2021/5/20麻溝公園へクレマチスと山アジサイの開花状況を確認へ行きました。
その時、フィールドアスレチック場の地面のあちこちがエゴノキの花で白く染まってました。ついつい惹かれてフィールドアスレチック場へ立ち入ったらば、トップ画像の立派なキノコを見つけてしまいました。
2021/5/26に再訪した折り、キノコが気になってフィールドアスレチック場へ行ってみたらば。トップ画像の立派なキノコは既に取り除かれてました。収穫されてだったら嬉しいのだけどね。
で、キノコの木、ムクノキの大木がどうなってたか?と言いますと。
こんな感じでした。
カラカラに乾いてわかりづらいのですが、おそらくアラゲキクラゲです。雨が降ったらわかりやすい形に戻ると思いますが。
こんな感じです。(手が届く高さのキノコ。本当は2枚上の画像に手を入れて撮影したかったけど、高過ぎて諦めました)
アラゲキクラゲ(荒毛木耳):キクラゲ科木耳属。食用になり栽培されている。
主に初夏から晩秋、さまざまな広葉樹の倒木・切り株・立ち枯れの木に群生する。」
フィールドアスレチック場でこのキノコが生えてる木を見上げると、若葉が見えます。キノコが主幹から発生しててもまだ元気。立ち枯れてない。けど、幹の皮が剥がれた場所にキノコの赤ちゃんがいっぱい出てます。
ちなみに神奈川県の県央地域では、去年大量のナラ枯れが発生しました。キクイムシが原因です。麻溝公園も被害を受けまして。このフィールドアスレチック場でも立ち枯れた木が出ました。
こんな感じです。他にも数本切り倒されてます。いいカブトムシやクワガタの観察場所だったのに。クワガタは朽木が好きなので、子供や大きな子供(虫好きの大人)の為に、切り倒した木を公園内に残してくれてもよかったのよ?けどキクイムシの駆除を考えるとどうなのかなあ?キクイムシは朽木で生きてるのでしょうか?
さてと。どうせならフィールドアスレチック場外周のアジサイ散策路も見てみようか。
山アジサイの七段花。
フィールドアスレチック場外周のアジサイ順路はヤマアジサイと西洋アジサイを植栽してあります。見頃はまだまだ先。
移動。駐輪場に預けた自転車を押しつつ相模原公園の菖蒲池を目指します。
ホタルブクロ(蛍袋):キキョウ科の多年草。初夏に大きな釣鐘状の花を咲かせる。
麻溝公園の外周の金網にまだ綺麗なクレマチスが咲いていた。
道端に青紫の小鼻を見つける。
キキョウソウ:
キキョウソウは初見以来、あちこちで見かけましたが。花数が少なく、綺麗に撮影するのが難しい。図鑑などにはもっと花数が多い画像が紹介されていたので、生えてる土壌の栄養の差かな?道端では水分補給も難しそうだし。綺麗なキキョウソウの画像が撮影したい。
麻溝公園から相模女子大を通る水道みちを抜けてショートカット。
あ?ブタナの綿帽子です。前回これをタンポポの綿帽子かな?と思ったのですが。どうも違う。茎が細いのだ。黄色い花が群落を形成してたブタナが先進み、あちこちで綿毛の姿へ変化してます。
このフェンスの向こう側はギオンスタジアムの敷地です。まるで植物画のようなヘラオオバコがありました。
あれ?フェンスを覗いてみたらば。
わかります?柵の向こうの奥のモヤモヤしてるのは全部ヘラオオバコです。ヘラオオバコの群落だ。お花畑になってます。けども地味〜〜。目を凝らしてやっとヘラオオバコの群落を見つけたのよ?
さてと。今年の菖蒲池はどうなったかな?(続く)
おまけ:
相模原公園の菖蒲池で見つけた植物。
スズメノテッポウ(雀の鉄砲):イネ科。春の水田によく見られる。花は春。
名前の由来は「スズメの鉄砲」で穂がまっすぐなところを鉄砲に見立てたものと言われる。史前帰化植物
背景も緑なのでわかりづらいのですが。
オオムギ(大麦):イネ科の穀物。中央アジア原産。
世界で最も古くから栽培されていた咲くものの一つ。ビールの主な材料。
小麦と大麦の見分け方は、穂のヒゲの長さ。
花菖蒲の前に菖蒲池で見かけた植物を先に紹介します。(続く)