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ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

競泳各選手あれこれ③

2013年08月12日 | 競泳
そして、決勝に進出した中
惜しかったのは、やはり背泳ぎの入江陵介。

帝王ピアソルに挑み続け、一時は世界記録保持者となるも、違反水着の着用が原因で記録は抹消。
(本人や周囲は全く知らなかったようだが)

このままじゃ、SPEEDOの高速水着が巻き起こした世界水泳連盟の混乱期にピークを迎えた選手
・・・って事になってしまうじゃないか。

今大会では、五輪後から続いていた肩の痛みが取れず、ベストな泳ぎが出来ない状態だったとか。
4月の日本選手権でも100mでは萩野に敗れて2位。
(200mではうまいレース運びで優勝したが)

しかし、その後も状態が回復する事なく、世界大会を迎えていたのだが、
それでも入江は、「エースと呼ばれるには金メダルを獲れる選手でなければ」とトップを狙って泳いだそうな。

これまでも世界的な大会で銅や銀は獲得してきた。
北島に頼ってばかりいられない日本の競泳界で次期エースと目されたのは入江だった。
目指すは金。ピアソルが引退した今、狙うは新たに背泳ぎの世界的第一人者となったライアン・ロクテ。

そのロクテに挑んだロンドン五輪では、悲願のロクテ越えなったが、その先にクラーリーが1位で滑り込むという波乱!
「世界には速い選手がいくらでもいる」という現実を身をもって知らされた。

今回のバルセロナ世界大会でも、より良い色のメダルを狙って泳いだが、
100mは3位に0秒08差の4位で、数年ぶりの無冠。

「このまま終わってなるものか」と彼らしからぬ厳しい言葉で得意の200mでの巻き返しを誓ったが、
前半からロクテと勝負するように積極的に入ったが、後半は失速して4位という惜しい結果に終わっている。

レース前の「入江、萩野のダブル・メダル」なんて国内メディアの喧騒が虚しくなる結果・・・。
レース後のインタビューでは苦渋の表情で
「もう自分はトップに立てない人間なのか?」
「後進も出てきたし考えなければならない」と発言。

周囲と自身の期待と現実との違いに苦しみ、
「弱いから辛い」とコメント。

そこで北島康介に「強いから辛いんだ」とフォローしてもらい。

翌日のメドレーリレー前の調整中に瀬戸大也の金メダル獲得を知って
サブプールで感激のあまり大泣き!

そして、最後のメドレーリレーでは、第一泳者としてチームの3位入賞に貢献。
すべてのレースを終えた安堵もあってか、北島康介と一緒に銅メダルを
獲得した事もあってか、最後は笑顔を取り戻していた。

もうね、婦女子の皆さん
2次元に気を取られてる場合じゃないですよ。

「自分はエースにならなきゃ」
「もう背泳ぎ王子とか言われてる場合じゃない。勝つ“男”になるんだ」とばかりに
日本競泳界を牽引しようと頑張りつつも

やっぱり顔を見せたのは「涙を見せてしまう少年っぽさ」

イイじゃないですか。
自分らしく泳いで自分らしく振舞えば。

エースの重圧を被せられる事も、自身が自覚しすぎる事もない。

見てるこっちも、入江陵介が最後に見せた笑顔で救われました。
本人の今後にとっても収穫と言えるでしょう。

結果の良くないレース後、選手はナーバスな事を発言したりします。

気持ちを切り替えて、コンディションを整えて、また復活して欲しいと思います。
それだけの選手だと思うし、日本水泳界もそう考えているでしょう。

競泳各選手あれこれ②

2013年08月11日 | 競泳
涙のち微笑み・・・。

重圧と期待と現実の間で苦しんだ選手たち。
結果が出せなかったが
最後は復調の兆しが見え、またはリレーで個人記録を上回るタイムで泳ぎ
役割を果たして笑顔を見せた選手もいた。

当初は痛々しい程だったが、それでも少しでも笑顔を見たらホッとしましたわ。

昨年の国内大会で世界記録を叩きだした平泳ぎの山口観弘は、
以降、記録保持者としての重圧に苦しんで
萩野公介と同年齢ながら、すっかり溌剌さが失われてしまってたが。

200m決勝でメダルには届かなかったが、復調の兆しは見えた。
リキみが吹っ切れたように感じた。
本人も何かを掴みかけたようで、今後に光明が見えた気がする。


北島康介も
五輪を終えてブランクを作り、年齢も30才。
ベストとは言えないコンディションで100m決勝に残ったのはサスガだが。
やっぱりメダルに絡まない北島を見るのは寂しい。

~とはいえ、北島も「持ってる男」。
最終日のメドレーリレーでは米国の引継ぎ違反もあって銅メダルを獲得!
またしても、丸腰で帰らない強さを見せた。

もちろん、リレーの泳者としても個人レースより好タイムで泳ぎ
立派に仕事を果たした。

入江陵介の事も励まし、最後は抱き合う姿も感動的だった。
「繰上げだってメダルはメダル」
「他チームの失格で銅。これもリレー」と
堂々と語られると納得するしかありません。

大会終わってオランダ開催の短水路ワールドカップに旅立ち、
さっそく個人リレーの自己記録を更新。
※これだけの選手になると個人リレーも速いんだよな
 萩野は別格として・・・

試合会場で地元の英雄ピーターファンデン・ホーヘンバンドと旧交を温めたりして
すっかり水泳を楽しむモードに入ってるようです。
※そういや、世界水泳でも50m自由形に33才のローランド・スクーマン(南ア)が
 出場し決勝で7位に入ってたな。さすがにトップ集団には入り込めないが、
 21.67秒はアフリカ新記録だそうで、それって自己新でもあるワケで。
 大したもんだと感慨深いですよ・・・。


そして、鈴木聡美。

今回は五輪メダル獲得による挨拶回りなどで調整不良。
大会前から記録が伸びず、苦しんでの出場。
大一番で起死回生のタイムなるかと期待されたが、体重の調整も不十分だった模様。

やはり個人レースは決勝にも残れず。
厳しい結果となり、「試合前は怖くて泣いてました」なんてコメントまで・・・。

それでも、最終日のメドレーリレーは少し吹っ切れたように伸びを取り戻し
第二泳者の役割を果たし、レース後は笑顔を見せてくれた。

やっと聡美スマイルが見れたよ・・・。

次の機会、もっと笑顔を見せてくれる事を祈りたいです。

競泳各選手あれこれ①

2013年08月10日 | 競泳
世界水泳、悲喜こもごも。
それぞれの感情が見て取れました。

最後に美味しいトコ取りして、最高に爽やかな笑顔を見せた瀬戸大也。

全ての競技で決勝に残り、序盤の競技では銀メダルを獲りながら、
最後の最後で悔しい思いをした萩野。
※ただし前半好調だった時も浮かれた様子が無かったのは
 彼の底知れない向上心の表れとも言え、やはり末恐ろしいとしか
 言えない・・・。

松岡修造氏に「ウルトラ・ヘアー」と無理やり名付けられたモヒカンで奮闘した自由形の新星・塩浦もナイスな笑顔。

結果を出せず落胆の表情を見せた松田丈志。
「僕色のメダル」「康介さんを手ぶらで帰すわけにはいかない」という
名言を聞かせてくれたナイスガイも、
今回は言葉少な・・・。

藤井拓郎や上田春佳は、
世界レベルの事は分かってて達観した印象さえある。
世界は世界、自分は自分。
とにかく力を出し切るだけ・・・と。

高校生スイマー渡部香生子も、今回は過度な期待に晒されず、
自然な表情をしていたような・・・。

「期待されるうちが花」とも言うが
やはり過度の期待が選手に与えるプレッシャーって、酷だよねぇ・・・。

2013年世界水泳の感想②

2013年08月08日 | 競泳
競泳に関しては調子がそのままタイムに現れるから
ベテランの試合運びの妙・・・も通じない部分がある。
※フェルプスくらいになると、緩急や揺さぶりと
 いった駆け引きも上手かったけどね。
 根本的に速かったって事もあるが・・・。

・・・よって
たとえ五輪でメダルを獲得した選手でも今回不出来だったら
メダルに届かず、決勝にすら残れない・・・という結果に終わる。

それが水の中で速さを競う競泳の怖さ。

ロンドンではノーマークの中ノビノビ泳いでメダルを獲得した鈴木聡美も
今回は「(泳ぐのが)怖くて泣いていた」と告白するほど。
※それをインタビューで正直に言葉にする率直さも
 彼女に魅力なんですがね・・・

フォーム改造に悩んだ松田丈志(バタフライ)も完敗。
日本のお家芸・平泳ぎも厳しい結果。さすがの北島康介も5位。
立石諒も、好調が伝えられた金藤も、200m平泳ぎ世界記録保持者の山口観弘もメダルに届かず。

「2名そろって表彰台」と期待された200m背泳ぎも、入江陵介が4位、萩野公介が6位と厳しい結果。
※これまでメダル獲って当たり前で金を狙っていた入江など、
 ショックのあまり「引退」を匂わせるコメントさえ発してしまった。 

そんな中、背泳ぎの寺川綾は安定感を発揮し、五輪に続きメダル獲得。
100mと50mで銅、表彰台でも落ち着いた表情。

寺川は女子のメドレーリレーでも自身の100メートル背泳ぎの日本記録を0秒13更新。
後に控える鈴木聡美、星奈津美、上田春香に繋げた。

「若手の育成」「自由形」は以前から日本競泳界の課題とされていたが
だまって手をこまねいていないトコロが偉いところ。

北島康介が連覇を果たした08年の北京五輪で、目立った新戦力の台頭がない事に危機感を抱いた日本水泳連盟は、
有望な中高生を優先的に短水路Wカップなどの国際大会に派遣し、海外合宿も実施。
瀬戸、萩野も強化選手に選ばれ、実力を延ばしたというワケだ。

自由形においては、海外大会への派遣基準を緩和し、やはり経験を積ませる方針を示した。
その結果、男子の4×200mリレーで決勝に残って5位に食い込む健闘。
また、男子100m自由形では塩浦慎理が予選を突破し、メドレーリレーでも最終泳者として堂々とメダルに貢献した。

平井伯昌ヘッドコーチは
「アジア人だから体格やパワーで欧米人に勝てない等とは言ってはいられない」
「現に中国や韓国の選手は自由形で勝っている」・・・と前向きコメント。

確かに、孫楊(中国)は金メダル3個を獲得しているし、今回は出場しなかった朴泰桓(韓国)も世界大会でメダルを多数獲得している。

これまで、日本選手も(自由形が強い)オーストラリア修行などの機会があったが
海外遠征での実戦経験を加えて実力アップに繋げて欲しいものだ。

実際、世界水泳が終わったばかりだというのに、
出場メンバーのうち数名はオランダで行われている「短水路ワールドカップ」に向かっている。

五輪直後もそうだったが、選手達は大きな大会の後でもインカレなど、それぞれ自分の大会が待っているのだ。
タフです。アタマが下がります。

中には「短水路ワールドカップはリラックスして泳げてイイ」なんていう選手もあり、リフレッシュになってる部分もありそう。

五輪・世界水泳と大きな大会が終わり、次はリオデジャネイロ。
それまで実力を蓄え、大きな結果を生んで欲しい。

2013年世界水泳の感想①

2013年08月07日 | 競泳
7月28日~8月4日まで、スペインのバルセロナで行われた「2013世界水泳」が終了した。

いや~、いつもながら
オリンピックや世界水泳は、連日のTV観戦と、
録画素材の即編集、ディスクへのコピー、HDDの容量空け
・・・と連日慌しいです。

しかも、
最終日には男子400m個人メドレーで瀬戸大也が初優勝で金メダル!!

男子リレーも4位から(1位のアメリカ失格で)3位に繰り上げし銅メダル獲得!
大会を通じ、日本のメダル獲得は金1・銀2・銅3と合計6個となった。

1年前のロンドン五輪で11個ものメダルを獲得した日本競泳陣、
メダルの数こそ減ったが、ロンドンで獲れなかった金メダルの獲得は
大いに喜ばしい事だと思う。

日本のロンドン五輪メダリストは、無条件で出場となった今大会。
日本競泳陣が、そのままメダルを量産する地力を獲得したのか?
また、若手が(世界で戦う経験を積みつつ)どれくらい力を出せるか?
・・・という点に注目が集まったワケだが。

日本選手権の5競技でメダルを獲った萩野が、早々に自由形400mで銀という快挙!
1位は自由形(中長距離)第一人者・孫楊(中国)で、アジア人でのワンツー・フィニッシュは感慨深かった。

萩野は200m個人メドレーでも堂々と銀を獲得!
目標としたライアン・ロクテ(米)にこそ身体ひとつ離されたが、
最後、ティアゴ・ペレイラ(ブラジル)やラースロー・シェー(ハンガリー)という
「本物の世界的オールラウンダー」を抜き去った姿は圧巻だった。
スキンヘッドのベテラン・シェーはフェルプスなどに阻まれて金こそ量産していないが
常に表彰台に立ち続けてきた実力者。
「こんなオールラウンダーが日本にも出てこないかなぁ」とか私は思っていたのですが
本当に出てきましたよ!18歳の若武者・萩野が!

正直、萩野がロンドンで獲得した400m個人メドレー銅メダルに関しては、
シェーが不調のフェルプスをペースメーカーにして決勝進出を逃してしまうミスもあり
ラッキーな要素もあったと思うのだが。
今回は、実力も実力。
五輪の結果だって「ラッキーも実力のうち」と思えてくる。

世界の超一流選手に挑む日本の若者。
山本貴司も松田丈志も堂々とスーパー・スターのマイケル・フェルプスに挑んだ。

・・・本当に競泳の世界大会は素晴らしい。

世界水泳2013バルセロナ結果一覧②

2013年08月05日 | 競泳
2013年バルセロナ世界水泳選手権
競泳第7日目 8/3

【50m男子自由形】
<決勝>
 (1)セザール・シエロフィリョ(ブラジル)21秒32
 (2)モロゾフ(ロシア)21秒47
 (3)ボベル(トリニダード・トバゴ)21秒51

【自由形男子1500m】
<予選>
 (09)平井彬嗣(柏洋スイマーズ柏)15分03秒45=敗退
 (12)宮本陽輔(自衛隊)15分09秒21=敗退

【背泳ぎ男子50m】
<予選>
  入江陵介(イトマン東進)=棄権

【バタフライ男子100m】
<決勝>
 (1)チャド・レクロー(南アフリカ)51秒06
 (2)ラースロー・シェー(ハンガリー)51秒45
 (3)チェルニアク(ポーランド)51秒46

【自由形女子50m】
<予選>
 (25)松本弥生(日体大大学院)25秒69=敗退

【自由形女子800m】
<決勝>
 (1)ケイティ・レデッキー(米国)8分13秒86=世界新
 (2)フリース(デンマーク)8分16秒32
 (3)ボイル(ニュージーランド)8分18秒58

【平泳ぎ女子50m】
<予選>
 (34)金藤理絵(Jaked)32秒37=敗退
     鈴木聡美(ミキハウス山梨)=棄権

【背泳ぎ女子200m】
<決勝>
 (1)メリッサ・フランクリン(米国)2分4秒76
 (2)ホッキング(豪州)2分6秒66
 (3)コールドウェル(カナダ)2分6秒80

【バタフライ女子50m】
<決勝>
 (1)ヤネッテ・オッテセン(デンマーク)25秒24
 (2)陸(中国)25秒42
 (3)クロモウィジョジョ(オランダ)25秒53

【バタフライ男子100m】
<決勝>
 (1)チャド・レクロー(南アフリカ)51秒06
 (2)ラースロー・シェー(ハンガリー)51秒45
 (3)チェルニアク(ポーランド)51秒46

2013年バルセロナ世界水泳選手権
[競泳第8日目 8/4]

【背泳ぎ男子50m】
<決勝>
 (1)カミーユ・ラクール(フランス)24秒42
 (2)ストラビウス(フランス)24秒54
 (2)グレイバーズ(米国)24秒54

【平泳ぎ女子50m】
<決勝>
 (1)ユリア・エフィモワ(ロシア)29秒52
 (2)メイルティテ(リトアニア)29秒59
 (3)ハーディ(米国)29秒80

【自由形女子50m】
<決勝>
 (1)ラノミ・クロモウィジョジョ(オランダ)24秒05
 (2)キャンベル(豪州)24秒14
 (3)ハルサル(英国)24秒30

【個人メドレー男子400m】
<決勝>
 (1)瀬戸大也(JSS毛呂山)4分08秒69
 (2)カリッシュ(米国)4分09秒22
 (3)ペレイラ(ブラジル)4分09秒48
 (5)萩野公介(東洋大)4分10秒77
<予選>
 (2)瀬戸大也(JSS毛呂山)4分12秒96=決勝進出
 (4)萩野公介(東洋大)4分13秒80=決勝進出

【自由形男子1500m】
<決勝>
 (1)孫楊(中国)14分41秒15
 (2)コクラン(カナダ)14分42秒48
 (3)パルトリニエリ(イタリア)14分45秒37

【リレー男子400mメドレー】
<決勝>
 (1)フランス3分31秒51
 (2)オーストラリア3分31秒64
 (3)日本(入江、北島、藤井、塩浦)3分32秒26
<予選>
 (5)日本(入江、北島、藤井、塩浦)3分34秒25=決勝進出

【個人メドレー女子400m】
<決勝>
 (1)カティンカ・ホッスー(ハンガリー)4分30秒41
 (2)ベルモンテガルシア(スペイン)4分31秒21
 (3)ベイゼル(米国)4分31秒69
 (8)大塚美優(日体大)4分39秒21
<予選>
 (8)大塚美優(日体大)4分37秒77=決勝進出
 (18)高橋美帆(日体大)4分45秒70=敗退

【リレー女子400mメドレー】
<決勝>
 (1)米国3分53秒23
 (2)オーストラリア3分55秒22
 (3)ロシア3分56秒47
 (5)日本(寺川、鈴木、星、上田)3分58秒06
<予選>
 (5)日本(寺川、鈴木、星、上田)4分0秒18=決勝進出

世界水泳2013バルセロナ結果一覧①

2013年08月04日 | 競泳
もう、連日の水泳TV観戦で結果追うだけで精一杯です(苦笑)

初日から一気に羅列して行きます。

2013年バルセロナ世界水泳選手権:
[競泳第1日目 7/28]

【自由形男子400m】
<決勝>
 (1)孫楊(中国)3分41秒59
 (2)萩野公介(東洋大)3分44秒82=日本新
 (3)ジェガー(米国)3分44秒85
<予選>
 (4)萩野公介(東洋大)3分46秒92=決勝進出

【平泳ぎ男子】
<準決勝>
 (8)北島康介(日本コカ・コーラ)59秒92=決勝進出
<予選>
 (3)北島康介(日本コカ・コーラ)59秒88=準決勝進出
 (20)山口観弘(東洋大)1分0秒69=敗退

【リレー男子400m】
<決勝>
 (1)フランス3分11秒18
 (2)米国3分11秒42
 (3)ロシア3分11秒44
 (8)日本(塩浦慎理、小長谷研二、藤井拓郎、伊藤健太)3分14秒75
<予選>
 (8)日本(塩浦慎理、小長谷研二、藤井拓郎、伊藤健太)3分15秒46=決勝進出

【自由形女子400m】
<決勝>
 (1)ケイティ・レデッキー(米国)3分59秒82
 (2)コスタシュミット(スペイン)4分2秒47
 (3)ボイル(ニュージーランド)4分3秒89
<予選>
 (15)五十嵐千尋(横浜サクラSS)4分12秒44=敗退

【バタフライ女子100m】
<準決勝>
 (16)星奈津美(スウィン大教)59秒42=敗退
<予選>
 (16)星奈津美(スウィン大教)59秒18=スイムオフの末、準決勝進出

【個人メドレー女子200m】
<準決勝>
 (11)渡部香生子(JSS立石)2分11秒50=高校新、敗退
 (14)寺村美穂(セントラル)2分14秒02=敗退
<予選>
 (9)渡部香生子(JSS立石)2分12秒28=準決勝進出
 (12)寺村美穂(セントラル)2分12秒91=準決勝進出

【リレー女子400m】
<決勝>
 (1)米国3分32秒31
 (2)オーストラリア3分32秒43
 (3)オランダ3分35秒77
 (7)日本(上田春佳、山口美咲、内田美希、松本弥生)3分39秒45
<予選>
 (8)日本(上田春佳、山口美咲、内田美希、松本弥生)3分39秒24=決勝進出


2013年バルセロナ世界水泳選手権
[競泳第2日目 7/29]

【自由形男子200m】
<準決勝>
 (3)萩野公介(東洋大)1分46秒87=決勝進出
<予選>
 (4)萩野公介(東洋大)1分47秒33=準決勝進出

【平泳ぎ男子100m】
<決勝>
 (1)クリスチャン・スプレンガー(オーストラリア)58秒79
 (2)ファンデルバーグ(南アフリカ)58秒97
 (3)リマ(ブラジル)59秒65

 (6)北島康介(日本コカ・コーラ)59秒98

【背泳ぎ男子100m】
<準決勝>
 (4)入江陵介(イトマン東進)53秒41=決勝進出
 (6)萩野公介(東洋大)53秒68=決勝進出
<予選>
 (4)入江陵介(イトマン東進)53秒66=準決勝進出
 (7)萩野公介(東洋大)53秒94=準決勝進出

【バタフライ男子50m】
<決勝>
 (1)セザール・シエロフィリョ(ブラジル)23秒01
 (2)ゴッドソー(米国)23秒05
 (3)ブスケ(フランス)23秒11

【平泳ぎ女子100m】
<準決勝>
 (12)鈴木聡美(ミキハウス山梨)1分7秒83=敗退
<予選>
 (11)鈴木聡美(ミキハウス山梨)1分7秒79=準決勝進出
 (27)渡部香生子(JSS立石)1分9秒28=敗退

【背泳ぎ女子100m】
<準決勝>
 (4)寺川綾(ミズノ)59秒80=決勝進出
<予選>
 (7)寺川綾(ミズノ)1分0秒09=準決勝進出
 (28)赤瀬紗也香(日体大)1分2秒51=敗退

【バタフライ女子100m】
<決勝>
 (1)サラ・ショーストロム(スウェーデン)56秒53
 (2)クーツ(オーストラリア)56秒97
 (3)ボルマー(米国)57秒24

【個人メドレー女子200m】
<決勝>
 (1)カティンカ・ホッスー(ハンガリー)2分7秒92
 (2)クーツ(オーストラリア)2分9秒39
 (3)ベルモンテガルシア(スペイン)2分9秒45


2013年バルセロナ世界水泳選手権
[競泳第3日目 7/30]

【自由形男子200m】
<決勝>
  (1)ヤニク・アニェル(フランス)1分44秒20
  (2)ドワイヤー(米国)1分45秒32
  (3)イゾトフ(ロシア)1分45秒59

  (5)萩野公介(東洋大)1分45秒94

【自由形男子800m】
<予選>
 (14)平井彬嗣(柏洋スイマーズ柏)7分56秒69=敗退

【平泳ぎ男子50m】
<準決勝>
  (15)北島康介(日本コカ・コーラ)27秒82=敗退
<予選>
 (9)北島康介(日本コカ・コーラ)27秒43=準決勝進出

【背泳ぎ男子100m】
<決勝>
 (1)マシュー・グレイバーズ(米国)52秒93
 (2)プラマー(米国)53秒12
(3)ストラビウス(フランス)53秒21
 (4)入江陵介(イトマン東進)53秒29 
 (7)萩野公介(東洋大)53秒93

【バタフライ男子200m】
<準決勝>
 (09)小堀勇気(セントラルスポーツ)1分56秒15=敗退
 (11)松田丈志(コスモス薬品)1分56秒42=敗退

<予選>
 (8)小堀勇気(セントラル)1分56秒64=準決勝進出
 (11)松田丈志(コスモス薬品)1分57秒14=準決勝進出

【自由形女子200m】
<予選>
 (17)五十嵐千尋(横浜サクラSS)1分59秒00=敗退

【自由形女子1500m】
<決勝>
  (1)ケイティ・レデッキー(米国)15分36秒53=世界新
  (2)フリース(デンマーク)15分38秒88
 (3)ボイル(ニュージーランド)15分44秒71

【平泳ぎ女子100m】
<決勝>
  (1)ルタ・メイルティテ(リトアニア)1分4秒42
  (2)エフィモワ(ロシア)1分5秒02
  (3)ハーディ(米国)1分5秒52

【背泳ぎ女子100m】
<決勝>
 (1)メリッサ・フランクリン(米国)58秒42
 (2)シーボム(オーストラリア)59秒06
 (3)寺川綾(ミズノ)59秒23


2013年バルセロナ世界水泳選手権
[競泳第4日目 7/31]

【100m男子自由型】
<準決勝>
 (10)塩浦慎理(中大)48秒51=敗退
<予選>
 (04)塩浦慎理(中大)48秒52=準決勝進出
 (31)伊藤健太(ミキハウス)49秒91=敗退

【自由形男子800m】
<決勝>
 (1)孫楊(中国)7分41秒36
 (2)マクブルーム(米国)7分43秒60
 (3)コクラン(カナダ)7分43秒70

【平泳ぎ男子50m】
<決勝>
 (1)キャメロン・ファンデルバーグ(南アフリカ)26秒77
 (2)スプレンガー(豪州)26秒78
 (3)ゾルジ(南アフリカ)27秒04

【バタフライ男子200m】
<決勝>
 (1)チャド・レクロー(南アフリカ)1分54秒32
 (2)コルゼニオフスキ(ポーランド)1分55秒01
 (3)呉鵬(中国)1分55秒09

【個人メドレー男子200m】
<予選>
 (02)萩野公介(東洋大)1分57秒73=準決勝進出
 (12)瀬戸大也(JSS毛呂山)1分59秒25=準決勝進出

【自由形女子200m】
<決勝>
 (1)メリッサ・フランクリン(米国)1分54秒81
 (2)ペレグリニ(イタリア)1分55秒14
 (3)ムファ(フランス)1分55秒72

【背泳ぎ女子50m】
<準決勝>
 (2)寺川綾(ミズノ)27秒70=決勝進出
<予選>
 (3)寺川綾(ミズノ)28秒05=準決勝進出

【バタフライ女子200m】
<準決勝>
 (4)星奈津美(スウィン大教)2分7秒18=決勝進出
<予選>
 (3)星奈津美(スウィン大教)2分7秒59=準決勝進出


2013年バルセロナ世界水泳選手権
[競泳第5日目 8/1]

【100m男子自由型】
<決勝>
 (1)ジェームズ・マグヌッセン(豪州)47秒71
 (2)フェーゲン(米国)47秒82
 (3)エイドリアン(米国)47秒84

【200m男子平泳ぎ】
<準決勝>
 (7)山口観弘(東洋大)2分10秒00=決勝進出
 (8)立石諒(ミキハウス)2分10秒01=決勝進出
<予選>
 (5)山口観弘(東洋大)2分10秒17=準決勝進出
 (6)立石諒(ミキハウス)2分10秒41=準決勝進出

【背泳ぎ男子200m】
<準決勝>
 (3)入江陵介(イトマン東進)1分56秒14=決勝進出
 (5)萩野公介(東洋大)1分56秒24=決勝進出
<予選>
 (7)萩野公介(東洋大)1分57秒52=準決勝進出
 (8)入江陵介(イトマン東進)1分57秒53=準決勝進出

【個人メドレー男子200m】
<決勝>
 (1)ライアン・ロクテ(米国)1分54秒98
 (2)萩野公介(東洋大)1分56秒29
 (3)ペレイラ(ブラジル)1分56秒30
 (7)瀬戸大也(JSS毛呂山)1分58秒45

【自由形女子100m】
<予選>
 (28)上田春佳(キッコーマン)55秒78=敗退

【平泳ぎ女子200m】
<準決勝>
 (05)金藤理絵(Jaked)2分23秒28=決勝進出
 (11)鈴木聡美(ミキハウス山梨)2分25秒77=敗退
<予選>
 (04)金藤理絵(Jaked)2分23秒91=準決勝進出
 (11)鈴木聡美(ミキハウス山梨)2分27秒31=準決勝進出

【背泳ぎ女子50m】
<決勝>
 (1)趙菁(中国)27秒29
 (2)傅園慧(中国)27秒39
 (3)寺川綾(ミズノ)27秒53

【バタフライ女子200m】
<決勝>
 (1)劉子歌(中国)2分4秒59
 (2)ベルモンテガルシア(スペイン)2分4秒78
 (3)ホッスー(ハンガリー)2分5秒59
 (4)星奈津美(スウィン大教)2分6秒09

【リレー女子800m】
<決勝>
 (1)米国(レデッキー、ブリーランド、ビスポ、フランクリン)7分45秒14
 (2)豪州7分47秒08
 (3)フランス7分48秒43
 (8)日本(五十嵐、上田、宮本、高野)7分58秒15
<予選>
 (7)日本(五十嵐、上田、宮本、高野)7分56秒86=決勝進出


2013年バルセロナ世界水泳選手権
[競泳第6日目 8/2]

【50m男子自由形】
<予選>
 (10)塩浦慎理(中大)22秒02=日本新、準決勝進出
 (28)伊藤健太(ミキハウス)22秒77=敗退
<準決勝>
 (15)塩浦慎理(中大)22秒04=敗退

【平泳ぎ男子200m】
<決勝>
 (1)ダニエル・ギュルタ(ハンガリー)2分7秒23
 (2)コッホ(ドイツ)2分8秒54
 (3)マットソン(フィンランド)2分8秒95

 (7)山口観弘(東洋大)2分9秒57
 (8)立石諒(ミキハウス)2分10秒28

【背泳ぎ男子200m】
<決勝>
 (1)ライアン・ロクテ(米国)1分53秒79
 (2)カベキ(ポーランド)1分54秒24
 (3)クレアリー(米国)1分54秒64
 (4)入江陵介(イトマン東進)1分55秒07
 (5)萩野公介(東洋大)1分55秒43

【バタフライ男子100m】
<予選>
 (15)藤井拓郎(コナミ)52秒50=準決勝進出
 (25)小堀勇気(セントラルスポーツ)53秒11=敗退
<準決勝>
 (13)藤井拓郎(コナミ)52秒27=敗退

【リレー男子800m】
<決勝>
 (1)米国(ドワイヤー、ロクテ、ハウチン、ベレンズ)7分1秒72
 (2)ロシア7分3秒92
 (3)中国7分4秒74
 (5)日本(萩野、外舘、小堀、松田)7分4秒95
<予選>
 (3)日本(松田、外舘、小堀、瀬戸)7分09秒98=決勝進出

【自由形女子100m】
<決勝>
 (1)ケート・キャンベル(豪州)52秒34
 (2)ショーストロム(スウェーデン)52秒89
 (3)クロモウィジョジョ(オランダ)53秒42

【平泳ぎ女子200m】
<決勝>
 (1)ユリア・エフィモワ(ロシア)2分19秒41
 (2)ペデルセン(デンマーク)2分20秒08
 (3)ローレンス(米国)2分22秒37
 (4)金藤理絵(Jaked)2分22秒96

【背泳ぎ女子200m】
<予選>
 (13)赤瀬紗也香(日体大)2分10秒87=準決勝進出
 (14)大塚美優(日体大)2分11秒69=準決勝進出
<準決勝>
 (13)赤瀬紗也香(日体大)2分11秒48=敗退
 (14)大塚美優(日体大)2分11秒68=敗退


2013年バルセロナ世界水泳選手権
[競泳第7日目 8/3]

【50m男子自由形】
<決勝>
 (1)セザール・シエロフィリョ(ブラジル)21秒32
 (2)モロゾフ(ロシア)21秒47
 (3)ボベル(トリニダード・トバゴ)21秒51

【自由形男子1500m】
<予選>
 (09)平井彬嗣(柏洋スイマーズ柏)15分03秒45=敗退
 (12)宮本陽輔(自衛隊)15分09秒21=敗退

【背泳ぎ男子50m】
<予選>
  入江陵介(イトマン東進)=棄権

【バタフライ男子100m】
<決勝>
 (1)チャド・レクロー(南アフリカ)51秒06
 (2)ラースロー・シェー(ハンガリー)51秒45
 (3)チェルニアク(ポーランド)51秒46

【自由形女子50m】
<予選>
 (25)松本弥生(日体大大学院)25秒69=敗退

【自由形女子800m】
<決勝>
 (1)ケイティ・レデッキー(米国)8分13秒86=世界新
 (2)フリース(デンマーク)8分16秒32
 (3)ボイル(ニュージーランド)8分18秒58

【平泳ぎ女子50m】
<予選>
 (34)金藤理絵(Jaked)32秒37=敗退
  鈴木聡美(ミキハウス山梨)=棄権

【背泳ぎ女子200m】
<決勝>
 (1)メリッサ・フランクリン(米国)2分4秒76
 (2)ホッキング(豪州)2分6秒66
 (3)コールドウェル(カナダ)2分6秒80

【バタフライ女子50m】
<決勝>
 (1)ヤネッテ・オッテセン(デンマーク)25秒24
 (2)陸(中国)25秒42
 (3)クロモウィジョジョ(オランダ)25秒53

【バタフライ男子100m】
<決勝>
 (1)チャド・レクロー(南アフリカ)51秒06
 (2)チェー(ハンガリー)51秒45
 (3)チェルニアク(ポーランド)51秒46

バルセロナ世界水泳 第3日目

2013年08月01日 | 競泳
【男子200m個人メドレー】
二つ目のメダルを狙う萩野公介(東洋大)が1分57秒73の全体2位で準決勝に進んだ。
瀬戸大也(JSS毛呂山)は1分59秒25の同12位で準決勝進出。

【女子50m背泳ぎ予選】
100mで銅メダルを獲得した寺川綾(ミズノ)が28秒05の全体3位で予選通過。

【女子200mバタフライ予選】
ロンドン五輪銅メダリストの星奈津美(スウィン大教)が2分7秒59の3位で準決勝に進出。

【女子1500m自由形決勝】
今大会は世界記録がなかなか出ないが、ケイティ・レデッキー(米国)が15分36秒53をマークして優勝。
ワールドレコードが生まれた。


バルセロナ世界水泳 第2日目

2013年07月31日 | 競泳
7/30に行われた水泳の世界選手権、
日本選手にとっては悔しい結果が多い日だった。

【100m女子背泳ぎ決勝】
ロンドン五輪銅メダルの寺川綾(ミズノ)が59秒23で銅メダルを獲得。
トップは、メリッサ・フランクリン(米)で、タイムは58秒42。五輪に続いての優勝。
2位は、オーストラリアのエミリー・シーボーン。これまた五輪でも銀を獲得した選手。
寺川としては、安堵の意味もある順位だった。

【男子100m背泳ぎ決勝】
ロンドン五輪銅メダルの入江陵介(イトマン東進)が53秒29の4位でメダルに届かず。
萩野公介(東洋大)は53秒93の7位だった。
世界大会と五輪でメダルを獲得してきた競技で3位内に入れなかった入江。
悔しそうな表情が印象的だった。
なお、
優勝は、五輪でも金メダルを獲得したマシュー・グレイバーズ(米)で、タイムは52秒93。

【男子200m自由形決勝】
萩野公介が1分45秒94の5位。
さすがの怪童も連日のメダルはならず。
以前は、ソープとファンデンホーヘンバンド、フェルプスで戦っていた200フリー。
日本人が決勝進出するだけでも凄いのだが、萩野は3位以内を期待させるのだから恐れ入る。
なお、
トップはヤニック・アニエル(仏)。ロンドン五輪に続いての優勝。

ほか、
男子50m平泳ぎ準決勝は、北島康介(日本コカ・コーラ)が27秒82の15位で敗退。
本職外とはいえ決勝に進んで欲しかったが・・・。

また、男子200mバタフライ準決勝では、
小堀勇気(セントラルスポーツ)が1分56秒15の9位、
ロンドン五輪銅メダルの松田丈志(コスモス薬品)が1分56秒42の11位で落選。

宮から平井コーチ傘下に活動場所を移した松田、好調は伝えられてなかったが、敗退は寂しい。

しかし、金メダリストはロンドンでも優勝したメンツが大半なのな。
銀メダリストも・・・。

男子100m平泳ぎ予選では、200mで世界記録を持つ山口観弘(東洋大)が
1分0秒69の全体20位で予選敗退。「自分らしくない泳ぎ」と肩を落としたという。

日本にも大舞台で当たり前のように記録を出す選手が現れて欲しい。
プレッシャーがあろうと、結果を出せずに叩かれようと、
「次で勝てば」「結果を出せば」ファンも周りもマスコミも手のひらを返すのだ。

どうか開き直って泳いでほしい。

バルセロナ世界水泳 第1日目:萩野、自由形で銀メダル!!

2013年07月30日 | 競泳
07/29(月)バルセロナ世界水泳
【男子400m自由形】

萩野公介選手が堂々の銀メダル獲得!

世界選手権で同種目の日本人メダリストは初めて。
オリンピックを含めれば、
1956年メルボルン五輪・60年ローマ五輪で
山中毅さんが銀メダルを獲得して以来。
山中さん自体が伝説の存在みたいに思える男子自由形だが
実に53年ぶりの快挙!

あの松田丈志が保持した日本記録を更新する3:44.82。

アマ・ボクシングで言えば、桜井孝雄さん以来の金メダリストになった
村田諒太みたいなモノか。
しかも、本人は「タイムが遅かった。初めて海外の一流選手と泳いでペースが掴めなかった」と浮かれてはいないとか。
その辺も凄い!

なお、
優勝は孫楊=Sun Yang(中国)
3位は、イエガー=Conner Jaeger(米)
4位は、Ryan Cochrane(カナダ)

孫楊の第一人者ぶりも大したもんです。
ワンツーをアジア人が飾るとはね、感慨深いですなぁ・・・。

【男女400mリレー】

日本チームが決勝進出。下位とはいえ立派。
女子は、7位。
男子は、8位だが、世界選手権史上初の決勝進出で
平井コーチは強化のおかげと語ったそうな。

【男子100m平泳ぎ準決勝】

北島康介は、59.92の8位でギリギリ決勝へ。
1位通過はクリスチャン・スプレンガー(豪州)59.23、
2位通過にケヴィン・コーデス(米国)59.78、
さらに、キャメロン・ファンデルバ(南ア)59.78。
1位~8位までが0.61差の接戦。

北島が決勝で修正能力を発揮すれば上位進出もあるかも知れないが、
予選より準決勝は記録を落としているというし、その辺は心配。

プールで半ケツ

2013年07月03日 | 競泳
区民プールで泳ぐ前
トイレに行って水着を たくし上げ
腰の紐を結ぼうとしたら片方が入り込んでいて
腰スカスカで泳ぐ事になったのよね



でも
つい、普通にプールの壁から蹴伸びスタートやったら
すごく尻と前が涼しくなってですな

気がついたら半ケツ(以上)が出てましてな
水中で慌てて水着を たくしあげたんですが
高いトコから見ている監視スタッフには気付かれたかも知れませんわ

いや~、恥ずかしい

北京五輪での金メダル・インタビュー後、北島康介選手が
締め付けキツイ水着をズラして少し半ケツ状態になって
新宿2丁目界隈を大喜びさせたというが

今回の私ゃ、完全に半ケツ以上になっていましたよ

誰も喜んじゃくれませんがね・・・

久々プールへ

2013年06月10日 | 競泳
すごく久々にプールに行った

実は左手の関節痛は完治せず
腱鞘炎みたいになっているのだが

養生ばっかりしてても仕方ない
泳いで水流のマッサージ効果を狙うのも良かろう・・・と
勝手に素人判断して泳ぎに出かけた

暑いし
ちびスケも連れて行って欲しがってるし

~で
泳いだら、やっぱり痛かった(涙)
プールから上がるとき、両手で身体を持ち上げようとしたら
左手が「ズキーッ!!」と痛みましてな

もう泣きそうですよ

以降は、ほとんど片手クロール、片手バタフライですよ

まぁ、ちびスケのスイムに付き合った時間の方が長いですがね

片手ターンをスクールで教わったとか言うので
「こうか?」と、やって見せ

後で「先生もあんな風にターンしてたか?」
「私のターンは参考になったか?」と聞いたら

「見てなかった」とか抜かしやがった!

アホ―――――――――――――!!!!(涙)


競泳ジャパンオープン2013:結果

2013年05月30日 | 競泳
先日、ジャパープン2013(長水路50m)が行われ、
意外な結果や順当な結果が入り混じった大会となった。

各種目の優勝者、および世界水泳選手権2013の日本代表選手などを記載してみました。

男子 自由形 50m決勝
1. 伊藤 健太

男子 自由形 100m決勝
1. 伊藤 健太
3. 萩野 公介

男子 自由形 200m決勝
1. 外舘 祥

男子 自由形 400m決勝
1. 外舘 祥

男子 自由形 1500m決勝
1. 平井 彬嗣

男子 背泳ぎ 50m決勝
1. 入江 陵介

男子 背泳ぎ 100m決勝
1. 入江 陵介
3. 萩野 公介

男子 背泳ぎ 200m決勝
1. 入江 陵介

男子 平泳ぎ 50m決勝
1. 岡 晃一郎
4. 北島 康介

男子 平泳ぎ 100m決勝
1. 北島 康介
3. 立石 諒
7. 山口 観弘

男子 平泳ぎ 200m決勝
1. 小日向一輝
2. 立石 諒
3. 北島 康介

男子 バタフライ 50m決勝
1. 塩浦 慎理
8. 伊藤 健太

男子 バタフライ 100m決勝
1. 梅本 雅之

男子 バタフライ 200m決勝
1. 平井 健太
2. 松田 丈志
5. 小堀 勇氣

男子 個人メドレー 200m決勝
1. 萩野 公介
2. 瀬戸 大也

男子 個人メドレー 400m決勝
1. 瀬戸 大也
2. 萩野 公介


女子 自由形 50m決勝
1. 内田 美希
3. 松本 弥生
4. 山口 美咲
5. 上田 春佳

女子 自由形 100m決勝
1. 松本 弥生
2. 内田 美希
3. 山口 美咲
4. 上田 春佳

女子 自由形 200m決勝
1. 五十嵐千尋
2. 上田 春佳
3. 高野  綾

女子 自由形 400m決勝
1. 五十嵐千尋
2. 高野  綾

女子 自由形 1500m決勝
1. 藤野 舞子

女子 背泳ぎ 50m決勝
1. 寺川 綾

女子 背泳ぎ 100m決勝
1. 寺川 綾
2. 赤瀬紗也香
5. 大塚 美優

女子 背泳ぎ 200m決勝
1. 赤瀬紗也香
2. 大塚 美優

女子 平泳ぎ 50m決勝
1. 鈴木 聡美
4. 金藤 理絵

女子 平泳ぎ 100m決勝
1. 鈴木 聡美
2. 金藤 理絵
3. 渡部香生子

女子 平泳ぎ 200m決勝
1. 金藤 理絵

女子 バタフライ 50m決勝
1. 加藤 ゆか
4. 星 奈津美

女子 バタフライ 100m決勝
1. 星 奈津美

女子 バタフライ 200m決勝
1. 星 奈津美
3. 大塚 美優

女子 個人メドレー 200m決勝
1. 渡部香生子
2. 寺村 美穂

女子 個人メドレー 400m決勝
1. 大塚 美優
2. 高橋 美帆

勝てば持ち上げ、負ければ「どうした!?」と叱責されるスポーツ界。
アマでも同じ。結果が全て。

平泳ぎの山口は苦悩の中。
メダリストの松田もフォームチェンジでタイムが上がらず。
北島は体力の回復が課題。
入江は背泳ぎ第一人者の意地を見せつつも、「記録が・・・」と浮かぬ顔。

荻野は先日勝ったジャパン・スイムに比べ、不調。
勝ったレースの出来はよかったらしいが、

鈴木聡美は100mと50mで優勝しながらも、200mは体調不良で入賞ならず。

悲喜交々だが、そこでも常に高水準で泳ぐ・・・てのが
海外でも通用するジャパンのスイマーだもんな・・・・。

森田智己と萩野公介

2013年04月24日 | 競泳
アテネ五輪銅メダリスト森田智己の名前で思い出した。

水中動作、特にバサロ泳法を絶賛される萩野公介だが、169cmの森田が見せたバサロも天下一品だった。
アテネの決勝なんて、森田以外の外人選手勢は皆180cm超えた選手ばかり。
(海外の競泳選手なんて190cmくらいの背丈もザラだ)

そんな大型選手を相手に、絶品の反応速度でスタートダッシュ。スルスルと他選手を置いていく勇姿は目を見張る程だった。

アテネ翌年の日本短水路選手権は生観戦したが、スタートしたと同時にスルスルとプール中央まで躍り出す勇姿は、競技を見慣れた観衆をどよめかせる程だった。

海外大会では、大型トップ選手が長い手足を駆使するスイムの前に優勝ならなかったが、
それでも日本男児の意地を見た気がしたものだ。

上半身がブレず、下半身をイルカのように駆使する森田のバサロ泳法は、萩野の泳法にも通じる。
これを、うつ伏せにすればドリフィンキックになる。
マイケル・フェルプスがバタフライのスタートやターン後に見せる得意のドルフィンキックである。
(森田のバサロは、もっとハイテンポだったが)

平泳ぎでも15mまではドルフィンを何度打ってもよい・・・なんてルール変更が取りただされているが
そうなったらフェルプスが平泳ぎにまで進出してくるじゃないか!・・・なんて想像したワタクシでもあります。

そして
萩野は森田智己より大柄である。(180cmまでには届かないが)

森田ほどハイテンポで打たなくとも、もっとバサロやドルフィンを向上させれば世界レベルの大会で金や銀を獲得するのも夢じゃない。
スイムだって伸びしろだらけ・・・って話じゃないか。

先日の「Get Sports」では、脅威の体力・回復力・食欲が研究されていた。
屈託ない性格も頼もしい。

100m背泳ぎで優勝した後は、雄叫びを上げ、プールサイドでは少しオチャラケたポーズまで見せた。
ノッてます。
ドンドン調子に乗ってイイんじゃないですか?

結果がすべてです。
今後も乗りまくってほしいと思います。

第89回 日本選手権水泳競技大会を振り返る④

2013年04月23日 | 競泳
女子1500m自由形は、藤野舞子が優勝。
キャリアの長い選手だけに感慨深い。


男子800m自由形も、ベテラン山本耕平が優勝。
地元選手だけに、会場には横断幕が何枚も見られ、「地元って有難いなぁ」と他人事ながら思った。


男子100mバタフライも、ロンドン五輪メンバー藤井拓郎が優勝。
まだまだ頑張っている。


女子200mは、金藤理絵(Jaked)が2分23秒11で優勝。2位はロンドン五輪メダリストの鈴木聡美(ミキハウスY)、3位は今井月選手(本巣SS)。
なんと、今井は中学1年生になったばかりの12才!!。体つきも顔も幼い今井が鈴木と際どい勝負するんだから驚いた!

長らく第一人者と言われた金藤だったが、ロンドン五輪選考会で破れて出場を逸し、今回は期するものがあったであろう大会。インタビューでは込み上げるものを押さえてた感じだった。

一気に注目が集まった今井だったが、平井コーチは「あまり騒がないで欲しい」とコメント。
ロンドン五輪前に「岩崎恭子の再来!」と騒がれながら成績は振るわず、今回のレースでも決勝に進めなかった渡部香生子(JSS立石)を例に出し、「渡部も素質ある選手だがプレッシャーに萎縮してしまった。そっと成長を見守って欲しい」と続けた。

その渡部は、なんと予選で敗退。
レース後のインタビューでは涙涙で喋るのが精一杯だそうな。
若いだけに、なんとか復調してほしい。

いっぽう、今井に関してはメディアは期待を示したが、ネットなどでは「月と書いてルナ!」という名前に注目が集まっている印象。
そういう意味では「ホッ」と致しました。


女子100mバタフライは、星奈津美(スウィン大教)が58秒53の自己ベストで、この種目で初優勝。2冠達成。
2位は加藤ゆか(東京SC)。


女子200m背泳ぎは、赤瀬紗也香(日本体育大)が2分09秒37で初優勝。


女子50m自由形は、松本弥生(日体大大学院)が上田春佳(キッコーマン)をかわし25秒46で優勝。


男子200m平泳ぎは、世界記録保持者の山口観弘(志布志DC)が2分09秒31でゴール。2位に2秒近い大差をつける優勝だった。
山口は派遣標準記録を突破し、世界選手権代表に内定。

以下、山口のコメント
「世界新を出したときよりも今日勝ててうれしかった。ホッとしました。バルセロナでは200mで金メダルを目標に頑張る。今回のタイムには納得していない。周りは世界記録を期待していたと思うが、なかなか出るものではない。これまでで一番つらい日本選手権だったが、たくさんの人にサポートしてもらえてすごく感謝している。世界選手権で自己ベストを狙いたい」


そして注目の200m背泳ぎ。
100mでは萩野に敗れた入江だったが、得意の200mでは第一人者の意地を見せた。
序盤から快調に飛ばしてリード、萩野が持ち味のバサロキックで抜いてきても、残り50メートルのスイムで突き放し、萩野とのデッドヒートを制した。

敗れても萩野は派遣標準記録を突破し、入江とともに同種目の世界選手権代表に内定。
萩野は今大会すべて派遣標準記録を切ったため、6種目で代表に内定している(400メートル個人メドレーはロンドン五輪銅メダルを獲得したため自動内定済み)。

やっぱり200m背泳ぎが印象深かったなぁ。
本人はどう思っているか分からないが、そのキャリアにて入江は良い勝負に恵まれている。

国内では、アテネ五輪銅メダリスト森田智己に挑む形で台頭、
世界では、帝王アーロン・ピアソルに挑戦。
ピアソル引退後もロクテという強敵と戦う事になった。
ロンドン五輪200m背泳ぎでロクテに勝っても、1位にはクレアリーが滑り込み、「世界には強豪がゴロゴロいる」とファンは思い知った。
さらに、萩野の台頭で後輩に追われる立場にもなった。

やはり、今後も目が離せない選手だと思う。
今大会は萩野ばかりが目立った選手権となったが、
最後、私は入江の勝負師っぷりに感じ入った。(本人は「タイムが遅い」と不満だったそうだが)

今後、大きな世界大会で、ましてや五輪で金となったらドラマチックこの上ない状況だ。
むしろそう捉えてほしい。
頑張れ入江!