あるBOX(改)

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感想:「牛若丸あきべぇvsファカルド・バキロフ」

2009年09月25日 | ボクシング
「牛若丸あきべぇvsファカルド・バキロフ」

2007年 9月17日
後楽園ホールで行われた「牛若丸あきべぇvsファカルド・バキロフ」戦。
8RでTKO勝ちした牛若丸あきべぇ、浜田剛史の日本記録「15」に並んだワケで。

「次は日本タイトルを狙いたい」と、日本ウエルター級タイトル戦での新記録達成を希望。
強敵・湯場との対戦が見えてきた。

まぁ、バキロフ戦
相手は「足は木製、ヒザだけ関節のないゴム人形」に見えて「あれが世界ウェルター級11位」と言われても首を傾げるしか無いのだが。

まぁ、第2Rに左カウンターを受けても耐えたフィジカル強度は、さすが「協栄」さすが「亀田家」ってな印象。

「3回で口を開けた(早!)」バキロフには、スタミナ切れの兆候も。
全盛よりも老け込んだ風貌に「35才」という年齢が垣間見える。
例によって「ああ、やっぱり。そういう相手を選んだのね」・・・・と。

ボディも交えた攻撃で追い上げた牛若丸、第8Rにも猛攻を続け、相手はへたり込むようにダウン。
出血も見られたバキロフ、防戦に回り、レフェリーが試合を止めた。
(マーチン氏は第7Rに「ガクリ」と後退するバキロフ見て、割り込もうとしかけたから、まぁタイミング的に「早過ぎるストップ」では無かったと思います)

まぁ、文句もあるが、新記録じゃないから良しとするか。

全盛の浜田さんだったら・・・・
この日のバキロフなら「2Rの打ち合いの中、先手攻撃が好奏し、同時打ちタイミングで一瞬早く相手を捉え、豪快KO」なんてあったと思うんでねぇ。
(15連続目のダウトーン・チュワタナ戦なんて「スピードとタイミングの芸術」さえ感じさせる素晴らしいKOだった・・・)

さてさて、湯場戦の実現なるか?
湯場の左がカウンターになったら、さすがの「鍛錬ボクサー」も耐えられないと思うが・・・。