北京を訪問したのは20年ぶり。なにしろ前回は86年の4月でしたから、当時は使用した紙幣は外国人兌換券でしたし、中国の皆さんは青い人民服を着てらっしゃいました。
中国3000年。「万里の長城」は変ってないのか?
前回登ったのは長城の中でも一番有名な「八達嶺」でした。
写真はそこから5キロ離れた「水関長城」です。明の時代に造られた延長部分です。
見ていただきたいのは長城から見える山です。
20年前、北京から長城までの道に見えた山々は、ハゲ山の岩山でした。
もちろん季節も関係しています。訪問した4月上旬は日本の2月下旬か3月上旬。落葉樹はまだ芽を出していないし、草花も生えてません。だからなおさらハゲ山の連なる印象が頭に残っていたのですが(一応ホームページの方に20年前の長城への車窓で写した写真を掲載しました。このブログは記事一つにつき画像は一つしか載せられないっぽいのです)、今回訪問してみてびっくり!
車窓から見える山はみんな緑色でした。
この写真ではわかりにくいかと思いますが、その山々をよく観察すると等高線に沿って樹が揃っています。そうなんです。これらの樹は全て植樹したのです。写真の水関長城付近はそれでも元々の樹が比較的残っていたそうですが。山にはまだ大きな樹はありません。でも緑に覆われているのを見るだけで感動しました。
なんつーか、これはもう蛇足ですが、国土全体を見渡すと、中国では凄い勢いで山が消えていってるそうです。鉛筆に化けたとか、割り箸になったとか。笑えない理由もチラホラと…。植える側から切るっつーのもどうかと思うけど、消費しているのは日本だとか言われると考えるもんもあるよな…。なんでも金に替える方も問題あるよなと、思わんでもないが…。
今年の黄砂は凄かった。あれは中国でも視界を遮ってしまう程の問題になっているらしい。西方の砂漠化が原因らしいが…。やっぱ山は緑がいいよね。
しみじみとかつてのハゲ山を眺めてしまいました。
中国3000年。「万里の長城」は変ってないのか?
前回登ったのは長城の中でも一番有名な「八達嶺」でした。
写真はそこから5キロ離れた「水関長城」です。明の時代に造られた延長部分です。
見ていただきたいのは長城から見える山です。
20年前、北京から長城までの道に見えた山々は、ハゲ山の岩山でした。
もちろん季節も関係しています。訪問した4月上旬は日本の2月下旬か3月上旬。落葉樹はまだ芽を出していないし、草花も生えてません。だからなおさらハゲ山の連なる印象が頭に残っていたのですが(一応ホームページの方に20年前の長城への車窓で写した写真を掲載しました。このブログは記事一つにつき画像は一つしか載せられないっぽいのです)、今回訪問してみてびっくり!
車窓から見える山はみんな緑色でした。
この写真ではわかりにくいかと思いますが、その山々をよく観察すると等高線に沿って樹が揃っています。そうなんです。これらの樹は全て植樹したのです。写真の水関長城付近はそれでも元々の樹が比較的残っていたそうですが。山にはまだ大きな樹はありません。でも緑に覆われているのを見るだけで感動しました。
なんつーか、これはもう蛇足ですが、国土全体を見渡すと、中国では凄い勢いで山が消えていってるそうです。鉛筆に化けたとか、割り箸になったとか。笑えない理由もチラホラと…。植える側から切るっつーのもどうかと思うけど、消費しているのは日本だとか言われると考えるもんもあるよな…。なんでも金に替える方も問題あるよなと、思わんでもないが…。
今年の黄砂は凄かった。あれは中国でも視界を遮ってしまう程の問題になっているらしい。西方の砂漠化が原因らしいが…。やっぱ山は緑がいいよね。
しみじみとかつてのハゲ山を眺めてしまいました。