新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
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「昭和の名人完結編 二代目桂枝雀(壱)」

2011-02-08 18:02:22 | 芸術鑑賞
とうとう「昭和の名人完結編」が発売が始まりました。
第1巻は二代目桂枝雀です。あのオーバーな仕草とあの『すビバせんネ』をはじめとする独特の語り口です。上方落語はあまり聴きませんが、抵抗なく聞けるのは師匠の桂米朝と桂枝雀です。米朝は別格として枝雀はなぜ聴く様になったかきっかけは思い出せませんが、昔から聴いていました。
また、NHK大阪制作の枝雀主演の「なにわの源蔵事件帳」も楽しんでいました。新書版の原作も探して買ったほどです。枝雀のイメージが強かったのでしょう、明治維新頃の上方の捕り物帳も愛読したものです。残念です。

枝雀の上方弁はとても聞きやすいです。今の若手漫才師の大阪弁はなぜか汚い感じを受けてしまいます。なぜなのでしょうか。

演目
①代書
まったくばかばかしい登場人物の描写はいつ聞いても枝雀は面白いです。

②親子酒
東西どちらの落語でも大変有名ですが、めちゃくちゃな人間描写は枝雀独特の世界です。

本日CDで久し振りに聴いたのですが、桂枝雀の落語はこれこそDVDで映像で見るものだと思いました。なんどもTVで見ていますので、音声からその仕草を想像できますが、やはり映像でなくてはとつくづく感じました。(動画検索でいくつか楽しめますが)

なお、初回発売では枝雀のクリヤーファイルとCDクリーナーが付いてきます。

コメント
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