あられの日記

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法隆寺宝物殿がなぜトーハクに??

2019年10月12日 10時05分10秒 | 展覧会&観光施設&能楽
2019/9/16(敬老の日)見学。
wikiによりますと、法隆寺って607年(伝)に創建されたお寺です。開基が推古天皇・聖徳太子で、現存する世界最古の木造建築がある。ンな由緒正しいお寺の宝物が、なぜにトーハクにあるのか?すっごく不思議。答えもまたwikiに載っていた。
明治維新以後、廃仏毀釈により人々にあれこれ壊され、また幕府の庇護がなくなって全国のお寺は収入も途絶え困窮した。数年前、姫路城の屋根の葺き替えが終わりましたね。日本の建物は、石造りが基本の西洋の建物と違い継続的なお手入れが必要です。放置すると歪んだり屋根が自重で落ちたりしちゃいます。法隆寺も例外でなく、危機を迎えてました。で!1878年(明治11)、法隆寺は貴重な寺宝300件余りを皇室に献納し、皇室の援助を受けることが出来たのです。この時献納された宝物が、トーハクの法隆寺宝物殿に展示されてる訳だ。皆さんはトーハクの法隆寺宝物殿を見学したことありますか?私はたまげた!だって、展示物のほとんどが重要文化財なんですよ!
それにしても、宝物館の外観がな、現代的過ぎ〜。当日は朝から雨でした。宝物殿に着いた時はかろうじで雨粒は落ちてなかったけどね。トップ画像の池が鏡面反転してるようで、なんつーかアニメのような演出になってました。
トーハクのWEBページによりますと、「法隆寺宝物殿は、当館所管の法隆寺献納宝物の全てをまとめて保存・展示する建物として、昭和39年(1964)に開館しました。この旧宝物殿では作品の保存上、公開は週1日に限られていました。そこで保存機能を更に高めながらも作品を広く一般に公開することを目的とし、平成11年(1999)に谷口吉生設計による新宝物館が開館しました。現在は、ほかの展示館と同様、週6日公開されるようになりました」とあります。
では入館。第1室へ。

国宝灌頂幡と重要文化財金銅小幡。
ちなみに、WEB見て文章を書いてるんですけど、撮影した動機は金属で綺麗なお姉さん(天女?)を7世紀の日本でよく作れたなあ。でした。だって飛鳥時代なんですよ?聖徳太子が生きてた時代なんですよ?当時の日本の手仕事ってどの程度の技術があったんだろか?って思うじゃん。
第2室へ。金剛仏 光背 押出仏コーナー
飛鳥時代の観音菩薩がズラリと並んでます。たぶん全てが重要文化財。
館内が薄暗く、撮影を失敗しました。
押出仏。
こっちの方がわかりやすい押出仏。教科書に載ってた摩耶夫人と天人像もあったけど、撮影に失敗しました。
2階へ。金工。見覚えあるなあ??コレ?
当然でした。有名な国宝竜首水瓶。銅鋳製鍍金(メッキ)銀。全高49、9センチ。胴径18、9センチ。飛鳥時代(7世紀)。たぶん本で見たことあったんだね。こんなに大きい作品だと思わなかったけど。
見物後1階に降りようとしたら、建物に目がいった。

あれ?いい匂いが階下からしてきたわ。降りたら椅子が並べてあって、待ってる人が。見てたら奥にトイレマークを見つけた。ついでなのでトイレによる。と?いい匂いはレストランのものだった。はぁ!?国宝や重要文化財盛りだくさんの法隆寺宝物殿の中にレストランだと??見れば、ホテルオークラのレストランじゃん!!法隆寺の宝物の感動がびっくりしてどこかへ行っちゃったよ〜〜。

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