線路に落下物が！！

ずっと強風が続いています。夜にかけて雨もひどくなりそうです。

所要で近くの私鉄の支線に初めて乗りました。この地に住んで４０年近くなりますが、この二駅しかない支線には乗ったことがありませんでした。
終点には国立の広場があるだけで、いつもは車で通りかかるだけでした。がこの数年この地区の開発が進み、高層マンションや分譲地が建設されショッピングセンターもできました。最近どうしても欲しいアウトドアグッズを探しにセンターに出かけたのです。

支線に乗って初めて気が付いたのですが、この支線単線でした。１時間に３本しか走っていないのです。ですから昼間の買い物は車になってしまいますね。

さて買い物は入手できずそのまま戻ることにしたのです。３両連結でちらほら空席があるくらいの混み具合です。発車して５分位でしょうか。突然電車が停止しました。
『お客様にお知らせします。線路上に落下物があるので、取り除くためしばらく停車します』とアナウンスがありました。
運転席を見ると、運転手が立ち上がりながら自分で放送しているのです。そうです目の前の状況を見ながら放送しているのです。
運転手が車外に降りていきます。車掌がいかないところを見ると、どうもこの支線ワンマン運転のようでした。

こんなチャンスはないと、早速先頭部に駆けつけました。数メートル先の線路上に風で飛ばされたのでしょう、屋根に使う合成樹脂の波板が１枚落ちていました。運転手が線路わきに運んでいました。風にあおられ持ちにくそうでした。
よく車内放送でありますが、実際にはなかなか見られません。架線に引っかかっていたらこんな簡単には処置できないでしょう。
終点でのお詫びのアナウンスでは、６分遅れになったと言っていましたが、そんなにかかった感じはありませんでした。

でも、先頭車両まで見に来た人は私だけでした。ほかの乗客は何もなかったように座席に腰かけたままです。
私としては、大災害の襲来が近づいているのに、常にアンテナを張っていなければいけないと思っています。

大災害に備えるのはいつですか？「それは今でしょう！！」