何人かの方から聞かれたので…「ぶっちゃけ、GVIDO(電子楽譜)ってどうです?」って話を。とはいえ、まだ新米ユーザーなので、今のところの中間報告ってことですが。
←老眼かつ暗譜できない人の話。
まずは
…便利です。
とにかく大量のコピー譜を、わさわさがさがさ「これは何?」とか「これの続きはどこへ行った?」とかやらないで、コンパクトにしまっておいて、スムーズに取り出せる(見られる)ってのはいいよね。特に、なくしもの体質の人にとっては。
もちろん、「なくしもの体質」の人にとっては、「ペンをなくさない」「充電を忘れない」ということもそれなりにハードル高いんですが、やるべきことが(多種多様にわたるコピー譜の管理よりは)シンプルになったというか、この二つの管理については自分なりのシステム化をすればわりと大丈夫な気がします。
つまり、ペンにヘアゴムをつけ、GVIDOを閉じたらそのゴムをかけておくとか、GVIDOを置く場所を決めて、そこには充電ケーブルをスタンバイしておく、充電タイミングを決めるなどのことです。
機械モノですから、落とすなどして壊すこともちょっと怖かったのですが、実際持ったり使ったりしてみると、案外軽くて弾力があり、衝撃にはわりと強そうな感触(あくまで感触)なので、緊張しないで使えています(いいことなのかどうかアレだけど)。
…そして、問題の譜めくりですが、
コピー譜を並べるのに比べて、譜めくりの回数は多めになります。コピー譜なら3~4ページ並べられますから。
ただしGVIDOのほうが短時間でめくれますので、譜めくり可能な個所は随所にあるという言い方もできます。曲によりますが。
「海の幽霊」は元々、コピー譜ではどうしても続けて演奏できない部分があったのですが、GVIDOになって譜めくり可能になりました。
一方、ベトソナ28番一楽章のような、3ページ並べておけば譜めくり不要だった曲については面倒になったといえます。
コピー譜の場合は、めくるときにガサガサ音がしたり、ぺらーんと倒れてくるとか、さらには落とすとか(^^;; そういう問題がありますが、それがなく安定しているのはとても良いです。演奏の動作としてはスマートですね。
セットリストを正しく作ってあれば、譜めくり(あるいは戻し)動作はペンなしでできるので、ペンを持たずに舞台に上がり、あとはさっと「穴」に指先を走らせるだけでスムーズに曲を越えてめくっていけます。
フットペダルがあれば、まったく「間」がない曲でも譜めくり可能になりますが、ただ、フットペダルの設置とかやや煩雑でもありますし、むしろどうしても必要ならばやはり「譜めくり」を頼むのが吉かなという気はします。譜めくりを頼む場合も、「ぺらーり」とやるよりスッと静かにめくれますのでメリットはあるといえましょう。
このように便利な面はありますが、しかし私は誰にもかれにもGVIDOを勧めようとは思いません。
・もしかしてiPadのほうがいいかも?
電子楽譜の活用を検討しているとしても、大量の楽譜をストックしておいて、整理確認できればよくて、実際の演奏では暗譜するとか、あるいは老眼でない方であればiPadのほうがいいかもしれません。なにせiPadのほうが用途は広いわけですし、楽譜への書き込みもカラーで可能ですよね。
GVIDOのほうが優れている点は、圧倒的な画面の広さ、見やすさ(テカらない)、それと用途が狭い(専用機)であることから来る使い勝手のシンプルさ、充電長持ち、といったようなところです。だからまぁ…お年頃ならGVIDO、若ければiPadという結論になりやすいんじゃないかと思いますが…
・使いやすいスキャナーがあること前提です。
GVIDOを持っていても、そこに楽譜を入れるのが手軽にできなかったら宝の持ち腐れです。私の場合、GVIDO購入の検討をしようと思ってshigさんちに見学にいって、楽譜のスキャンから演奏までのフローをつぶさに見てみたところ、
これは先にスキャナー(オーバーヘッド読取)を買うべき
つまり、スキャナーだけある生活と、GVIDOだけある生活を比べたら、断然前者のほうがリーズナブル。という結論になったわけです。
(iPadは、「撮影」してスキャンできるそうで、その点については私自身で使ったことないのでわかりませんが、それが使い物になるようであればGVIDOに対して大きなアドバンテージになると思います)
コピー譜をすいすい作れる環境のほうが、GVIDOだけある環境より、フラストレーション少ないと思います。
ま、それで結局、二年経ってGVIDOも買っちゃったんだけどね…
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…便利です。
とにかく大量のコピー譜を、わさわさがさがさ「これは何?」とか「これの続きはどこへ行った?」とかやらないで、コンパクトにしまっておいて、スムーズに取り出せる(見られる)ってのはいいよね。特に、なくしもの体質の人にとっては。
もちろん、「なくしもの体質」の人にとっては、「ペンをなくさない」「充電を忘れない」ということもそれなりにハードル高いんですが、やるべきことが(多種多様にわたるコピー譜の管理よりは)シンプルになったというか、この二つの管理については自分なりのシステム化をすればわりと大丈夫な気がします。
つまり、ペンにヘアゴムをつけ、GVIDOを閉じたらそのゴムをかけておくとか、GVIDOを置く場所を決めて、そこには充電ケーブルをスタンバイしておく、充電タイミングを決めるなどのことです。
機械モノですから、落とすなどして壊すこともちょっと怖かったのですが、実際持ったり使ったりしてみると、案外軽くて弾力があり、衝撃にはわりと強そうな感触(あくまで感触)なので、緊張しないで使えています(いいことなのかどうかアレだけど)。
…そして、問題の譜めくりですが、
コピー譜を並べるのに比べて、譜めくりの回数は多めになります。コピー譜なら3~4ページ並べられますから。
ただしGVIDOのほうが短時間でめくれますので、譜めくり可能な個所は随所にあるという言い方もできます。曲によりますが。
「海の幽霊」は元々、コピー譜ではどうしても続けて演奏できない部分があったのですが、GVIDOになって譜めくり可能になりました。
一方、ベトソナ28番一楽章のような、3ページ並べておけば譜めくり不要だった曲については面倒になったといえます。
コピー譜の場合は、めくるときにガサガサ音がしたり、ぺらーんと倒れてくるとか、さらには落とすとか(^^;; そういう問題がありますが、それがなく安定しているのはとても良いです。演奏の動作としてはスマートですね。
セットリストを正しく作ってあれば、譜めくり(あるいは戻し)動作はペンなしでできるので、ペンを持たずに舞台に上がり、あとはさっと「穴」に指先を走らせるだけでスムーズに曲を越えてめくっていけます。
フットペダルがあれば、まったく「間」がない曲でも譜めくり可能になりますが、ただ、フットペダルの設置とかやや煩雑でもありますし、むしろどうしても必要ならばやはり「譜めくり」を頼むのが吉かなという気はします。譜めくりを頼む場合も、「ぺらーり」とやるよりスッと静かにめくれますのでメリットはあるといえましょう。
このように便利な面はありますが、しかし私は誰にもかれにもGVIDOを勧めようとは思いません。
・もしかしてiPadのほうがいいかも?
電子楽譜の活用を検討しているとしても、大量の楽譜をストックしておいて、整理確認できればよくて、実際の演奏では暗譜するとか、あるいは老眼でない方であればiPadのほうがいいかもしれません。なにせiPadのほうが用途は広いわけですし、楽譜への書き込みもカラーで可能ですよね。
GVIDOのほうが優れている点は、圧倒的な画面の広さ、見やすさ(テカらない)、それと用途が狭い(専用機)であることから来る使い勝手のシンプルさ、充電長持ち、といったようなところです。だからまぁ…お年頃ならGVIDO、若ければiPadという結論になりやすいんじゃないかと思いますが…
・使いやすいスキャナーがあること前提です。
GVIDOを持っていても、そこに楽譜を入れるのが手軽にできなかったら宝の持ち腐れです。私の場合、GVIDO購入の検討をしようと思ってshigさんちに見学にいって、楽譜のスキャンから演奏までのフローをつぶさに見てみたところ、
これは先にスキャナー(オーバーヘッド読取)を買うべき
つまり、スキャナーだけある生活と、GVIDOだけある生活を比べたら、断然前者のほうがリーズナブル。という結論になったわけです。
(iPadは、「撮影」してスキャンできるそうで、その点については私自身で使ったことないのでわかりませんが、それが使い物になるようであればGVIDOに対して大きなアドバンテージになると思います)
コピー譜をすいすい作れる環境のほうが、GVIDOだけある環境より、フラストレーション少ないと思います。
ま、それで結局、二年経ってGVIDOも買っちゃったんだけどね…
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