今年2月24日、サンメッセ香川で開催されたフラワーフェスティバルで、香川カクタスクラブのブースで多肉植物の芽のパック500円を購入。
上の画像の左にあるパックがそれです。
サボテンや多肉植物を数多く育てていた義父の残した植木鉢に植えて芽が無事に着くのを待った。
5月、高松の玉藻公園で開催されたフラワーフェスの香川カクタスクラブのブースでまたしてもお買い物。まあ母やいとこにプレゼントしたので私用の2個だけ残った。
2月に購入した兜丸君やお父さんのサボテンがまさかの花を咲かせて有頂天。
ここまでは順調だった。
異変は梅雨明けとともに訪れた。
梅雨前までは順調に育っていたのに!気づけば!!枯れかかっとるではないか!!
特にトップ画像に挙げた2鉢は瀕死。いやもうダメだと思われる。
これもヤバい。赤いのは2月の挿し芽だった奴。順調に育ってたのに。気づけば下の方の葉っぱは鉢に落ちちゃった〜。
サンスベリアもね。観葉植物だけどね。これは義姉に大きめの鉢にいただいたのを株分けして育てていたんだけどね。
なんとかせないかん!
なんとかせんと枯れてしまうっ!!
実は私、多肉植物とサボテンは温室の中で育ててまして。流石に夏は暑いから梅雨明け前には外に出す気で家の軒下に板を並べてスチールの棚を移動するつもりでした。
けど、2月に株分けしたら鉢が増えてですね。移動するのも大変だな〜??とか日和ってたのですよ。悩んでると、義姉が「義父は夏もサボテンも多肉植物も温室で育てていた」と言うので。そうなのかな。ならいけるかな?と思ったのですが。
ダメでした!
7月最初に突如の35度の日々が到来し、野菜だ花だと右往左往してたら多肉がへたってしまいました。
いや〜〜!!枯したくないっ!と多数の多肉植物を育てている従姉妹に聞いたらば「姉ちゃん、遮光ネットを使うのよ」と。
遮光ネット?何それ??
webによりますと「遮光ネットとは:植物を覆うようにして設置し、主に農作物への直射日光を遮って適切な光量へと調整するネットを指します。
遮光ネットはハウス内などの外張り・内張理として展張できる他、屋外の田畝などでは背の低いトンネル状として利用する例もあります。
農作物を強い日差しから守る目的で遮光ネットを使用する場合には、適切な遮光率の製品を選択しましょう。遮光率が高すぎても日光不足で生育障害を起こす恐れがあり、また遮光率が低すぎても葉焼けなどの原因となるからです。
例)観葉植物の遮光 果実類の遮光 育苗の遮光
遮光率30〜35%銀○
遮光率40〜45%黒○銀○ 黒○銀○
遮光率50〜55%黒○銀○ 黒○銀○ 銀○
遮光率60〜65%黒○銀○ 黒○銀○ 黒○銀○
遮光率70〜75%黒○銀○ 黒○銀○ 黒○銀○
ちなみに、製品は色々あるのでネット検索推奨。
私の場合、物置から義父が使ってた黒の遮光ネットを探し出し、ダンナに温室の屋根部分に張ってもらったよ。
綺麗に貼っても鳥が遊んですぐにズレるのですが。効果は抜群で、温室の中の気温がすぐに下がりました。
そんで、近所のホームセンターで7月20日から28日まで開催された多肉植物の販売会は、初日の開店直後に出かけまして。
買っちゃった〜!!もうね、溜まってたフラストレーションを一気に解消するがごとくまとめて購入してしまった。だって「今回限りの生産者さん直納の約550種類の品揃え。数量限定!店頭在庫限り!」とかチラシに書いてあるとついつい手がでてしまった。(おまけ:同日は、多肉植物を右手に左手に90センチと135センチの銀色マルチ50メートルの商品も買ったので、1万円を散財してしまった。フラストレーション恐るべし!)
ついでのついで。遮光ネットの便利さを知った私は、梅雨明け前にスイカの畝に黒い遮光ネットっぽい黒の寒冷紗を持ってダンナとスイカ保護でかけました。だって、去年の7月の猛暑&小雨でスイカの葉っぱとツルが枯れちゃったからね。スイカが成熟するまでは葉っぱとツルに頑張ってもらわないと!(7月初めの時点で40日は頑張れ!と黒の寒冷紗をかけました。来年はスイカ用の遮光ネットを買おう。
ちなみに寒冷紗とは:強い日差しや冷気。害虫などから作物を守るために使われる農業用被覆資材。
寒冷紗を用いることで、防虫や防寒、遮光、防風、保湿などの効果がある。
通気性も良いので、そのまま上から灌水できるのもメリット。
寒冷紗の遮光率は、目合いや色によって差がありますが、20〜50%前後が目安。
白い寒冷紗は約20〜30%と遮光率が穏やかなため、冬場の保温や種まき後の日除けに使います。
黒い寒冷紗の遮光率は50%程度と高めで、夏場の強い日差しや高温から植物を守るのに使います。
綺麗にまとまったけども。
多肉植物の8月のお世話はNHKテキスト『趣味の園芸8月号』によりますと、アガペ遮光率0〜40%(夏型) アストロフィツム遮光率20〜40%(夏型)
カランコエ(夏型) サンセベリア(夏型) ユーフォルビア(夏型)
アロエ類遮光率0〜50%(春秋型) エケベリア遮光率0〜40%(春秋型) ガステリア遮光率20〜60%(春秋型)セダム遮光率0〜40%(春秋型) ハルオチア遮光率20〜60%(春秋型)センベルビウム(春秋型) コチレドン(春秋型) パキフィツム(春秋型)
私の持ってる奴は生育期が混じってるので、水やりには気をつけねばな。
夏型は成長期なので用土が乾いたら水をたっぷり与える。(冬は休眠)。生育適温は20−30度。高温を好むが厳しい暑さで生育が鈍る。
過湿は苦手。風通しのいい場所に置いて根腐れ防止。
春秋型は春と秋に生育する。夏は生育が緩慢。冬は休眠。生育適温は10−25度。
蒸し暑い夏と冬は水を控える。水量回数を控えるが、用土が完全に乾いたら水やりする。