あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

ガメラ・オールナイトから一週間

2019年02月09日 | 映画
ガメラのオールナイトから一週間。

実は当日前後で行きたいイベント
あったのよね…。



原一男監督+ほっしゃん対談、
「東アジア文化都市2019豊島」での
島本和彦と藤田和日郎のトークショー。



さすがに体がシンドクて行けず。
でも、風邪も治ったし…

そろそろ、お出掛けしたいですねぇ。

「沖縄スパイ戦史」を観た

2019年02月09日 | 映画
今日はポレポレ東中野。
「沖縄スパイ戦史」です。

監督舞台挨拶回だか、時間は短い模様。



さて、見終わったが、かなりキましたね。
沖縄戦にまつわる少年ゲリラ兵、軍命による強制移住と
マラリア地獄、やがて始まるスパイ虐殺……

やはりヘヴィなドキュメンタリー映画だった。



終わった後、三上智恵監督の舞台挨拶あり。
とても5~6分では終わらず。

「 (沖縄の) 桜を見る回は人数も増えていた」との報告で終了。



衝撃だったのは沖縄で終わったゆえ「沖縄スパイ戦史」であった事。
本土決戦となっても同様の惨劇となる準備が行われていた事。

隣組を密告の温床とし、魔女のように吊す。憲兵がいなければ隣人同士で!

映像も戦死者の生々し過ぎる姿もあり、ショックは大きかった。
日本軍が護るのは国体。そのために民衆を切り捨てる。



沖縄が見捨てられた?いや本土でも民衆が「使われる」準備が進められていた。
そして「これも」今と地続きの話である…。

ゾッとした。外は雪が降っていた。



次の作品の上映が始まった。

三上智恵監督はロビーでサインを続けていた。
涙を流しながら三上監督に話し掛ける人もいた。
降雪による交通機関の乱れも予想された上映。

舞台挨拶では「片手で足りる人しか来ない事も覚悟したが、
50人を超えるお客さんがいらした」と感激を語っておいででした。



キネマ旬報2018年文化映画ベストテンで、堂々1位に
なったことも肯ける内容だった。
(ちなみに私が応援した「ニッポン国VS泉南石綿村」は2位)

現在「#沖縄スパイ戦史」はアンコール上映中。
ポレポレ東中野2月9日(土)〜3月1日(金)
*2/13(水)18:50の回上映後、大矢英代監督による舞台挨拶あり



大阪府シアターセブン2月9日(土)〜2月22日(金)
長野県上田映劇3月1日(金)〜3月15日(金)
沖縄県桜坂劇場3月16日(土)より公開

三上監督は「取材の結果幸せになった人はいないかも」と
後ろめたさを語る。
しかし、生き残った元少年ゲリラ兵が植るカンヒザクラの
遺族花見会は参加者が増えているという。



そこは短い時間ではとても話しきれないという事で…
後日談的な事がWeb「マガジン9」で紹介されているとの事。
読んでみようと思います。

映画「ごっこ」 GIF 動画

2019年02月09日 | 映画
千原Jr.パパやん

さすがはボクシングファンにしてジム通い経験者。

絶妙に後頭部を打たない仰向けダウンです!



アクションコーディネーターの潮見勇輝氏の話では
「まずは安全が最優先」という事だったから
ここでも指導があったのかも…。

たいへん失礼ながら当初は「ごっこ でアクション指導?」とか不思議で…。
殺陣が必要な物凄い格闘シーン見当たらないし。

でも正に「アクション=動き」なんですよね。
飛び降りたり、転倒したりを如何に危険なく終えるかの指導。
映画には色々な方が携わっていらっしゃると改めて知りました。

私も一応ボクシングファンなんですが

足を跳ね上げて背中から倒れたら(直前に意識飛んでるとはいえ)後頭部バウンドするくらい頭が前後するんですよね。

普通の状態でも勢いや自重で後頭部打ちつけてフラフラ…なんてある筈。
作家の安倍譲二氏はそれを避ける技術があることを語っていました。

高名な世界王者とのスパーリング経験もある元ボクサー安倍譲二氏。



柔道的な受け身が間に合わない時は自分で首の筋肉を固め、さらに首を丸めて後頭部をキャンバスに叩きつけないようにすると語ってました。

タイソンに倒されたラリー・ホームズが後頭部を打たない姿勢を取ったのに感心されてましたね。