そして、決勝に進出した中
惜しかったのは、やはり背泳ぎの入江陵介。
帝王ピアソルに挑み続け、一時は世界記録保持者となるも、違反水着の着用が原因で記録は抹消。
(本人や周囲は全く知らなかったようだが)
このままじゃ、SPEEDOの高速水着が巻き起こした世界水泳連盟の混乱期にピークを迎えた選手
・・・って事になってしまうじゃないか。
今大会では、五輪後から続いていた肩の痛みが取れず、ベストな泳ぎが出来ない状態だったとか。
4月の日本選手権でも100mでは萩野に敗れて2位。
(200mではうまいレース運びで優勝したが)
しかし、その後も状態が回復する事なく、世界大会を迎えていたのだが、
それでも入江は、「エースと呼ばれるには金メダルを獲れる選手でなければ」とトップを狙って泳いだそうな。
これまでも世界的な大会で銅や銀は獲得してきた。
北島に頼ってばかりいられない日本の競泳界で次期エースと目されたのは入江だった。
目指すは金。ピアソルが引退した今、狙うは新たに背泳ぎの世界的第一人者となったライアン・ロクテ。
そのロクテに挑んだロンドン五輪では、悲願のロクテ越えなったが、その先にクラーリーが1位で滑り込むという波乱!
「世界には速い選手がいくらでもいる」という現実を身をもって知らされた。
今回のバルセロナ世界大会でも、より良い色のメダルを狙って泳いだが、
100mは3位に0秒08差の4位で、数年ぶりの無冠。
「このまま終わってなるものか」と彼らしからぬ厳しい言葉で得意の200mでの巻き返しを誓ったが、
前半からロクテと勝負するように積極的に入ったが、後半は失速して4位という惜しい結果に終わっている。
レース前の「入江、萩野のダブル・メダル」なんて国内メディアの喧騒が虚しくなる結果・・・。
レース後のインタビューでは苦渋の表情で
「もう自分はトップに立てない人間なのか?」
「後進も出てきたし考えなければならない」と発言。
周囲と自身の期待と現実との違いに苦しみ、
「弱いから辛い」とコメント。
そこで北島康介に「強いから辛いんだ」とフォローしてもらい。
翌日のメドレーリレー前の調整中に瀬戸大也の金メダル獲得を知って
サブプールで感激のあまり大泣き!
そして、最後のメドレーリレーでは、第一泳者としてチームの3位入賞に貢献。
すべてのレースを終えた安堵もあってか、北島康介と一緒に銅メダルを
獲得した事もあってか、最後は笑顔を取り戻していた。
もうね、婦女子の皆さん
2次元に気を取られてる場合じゃないですよ。
「自分はエースにならなきゃ」
「もう背泳ぎ王子とか言われてる場合じゃない。勝つ“男”になるんだ」とばかりに
日本競泳界を牽引しようと頑張りつつも
やっぱり顔を見せたのは「涙を見せてしまう少年っぽさ」
イイじゃないですか。
自分らしく泳いで自分らしく振舞えば。
エースの重圧を被せられる事も、自身が自覚しすぎる事もない。
見てるこっちも、入江陵介が最後に見せた笑顔で救われました。
本人の今後にとっても収穫と言えるでしょう。
結果の良くないレース後、選手はナーバスな事を発言したりします。
気持ちを切り替えて、コンディションを整えて、また復活して欲しいと思います。
それだけの選手だと思うし、日本水泳界もそう考えているでしょう。
惜しかったのは、やはり背泳ぎの入江陵介。
帝王ピアソルに挑み続け、一時は世界記録保持者となるも、違反水着の着用が原因で記録は抹消。
(本人や周囲は全く知らなかったようだが)
このままじゃ、SPEEDOの高速水着が巻き起こした世界水泳連盟の混乱期にピークを迎えた選手
・・・って事になってしまうじゃないか。
今大会では、五輪後から続いていた肩の痛みが取れず、ベストな泳ぎが出来ない状態だったとか。
4月の日本選手権でも100mでは萩野に敗れて2位。
(200mではうまいレース運びで優勝したが)
しかし、その後も状態が回復する事なく、世界大会を迎えていたのだが、
それでも入江は、「エースと呼ばれるには金メダルを獲れる選手でなければ」とトップを狙って泳いだそうな。
これまでも世界的な大会で銅や銀は獲得してきた。
北島に頼ってばかりいられない日本の競泳界で次期エースと目されたのは入江だった。
目指すは金。ピアソルが引退した今、狙うは新たに背泳ぎの世界的第一人者となったライアン・ロクテ。
そのロクテに挑んだロンドン五輪では、悲願のロクテ越えなったが、その先にクラーリーが1位で滑り込むという波乱!
「世界には速い選手がいくらでもいる」という現実を身をもって知らされた。
今回のバルセロナ世界大会でも、より良い色のメダルを狙って泳いだが、
100mは3位に0秒08差の4位で、数年ぶりの無冠。
「このまま終わってなるものか」と彼らしからぬ厳しい言葉で得意の200mでの巻き返しを誓ったが、
前半からロクテと勝負するように積極的に入ったが、後半は失速して4位という惜しい結果に終わっている。
レース前の「入江、萩野のダブル・メダル」なんて国内メディアの喧騒が虚しくなる結果・・・。
レース後のインタビューでは苦渋の表情で
「もう自分はトップに立てない人間なのか?」
「後進も出てきたし考えなければならない」と発言。
周囲と自身の期待と現実との違いに苦しみ、
「弱いから辛い」とコメント。
そこで北島康介に「強いから辛いんだ」とフォローしてもらい。
翌日のメドレーリレー前の調整中に瀬戸大也の金メダル獲得を知って
サブプールで感激のあまり大泣き!
そして、最後のメドレーリレーでは、第一泳者としてチームの3位入賞に貢献。
すべてのレースを終えた安堵もあってか、北島康介と一緒に銅メダルを
獲得した事もあってか、最後は笑顔を取り戻していた。
もうね、婦女子の皆さん
2次元に気を取られてる場合じゃないですよ。
「自分はエースにならなきゃ」
「もう背泳ぎ王子とか言われてる場合じゃない。勝つ“男”になるんだ」とばかりに
日本競泳界を牽引しようと頑張りつつも
やっぱり顔を見せたのは「涙を見せてしまう少年っぽさ」
イイじゃないですか。
自分らしく泳いで自分らしく振舞えば。
エースの重圧を被せられる事も、自身が自覚しすぎる事もない。
見てるこっちも、入江陵介が最後に見せた笑顔で救われました。
本人の今後にとっても収穫と言えるでしょう。
結果の良くないレース後、選手はナーバスな事を発言したりします。
気持ちを切り替えて、コンディションを整えて、また復活して欲しいと思います。
それだけの選手だと思うし、日本水泳界もそう考えているでしょう。