あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

ショック!ナンシー関、急死!

2002年06月12日 | サブカル
知らない人は知らないだろうが。

消しゴム版画家のナンシー関さんが急死した。
以下、夕刊記事から。 

消しゴム版画と辛口の人物評で人気を集めていたナンシー関
(ナンシー・せき、本名関直美=せき・なおみ)さんが12日
午前0時47分、虚血性心不全のため東京都目黒区の病院で
死去した。

39歳だった。
青森市出身。所属事務所によると、関さんは11日夜、知人と
食事後、帰宅途中のタクシーの中で気分が悪くなり、病院に
運ばれた。

葬儀の日取りなどは未定。 

消しゴムを彫った版画が認められ、大学を中退し、プロの
イラストレーターに。

週刊誌の表紙や挿絵を担当したほか、「週刊朝日」「週刊文春」
などで風刺の利いたコラムも執筆した。(時事通信)

・・・・ショックだ。ワタシャこの人のコラムが大好きだった。
辛辣な人物評を、エンターテイメントとして昇華した独自の文体は、
知らず知らずのウチに自分のカキコミにも影響が現れてると思う。

こんなコト表明するのもナンだが、ワタシ自身は、生真面目な正論や
「これも日本のボクシングの為を思っての事です」みたいな批判表現は
嫌いなので、「エンターテイメントとしての業界批判」を目指している
のだが(マダマダなのは自覚しております)、
その お手本としてナンシーさんの数々のコラムがあった気がする。

「芸能人の悪口ばっか書いてた人」と思われてた方は、
ぜひナンシーさんのコラムを読んで欲しい。

悪口を捻り出す為の人物洞察。それこそが彼女の真骨頂だった。

愛嬌ある巨漢だった彼女。その体型が寿命を縮めたのだろう。
テリー伊藤や松尾貴史、清水ミチコ
(ナンシーの実家「関硝子店」前で撮った記念写真をナンシー用の
年賀ハガキとして使用した事あり)、高田文夫、高橋春男、対談やってた
町山広美、「10点さしあげる」の高橋洋二・・・・等など、
親交のあった方々は激しく お嘆きだろう。

もっともっと彼女の「本人は全然辛口と思っていなかった辛口コラム」を
読みたかった。
また世の中がつまんなくなるな。

どうでもいい奴ばっか生き残りやがるぜ!・・・合掌!


最新の画像もっと見る

コメントを投稿