新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
写真の無断使用はお断りします

あんなところに「アオゲラ」

2011-10-28 18:02:22 | 山の鳥
朝晩寒くなりました。体が朝の寒さに慣れていないので、どうしても早起きができません。
いつもの林道についたときは、とうに9時は過ぎていました。でも朝日は弱弱しく夏のキリリとした強さはもうありません。

林道は曲がりくねっていますので、山陰に入るとまだ寒さが残っています。日の当たっている部分では「チリチリ」「ジジ」と地鳴きが聞こえてきますが、木立の中にいて見える場所には出てきてくれません。

その時頭上から「ケケケ」と大きな声が降ってきました。探してみるとかなり高い木の梢に「アオゲラ」がいるではありませんか。
「アオゲラ」といえば幹にしがみついている姿が思い出されます。
それが「モズ」や「ホオジロ」のように梢にとまっているとは、信じられませんでした。

何か嘴を動かしているようにも見えます。図鑑によりますと冬には木の実も食べると書いてありました。
冬近い弱い青空をバックに、日が当たっていない梢の撮影に苦労した記憶があります。

コメント
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