新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
写真の無断使用はお断りします

神刀流剣武道全国大会を見学

2011-10-30 17:17:44 | その他
知人の身内の方が、ある武道の高位の幹部の方で、その流派の全国大会があるということで相模原市民会館ホールへ昨日出かけました。
もう一人の友人の二人で出かけたのです。昨日の報告通り午前中は胃カメラ検診で、午後一の見学となりました。もう一人の知人もかなり遠方からの参加で、午後1時はちょうど良い加減でした。

秋山小兵衛が好きな私としては古武道、特に居合道に関心がありまして、いろいろな流派のサイトものぞいていました。残念ながら神刀流は知らなかったのですが、この機会に調べてみました。
大会資料などによりますと、現代剣舞の祖と言われる日比野雷風が明治二十三年に創始したものだそうです。
もともと雷風は神刀流として居合道・居合抜刀術を指導してきたのですが、彼の能力を見込んだ当時の有力者から、武士道を教え普及させてほしいとの要望があり、剣術、居合術、柔術の三法に舞の要素を取り入れ芸術的色彩を咥えて完成したのだそうです。

以下その演武を紹介しますが、デジカメでノーフラッシュです。満足な画像ではありませんがお許しください。




大体演武はこのような構成になっています。舞台中央に演者、上手に詩吟演者、さらに上手に伴奏者として尺八と琴の演者がいます。

かなり女性の演者の割合が多く、この三人も女性です。


さて私のお目当ては、居合・試し切りです。

なかなかタイミングがつかめず撮影に苦労しました。




最後は参加者全員による詩吟がありました。(たぶん神刀流の詩吟ではなかったでしょうか)


武道の流派の全国大会を見学して、このような世界があるのに驚きました。みなさんかなりの年配の方々です。同然でしょう。みなさん本部の役員とか、地方本部の部長とか道場の館長とか高段者の方々でした。生き生きとしておられました。

昔、大学に進学した時に、射撃部か合気道部か居合道部に入部を少し考えた時期がありました。結局どこにも入部せず、一年生の分校時代だけ水泳部でした。また人生が変わっていたかもしれません。そんなことを考えた一日でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする