちゃうとかそれは別にいいんです、ってよくはないけどまぁそういう人っているよね、というかさすがに今後は少数派になっていくんじゃないかなって思うからそんなに危機感はないんですけど。

仕事とか生活に直接使わない知識はいらないという風潮はね。

文系学部をどうとか、大学のL型G型とか、形をいろいろに変えて繰り返し出てきて、なんだかだんだん強まってくるような気がして、国全体でザンネンな方向に行くのかなと思うと、こっちのほうが危機感あります。

私も、仕事や生活の中では別に三角関数の公式を覚えていなければいけない事態に陥ったりはしないんですが…こういうことを思いついた人類の叡智というものを知らないで生きていくハメにならなくてほんとによかったと思っています。

そういう発想があっていろんな応用があって日常の生活に役立ついろんな製品が作られているわけでしょ。例えば携帯プレーヤーで音楽を聞いているときにも、背景にそういうことが感じ取れない世界観って寂しい。

もちろん、その感じ取り方の厚みは人それぞれで、得意分野不得意分野もあるのは当然。全部知ってろなんて無茶な話ですが、たまたま知ってることがあれこれある、というのでとりあえずはいいと思います。そういう道筋(概念から工業的応用まで)のいくつかを知っていれば、ほかの分野にもそういう道筋があることに思い至るわけで、必要が出たときにには勉強しなおせばいいし、そうでなくても日常に見聞きすることが継続的に人生の厚みに加わっていきますよね。

高校の数学の授業で、三角関数を習ったということのほかに、例えば私の場合だと学生実験で音声実験というのをしています。正弦波の音を重ね合わせていくとか、逆に声や楽器なんかの音を周波数成分に分けていくとか。そんな通りいっぺんの実験をした体験であっても、ないよりはあるほうが物の見方がちょこっとだけ深まります。

いろんな人がいろんな「無駄」知識を持っていて、それによりいろんな「感触」を持っている。知っていることや考えていることは少しずつ重なりながらも人によって違っていて、でもそうやってあれこれたくさん「無駄」を持っている人同士であれば言葉が通じ合ったときに、単にトラベル英会話的に表層の文脈が通じただけの情報伝達じゃなくて、面白味のあるインタラクションが生まれるんじゃないかな。

冒頭の知事さんは東大法学部卒だそうですが、いったいこの方は東大に教養学部があることを無駄としか思ってないのかしらん、とか思ったり。きっと、教養は役に立たないけど法律は実用のものでしょ、とか思ってるのね、はは。

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勝手にアルカン普及委員会

2015年08月26日 | ピアノ
今日は平日ピアノサークルの会に参加してきました♪
平日にピアノとランチって贅沢を味わうと癖になります。危険です。

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会社をクビにならないようにしないとね(-_-;;

今、メインで練習している(ということになっている)曲はラフマニノフの前奏曲なんですが、これはレッスンに持っていって「あーやってこーやって練習しないとね」という話になってからほとんど練習してなくて、この状態だったら、先日の練習会で弾いたのと別に変わらないよな~

ということで、「蔵出しレパートリー(仮)」の中から、一番弾きたい気分になったアルカンのバルカローレを急遽メインに据えました。

元々は「ラフマop32-12」+「ブラームス3つの間奏曲より第二曲」の予定で、軽+重コンビでちょうどいいかなと思っていたんだけど、アルカン+ブラームスじゃ重々コンビだよねゴメン。

でも、アルカンで水底まで引きずり込んだ次が耀星さんの吉松、四つの小さな夢の歌だったからとてもよかったわ(^-^) 空気回復

何だかんだいって、私はラフマのちゃかちゃかした曲よりどんよりどっぷりアルカンが萌えるんですよ。これは、曲の好き嫌いとはちょっと違って(ラフマも好き)、自分の演奏が下手すぎると聞いてても萌えないから(爆)。今日は、くさぴあさんも一緒だったんだけどアルカンよかったって。このどこまでも暗い曲が、好きで好きで!! な感じがよく出ていたとのこと(笑)

前半、集中しててフレーズ感もあって流れもあって、でも後半音符が細かくなったら「音忘れちゃった」的に崩れてちょっとアレアレだったけど(←以上くさぴあさん評)まぁ。。とにかく「アルカン推し」な雰囲気が立ち上っていたようです。(本日の録音そのいち)

おゆき先生にも、「アルカンはアンダンテさんに合っているからレパートリーにしておく(=メンテしておく)とよい」って言われたことがあります。次またしばらく経ったら弾こう~その前にはちゃんと後半練習するぞ(と日記には書いておこう)。

ブラームスは、一月の発表会で弾いたときも、ややこしすぎていまいち決まらなかった曲。でもすごく心惹かれる曲で心残りなんですよ。今週一週間くらいはラフマよりこっちのほうを余計弾いてたんだけどあちこち音が頭に入らないまま。でも、なんか前より掴めたところもあって、もう少し弾いていたい気はするんです。

アルカン、ブラームスと来てちょい時間が余ったのでまたアルカン。(アルカン・ピアノ曲集1 カワイ出版)
48のモチーフより「ねんねんころりよ」本日の録音そのに

たった1ページの中に「こんなんで寝られるかー」な妙な空気を醸し出す曲。なんだかこれも気に入っちゃった(^^)

同じく48のモチーフより「鐘」も弾きたかったんだけどこれはさすがに(変すぎて)練習しないと弾けないから断念(ちょうどそのくらい時間はあったのだが)。ざんねん。今度、別の機会には「ねんねんころりよ」と「鐘」を練習してセットで臨むよ!!

というわけで「勝手にアルカン普及委員会」(委員一名)、普及活動してまいりました。

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公文とチェルニー

2015年08月25日 | ピアノ
shigさんちに行くと変な音楽関係の本がいっぱいあるから、何か一冊ずつ借りてくることが多い。今回のは「21世紀へのチェルニー 訓練と楽しさと」(山本美芽著)というやつ。

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これは変じゃなくてかなり真面目な本で、いろいろなピアニストやピアノ教師の声を集めながら、チェルニー(を含む練習曲)とのうまい付き合い方を探っているもの。

中で、こういうくだりがあった。
「(チェルニーは)さっと弾けるものをどんどんやるほうがいいのでは。マンネリになる、飽きるというのが一番よくないと思うのです」(ピアニスト、三舩優子)
「エチュードを二~三週間以上やるのは危険です。好きでやっているというよりは勉強ですから、そんなに長い間やっていたら、いやになってくると思う。それだけやってもできないとしたらその人には難しすぎということでしょう」(ピアニスト、横山幸雄)

とにかくチェルニーっていうものは、万人向けの一本道のカリキュラムのように扱われることもありながら、その実、向き不向きがあって、すごく良かったという人もいれば、あれでピアノが嫌いになったという人もいる。

向く子というのは、とにもかくにも「サクサク進む子」。これは、無理のないレベルの曲に取り組み、さっとマルをもらって次に進むというペースがずっと続くということを意味する。平たくいって、飲みこみ(成長)の速い子が該当すると思うけれど、指導者側があまり完璧性にこだわらずに先に進ませる方針であることも重要。

というところが、「なんだか公文そっくり」と思いながら読んでいた(^^;;

公文も、算数・数学のうち、計算以外の部分をさっくり剥ぎ取ってシンプルな一本道に作り上げた教材体系。これだけで受験ができるわけではないけれど、とにかく計算力がつき、そのほかのことの基礎となる(と言われている)。

よしぞうは、小学校のときに公文(算数)をやっていて、「やっててよかった」と言っていたけど、つまりはサクサク進む子で、でも中学受験勉強に以降するときにやめているから短期で足を洗っている。これが黄金パターン。

またろうは、字が書けるようになった中二秋ごろから公文をやって、このときは本人の成長のタイミングでもあったので、公文の進度、数学の成績upと両面でばく進した。これは、遅咲きすぎてあまり参考にならないけど良いパターン。

はなひめは、どうにもこうにも進まず、D教材(小四相当)で深刻に躓いたときには、同一のプリントが果てしなく繰り返して出てきて、そりゃつまらないから余計わけわかんないし、雰囲気最悪だった。こういう場合、ごっそり戻して「すいすいすらすら」できるところから再スタートという考え方もあるのだが、このときはなひめの先生はその手を取らなかった。

たぶん経験上、戻すとそれはそれでつまらない…内容的に、本人の学年(に相当する興味関心)に合わなくなってしまってつまらないという面もあるし、一本のものさし上をわかりやすく戻されるというのは、自尊心を損なうという面もあるのだろう。

でも、だからといって同じプリントが果てしなく出てきても改善は見込めず、迂回路というものもない公文なので、結局のところ公文をやめさせて中学受験的教材で改めて計算練習をすることにしたんだけれど。

ね、似てるでしょう。

公文ダメだからって算数ダメとも限らないの。

(注: 上記の話でいう「公文に類似したチェルニー」は全曲を順番にやっていく的なカリキュラムを指します。練習させたい課題にあう曲だけ抜粋するようなやり方の話ではなくて)

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苦手だけど好きな曲はやっぱり弾く

2015年08月24日 | ピアノ
好きな曲、弾きたい曲を弾く、というのはとても大事なことだと思う。

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好きな曲じゃなくちゃ練習だってあんまり身が入らないし(^^;;
演奏を聞かされるほうもあんまり楽しくないと思う。

プロだったら、弾きたい曲ばかり弾くわけにもいかない「大人の事情」もあるだろうし、
好き嫌いはさておき、一定以上の「品質」で弾くことだってできるだろうけどね。

前にメゾソプラノのコンサート聞きにいったときの記事に、
---
一つ一つとても美しかったのですが、前半最後に配置されたチャイコフスキーの
憧れを知る者のみが」というのがことのほかすばらしく、わけもなくじわっと涙が出ました。
---
と書いたのですが、後日、この記事を読んだ彼女からメールが届きました。

---
チャイコフスキー「憧れを知る者のみが」は、一緒に抱いてお墓に入りたい位
好きな曲なのです。
---
あぁそうだったのか~
やっぱり、「技量」があればちゃんとした演奏はできるけれど、さらに「思い入れ」があると気持ちの伝わり方が違うんだろうなって。

プロのピアニストが、「有名曲弾いておけばいいでしょ」みたいに、自分が何とも思っていないショパンのワルツとか、幻想即興曲とか、テキトーに弾き散らかすのは、技量があってもザンネンな演奏だと思うの。

先日のブラームスは、ほんとうに好きな曲で、それは聞いてる人にも伝わったのかなと思うと、うれしかったです。まぁ、技量に難ありだから、好きすぎて空回りして不発な演奏だったりもするんだけどね。

人生、時間に限りがあることなので、好きでもない曲を弾いてる暇はないのです。

ただ、好きで得意な曲であればもちろん、人前で弾くにも適した曲ということになるけれど、
好きだけど苦手な曲ってあるよね。

私の場合だと、指が動かないから、ちゃかちゃか動きの激しい曲はとてもじゃないけど「うまく」聞こえないわけで。先日のブラームスや、アルカンのバルカローレみたいなゆっくり系ばかり選曲すれば無難ではあるけれど…

そういうのばっかり弾いてると、そういうのしか弾けなくなっちゃう!?

というわけで、今回は「苦手だけど好きな曲」。ラフマニノフの前奏曲、op32-12をレッスンに持っていきましたところ、おゆき先生は、こりゃまたずいぶん弾けない曲を、と思ったらしい(^^;; もちろん今までもいろいろと実力オーバーの曲は持っていってるけど、タイプも違うってことでしょう、やはり。

うちのピアノや練習会で弾いたピアノはそういえばタッチが軽くて、マチガッタ弾き方しててもいちおう音を並べられたんだけど、おゆき先生のピアノがわりと重くて、のっけからぜんぜん弾けなかったorz

それで、ゆっくりゆっくり弾き方の修正から、
音の飛ぶところの手の移動の研究から、
まぁいろいろと盛りだくさんで。

終了時には
「でも、あれこれ学べることがあっていい(選曲)んじゃないの」
と前向きに。「一回で終わりにしないでレッスンに持ってきて」と釘をさされ(笑)

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