Rayくんの話を記事に書いたきっかけで、昔のRayくんの演奏動画を見ました。
←100歳になっても弾けないわ
ピアノWeb発表会に参加してくれたときのショパンノクターン遺作と、その二年後の木枯らし。
Ray Ushikubo Chopin Etude Op.25 No.11 Winter Wind
10歳が弾く木枯らしのエチュードですよ…すごすぎ(o_o)
背の高さ、手の大きさなど、このときの身体的条件と、
大人向けサイズしかないピアノというもの、
この組み合わせでこの曲を弾くことは想定されていないと思うのだけど。
強い音を出したいときはほとんど立ち上がって全身を使い、ねじ伏せるように弾いています。
立ってないときでも、腕はかなり上の角度から下げて、めいっぱいの重みを生かせるように弾いています。
かなり無理があるようにも思うのですが、まったく淀みなく弾き切っています。よくこれで弾けるなぁほんと…
そして去年(15歳)の木枯らし。
Ray Ushikubo plays Chopin in studio on Performance Today
こちらは、体のサイズ的にも無理がなくなって、自然なフォームで弾いています。
ナントカ奏法とか、曲げた指伸ばした指みたいに、ピアノの弾き方にもいろいろ流派(?)があると思いますが、Rayくんの弾き方はかなりオーソドックスというか、とっぴなところはなく、ごく理に適った弾き方をしているように見えます(聞こえます)。
体が小さすぎるときに、超難曲を「力でねじ伏せるように」弾いてしまうと、手を傷めたり、変な弾き癖がつくような心配もあって、そういうことはさせないという先生も多いのではないでしょうか? 非常にもっともな心配だと思うのですけど。
Rayくんの場合、8歳~10歳のころの体全体で弾くようなフォームから、現在のフォームへと、体の成長に合わせてすんなりと問題なく(かどうかは知らないのですが)ちゃんと洗練されていっていますが非常に不思議な気がします。これって誰でもそうなるというものではないのでは??
ただ、8歳のノクターンや10歳の木枯らしを見ても、とにかく本人の中に表現したいものがしっかりあって、それが限界ある体をめいっぱい使って表に現れているということは感じます。弾き方に無理があるようにも見えますが、よく見るとある意味では理に適っているというか、この体格でこう弾くにはこの動きをするしかないということからいえばパーフェクトなのかもしれない。
我々趣味ピアノの大人が実力オーバー曲を(勝手に)弾く場合にも、手を傷めたりしないか、変な弾き癖がつきはしないかと、先生方は心配していると思うのですが(^^;; まぁこじらせようが自己責任ですけど(大人ですから)、無理はするにしても怪我をしやすいやり方とそうでないのとあると思うんですよね。
・まずは表現したい音楽が先にあること(パワーの誇示とかではなく。耳で聞いて嫌な弾き方はしない)
・むやみに長時間弾かない(Rayくんの場合、ピアノとバイオリンが半々なので、ピアノ専門にやる人のわりに弾いてる時間が短い)
・理に適った動きをする(無駄な無理はしない)
というあたりは参考になるんじゃないかと。(いや状況はまったく違いますがね)
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立ってないときでも、腕はかなり上の角度から下げて、めいっぱいの重みを生かせるように弾いています。
かなり無理があるようにも思うのですが、まったく淀みなく弾き切っています。よくこれで弾けるなぁほんと…
そして去年(15歳)の木枯らし。
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こちらは、体のサイズ的にも無理がなくなって、自然なフォームで弾いています。
ナントカ奏法とか、曲げた指伸ばした指みたいに、ピアノの弾き方にもいろいろ流派(?)があると思いますが、Rayくんの弾き方はかなりオーソドックスというか、とっぴなところはなく、ごく理に適った弾き方をしているように見えます(聞こえます)。
体が小さすぎるときに、超難曲を「力でねじ伏せるように」弾いてしまうと、手を傷めたり、変な弾き癖がつくような心配もあって、そういうことはさせないという先生も多いのではないでしょうか? 非常にもっともな心配だと思うのですけど。
Rayくんの場合、8歳~10歳のころの体全体で弾くようなフォームから、現在のフォームへと、体の成長に合わせてすんなりと問題なく(かどうかは知らないのですが)ちゃんと洗練されていっていますが非常に不思議な気がします。これって誰でもそうなるというものではないのでは??
ただ、8歳のノクターンや10歳の木枯らしを見ても、とにかく本人の中に表現したいものがしっかりあって、それが限界ある体をめいっぱい使って表に現れているということは感じます。弾き方に無理があるようにも見えますが、よく見るとある意味では理に適っているというか、この体格でこう弾くにはこの動きをするしかないということからいえばパーフェクトなのかもしれない。
我々趣味ピアノの大人が実力オーバー曲を(勝手に)弾く場合にも、手を傷めたりしないか、変な弾き癖がつきはしないかと、先生方は心配していると思うのですが(^^;; まぁこじらせようが自己責任ですけど(大人ですから)、無理はするにしても怪我をしやすいやり方とそうでないのとあると思うんですよね。
・まずは表現したい音楽が先にあること(パワーの誇示とかではなく。耳で聞いて嫌な弾き方はしない)
・むやみに長時間弾かない(Rayくんの場合、ピアノとバイオリンが半々なので、ピアノ専門にやる人のわりに弾いてる時間が短い)
・理に適った動きをする(無駄な無理はしない)
というあたりは参考になるんじゃないかと。(いや状況はまったく違いますがね)
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