あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

ディープ・パープルも2018来日ツアー決定

2018年06月05日 | 英国ロック
DEEP PURPL、10月に来日公演決定です。

これまた今年でデビュー50周年。
2017年5月より「The Long Goodbye Tour」という意味深なタイトルで
ツアーを行っているパープル。



今回の来日公演は、その一環として行われる。
そして、やっぱり公演数が多い。公演場所も多岐に渡る!

幕張メッセ
名古屋国際会議場センチュリーホール
大阪フェスティバルホール
広島上野学園ホール
福岡サンパレス ホテル&ホール



クリムゾン並みの公演。日本国内5ヶ所にて開催される。
チケットの一般発売は、5月より順次スタート。メールで通知が
来ています。

【ツアー日程】
「Deep Purple The Long Goodbye Tour」2018
10月14日(日)幕張メッセ 9・10・11ホール
10月15日(月)名古屋国際会議場センチュリーホール
10月17日(水)大阪 フェスティバルホール
10月20日(土)広島上野学園ホール
10月22日(月)福岡サンパレス ホテル&ホール



【来日メンバー(予定)】
Ian Gillan(Vo)
Ian Paice(Dr)
Roger Glover(Ba)
Steve Morse(Gt)
Don Airey(Key)

【チケット】
S席 15,000円 / A席 14,000円

「辞める辞めるサギ」なんて言葉があるのかは不明だが。
ロックバンドの「これが最後」ってのは最もアテになりません。

まぁ、一段落したらゆ~っくり休養を取って、何ならマイペースの
演奏形態、ツアー形態に落ちつても宜しいですよ。

KING CRIMSON 結成50周年日本公演チケット発売中!

2018年06月04日 | 英国ロック
KING CRIMSON の結成50周年記念の日本ツアーが発表され、チケットが
発売されております。

その日程がヤバイ!



東京
2018/11/27(火) 11/28(水) 11/29(木) Bunkamuraオーチャードホール

北海道
2018/12/2(日) 札幌文化芸術劇場 hitaru

宮城
2018/12/4(火) 仙台サンプラザホール

石川
2018/12/7(金) 金沢 本多の森ホール

大阪
2018/12/9(日) 12/10(月) グランキューブ

福岡
2018/12/12(水) 福岡サンパレス

広島
2018/12/14(金) 広島文化学園HBGホール

東京
2018/12/17(月) 12/18(火) Bunkamuraオーチャードホール

愛知
2018/12/21(金) 名古屋国際会議場センチュリーホール



まさに日本ツアー!!縦断公演!
実に8都市を回ってくれるのです。オーチャードホールでは連日も!

前回の公演では毎回セットリストが変わり、ホール公演で演奏演奏
また演奏…してくれたキング・クリムゾン。

まさにライヴ・バンドです。
ドーム公演2回ほどやって帰る「大物」とは違います!

さらにキャリア総括ライブゆえにセットリストもモノ凄いらしいです。

近々の米公演で演奏された曲は以下の通り



Pictures of a City
Cirkus
Fallen Angel
Epitaph
Radical Action (To Unseat the Hold of Monkey Mind)
Meltdown
Islands
Larks’ Tongues in Aspic, Part One
Larks’ Tongues in Aspic, Part Two
Devil Dogs of Tessellation Row
Moonchild
(‘The Dream’ part only;… more )
The Court of the Crimson King
Indiscipline
Lizard
(“(c) The Battle of Glass… more )
Easy Money
Starless
Radical Action II
Level Five
Encore:
21st Century Schizoid Man



抜粋してますが、「サーカス」「アイランズ」「太陽と戦慄Ⅰ&Ⅱ」
「ムーンチャイルド」!「リザード」!…などなど

前回とは異なる「総決算」になりそうです。

なお、チケット料金は全公演SS席2万円、S席1万6千円です。
ついに大台の2万に乗りました。



来日メンバー:
Robert Fripp – Guitar
Jakko Jakszyk – Guitar, Vocals
Mel Collins – Saxes, Flute
Tony Levin – Basses, Stick, Backing Vocals
Pat Mastelotto – Acoustic And Electronic Percussion
Gavin Harrison – Acoustic And Electronic Percussion
Jeremy Stacey – Acoustic And Electronic Percussion, Keyboards
Bill Rieflin – Mellotron, Keyboards, Fairy Dusting

以上8名。
やっぱり、メル・コリンズの参加が嬉しい。
今度こそフルートも吹きまくって欲しい。



前回行ったからもういいや…みたいに思っていた私ですが。

やっぱり今回も行きたくなってきたなぁ…。

追憶:マイク・ハリソン

2018年04月05日 | 英国ロック
暫くウォークマンでスプーキィ・トゥースを聴く日々が
続きそうですね。
サイケ・ポップな1st、アーシーな2nd、前衛な
3rd・・・。

しかしマイクのソウルフルな歌声は不変だったよ。
この点は一切のブレなしでしたよ。



70年秋に活動を停止し、ソロに転向したマイク。

翌年には初のソロ・アルバム「Mike Harrison」を発表、
そして翌72年には米アラバマのマッスルショールズで
レコーディングに臨んだ意欲作のソロ2作目をリリース。

その名も「Smokestack Lightning」!



ライト抜きでトゥースを続けた時期もあったが、72年秋
ライトと再会してSpooky Toothを再結成。
※優れたソングライターは、やっぱり不可欠だったよね。

フリーの「ハートブレイカー」を思わせるチャレンジ作、
「ユー・ブローク・マイハート・・・」を発表。
これが曲もサウンドプロダクションも最高で、我が心の
名盤となっております。



74年に再度脱退し、再びソロ活動へ。

それでも1998年にはオリジナル・メンバー4人でトゥース
再編が実現。25年ぶりに新作アルバムをリリース、ギグを
行ってファンを喜ばせたという。

2000年代には主にドイツへ活動拠点を移し、ブルース・
ロック・シーンを活性化させ、2006年には約30年ぶりの
ソロ作「Late Starter」を発売。



このソロではフランキー・ミラーの楽曲をカヴァーして
私を喜ばせてくれました・・・。

トゥース自体が実力の割に不遇だったとも言えるが。
それでも私は激動の69年代後半から70年代を駆け抜けた
彼らを忘れることはない。



ドイツの音楽TVプログラムの発掘もあった。
DVD買いましたよ。

動くM・ハリスンとG・ライトたちが見れただけでも感激で
ありました。

またマイクとライトの絡み合う歌声を聞きたいよ。
両者鍵盤を奏で歌うスタイルを持ったトゥース。
最高級のブリティッシュ・バンドでしたよ・・・。

BBCライブとか発掘されないかなぁ。

元スプーキィ・トゥースのマイク・ハリソン死去

2018年04月04日 | 英国ロック
ああ…ショック。

ブリティッシュ・ロック・バンド、スプーキー・トゥースの
オリジナルメンバーのマイク・ハリソンが3月25日に死去した。

享年72。BBCなどのメディアが報じたとのこと。
死因は発表されてはいない。



※Mike Harrison=マイク・ハリスン(マイク・ハリソン)
※Spooky Tooth=スプーキー・トゥース(スプーキィ・トゥース)

60年代後半から70年代にかけて全盛を極めたブリティッシュ・
ヘヴィ・ロックバンドで、大好きでしたよ。
※後追いだったけど・・・

そのスプーキィ・トウーゥでヴォーカルとキーボード担当し、
主要メンバーだったのがマイク・ハリソン。
ソウルフルなダミ声が特徴的だった。



1945年9月30日生まれのマイクは、1960年代前半から学友だった
ベーシストのグレッグ・リドリーらと音楽活動を始め、1963年に
「The VIP's」へと発展。

メンバーチェンジ後にサイケ時代に合わせて67年にArtへと改名。
Islandからアルバムをリリース。

同年秋には米キーボード奏者のゲイリー・ライトを迎え、次は
Spooky Toothへと名を改め、これは定着した。



ファルセットも使うライトとのツイン・リード・ヴォーカルと
個性的ヘヴィ・サウンドで評価を得たトゥースは、1968年に
名作「Spooky Two」などを発表。人気バンドとなる。

名門かつ新興レーベルだったアイランドだが、トラフィックや
フリー、そしてスプーキィ・トゥースの三羽カラスで一気に浮上
したのでした。



いずれのバンドにも名ヴォーカリストが居た。
S・ウィンウッド、P・ロジャース、そしてマイク・ハリソン。

トゥースのリズムセクションは21世紀になって次々と亡くなり、
遂にM・ハリスンまで・・・。

来日を期待してたんですけどね。
再結成してドイツのブルース・フェスに出演もしてたし。その
DVDも発売されたし。



しかし、リズムセクションとリード・ヴォーカルの一人が亡く
なるに至り、夢は潰えてしまいました。本当に悲しい・・・。

悲しいが、アルバムは残る。残り続ける。
ウォークマンに入れたトゥースのアルバムはいつでもハードで
ヘヴィで・・・そして瑞々しい。

ありがとう、スプーキィ・トゥース。
ありがとう、個性的なヴォーカリスト。

マイク・ハリソンよ、永遠に・・・。

グレッグ・レイク死去から1年

2017年12月09日 | 英国ロック
早いもんです。

エマーソンに続き、レイクまで亡くなり…。
訃報続きという意味でいうと、2016年末は最悪でした。


※画像は
 1992年のELP来日公演パンフより

イギリスのプログレッシヴ・ロックバンド「キング・クリムゾン」
「エマーソン・レイク&パーマー」の創設メンバーとして知られた、
グレッグ・レイク。享年69、癌による闘病が伝えられていた。

1947年11月10日生まれで、ロバート・フリップと同じギター教師に
教わっていたレイクは、ヴォーカリスト兼ベーシストとしてキング・
クリムゾンの歴史的デビュー・アルバム(69年発表)に参加。



2nd「ポセイドンのめざめ」でも素晴らしい歌声を聴かせたが、
グループは空中分解。

グレッグは1970年にキース・エマーソン、カール・パーマーと
スーパーグループ=ELPを結成。
一気に成功を収め、プログレッシブ・ロックの代名詞的な存在と
して知られた。



クリムゾン時代「素朴に録られた」歌声も好きでした。
なんと言っても私がプログレにハマったのは「エピタフ」に
ドカーンと衝撃を受けたからですから。



もちろん「21世紀の精神異常者」も最高で、そこではジャズテイスト
溢れるベースプレイを縦横無尽に聴かせてくれてます。

グレッグ死去の落ち込みを引きずったまま、私は立川シネシティの
「この世界の片隅に」舞台挨拶付き上映会に行ったんだよな。

映画自体も初めて見た時は落ち込み、2度目も精神的にはベストじゃ
なかったあの時…。



同映画、初めての舞台挨拶付き上映会を体験しました。

でも監督のキラキラとして瞳と、スラリとして美人さんになった
のんちゃんを見て夢見心地で帰ったんだよなぁ…。

早いもんです、もう1年です。

強烈!高嶋政宏兄ぃゲスト回の「うちくる」

2017年12月05日 | 英国ロック
連れ合いが録画してくれた「うちくる」。
高嶋政宏兄ィのゲスト回ってんで、その面白さに何度も見る事に
なってしまった。

芸能界1~2を争うとも言われるロック通、プログレマニア。
これまでもラジオやTVでキング・クリムゾンや金属恵比須への愛を
隠さない発言を繰り返し、プログレファンから一目置かれる存在と
なっている。


なんたって、
93年にはクリムゾンの「スターレス」をカバーし、自らを前面に
押し出したPVも作っているのだ。

そして今回(ハイライトではあるが)、久々に彼の「スターレス」
PVが見れたのだ!

いやぁ、感無量だ。



その後も地上波人気番組で堂々とプログレ愛を語る兄ィ!
お仲間からも「Tシャツ重ね着」に関して指摘されるも、むしろ
居直って熱い語りを続ける!

画面下には「宮殿」「太陽と戦慄」「レッド」のTシャツ映像が映り、
兄ぃは「初期」「中期」「後期」と、順々に重ね着していると熱弁!

しかし、その間に流れる曲がゼンゼン合っていない! 
なぜ「太陽と戦慄」「レッド」を映してるのにA・ブリューの歌声を
流すのだTV局!?



これ、後でオンエア見た高嶋兄ィが局に乗り込んで暴れてないか!?
おもわず心配になっちゃうパターンだぞ!

そりゃ普通の音楽誌だと後期はメタル・クリムゾンになるだろうが。

俺や高嶋兄ィからすると、初期は「宮殿」、中期は「戦慄」、終期は
「レッド」なんだよ!

ディシプリン期は別物なんだよ!



~なんて興奮してると、それを知らない画面内の高嶋兄ィは「さすが
華麗な高嶋家!」と言いたくなるグルメな店舗へメイン司会者たちを
連れていく。

ヒデちゃんやしょこたん、いい店に連れて行って貰ってますよ。
普段も、金髪美人の奥さんと連れ立って外食してるという高島兄ィ。

ラブラブです。おノロケも凄まじいです。
※ボディタッチによるコミニケーションの事とか…



ロック・グッズのみならず、エロフィギュアを自宅に飾ってある事も
暴露されてしまう高嶋氏。

でも、兄ィは堂々としたもので、SMグッズのコレクション話まで話し
始めてしまう。

金属恵比須ライヴに登場し、女性Vol.稲益さんらに語ったヘンタイな
話の数々ですよ!



「ドラマでは楽屋にバラ鞭を持ち込み、女優に尻を叩いてもらう」って
話ですよ。
「オレの尻を叩いた女優はレッドカーペットを歩くんです!」と闇雲に
自慢してた話ですよ!

あの時は
「さすがのサービス精神!TVで言えないコト生で喋ってくれてるぜ!」
~と思いましたが

メチャメチャTVで語ってるがな!!ぬか喜びだったよ!
※まぁ、さすがにこっちじゃ固有名詞は言ってませんけどね…。



しょこたん、思わず「何を言ってるんですか!?」「先輩だけど…バカ
ですか!?」と声を上げてしまうのだが。

「いや~、このヒト実は好きですね。僕は分かります」…と、政宏アニィ
平気なもの。

しょこたん…は、微妙な笑い顔。
※このコもマニアだからな~(笑)

ウチの連れは笑いつつも「グルメな店」を確認して納得の表情。
そして、高嶋兄ィが妙なネタ披露する度に私を指差し「誰かさんみたい」と
大笑いする。



アホかぁ!
おらぁエロフィギュアにゃ興味ないわっ!!

※プリキュアの食玩フィギュアは片付けられずに居るけどな!

FREE伝記本・翻訳版「フリー・ザ・コンプリート」が届いた!

2017年10月14日 | 英国ロック
土曜日の昼下がり、宅配便が届けてくれた!

忘れじのブルース・ロックバンド=FREEの伝記本
翻訳版「フリー・ザ・コンプリート」



表紙の色合いは青系!(下の画像は裏表紙)

写真あり、レコーディング・公演のデータあり!
メンバーの幼少時のフォトなんて可愛くて仕方ない!



文字は横書きだ。
※葛葉氏が個人出版された時は縦でした。

宝物が増えた気分だよ…なんて

ああ、いかん!



このあと「練馬アニメカーニバル」や「金属恵比須LIVE」が
待っていて、私は仕事疲れを抜く為に少しでも休まなければ
いけないんだ!

ちょっとでも横になって休養取らなきゃまずいのに…



前半すっかり読み込み始めているじゃないかっ!!

とりあえずね、
とりあえず最初に言いたいことはね…

「アル・クーパーありがとう!!」



巻頭をアレクシス・コーナーやクリス・ブラックウェルの文が
飾るのはね、当然なんだけどね。(身内みたいなもんだから)

NY生まれのアメリカ人で、自身も一流ミュージシャン&プロデュー
サーで、ゾンビーズの「オデッセイ&オラクル」を見出した人物が

「フリーが世界で最高だ!」と言ってくれるなんて。
もう泣きそうです。



「オレと南部のレイナード・スキナードの結びつきを不思議がる
 向きもあったが、答えは簡単だ」
「どっちもフリーが大好きだったんだ」

「ビートルズやストーンズも忘却の彼方…しかしフリーは永遠だ!」

うわああああああ!もう、感激ですよ。
もう一度お礼を言わせてもらいますよ。

「ありがとう、アル・クーパー!!」

「FREE伝記本」翻訳版が本日10/13(金)に発売!

2017年10月13日 | 英国ロック
「フリー・ザ・コンプリート」
~伝説のブリティッシュ・ブルース・ロックバンド、栄光と苦悩~

デヴィッド・クレイトン+トッド・K・スミス

4,536円(税込)
DU BOOKS JPN

すべてのフリー・ファン、そしてポール・コゾフに捧ぐ!
すべてのロックファン必読の、濃い~内容。



A4上製の1,500部限定、品切れ注意です!

発売は2017年10/13(金)、本日です!
ブラック・サバスじゃないのに13日の金曜日です!

1,500部限定生産!
なんと、増刷なしとの事…。「品切れの際はご了承を…」との事だが
その時は何とかして下さいよぉ。
※契約とかで決まっちゃったのかねぇ…。

訳者の葛葉氏言うところの「青版」。
※個人出版で出した方は表紙が白っぽかったので「白版」。



自主出版版では掲載できなかったバイオグラフィや写真が満載なのは
既報の通り。

私はamazonで注文済みで「13日着」の発送メールも受け取ってるのだが
今日は夜も仕事で受け取れない!

家族に連絡取ったら「不在票が入ってたよ」との返事が…。
まぁ、良い。

14日には確実に受け取ってみせるぜ。

「FREE伝記本」翻訳版の発売は10/13(金)!

2017年10月07日 | 英国ロック
「フリー・ザ・コンプリート」
~伝説のブリティッシュ・ブルース・ロックバンド、栄光と苦悩~

デヴィッド・クレイトン+トッド・K・スミス

4,536円(税込)
DU BOOKS JPN



ついに正式タイトルも決定。
DU BOOKSさん自信の一冊!

すべてのフリー・ファン、そしてポール・コゾフに捧ぐ!
すべてのロックファン必読の、濃い~内容。

A4上製の1,500部限定、品切れ注意です!発売は10/13(金)。
※ブラック・サバスじゃないのに13日の金曜日…

1,500部限定生産!
なんと、増刷なしとの事…。「品切れの際はご了承を…」との事だが
その時は何とかして下さいよぉ。

訳者の葛葉氏言うところの「青版」。
※個人出版で出した方は表紙が白っぽかったので「白版」。



自主出版版では掲載できなかったバイオグラフィや写真が満載なのは
既報の通り。

私は予約済みですが、まだの方は是非!!

「フリー伝記本」翻訳版、日本の出版社から発売へ

2017年09月20日 | 英国ロック
忘れじのブルース・ロックバンド=FREE。
その伝記本が遂に日本の出版社から刊行される事は紹介済み。

原題は「Heavy Load: The Story of "Free"」
著者はDavid Clayton , Todd K. Smithの両氏。



翻訳者は葛葉哲也氏。
本国版が出版された後、日本版が出ない事を憂いて、自ら
2013年に自費出版した人物だ。

その時のタイトルが
「HEAVY LOAD FREE ~ブリティッシュ・
ブルース・ロックの雄 フリーの軌跡~」

推敲を重ね最終的に修正液で訂正箇所を直したような労作。
その情熱には頭が下がる思いがしたものだ。

当時、実際に出版社を訪ねたそうだがサイズの大きさとページの
多さに難色を示され、出版不況もあって良い返事は貰えなかった
という。



フリーの熱狂的ファンである私は直接葛葉氏に連絡を取って入手、
さっそく読み込ませて貰ったが。
その情報量に、ただただ圧倒されるだけだった。

http://blog.goo.ne.jp/aru-rodgers/e/1ad87cce920b3803feac98b41bff47c1

(上記リンクは当時の弊ブログ記事で御座います)

その後も出版社とコンタクトを取る機会があった葛葉紙だが
なかなか刊行OKが出ない「もう一つの理由」があった。

本国版に掲載されている写真の数々。
これには権利があり、しっかりクリアしないと発売に漕ぎ
着けない。
出版社も、どうせ出すなら写真やツアーデータも掲載したい
意向だったそうだ。

今回出版される書籍は、そういった物も掲載されているとの
ことで、まさに「完全版」の翻訳本といって良いだろう。



今度出る伝記本のタイトルは
『デヴィッド・クレイトン "フリー・ザ・コンプリート
 伝説のブリティッシュ・ブルース・ロックバンド、栄光と挫折(仮)"』

ある意味、内容を良く表した書籍名だと思う。

オリジナル・メンバー4人の生い立ちと、音楽との出会い。
そして、4人がどのように出会い、フリー結成に至ったのか。
デビューから「オール・ライト・ナウのヒット、そして崩壊
していくバンドとコゾフの状況をメンバーほか、関係者達の
証言を交えて克明に描かれているからだ。

終盤はファンとして辛くなるほどの内容。
※メンバー以外にも死者は出るし…。

ただ、それでも
本格的海外ロックバンドの来日が珍しかった時代に、
(崩壊寸前で半ばヤケ気味だったとしても)
壮絶なステージでファンを魅了してくれた「忘れじの英国
ブルースロック・バンドの雄」フリーの伝説が紐解かれた
一冊なのだ。

我々ファン垂涎、新たな感動と発見に満ちた、フリー初に
して決定版と言える一冊なのだ。

私はもうamazonで注文しました。
ファンの方は品切れになる前に確保しておきましょう!



『デヴィッド・クレイトン "フリー・ザ・コンプリート
 伝説のブリティッシュ・ブルース・ロックバンド、栄光と挫折(仮)"』

デヴィッド・クレイトン (著), トッド・K・スミス (著),
葛葉哲哉 (翻訳)

1,500部限定生産。
巻末には68年から74年までの全ライブ日程を掲載。

単行本: 280ページ
出版社: DU BOOKS
発売予定:2017年10月13日
A4 / 280ページ予定
価格: 4,536円(税込)

当初は「栄光と奈落」というタイトルで、発売日も1週間早かったが。
色々と調整されているようだ。
一週間ぐらい待ちますよ!これまでも待ってきたんだから!

今回、完全版としての刊行を出版社から果たした葛葉氏の熱意と継続力に
最大限の敬意を表したいと思います!

そして出版元のDU BOOKSさんに感謝!

「フリー伝記本」翻訳版が発売延期

2017年09月08日 | 英国ロック
~なんコト言っても
数か月とかの話じゃなく、一週間とかそこらなんですけどね。

忘れじのブルース・ロックバンド=FREEの伝記本。
遂に日本の出版社から刊行・・・と思うと一刻も早く見たかったの
だが、まぁ一週間なら我慢しましょう。



Amazonで注文した当初は
「お届け予定: 土曜日, 10/07 - 火曜日, 10/10」・・・となって
いたのだが。

9/7に「Amazon.co.jp」からメールが来ましてな。そこには、

「お客様にご予約いただいている以下の商品の発売日が変更されたため、
 お届け予定日を変更いたしましたのでお知らせいたします。

 デヴィッド・クレイトン "フリー・ザ・コンプリート
 伝説のブリティッシュ・ブルース・ロックバンド、栄光と挫折(仮)"

「お届け予定日: 2017-10-14 - 2017-10-17」



~という「お知らせ」があったんですな。

まるまる一週間伸びてる・・・んですよ。
しかも「仮」タイトルが変わっている。

"フリー・ザ・コンプリート 伝説のブリティッシュ・ブルース・
ロックバンド、栄光と挫折(仮)"

「奈落」が「挫折」になっている。
なんか、ありきたりな感じに変わっちゃうんだなぁ。

まぁ、「奈落」ってのもヘヴィすぎるか。
内容には合っているし、衝撃的だけど…。



訳者の葛葉さんからハガキのお知らせあった時点では、まだ
「奈落」だったから、ギリギリまで調整されてるのかな。

なんにせよ、あと約一か月。
届くのが本当に楽しみです!!

※まだ予約済みの方はお早めに。なんせ部数限定ですから。

「フリー伝記本」翻訳版、日本の出版社から発売へ

2017年08月29日 | 英国ロック
忘れじのブルース・ロックバンド=FREE。
その伝記本が遂に日本の出版社から刊行される。

原題は「Heavy Load: The Story of "Free"」
著者はDavid Clayton , Todd K. Smithの両氏。



翻訳者は葛葉哲也氏。
本国版が出版された後、日本版が出ない事を憂いて
自ら2013年に自費出版した人物だ。

その時のタイトルが
「HEAVY LOAD FREE ~ブリティッシュ・
ブルース・ロックの雄 フリーの軌跡~」

推敲を重ね最終的に修正液で訂正箇所を直したような労作。
その情熱には頭が下がる思いがしたものだ。

当時、実際に出版社を訪ねたそうだがサイズの大きさと
ページの多さに難色を示され、出版不況もあって良い返事は
貰えなかったという。



フリーの熱狂的ファンである私は直接葛葉氏に連絡を取って
入手、さっそく読み込ませて貰ったが。
その情報量に、ただただ圧倒されるだけだった。

http://blog.goo.ne.jp/aru-rodgers/e/1ad87cce920b3803feac98b41bff47c1

(上記リンクは当時の弊ブログ記事で御座います)

その後も出版社とコンタクトを取る機会があった葛葉紙だが
なかなか刊行OKが出ない「もう一つの理由」があった。

本国版に掲載されている写真の数々。
これには権利があり、しっかりクリアしないと発売に漕ぎ
着けない。
出版社も、どうせ出すなら写真やツアーデータも掲載したい
意向だったそうだ。

今回出版される書籍は、そういった物も掲載されているとの
ことで、まさに「完全版」の翻訳本といって良いだろう。



今度出る伝記本のタイトルは
「フリー・ザ・コンプリート〜ブリティッシュ・ブルース・
ロックバンド『フリー』の栄光と奈落(仮)」

ある意味、内容を良く表した書籍名だと思う。

オリジナル・メンバー4人の生い立ちと、音楽との出会い。
そして、4人がどのように出会い、フリー結成に至ったのか。
デビューから「オール・ライト・ナウのヒット、そして崩壊
していくバンドとコゾフの状況をメンバーほか、関係者達の
証言を交えて克明に描かれているからだ。

終盤はファンとして辛くなるほどの内容。
※メンバー以外にも死者は出るし…。

ただ、それでも
本格的海外ロックバンドの来日が珍しかった時代に、
(崩壊寸前で半ばヤケ気味だったとしても)
壮絶なステージでファンを魅了してくれた「忘れじの英国
ブルースロック・バンドの雄」フリーの伝説が紐解かれた
一冊なのだ。

我々ファン垂涎、新たな感動と発見に満ちた、フリー初に
して決定版と言える一冊なのだ。

私はもうamazonで注文しました。
ファンの方は品切れになる前に確保しておきましょう!



『フリー・ザ・コンプリート〜ブリティッシュ・ブルース・
ロックバンド「フリー」の栄光と奈落(仮)』

デヴィッド・クレイトン (著), トッド・K・スミス (著),
葛葉哲哉 (翻訳)

1,500部限定生産。
巻末には68年から74年までの全ライブ日程を掲載。

単行本: 280ページ
出版社: DU BOOKS
発売予定:2017年10月6日
A4 / 280ページ予定
価格: 4,536円(税込)

今回、完全版としての刊行を出版社から果たした葛葉氏の
熱意と継続力に最大限の敬意を表したいと思います!

そして出版元のDU BOOKSさんに感謝!

WOWOWプログレ特集せまる

2017年07月07日 | 英国ロック
プログレッシブ・ロック 〜グレッグ・レイクとジョン・ウェットンを偲んで〜

WOWOWライヴにて、7月9日(日)午後0:30~

以下、公式紹介文より抜粋
「プログレッシブ・ロックの創造・発展に寄与した故グレッグ・レイク、
 故ジョン・ウェットンを偲ぶ、プログレ・ライブの名演とドキュメンタリー
 番組を大特集」



「ロックにクラシックやジャズなどの要素を融合したアーティスティックな
 音楽性で、1970年代のロック・シーンを彩ったプログレッシブ・ロック。
 その最初期からキング・クリムゾンをはじめ、さまざまなバンドで活躍した
 グレッグ・レイク(2016年12月7日逝去)、ジョン・ウェットン(2017年1月
 31日逝去)という2人の名ベーシストが相次いで亡くなった。彼らを偲び、
 彼らが直接、間接的に関わったバンドの名演をまとめてお届けする」



◆7月9日(日)午後0:30
「キング・クリムゾン Live in Japan 1984」   
 1984年の来日公演を捉えたライブ映像を放送。
 リズムセクションはトニー・レビン(b)、エイドリアン・ブリュー(g)。
 グレッグもウェットンもいないが、それでも「ディシプリン」という佳作を
 モノにした80年代クリムゾンの演奏は印象深い。
 収録日:1984年4月
 収録場所:東京 ゆうぽうと簡易保険ホール



◆7月9日(日)午後2:15
「エイジア in ASIA 2007」   
 プログレッシブ・ロックにポップな要素を持ち込み大成功を収めたエイジア
 2007年の来日ライブ。
 これは、ジョン・ウェットンらオリジナルメンバーが登場。
 ※ウェットン、スティーブ・ハウ(g)、ジェフ・ダウンズ(kb)、カール・
  パーマー(ds)。
 デビュー25周年の2007年に行なった、オリジナルメンバーとしては初となる
 来日ツアーは感動的。カールの若さが嬉しいよ。
 収録日:2007年3月8日
 収録場所:東京 東京厚生年金会館
 


◆7月9日(日)午後3:45
「エマーソン、レイク&パーマー ワイト島 1970 THE BIRTH OF A BAND」   
 5日間で延べ60万人を集客した世界最大級フェス!1970年のワイト島フェス
 のEL&Pステージデビュー映像が登場。
 貴重な映像と関係者インタビューによるドキュメンタリー。
 2016年にキース・エマーソン、グレッグ・レイクが、相次いでこの世を去って
 しまいプログレファンは嘆き悲しんだものだが。
 絶頂前夜EL&Pの姿は慰めになるだろう。しかも既に出来上がっている部分も
 あるのだから恐れ入る…。
 収録日:1970年8月30日
 収録場所:イギリス・ワイト島



◆7月9日(日)午後5:00(字幕版)
『ロジャー・ウォーターズ ザ・ウォール』
 元ピンク・フロイドのロジャー・ウォーターズが監督として自らのツアーの
 模様を記録したドキュメンタリー映画。

「プログレの魅力を知る、興奮の大特集だ!」という事で。   
・・・録画を忘れないようにしないとな。

リッチー・ブラックモアズ・レインボー活動継続中!

2017年06月20日 | 英国ロック
2016年にハードロック回帰したリッチー・ブラックモアが復活させたレインボー。
なんと、2017年もイギリスで4公演が行われるとの事。
~というか、もう既に公演やってます!

初日のロンドン公演は「Stone Free Festival」でヘッドライナーを務め、ファンの
歓声を浴びたという。



昨年のライヴは「威風堂々」で入場~「Over the Rainbow」~「Highwaystar」で
始まったが。

今年はレインボーの「Spotlight Kid」が実質トップを飾り、前回言われた「パープル
とのゴッタ煮」のイメージを払拭した感がある。

まぁ、今年もセットリストを見る限り「Soldier of Fortune」や「Child in Time」、
「Black Night」「Burn」「Smoke on the Water」が演奏されてるから、R・グローバー
曰うように「レインボーのバンド名いらないんじゃないの?」と思われるが。

そこは「Stargazer」や「Still I'm Sad ~Drum Solo~」「Long Live Rock'n' Roll」
などの代表曲が聴けたからレインボーでイイんだろうな。

何と言っても「I Surrender」が取り上げられたというのが印象的。
※先頃、新曲バージョンが発表されたとの事

ジョー・リン・ターナーが歌った曲でもロニー・ロメロは堂々と歌い上げたようで、
さらに作者者のラス・バラードがステージに登場!



彼がレインボーと一緒に「Since You've Been Gone」を共演する夢の光景まであるとは
凄いサプライズです!
伝説として語り継がれて良いでしょう。

リッチーのプレイも昨年よりも良かったとか。
※ハードロックを思い出したんでしょうねぇ…



「Since You've Been Gone」というと、2014年5月の「ラス・バラード来日」公演が
思い出されるますねぇ。
※でも、あのときは「I Surrender」は歌われなかったんだよな・・・。

ラスの来日公演で一番盛り上がったのは、やっぱり「Since You've Been Gone」で、
ポップな人かと思ってたら予想以上にロックしてたので少し驚きましたよ。

よってレインボーとの共演も、けっこう違和感なかったんじゃないかな~。
こうなると、やっぱり21世紀のレインボー来日が観たいね!

http://blog.goo.ne.jp/aru-rodgers/e/6a7c9d6a8dbd9cbfb2e0c34a5ff72be5
http://blog.goo.ne.jp/aru-rodgers/e/14dee2aeefa9933fdf077cdadff5c26a

「ストーンズと寝た女」死す

2017年06月14日 | 英国ロック
6月13日、ローリング・ストーンズのブライアン・ジョーンズと
キース・リチャーズの元恋人で、女優/モデルとして活躍した、
アニタ・パレンバーグが死去した。

享年73。
死因は明らかにされていない。



『ヴォーグ』の表紙などを飾ったアニタはスキャンダラスな女性と
して知られた。
映画女優としても活躍、ジェーン・フォンダ主演の『バーバレラ』、
ミック・ジャガー出演の『パフォーマンス』など、カルト的名作に
出演している。

1965年、ローリング・ストーンズのリーダーだったブライアン・
ジョーンズと知り合い、交際がスタート。
金髪のカップルとして有名になった。

しかし、ブライアンが薬中になる中で才能も枯渇、そしてキース・
リチャーズへの接近。というか、乗り換え…。

※それがブライアンの死期を早めたとも言われた。



以降は、ミック・ジャガーの恋人だったマリアンヌ・フェイスフルと
ともに、「ストーンズの女」として名を轟かせた。

ドラッグやバイセクシャル、乱痴気パーティーなどの奔放な生活で
話題となったスキャンダラスな存在。
*警察のガサ入れ時「主要メンバーのオンナが全裸に毛皮姿だった」
 なんてエピソードもありましたな...。

まぁ、
「ミックやキースとも対等に会話した」と言われたアニタは、才女に
して流行の先端に居たって事でしょう。

なお、キースとは正式な婚姻は結ばなかったアニタだが、実質的にな
夫婦関係にあり、3人の子供を設けている。
※ただし、次男は生まれて数ヵ月で亡くなったとの事。



1970年代にはキースと共に重度の麻薬中毒に陥り、タフなキースと
違って心身とも崩壊。破局を迎えたが、1980年代には麻薬中毒から
立ち直って表舞台に復帰。

一時期ほどでは無いが、話題を振りまいていた。

スキャンダラスな70年代ロックの象徴のような存在でした。
ただのグルーピーじゃなく、バンドに影響を与えるオンナとして
尊敬される存在でもありました。

アニタ・パレンバーグよ、安らかに。