前回ぼやいていた梅仕事がようやく一段落しました。
梅干しは完熟した梅の実を使います。
けど、地域に住み着いてるカラスに今年子カラスが出来まして。これがイタズラ大好きでして。青梅を突いては落とすのが面白いようで、日々梅の木の下に立派な実が落ちてるという。これはっ!と梅の実を全部収穫し、追熟した梅を使うことにしました。
で、上の画像は青梅を追熟してるところです。黄色くなった梅から順に梅干しに漬けていきます。
ところで、カラスが突いて落とした青梅ですが、順次拾って洗って、カラスの突いた傷を抉り取り、ジップロックに入れて冷凍庫へ保管。まとまったら冷凍した青梅は、梅シロップや梅酒にしました。なので無駄にはなってない。
さて、今年の梅の実は多そうだ。と。早い段階から赤シソを育てていました。
次々と黄色く色づく梅の実を日々つけてるうちに、梅の汁がガラス容器に入った実を覆うほどに上がってきて、赤シソを追加する時期が来ました。
シソを使う時がきたようだな。と。育てた赤シソを刈り取ったのですが、全部で600グラムにしかならなかったのです。
え〜と?
私、何キロの梅の実を漬けたんだっけ?
ラベルを確認。
6月13日2、3キロ・1キロ・1キロ。
6月14日1キロ・1キロ。
6月15日1キロ・800グラム・1キロ。
6月16日3キロ・2、5キロ・1キロ・1キロ。
6月17日2、5キロで合計19、1キロもあるう〜〜!!
シソが足りない。
webで検索すると、梅1キロに対し200グラムの赤シソが必要とある。けど減らすしかないやん?1キロに100グラムだ。それでも600グラムしかないから6キロ分しかない!ダメや〜ん!?
困って6月14日、ふれあい市神田と道の駅かな?たからだの里と近所のスーパーマルナカを梯子しましたが、出遅れたようで赤シソが売ってない
どうすんの!?
困って困って義姉に「赤しそ余ってませんか?」とすがったらば、「あるけど1キロもない」とメールの返信。「あるだけでいいです!」と再度お願いしたら、義姉が280グラム分の赤シソを届けてくれた。
も、あるだけでもいい!と赤しそをアク抜きして。漬け込む。けどもまだまだ足りない。
と?従姉妹から「姉ちゃん、マルナカで袋入りの塩漬けした赤シソ売ってるから、それを使えばいいよ」と教えてもらいまして。無事400グラム入り3袋の赤シソをゲット。全部の梅干し用のガラス容器に赤シソを追加完了しました。
ところでですね。実は上の画像中央のラベルに「カビ」と書いてありますね。赤シソを求めて右往左往してる間にカビが発生した瓶が出てしまいまして。
いくらなんでもカビが出た1個の実のために全部捨てるのはもったいない!と思った私はweb検索。で、カビが生えてしまった場合のリカバリー法を探しました。
梅干しに漬けた梅にカビが発生した場合。
1)カビた梅の実は即除去。
2)容器を煮沸消毒する。
3)梅の汁はステンレスの鍋で煮立てる。
4)実は全て取り出して、1個1個アルコールで拭く。(私はホワイトリカーで拭きました。
5)再度戻す。
が正解らしい。カビを見つけたら即対応すれば問題ないらしい。
ちなみに、カビる原因は、梅の汁が上がり切ってない。(梅の実が水より上に出てる)もしくは、重石が軽すぎる。(私の場合、梅を漬けた時は容器の淵まで水を入れたビニール袋があったのだけれど、時間が経って、梅の実が下がってきた時に水を追加してなかったのが敗因です。来年からのために反省も兼ねて書いておこう。
そんなこんなで梅干しが一旦終了したのですが、6月12日に氷砂糖と梅の実を入れて毎朝毎晩振り続けた梅シロップが出来上がりました。
まずは梅の実を取り出して2本作った瓶を一つにまとめ、汁を80度で湯煎。
室温まで温度が下がったら冷蔵庫に入れて保管。完成。
次にシロップに使った梅の実を捨てるのはもったいないなあ〜?とweb検索したら、梅ジャムに作り替えればいいとある。
梅の実を沸騰させて15分まぜる。冷めたら握りつぶして種を取る。
え〜と?それから、梅の実の60%の砂糖で煮ろとある。
結構な砂糖の量だなあ?けどさ。元々2瓶で1キロの砂糖をすでに使用してるのだ。
100グラム入れて。味見したら足りなそうなので。もう100グラム。
まだ足りなそうなので。もう50グラム入れてこんなもんでしょう?と。
ちなみに、梅シロップは6月12日に700グラムで2瓶作り、6月22日に湯煎して完成。シロップに使った青うめは、6月22日に梅ジャムとなり、810グラムできました。
ついでに梅酒にした青梅は6月12日に2キロ。6月16日に550グラム。
つまりですね。梅仕事では梅干し19、1キロ。梅シロップに1、4キロ。梅酒に2、55キロの梅を使ったので、総計23、05キロの梅が使用されました。途中でカビたり傷を見つけて脱落した梅の実もそこそこあったのよ。今年は大豊作だった!
ってなことで、ようやく大騒ぎだった今年の梅仕事も一旦終了しました。
後は8月の暑い日に梅の実を取り出して日干しすれば完成です。つ、疲れた。
後日談:
収穫して「じゃがいも食べ比べ」と称し、実家や従姉妹や義母の弟や妹達へ発送しました。いや、実家は母と従姉妹はじゃがいもを取りに来てもらったのですが、大量に並ぶ梅干しの瓶を見て「こんなに食べれんやろ?」と呆れられてしまいました。
私もそう思う。
黄色く追熟する度に梅干しを作ったらこうなった!我ながら呆れてます。
奈良在住の妹は「近所に住んでたら取りに行くのに〜!」と言ってたので「お盆に帰省したら必ず取りに来い!絶対だ!」と宣言しておいた。去年、350グラムの赤シソで漬けた梅干しがまだ残ってるの。2080グラム必要だった今年の梅干しを私とダンナだけで消費できる訳ないからね。