新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
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DVD「隊長ブーリバ」

2011-01-20 18:02:22 | 芸術鑑賞
やっと今日観てみました。記憶にないようなので初見です。

物語
ポーランド軍に協力してブーリバ隊長(ユール・ブリンナー)が率いるコサックの大軍が、トルコ軍を撃破します。ウクライナ占領を目指すポーランド軍司令官は、コサック軍を陥れる。
草原に隠れたコサックの隊長ブーリバは十数年後、成長した息子二人をポーランド人を知るためにキエフの大学に留学させる。
長男アンドレー(トニー・カーチス)はそこで総督の娘(クリスーティーネ・カウフマン)と恋に落ちる。当然支配者達の妨害にあい、息子達は故郷に帰る。
ポーランド王が、戦にコサック軍の力を利用しようとするが集結したコサック軍は前回の苦い記憶から、剣をポーランド軍に向け反乱を起こす。そして。

1962年の製作です。コサック兵ですから大量の馬が登場します。良い時代の映画です。コサックの兵が酒を飲むシーンでは大合唱です。有名なコサックのダンスもあります。
ユール・ブリンナーのあの大げさな身振りが全編続きます。トニー・カーチスの甘い顔はコサック兵ではありません。

ともかくクリスーティーネ・カウフマンを見るために買ったのですから満足です。このとき彼女は17歳だそうです。素敵です。
この映画がきっかけでトニー・カーチスと不倫をし、大スキャンダルの後彼と結婚したのです。その後離婚していますが。

ロシア文学の巨匠が原作らしいのですが、当時如何してこんな作品が作られたのでしょうか。特にタイトルバックのコサックの兵士の絵が続くのですが、まったく馬鹿にしたタッチで描かれています。




コメント
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