あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

「リオ五輪」競泳4日目 

2016年08月10日 | 競泳
2016年08月09日(火)

【男子100m自由形予選】
01 Kyle CHALMERS   47.90
02 Caeleb DRESSEL  47.91
03 Duncan SCOTT   48.01
17 中村 克     48.61
27 塩浦慎理     48.94

【女子200mバタフライ予選】
01 Mireia BELMONTE GARCIA  2:06.64
06 長谷川涼香        2:07.35
07 星奈津美         2:07.37

【男子200m平泳ぎ予選】
01 Anton CHUPKOV    2:07.93
02 小関也朱篤     2:08.61
06 Dmitriy BALANDIN  2:09.00
08 渡辺一平      2:09.63

【男子800mリレー予選】
01 イギリス 7:06.31
02 米国   7:06.74
03 ロシア  7:06.81
05 日本   7:07.68

【男子100m自由形準決勝】
01 Nathan ADRIAN   47.83
02 Kyle CHALMERS   47.88
03 Cameron MCEVOY  47.93

【女子200m自由形決勝】
01 Kathleen LEDECKY    1:53.73
02 Sarah SJOSTROM     1:54.08
03 Emma MCKEON      1:54.92
04 Federica PELLEGRINI  1:55.18

【男子200mバタフライ決勝】
01 Michael PHELPS  1:53.36
02 坂井聖人     1:53.40
03 Tamas KENDERESI  1:53.62
04 Chad LE CLOS   1:54.06
05 瀬戸大也     1:54.82
07 Laszlo CSEH    1:56.24

【女子200mバタフライ準決勝】
01 Madeline GROVES     2:05.66
02 Mireia BELMONTE GARCIA  2:06.06
04 星奈津美         2:06.74
09 長谷川涼香        2:07.33

【男子200m平泳ぎ準決勝】
01 渡辺一平    2:07.22
02 Andrew WILLIS  2:07.73
04 小関也朱篤   2:07.91

【女子200m個人メドレー決勝】
01 Katinka HOSSZU      2:06.58
02 Siobhan Marie O'CONNOR  2:06.88
03 Madeline DIRADO      2:08.79

【男子800mリレー決勝】
01 米国 7:00.66
02 英国 7:03.13
03 日本 7:03.50

「リオ五輪」競泳3日目

2016年08月09日 | 競泳
2016年08月08日(月)

【女子200m自由形予選】
01 Kathleen LEDECKY  1:55.01
17 五十嵐千尋     1:57.88
21 池江璃花子     1:58.49

【男子200mバタフライ予選】
01 Tamas KENDERESI  1:54.73
02 Laszlo CSEH    1:55.14
03 Chad LE CLOS    1:55.57
05 Michael PHELPS   1:55.73
06 坂井聖人     1:55.76
08 瀬戸大也     1:55.79

【女子200m個人メドレー予選】
01 Katinka HOSSZU  2:07.45
05 寺村美穂     2:10.34
11 今井 月     2:11.78

【女子200m自由形準決勝】
01 Sarah SJOSTROM     1:54.65
02 Kathleen LEDECKY    1:54.81
03 Federica PELLEGRINI  1:55.42

【男子200m自由形決勝】
01 SUN Yang   1:44.65
02 Chad LE CLOS 1:45.20
03 Conor DWYER  1:45.23
04 James GUY   1:45.49
07 萩野公介   1:45.90

【女子100m背泳ぎ決勝】
01 Katinka HOSSZU  58.45
02 Kathleen BAKER  58.75
03 Kylie MASSE  58.76

【男子100m背泳ぎ決勝】
01 Ryan MURPHY    51.97
02 XU Jiayu     52.31
03 David PLUMMER   52.40
04 Mitchell LARKIN  52.43
07 入江陵介     53.42

【女子100m平泳ぎ決勝】
01 Lillia KING    1:04.93
02 Yulia EFIMOVA   1:05.50
03 Catherine MEILI  1:05.69

【男子200mバタフライ準決勝】
01 Tamas KENDERESI  1:53.96
02 Michael PHELPS  1:54.12
03 Laszlo CSEH    1:55.18
04 Chad LE CLOS   1:55.19
05 瀬戸大也     1:55.28
06 坂井聖人     1:55.32

【女子200m個人メドレー準決勝】
01 Siobhan Marie O'CONNOR  2:07.57
02 Katinka HOSSZU      2:08.13
09 寺村美穂         2:11.03
15 今井 月         2:12.53

「リオ五輪」競泳2日目

2016年08月08日 | 競泳
2016年08月07日(日)

【女子100m背泳ぎ予選】
01 Kathleen BAKER  58.84
26 酒井夏海    1:01.74

【男子200m自由形予選】
01 SUN Yang 1:45.75
07 萩野公介 1:46.19



【女子100m平泳ぎ予選】
01 Lillia KING  1:05.78
13 鈴木聡美  1:06.99
16 渡部香生子 1:07.22

【男子100m背泳ぎ予選】
01 Camille LACOURT  52.96
08 入江陵介     53.49
19 長谷川純矢    54.17

【女子400m自由形予選】
01 Kathleen LEDECKY 3:58.71
12 五十嵐千尋    4:07.52

【男子400mリレー予選】
01 Russia 3:12.04
08 Japan  3:14.17
※第一泳者の中村克は、7.99の日本新

【女子100mバタフライ決勝】
01 Sarah SJOSTROM  55.48 世界新
02 Penny OLEKSIAK  56.46
03 Dana VOLLMER   56.63
06 池江璃花子    56.86 日本新



【男子200m自由形準決勝】
01 SUN Yang 1:44.63
02 萩野公介 1:45.45

【女子100m平泳ぎ準決勝】
01  Lillia KING 1:05.70
12 鈴木聡美   1:07.18
15 渡部香生子  1:07.43

【男子100m平泳ぎ決勝】
01 Adam PEATY       57.13 世界新
02 Cameron VAN DER BURGH  58.69
03 Cody MILLER       58.87
06 小関也朱篤       59.37
08 Dmitriy BALANDIN     59.95

【女子400m自由形決勝】
01 Kathleen LEDECKY    3:56.46 世界新
02 Jazz CARLIN       4:01.23
03 Leah SMITH       4:01.92

【男子100m背泳ぎ準決勝】
01 Ryan MURPHY   52.49
02 David PLUMMER  52.50
07 日本 入江陵介 53.21

【女子100m背泳ぎ準決勝】
01 Kathleen BAKER  58.84
02 Katinka HOSSZU  58.94
03 FU Yuanhui    58.95

【男子400mリレー決勝】
01 米国   3:09.92
02 フランス 3:10.53
03 豪州   3:11.37
04 ロシア  3:11.64
05 ブラジル 3:13.21
06 ベルギー 3:13.57
07 カナダ  3:14.35
08 日本   3:14.48

「リオ五輪」競泳初日②

2016年08月08日 | 競泳
リオデジャネイロでは午前の部・夜の部で行われている競泳。
日本だと日にちをまたいでいるから翌日感覚なんだよなぁ…。

競泳競技第1日目 
2016年8月6日(土)

【男子400m自由形予選】
日本の江原騎士は上位進出ならず。

【女子400m個人メドレー予選】
1位はハンガリーのカティンカ・ホッスー
7位に清水咲子。記録は日本新
10位は高橋美帆

【男子100m平泳ぎ予選】
1位がイギリスのアダム・ピーティー。57.55の世界新!!
2位が小関也朱篤。58.91で好調

【女子400mリレー予選】
1位が豪州
2位が米国
3位がカナダ、4位イタリア、5位オランダと続き
日本は7位「内田美希・池江璃花子・山口美咲・松本弥生」
3:36.74の記録は日本新!

【男子400m個人メドレー決勝】
1位が日本の萩野公介!4:06.05の日本新!
2位が米国のチェイス・カリシュ
3位が日本の瀬戸大也、ついに五輪でダブル表彰台だ!
※これは日本の競泳競技では60年ぶりだとか。
カリシュが割って入ってくる所が「世界って広いなぁ」と
驚かされた。
みんなトップを目指して練習してるんだもんな。



【女子100mバタフライ準決勝】
1位はスウェーデンのサラ・ショーストーム(常連)
3位は日本のスーパー女子高生・池江璃花子5!また日本新!
4位は米国のベテラン=ダナ・ボルマー!
11位に日本の星奈津美

【男子400m自由形決勝】
1位が豪州のマック・ホートン
2位が中国の孫楊 3:41.68
3位がイタリアのデッティ・ガブリエル。

【女子400m個人メドレー】

1位ハンガリーのカティンカ・ホッス― 4:26.36は世界新!
8位に日本の清水咲子。



【準決勝:男子100m平泳ぎ決勝】
1位アダム・ピーティー
3位に南アフリカのキャメロン・バンダー・カーイ
4位が日本の小関也朱篤。冷静な泳ぎに驚かされる。

【女子400m女子リレー】
1位は豪州 3:30.65 世界新
2位は米国 3:31.89
日本は6位で、3:37.78。
内田美希、池江璃花子、山口美咲、松本弥生。
決勝に残ったことが若い選手には、大きな自信と
なるでしょう。

(続く)

「リオ五輪」初日の競泳は好調

2016年08月07日 | 競泳
「男子400メートル個人メドレー予選」

ロンドン五輪銅メダルの萩野公介(21才/東洋大)が、
落ち着き払った泳ぎで決勝進出を決めた。



4分10秒で全体3位のタイムながら終盤は完全に流す泳ぎ。
本人のコメントも余裕で
「もう平泳ぎの時点からだいぶ抜かしてもらった。思ったより
 速い。感触ばっちし。今季で1番いい泳ぎ」。

直後の組では先頭を行く瀬戸を米国のカリッシュが終盤で猛追。
トップで進出を決めるという驚きの展開。

カリッシュと瀬戸で全体の1位、2位。
萩原は決勝で中央のコースを譲る形となったが、焦る様なし。
この3人で勝負する事になるのは、ほぼ確実で好調カリッシュの
存在は不気味だ。

それでも萩原はインタビューでも落ち着いた表情でコメント。
「2人とも速かった。逆に気が楽になった。2人でビシビシ
 いってもらって、僕は隣で最後勝つ」と余裕さえ感じさせる。

「普通にいったら大丈夫。相当流しましたから」なんて、
これまでの日本人では考えられない言動。

※予選で力を抜いて余裕の決勝進出なんて海外のトップ選手が
 やってきた事ですよ!

本当に調子がイイんだろう。
決勝戦、ワクワクさせてくれそうだ。



「競泳女子100mバタフライ・予選」

6組に出場した池江璃花子(16才)は五輪初レース。
ここで日本記録を更新する57秒27を出し、全体で8位に入り
準決勝に進出した。
星奈津美も58秒15で、15位タイで準決勝進出を決めた。

世界記録保持者のショーストロム(スウェーデン)と同じ組での
レース、序盤は飛ばして2番手でターン。
後半は順位は落としたものの、自身が持つ記録57秒55を更新、
0秒28上回った。

「自分でも分からないぐらい緊張していたと思うんですけど。
 スタート台に立った瞬間にやる気がわき上がってきたので、
 しっかり前半から突っ込むことができたので、この結果に
 つながったと思います」とコメント。

緊張を感じさせない池江は泳ぐたびに記録を更新する存在として
オリンピックでも力を発揮した。
大いに期待!

池江璃花子選手が表紙のスポーツ冊子をGET

2016年06月24日 | 競泳
公共施設に置いてあるフリー冊子です。
「Smile Sports」
表紙を見て「はぁぁ!」っと手に取って

気付いたら持ち帰ってました。



リオと東京でメダルが期待される有望株。
中学を卒業し、高校生スイマーとして益々成長が
期待される池江選手。

自由形&バタフライ選手として、
その大きなフォームは強力な武器だし。

決して急がず、ゆっくりと掻いてるように見えながら
ぐんぐん加速していく様は圧巻なのだ。

彼女の活躍は同年代選手の発奮材料になっているし、
泳ぐ度に自身のベストを更新する勢いだからホント
頼もしい。

ただし、我が家のリビングにですね、
この「Smile Sports」を置いていたらですね、
連れ合いに見つかってしまってですね

思いっきり嫌な顔をされてしまったんですわ。

「違うって!有望なスポーツ選手として注目してるんだよ」
…と言っても、NO納得。

「そんなんじゃないね!このコが勝って泣いてた時、あんた
TV見ながら思いっきりヤニ下がってたもんね!」
…と激しく突っ込まれてしまいました。

ははははははは。もう何も言うまい。

この「Smile Sports」、やっぱり最高の表紙ですよ。
ちょっと、はにかんだスマイルが最高ですよ。

オリンピック本番が本当に楽しみですよ。
最高の笑顔で同世代メンバーと一緒に輝いて欲しいですね。

北島康介引退に寄せて(3)

2016年04月16日 | 競泳
北京で北島が成し遂げたのは大変な快挙だった。

男子100m平泳ぎの大会2連覇は世界初。
平泳ぎの同一種目の大会連覇は日本人としては鶴田義行さん以来76年ぶり。
オリンピックで2大会連続2種目制覇を成し遂げたのは日本人として史上初。
平泳ぎで2大会連続2種目制覇を達成したのは世界でも北島が初。

・・・そういった抜群の実績を残し、北島の北京オリンピックは終わった。

その後は一時休養というか、充電期間へ。
ここで燃え尽きても全く不思議じゃない状況だ。成し遂げた事が大きすぎる。



そこから再びオリンピックを目指して鍛錬を再開。
国内を勝ち抜き、ロンドン五輪の出場資格を得ただけでも大変な事だ。
その間、新たなライバルで世界の平泳ぎの第一人者となっていたダーレオーエンが
高地トレーニング先で急死してしまうという悲劇もあった。

※平井コーチに教えを乞うために来日した事もあるダーレオーエン・・・。
北島は「心に穴が開いたようだ」と悲しみを表した

ロンドンではリレーで銀を獲得。メダリストのB・ハンセンを躱して次に繋いだ。
個人レースの記録より上げてきたのが北島らしかった。

その後はマイペースの活動を続けていたが、五輪に向けてまた火が付いた。
平泳ぎ100m準決勝では派遣標準記録も切ってみせた。
※ただし、日本水連の基準は「決勝において基準記録を切って2位以内に入る事」

200mでも攻めの泳ぎでラスト50までは大いに期待を持たせてくれた。
会場も盛り上がった。
しかし「浮かび上がってトップは北島!」という実況も聴く事はなく、もはや
北島に余力は残っていなかった。元王者らしく新鋭と堂々と競って敗れたのだ。

正直、200mが終わった後のインタビューでは私も泣いてしまいました。
アテネ前後から競泳を見始めた程度ではありますが、北島への思い入れは自分で
思っていた以上でした・・・。



凄い実績がありながら、親しみ持てる兄ちゃんな雰囲気も失わずにいてくた北島。
※実家が肉屋さんでメンチカツが好物というのも好印象でした。

ちなみにウチの連れ合いの父親は北島の学校の先輩にあたります。 北島商店の
メンチカツを私たちに買ってきてくれて、美味しくいただいた事もあります。
親父さんによると、北島の親御さんは息子のスイミングスクール通いを懸命に
サポートされていたそうです。

北島氏には、まだ「水泳普及の使命」が残ってるし、知名度を使って日本中の
プールを巡る「伝道師」的な活動も行なってくれるでしょう。
※本人も子ども好きと公言しているし。

北島康介の全てが終わったわけではないし、まだまだ彼の人生は続きます。
でも、今は「長い間ありがとう」と申し上げたいです。

北島康介引退に寄せて(2)

2016年04月16日 | 競泳
2004年アテネでは、100メートル背泳ぎ金メダルのアーロン・ピアソル(米)に
「北島はスタート時に禁止されているドルフィンキックを行った」と抗議された。
同僚ブレンダン・ハンセンを思っての陽動作戦だったのだろうが、問題にはならず。

逆にピアソルが男子200メートル背泳ぎで150mターン前にうつぶせになった
状態から禁止されているバタ足を打ったとして一旦は失格の表示が出されたが審議の
結果取り消されて金メダル獲得という騒動もあった。

北島はスタート飛び込みで弓形になった身体を戻す際の動きを推進力に変えるという
ギリギリのテクニックを使っていたとも言え、それはターン直後にも現れた。

基本的に伸びのあるスイムで相手を引き離す北島だが、体力と筋力で海外選手が
追いついてきてもターン直後は必ず頭一つ以上先行、アナウンサーの
「浮かび上がって・・・トップは北島!北島がリード!」という言葉は最高に
興奮させてくれる実況だった。
※故・石川洋アナも使っていたと思います。思い出しても涙が出そうになります。

一つの五輪で金メダル2個。それだけでも大変な偉業です。
それを2大会連覇した実績は、まさに驚異的。



あっさり連覇したようにも聞こえるが、2005年世界水泳モントリオール大会の
選考会を兼ねたJAPAN SWIM 2005では男子200メートル平泳ぎで3位。
100m平泳ぎで1位になり世界水泳には出場したが金メダルならず。

普通は金メダル2個を獲得したアテネでバーンアウトしても不思議じゃない訳で。

アテネ直後はメディア露出も増え、殆ど休み無しで国内大会にも出場し続けた
疲労もあったろうが、やはり調子の上がらぬ北島に不安を感じたのも確かだ。
故障のニュースも伝わり、身体面のコンディションも心配された。

2006年のパンパシフィック大会でも勝てず、遂に無冠で終わる。
特に「もうブレンダン・ハンセンには勝てないんじゃないだろうか」と思わせる程
ハンセンには敗れ続けた。
※本人も「ハンセン」という名前がトラウマになりつつあると発言・・・

ただし、オリンピック前年の2007年春からは徐々に記録が戻ってきて、日本選手権
にて久々に100mと200mを制覇する復調ぶりを見せた。

そして2008年6月のジャパンオープンでは男子200mにて5年ぶりの世界記録更新と
なる2分07秒51で優勝。
世界中に「北島ここにあり」を再度宣言し、日本の関係者は「海外のブレスト選手に
大きなプレッシャーを与える」と色めきだった。



そして大一番は8月、北京オリンピック男子100m平泳ぎと200m平泳ぎに出場。
本番ではどうかと、茶の間が見守る中で北島は目の覚めるような快泳!

100mノルウェーの新鋭アレクサンダー・ダーレ・オーエンらを振り切り、人類史上初
59秒を切る58秒91の世界新記録で優勝!

200m平泳ぎでも五輪記録を更新する2分07秒64で金メダル獲得。
インタビューでは、涙をこらえきれず、嗚咽の後に「なんも言えねえ」とコメント。
これも流行語になったが、アテネから北京までの苦しい道程ゆえに込み上げてくる
ものがあったのだろうと思うと、私などは感動・感激あるのみでした。

北島康介引退に寄せて(1)

2016年04月15日 | 競泳
33歳になった体を鍛え直し、五輪選考大会を兼ねる日本選手権に出場した
北島だったが。
全盛期の勝負強さを発揮できず、最後のチャンスとなった200m平泳ぎでも
成長した後輩たちの前に5位で終了。
5大会連続の五輪出場代表ならず、第一線からの引退を表明した。

北島康介は「最後の挑戦」としてリオ五輪を目指し、中学生時代からの恩師
平井伯昌コーチの下、この半年間で高地合宿も行ない、8年前の北京大会と
同じような厳しい練習を重ねてきたという。

スペインでの高地合宿では、萩野公介ら一回り以上年下の選手と同メニューに
取り組み、スピードと持久力を磨いた。

それでも叶わなかった代表行き・・・。
力を出し切った北島選手は、レース後プールに足を浸けてなかなか上がらず、
客席から声が掛かると手を上げて応え、ようやく上がった後はプールに一礼し、
会場中からの大きな拍手に、頭上で両手を叩いて応えながらプールサイドを
歩いた。

「康介、ありがとう!」の声が聞こえた・・・。
勝負に敗れて観客に「ありがとう」と言われ、拍手で送られる選手は稀です。
北島選手のこれまでの歩み、数々の挑戦に多くの人が心を動かされたという
事でしょう。

ゲストの寺川綾さんも涙を浮かべていました。



200m1位と2位の選手がインタビューを受ける脇を通り過ぎ、別エリアで
マスコミの取材を受ける北島。
敗者がインタビューを受けるのは異例。やはり北島の存在の大きさゆえだ。

NHKのインタビュアーも涙声で、実際に泣いていたという事だが。
やはりNHKのアナウンサーは実況もインタビューも担当するし、それに際して
取材も重ねる人ばかりの筈。
競泳を担当するアナウンサーは、とうぜん北島康介に対し特別な思いがあって
然るべきだし、(おそらく最後になるであろう)インタビューを行なうに当たり、
こみ上げてくるものがあっても不思議ではなし。

あのアテネの名言「チョー気持ちいい」を引き出し、北京オリンピック男子200m
平泳ぎ決勝の実況も担当したNHKの石川洋アナウンサーは、2013年に病気のため
53才で亡くなられているのだから、なおさら万感が胸に迫ってもおかしくない。

ロンドン五輪で個人のメダルが取れなかった時点で第一戦を退くムードもあった。
「子どもたちと楽しく泳いで水泳普及に貢献しよう」という気持ちも見て取れた。

それがリオが近付くにしたがい、五輪出場への本気モードに進んでいった。
当初は驚きを隠せなかった競泳ファンもいつのまにか本気で北島なら行けるかも
知れないと応援するようになった。



確かに北京の後、日本コカコーラと契約を結んだが、国際大会で勝てないなど
結果が残せないレースが続いた。
苦しい時期も所属を継続してくれたコカコーラの企業名を公共放送で挙げたのは
北島選手からの最大の感謝とも思われた。

「競泳日本選手権2016」第7日目

2016年04月10日 | 競泳
【2016年度日本水泳選手権兼リオ五輪日本代表選手選考会】
~ジャパンスイム2016~
4/10 東京辰巳国際水泳場

「男子1500m自由形 決勝」
1 山本 耕平 ミズノ    14:57.12 
2 平井 彬嗣 郵船ロジ   15:02.25 
3 吉田 惇哉 日大豊山高校 15:10.41

「男子50m自由形 決勝」
1 中村 克 イトマン東進   22.09 
2 塩浦 慎理 イトマン東進 22.14 
3 伊藤 健太 ミキハウス  22.40

「女子50m自由形 決勝」
1 池江璃花子 ルネサンス亀戸 24.76 高校新
2 内田 美希 東洋大学   25.19 
3 松本 弥生 ミキハウス   25.53

「男子100mバタフライ決勝」
1 藤井 拓郎 コナミスポーツクラブ 52.03 メドレーリレー派遣標準突破
2 川本 武史 中京大学   52.36 
3 安江 貴哉 日本大学   52.43

「女子200m背泳ぎ決勝」
1 酒井 夏海 スウィン南越谷 2:10.43 
2 川除 結花 イトマン   2:10.71 
3 後藤真由子 神奈川大学   2:10.91


この日、個人での派遣標準記録を切った選手はいなかった。
藤井拓郎が100mバタフライで52.03を記録し、メドレーリレー派遣標準突破。
女子50m自由形は池江璃花子が24.76の高校新で優勝、伸び盛りの印象を深めた。

また、同会場で五輪2大会金メダリストの北島康介が引退会見を開き、彼らしい
率直なコメントで現役を締め括った。

会見後、NHKの実況席にスーツ姿で現れた北島は、実況サイドの女性から花束を
渡されたが、渡す側が涙目で、また突っ込みが入るかと思われたが、さすがに
それはなし。
※4/8の200m平泳ぎ敗退後はインタビュアーが涙声でしたもんねぇ・・・

オリンピックイヤーの日本選手権、悲喜こもごも。
出来たら最終日、劇的な記録が出て欲しかったが、こればっかりは仕方ない。
代表権を得た選手たちは本番まで、しっかり調整してベストに持って行って
欲しいですね。

「競泳日本選手権2016」第6日目

2016年04月09日 | 競泳
【2016年度日本水泳選手権兼リオ五輪日本代表選手選考会】
~ジャパンスイム2016~
4/9 東京辰巳国際水泳場

「男子50m自由形 準決勝」
1 塩浦 慎理 イトマン東進        22.25 
2 中村 克 イトマン東進         22.29 
3 古賀 淳也 第一三共/スウィン埼玉 22.50

「女子50m自由形 準決勝」
1 内田 美希 東洋大学     25.20 
2 池江璃花子 ルネサンス亀戸 25.30 高校新825
3 松本 弥生 ミキハウス     25.68 

「男子100mバタフライ準決勝」
1 藤井 拓郎 コナミスポーツクラブ 52.22 
2 川本 武史 中京大学        52.59 
3 梅本 雅之 KEIO           52.73

「女子200m背泳ぎ準決勝」
1 酒井 夏海 スウィン南越谷 2:10.00 
2 川除 結花 イトマン    2:10.48 
3 後藤真由子 神奈川大学   2:10.53

「女子800m自由形 決勝」
1 高橋 美帆 ミキハウス 8:36.84 
2 地田 麻未 ミズノ    8:37.08 
3 和田 麻里 中京大学  8:39.08

「男子200m背泳ぎ決勝」
1 入江 陵介 イトマン東進  1:56.30 
2 金子 雅紀 YURAS     1:56.52 
3 砂間 敬太 イトマン     1:56.76

「女子200m平泳ぎ決勝」
1 金藤 理絵 Jaked/ぎふ瑞穂SG   2:19.65 日本新 
2 渡部香生子 JSS立石/早稲田大学 2:23.54 
3 今井 月 豊川高校           2:24.29
4 清水 咲子 ミキハウス         2:24.39 
5 青木玲緒樹 東洋大学         2:24.60 
6 鈴木 聡美 ミキハウス         2:26.18

「男子200m個人メドレー決勝」
1 萩野 公介 東洋大学           1:55.07 日本新 派遣標準突破
2 藤森 太将 ミキハウス          1:57.57 派遣標準突破
3 瀬戸 大也 JSS毛呂山/早稲田大学 1:58.30


・準決勝:女子50m自由形
 池江璃花子は高校新で上位進出。もう泳ぐたびに記録更新している印象。

・準決勝:男子100mバタフライ
 藤井拓郎が1位通過。メドレーの団体を考えると決勝タイムが気になる。

・準決勝:女子200m背泳ぎ
 若い酒井夏海が1位通過。100に続き驚きの決勝となるか?

・決勝:女子800m自由形
 日本記録は山田沙知子さんなのね。今回1位の高橋美帆とは10秒以上の差。

・決勝:男子200m背泳ぎ
 入江脅威の10連覇。ただし体調不良で記録は振るわず。
 2位の金子、派遣標準突破でリオ行き決定。

・決勝:女子200m平泳ぎ
 金藤が日本新で優勝。五輪で金を目指せるタイム。
 2は渡部香生子だが大差をつけられ憮然。世界水泳の実績でリオ行きは
 決定済みだが。
 3位は今井月、鈴木は前半飛ばしたが6位。

・決勝:男子200m個人メドレー
 萩野が日本記録で1位。瀬戸が派遣標準切れず3位の波乱。
 しかし、2位の藤森太将は堂々の派遣標準突破でリオ行き決定。

五輪行きを決めて、「いろんな人に支えられて」と涙を流す選手が多い。
それぞれ大きなものを抱えての競技人生なんだなぁ。
涙の大会・・・そんな印象。

「競泳日本選手権2016」第5日目

2016年04月08日 | 競泳
【2016年度日本水泳選手権兼リオ五輪日本代表選手選考会】
~ジャパンスイム2016~
4/8 東京辰巳国際水泳場

「男子200m背泳ぎ準決勝」
1 砂間 敬太 イトマン    1:56.43
2 入江 陵介 イトマン東進 1:57.05
3 松原 颯 ANA       1:57.58

「女子200m平泳ぎ準決勝」
1 金藤 理絵 Jaked/ぎふ瑞穂SG   2:21.05 
2 清水 咲子 ミキハウス         2:24.73 
3 今井 月 豊川高校           2:24.85 
4 渡部香生子 JSS立石/早稲田大学 2:25.27
5 鈴木 聡美 ミキハウス         2:25.72

「男子200m個人メドレー準決勝」
1 萩野 公介 東洋大学           1:55.98 
2 瀬戸 大也 JSS毛呂山/早稲田大学 1:59.16
3 藤森 太将 ミキハウス          1:59.57

「男子100m自由形 決勝」
1 中村 克 イトマン東進         48.25 日本新 リレー派遣標準突破
2 塩浦 慎理 イトマン東進       48.35 リレー派遣標準突破
3 小長谷研二 岐阜西SC        49.07  リレー派遣標準突破
4 古賀 淳也 第一三共/スウィン埼玉 49.25 リレー派遣標準突破

「女子100m自由形 決勝」
1 内田 美希 東洋大学      53.88 日本新  リレー派遣標準突破
2 池江璃花子 ルネサンス亀戸 54.06 高校新  リレー派遣標準突破
3 松本 弥生 ミキハウス     54.43  リレー派遣標準突破
4 山口 美咲 イトマン       54.99  リレー派遣標準突破

「男子200mバタフライ決勝」
1 瀬戸 大也 JSS毛呂山/早稲田大学 1:54.14
2 坂井 聖人 早稲田大学         1:54.21 
3 幌村 尚 ナイスSP/西脇工業高校   1:55.98 
4 松田 丈志 セガサミー          1:57.14

「男子200m平泳ぎ決勝」
1 小関也朱篤 ミキハウス            2:08.14  派遣標準記録突破
2 渡辺 一平 早稲田大学            2:09.45  派遣標準記録突破
3 渡辺 隼斗 自衛隊               2:09.91
4 小日向一輝 セントラルスポーツ/明治大学 2:09.93
5 北島 康介 日本コカコーラ           2:09.96 
6 立石 諒 ミキハウス               2:10.98


・準決勝:男子200m背泳ぎ
 入江が順当に2位につけている。言うまでもなく、決勝ではタイムと
 順位を上げてくる事を期待。

・準決勝:女子200m平泳ぎ
 またも大混戦の予感。1位通過の金藤は100で五輪行きを逃してるだけに
 絶対に決勝も優勝とタイムを狙ってくるだろう。
 清水咲子、今井月、渡部香生子、鈴木聡美、誰がリオ行きを決めても
 不思議じゃない。

・準決勝:男子200m個人メドレー
 やはり萩野と瀬戸の一騎打ちか。決勝ではタイムにも注目。

・決勝:男子100m自由形
 中村克、塩浦、小長谷、古賀淳也の合計タイムでリレー派遣標準記録を
 突破した。古賀が自由形で五輪行きを決めたのも凄い。
 ※09年世界水泳選手権の男子100メートル背泳ぎで金メダルを獲得して
  いるが、今大会ではリオ行きの切符は手にしていなかった。
 個人で派遣標準を切る選手がいないのは寂しいが、派遣標準タイムは
 五輪決勝に相当するだけに本番までの研鑽に期待。

・決勝:女子100m自由形
 内田が日本新で1位。池江は高校新で2位。ただし、個人の派遣標準は
 突破できず。
 それは残念だったが、松本弥生、山口美咲と合わせてリレーでの派遣
 標準記録は切ったので、4人で歓喜の抱擁となった。
 さすがの池江もここでは落ち着いたもの。
 泣きじゃくる松本と山口が印象的だった。

・決勝:男子200mバタフライ
 瀬戸、坂井の早稲田組がワンツー・フィニッシュでリオ行きを決めた。  
 坂井も前半のスピードがある選手だから本番でも期待が持てる。

・決勝:男子200m平泳ぎ
 おそらく本大会もっとも注目を集めたレース。
 入場時、誰よりも大きな声援を浴びる北島が「水泳界の象徴」として
 辰巳のプールに登場したのだ。
 結果は前半から飛ばした小関也朱篤が1位で派遣標準を突破、渡辺が
 北島をかわして2位。こちらもリオ行きを決めた。
 レベルの高いレース。ロンドン銅の立石も6位。
 結局、北島は5位だったが最後のターンまで2位。会場もTV観戦者も
 大いに盛り上がった。
 あれだけの興奮をもたらしてくれたのは、さすが北島だった。

「競泳日本選手権2016」第4日目

2016年04月07日 | 競泳
【2016年度日本水泳選手権兼リオ五輪日本代表選手選考会】
~ジャパンスイム2016~
4/7 東京辰巳国際水泳場

「準決勝 男子100m自由形」
1 中村 克 イトマン東進   48.53 
2 塩浦 慎理 イトマン東進  48.73 
3 小長谷研二 岐阜西SC  49.31

「準決勝 女子100m自由形」
1 内田 美希 東洋大学      54.20
2 池江璃花子 ルネサンス亀戸 54.50 高校新
3 松本 弥生 ミキハウス     54.72

「準決勝 男子200mバタフライ」
1 瀬戸 大也 JSS毛呂山/早稲田大学 1:55.00
2 坂井 聖人 早稲田大学         1:55.40 
3 幌村 尚 ナイスSP/西脇工業高校   1:56.32 
4 松田 丈志 セガサミー           1:57.30

「準決勝 男子200m平泳ぎ」
1 渡辺 一平 早稲田大学   2:09.46 
2 小関也朱篤 ミキハウス   2:09.98 
3 北島 康介 日本コカコーラ 2:10.16

「決勝 女子100m背泳ぎ」
1 酒井 夏海 スウィン南越谷 1:00.12 中学新
2 竹村 幸  イトマン      1:00.18
3 諸貫 瑛美 スウィン館林  1:00.37

「決勝 女子200mバタフライ」
1 星 奈津美 ミズノ     2:06.32 派遣標準突破 
2 長谷川涼香 東京ドーム 2:06.92 派遣標準突破 
3 小林 奈央 初芝SS   2:09.43

「決勝 女子200m個人メドレー」
1 寺村 美穂 セントラルスポーツ/日本大学 2:09.87 派遣標準突破
2 今井 月  豊川高校             2:10.76 派遣標準突破 
3 渡部香生子 JSS立石/早稲田大学    2:10.93


・男子100m自由形準決勝
 世界と距離ある印象。それでも48台を上位2名が切っている。

・女子100m自由形準決勝
 注目の池江璃花子が高校新で2位。記録伸び盛り、大会中にも
 伸びている印象あり。

・男子200mバタフライ準決勝
 瀬戸が1位通過。松田も決勝進出を決めている。

・男子200m平泳ぎ準決勝
 渡辺と小関が2:09台で決勝へ。北島は3位通過。
 珍しいのが毛利衛・立石諒・大久保琳太郎の3人同タイムで7位と
 なり、決勝進出を決めるスイムオフが行われた事。
 結果は毛利と立石が決勝進出。

・女子100m背泳ぎ決勝
 酒井夏海が派遣標準こそ切れなかったが、中学新記録で堂々の1位。
 新鋭登場が待たれていた女子100m背泳ぎの救世主となるか期待が
 深まる。そのうえ、メドレーリレー・メンバーとして五輪参加も
 ほぼ確実。ひさびさの中学生オリンピアンになりそう。

・女子200mバタフライ決勝
 星奈津美が順当に優勝。しかし、長谷川涼香も大健闘でリオ行きを
 決めた。16才と若い選手だけに成長に期待。

・女子200m個人メドレー決勝
 世界水泳銀の渡部が五輪代表落ちする波乱。寺村美穂(21才)と
 今井月(15才)が派遣標準記録を突破する泳ぎで渡部を抑えた。
 渡部も派遣標準を切ったが順位は3位。出場基準に及ばなかった。

「競泳日本選手権2016」第3日目

2016年04月07日 | 競泳
【2016年度日本水泳選手権兼リオ五輪日本代表選手選考会】
~ジャパンスイム2016~
4/6 東京辰巳国際水泳場

「準決勝 女子100m背泳ぎ」
1 竹村 幸 イトマン        1:00.50 
2 酒井 夏海 スウィン南越谷 1:00.56 中学新
3 小西 杏奈 中京大学     1:00.84

「準決勝 女子200mバタフライ」
1 長谷川涼香 東京ドーム           2:06.85 
2 星 奈津美 ミズノ               2:07.55 
3 大塚 美優 日本体育大学/スウィン大宮 2:10.51

「準決勝 女子200m個人メドレー」
1 渡部香生子 JSS立石/早稲田大学     2:11.58
2 清水 咲子 ミキハウス             2:11.69 
3 寺村 美穂 セントラルスポーツ/日本大学 2:12.02

「決勝 男子200m自由形」
1 萩野 公介 東洋大学  1:45.50 派遣標準突破
2 松田 丈志 セガサミー 1:46.88 リレー派遣突破
3 江原 騎士 自衛隊   1:46.89 リレー派遣突破
4 小堀 勇氣 ミズノ    1:47.27 リレー派遣突破

「決勝 女子200m自由形」
1 池江璃花子 ルネサンス亀戸   1:57.39 高校新 
2 五十嵐千尋 日本体育大学    1:58.06 リレー派遣突破 
3 持田 早智 ルネサンス幕張    1:58.58 リレー派遣突破 
4 青木 智美 ATSC.YW/法政大学 1:58.80 リレー派遣突破 

「決勝 女子100m平泳ぎ」
1 渡部香生子 JSS立石/早稲田大学 1:06.57 派遣標準突破
2 鈴木 聡美 ミキハウス          1:06.72 派遣標準突破
3 金藤 理絵 Jaked/ぎふ瑞穂SG   1:06.79 
4 今井 月 豊川高校            1:07.27

「決勝 男子100m背泳ぎ」
1 入江 陵介 イトマン 東進       53.26 派遣標準突破
2 長谷川純矢 ミキハウス        53.49 派遣標準同タイム
3 古賀 淳也 第一三共/スウィン埼玉 53.57


・女子背泳ぎ準決勝
 新星登場。酒井夏海が中学新で2位につけた。

・女子200mバタフライ準決勝
 長谷川涼香が女王・星を抑えて1位通過。

・男子200m自由形決勝
 優勝の萩野公介は派遣標準突破。
 2位の松田丈志から江原、小堀の記録を合わせ、800mリレーの
 派遣記録も突破。
 松田の五輪4大会連続が決まった。鉄人だね。

・女子200m自由形決勝
 池江璃花子(15才)が優勝。個人の派遣標準記録は突破でき
 なかったが、五十嵐・持田・青木とともに800mリレーの選考
 基準をクリアして五輪代表となった。

・女子100m平泳ぎ決勝
 渡部香生子が200mに続き派遣標準記録突破で五輪行きを決めた。
 2位はロンドン五輪メダリストの鈴木聡美。五輪後は不振だったが、
 ここへ来ての派遣標準記録突破。やはりこの人は何か持ってるかのも。
 再び美女スイマーとして注目を集めるだろうが、この日の雄たけびは
 ゴツかった。
 3位は日本記録保持者・金藤、4位が新星・今井月。
 やはり層の厚さを裏付けるような密度の濃いレースだった。

・男子100m背泳ぎ決勝
 1位は第一人者・入江。53.26で派遣標準突破だが、本人も周囲も
 世界を見据え、52秒台を目標としていただけに破顔一笑とはいかず。
 2位は長谷川純矢が派遣標準同タイムでリオ行きを決めた。
 同タイムってのが凄い。
 3位は実績ある古賀だったが、厳しい結果となった。

競泳の北島ショックと言えば...

2016年04月06日 | 競泳
アテネ五輪翌年の2005年日本選手権。

世界水泳出場を賭けて100mと200mの平泳ぎに出場した北島康介が
五輪王者の貫禄でトップを飾るかと思いきや、100mでまさかの敗北!

http://blog.goo.ne.jp/aru-rodgers/e/54af80285b03db3b79c24f21d7d3edc9

上記リンク先の日誌にもUPした通り、その時は横浜国際プールで生観戦
したのですが、結果が分かった直後の雰囲気は凄いモノがありました。

特に取材陣は「マジかよ~!」と言わんばかりの雰囲気。
残るエントリー・レースは大丈夫か・・・と。
50mは兎も角、200mは泳ぎの感覚からして「100がダメなら共倒れ濃厚」。

しかしね。
TV観戦した200m平で登場した北島の目つきが違ったのですよ。
目尻は吊り上がり、爛々と輝いている。

結局、50mと200mで派遣標準記録を突破した北島選手は、世界水泳出場を
決めたのでした。

ただし、そこからは怪我との戦いやブレンダン・ハンセン(米)に敗北を
喫する厳しい日々が待っていたのだが。

アテネの金獲得後のモチベーション維持、水泳競技啓蒙活動の多忙さなど
色々な要因もありましたが・・・。

そういう苦しい時期を経て北京でダブル金を獲得したこそ、インタビューで
涙を流しながら「何も言えねぇ」という言葉に繋がったんですね。

さて、今回の2016ジャパンスイム。
100m平、1人も日本水連が設定した派遣標準記録を切れず。
それゆえにゴール直後の異様な静けさは理解も出来るが、さてさて北島は
再び爛々とした目を取り戻せるのか?

200m平もエントリーしています。希望を繋ぎたいと思います。