3月27日に堀切菖蒲園に行ったことを書きましたが、その顛末と後日談です。本日また行ってきました。その理由とは。
十年来所有しておりますクリスタルのシャンデリア・パーツが先月割れていることを発見しました。かなり大きなパーツで、将来ペーパーウエイトに使おうと秘蔵しておりました。あるパーツショップの閉店セールで、誰も買わずに残っていたのを見つけたもので、自慢の品です。
割れてしまい一時は捨てようかとも思いましたが、70%は残っており品質もかなりいいものなので修理加工しようと考えました。ネットで一日掛りで探しました。
まず、クリスタル製品販売店です。ここは売るだけで修理は無理でした。次にクリスタルガラスの製品の工場に聞いて見ました。ここも製造だけで相談にも乗って頂けずでした。ただ会話の中で、砥石を持っているところが良いのではというヒントを得ました。
サンドブラストなどの工房も候補になりましたが、砥石と言えば江戸切り子です。
検索方法を変えて「クリスタルガラスの修理」でやってみました。そこで見つけたのが、日経ビジネスのネット版です。それも最新号で「江戸切り子の工場が、クリスタルガラスの修理を引き受けてくれる」と掲載されていました。
で、3月27日、堀切菖蒲園にある「㈱清水硝子」に持参したのです。事情を説明したところ、打てば響くような素早い反応で引き受けてくれました。職人の世界の技術力を感じたのでした。
蛇足ですが、商談の後、「江戸切り子」の工場を拝見できました。工場見学の大好きな私としては望外の付録になったのでした。
購入時点のシャンデリアパーツです。大小あります。パーツショップの説明では「スワロフスキー」製だそうです。
これが割れた状態です。携帯と比べてもその大きさが判るでしょう。左側切断面の加工方法にいくつか希望を出しました。
これが修理完成状態です。破断面に平行にカットしていただき、さらに周囲の約5mm幅の帯を延ばしていただき、全周を帯で囲んでもらいました。
会社の責任者の方の説明によりますと、全体が大振りに見事にカット加工されているので、破断面も平面でカット仕上げをしたほうが良いのではと、別の「平面加工」専門の職人さんに加工を依頼してくれたそうです。一線の職人さんたちには、それぞれ専門技術が確立されており、それでこそのプロの職人さんであると感じたのでした。
事務所にはこの会社の製品である「江戸切り子」の製品がいろいろ展示されており、酒の飲めない私でもワイングラスなどが欲しくなったのです。ワインの好きな知人夫婦に機会を作ってプレゼントしようかと考えたのでした。
関心のある方は、リンクからぜひ「清水硝子」さんを訪問してみてください。
楽しい一日でした。
十年来所有しておりますクリスタルのシャンデリア・パーツが先月割れていることを発見しました。かなり大きなパーツで、将来ペーパーウエイトに使おうと秘蔵しておりました。あるパーツショップの閉店セールで、誰も買わずに残っていたのを見つけたもので、自慢の品です。
割れてしまい一時は捨てようかとも思いましたが、70%は残っており品質もかなりいいものなので修理加工しようと考えました。ネットで一日掛りで探しました。
まず、クリスタル製品販売店です。ここは売るだけで修理は無理でした。次にクリスタルガラスの製品の工場に聞いて見ました。ここも製造だけで相談にも乗って頂けずでした。ただ会話の中で、砥石を持っているところが良いのではというヒントを得ました。
サンドブラストなどの工房も候補になりましたが、砥石と言えば江戸切り子です。
検索方法を変えて「クリスタルガラスの修理」でやってみました。そこで見つけたのが、日経ビジネスのネット版です。それも最新号で「江戸切り子の工場が、クリスタルガラスの修理を引き受けてくれる」と掲載されていました。
で、3月27日、堀切菖蒲園にある「㈱清水硝子」に持参したのです。事情を説明したところ、打てば響くような素早い反応で引き受けてくれました。職人の世界の技術力を感じたのでした。
蛇足ですが、商談の後、「江戸切り子」の工場を拝見できました。工場見学の大好きな私としては望外の付録になったのでした。
購入時点のシャンデリアパーツです。大小あります。パーツショップの説明では「スワロフスキー」製だそうです。
これが割れた状態です。携帯と比べてもその大きさが判るでしょう。左側切断面の加工方法にいくつか希望を出しました。
これが修理完成状態です。破断面に平行にカットしていただき、さらに周囲の約5mm幅の帯を延ばしていただき、全周を帯で囲んでもらいました。
会社の責任者の方の説明によりますと、全体が大振りに見事にカット加工されているので、破断面も平面でカット仕上げをしたほうが良いのではと、別の「平面加工」専門の職人さんに加工を依頼してくれたそうです。一線の職人さんたちには、それぞれ専門技術が確立されており、それでこそのプロの職人さんであると感じたのでした。
事務所にはこの会社の製品である「江戸切り子」の製品がいろいろ展示されており、酒の飲めない私でもワイングラスなどが欲しくなったのです。ワインの好きな知人夫婦に機会を作ってプレゼントしようかと考えたのでした。
関心のある方は、リンクからぜひ「清水硝子」さんを訪問してみてください。
楽しい一日でした。